Suzuki Baleno (2017 year). Instruction japanese — part 4
2
必読! 安全なドライブのために
2-12
エンジン始動直後の空ぶかし
や急発進、急加速をしない
80J064
エコドライブのため、空ぶかしや急発
進、急加速はしないでください。
→ 2-31ページ
携帯電話やナビゲーションな
どに気を取られないで
85K2114
ハンドルの中に手を入れてス
イッチなどを操作しない
80J034
•
周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
•
バックミラーだけでは周囲の安全が
十分に確認できません。車を前進ま
たは後退させるときは、車から降り
て自分の目で周囲を確認してくださ
い。
エンジン始動直後は暖まっていない
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
すると、エンジン故障の原因となり
ます。
•
運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを操作しないでください。
会話や電話の操作に気を取られ、
思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
•
運転者は、走行中にテレビを見たり、
ナビゲーションやオーディオなどを
操作したりしないでください。前方
不注意で思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-13
ブレーキペダルに足を乗せた
まま走行しない
走行中はニュートラルに
しない
80J035
こんなときどうする?
•
警告灯が点灯したら?
警告メッセージが表示されたら?
ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 1-16ページ(警告灯)
→ 3-101ページ
•
床下に強い衝撃を受けたら?
ただちに安全な場所に停車し、ブレー
キ液や燃料が漏れていないか、排気
管などに異常がないか点検してくだ
さい。異常が見つかったときは、スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご連
絡ください。
•
タイヤが突然パンクしたら?
ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
•
ブレーキペダルが重く感じたら?
車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。エ
ンジンの負圧が低下していると、ブ
レーキペダルを踏んだときに重く感
じることがありますが、異常ではあ
りません。そのままペダルを強く踏
んでください。
•
ブレーキから金属音(キーキー音)
が聞こえたら?
すみやかにスズキサービス工場で点
検を受けてください。ディスクブレー
キのパッド(スズキ純正部品)には、
走行中に金属音が発生することで使
用限度(交換時期)近くまで摩耗した
ことを警報する機能があります。
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
緊急時以外は、走行中にセレクトレ
バーを
(ニュートラル)にしな
いでください。エンジンブレーキが
まったく効かないため、思わぬ事故
の原因となります。
N
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-14
長 い 下 り 坂 で は エ ン ジ ン ブ
レーキを使用する
長い下り坂ではエンジンブレーキ(※)
を併用してください。アクセルペダル
から足を離し、走行速度にあわせて、次
のようにします。
•
セレクトレバーを
に入れて、適
切なギヤポジョンにシフトダウンし
ます。
→ 4-16ページ
•
マニュアルモードでは、パドルシフ
トスイッチ(−側)を操作して、適
切なギヤポジションにシフトダウン
します。
→ 4-16ページ
※エンジンブレーキとは、走行中にア
クセルペダルから足を離したときに
起こるブレーキ効果のことをいいま
す。エンジンブレーキは低速ギヤほ
どよく効きます。
80J1003
横風が強いときは
72J20330
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通りすぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがあります。
あわてずハンドルをしっかり握り、徐々
にスピードを落として進路を立て直し
てください。
金属音が発生したまま走行を続けな
いでください。ブレーキが効かなく
なり、事故につながるおそれがあり
ます。
L
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。
ʁʟʒ
ʊɰʽ
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-15
草の生い茂った場所は走行し
ない。
68P020002
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
80J039
水たまりを高速で通り抜けな
い
72J20350
草などが駆動系部品や排気管にから
まると、駆動装置が損傷したり、火
災につながるおそれがあります。
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
ॲᄉǽǽ
ॲӏᣱǽǽ
ॲʠʶ˂ɷ
ॲʙʽʓʵ
ॲ༜Ƚɲʽʂʽʠʶ˂ɷ
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったく効かなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-16
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
72J20360
•
周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
•
ブレーキの効きが悪いときは、効き
が 回 復 す る ま で 低 速 で 繰 り 返 し ブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
冠水した場所は走行しない
80J042
万一、冠水した場所を走行したときは、
ブレーキの効きを確かめながら安全な
場所に停車し、スズキ販売店またはス
ズキ代理店にご連絡ください。また、次
の項目などについて点検を受けてくだ
さい。
•
ブレーキの効き具合
•
エンジン、トランスミッション、デ
ファレンシャルなどのオイル量およ
び質の変化(オイルが白濁している
場合は、水が混入していますのでオ
イル交換が必要です)
•
ベアリング、ジョイント部などの潤
滑不良
冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-17
スタック(立ち往生)した
ときは
•
ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転 し て 脱 出 で き な く な る こ と を ス
タックといいます。
•
前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。
・セレクトレバーを確実に入れてか
らアクセルを軽く踏んでください。
・数回行なっても脱出できないとき
は、操作を中止してください。
•
タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
•
ESP
®
装備車では、トラクションコン
トロールが脱出に適さないときがあ
ります。そのようなときは、ESP
®
OFF スイッチを操作してトラクショ
ンコントロールを作動停止の状態に
してください。
→ 4-45ページ
80J043
パーキングブレーキをしっか
りとかけて
■ 平らな場所に駐車するときは
ブ レ ー キ ペ ダ ル を 踏 ん だ ま ま、
パーキングブレーキをしっかりと
かけます。
→ 4-15 ページ(パーキングブ
68PJ20003
脱出しようとする前に、周囲の安全
を十分に確認してください。勢いよ
く発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。
(1) パーキングブレーキレバー
駐車するときは
1
(1)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-18
セレクトレバーを
に入れます。
•
ブレーキペダルからゆっくりと
足を離し、車が動き出さないこ
とを確認してください。
■ 坂道に駐車するときは
、
は、平らな場所に駐車すると
きと同じです。
市販品の輪止めや石などでタイヤ
を固定し、車が動き出さないよう
にしてください。
車を移動するときはエンジン
をかけて
エンジンをかけたまま仮眠し
ない
72J20400
•
平らな場所に少しの間駐車するとき
でも、安全のためセレクトレバーを
に入れてください。
•
寒冷時にパーキングブレーキをかけ
ると、凍結して解除できなくなるお
それがあります。坂道を避け、平ら
な場所に駐車してください。
→ 6-16ページ
急な坂道には駐車しないでくださ
い。無人で車が動き出すなど、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
2
P
P
1
2
3
坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルをまわすと
きやブレーキペダルを踏むときに強
い力が必要となって、思わぬ事故を
起こすおそれがあります。
•
周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒のおそ
れがあります。
•
無意識にセレクトレバーを動かした
り、アクセルペダルを踏み込んだり
して、思わぬ事故を起こすおそれが
あります。
•
無意識にアクセルペダルを踏み続け
ると、エンジンや排気管が過熱して
火災のおそれがあります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-19
燃えやすいものの近くに駐車
しない
80J046
車から離れるときはエンジン
を止めてドアを施錠
80J3093
少しの間でも車から離れるときは、現
金や貴重品を車内に放置しないでくだ
さい。盗難のおそれがあります。
車内にパソコンや携帯電話な
どを放置しない
盗難にあったり、水分や湿気または温
度変化などにより故障したりするおそ
れがあります。
枯れ草、紙くず、ベニヤ板などの可
燃物の近くに車を止めないでくださ
い。排気管や排気ガスが高温になる
ため、火災のおそれがあります。
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。火災や盗難など思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-20
ライターやメガネなどを放置
しない
80J1004
火気に気をつけて
80J020
セルフスタンドで給油する
ときは
•
炎天下で駐車するときは、車内にラ
イターやスプレー缶、プラスチック
製品(メガネやカード、CD ケース
など)や炭酸飲料缶を放置しないで
ください。車内が高温になるため、
ライターやスプレー缶の自然発火や
爆発による火災、メガネやカード、
CD ケースなどの変形やひび割れ、
炭酸飲料缶の破裂を起こすおそれが
あります。
•
操作部が露出しているライターやス
プレー缶をグローブボックスや小物
入れなどに入れたり、床やシートの
すきまに落としたままにしたりしな
いでください。荷物を押し込んだと
きやシートを動かしたときに、ガス
が噴出して火災につながるおそれが
あります。
必ず次のことをお守りください。
•
エンジンを止めてください。
•
給油中はドアや窓を閉めてください。
•
ガソリンは引火性が高いため、タ
バコなどの火気は厳禁です。
セルフスタンドで給油するときは必
ず次のことをお守りください。
•
フ ュ ー エ ル キ ャ ッ プ を 開 け る 前
に、車体または給油機の金属部分
に手を触れて、身体の静電気(※)
を除去してください。身体に静電
気を帯びていると、放電による火
花で燃料に引火し、やけどのおそ
れがあります。
また、給油中は車内にもどらない
でください。再び帯電するおそれ
があります。
給油するときは
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-21
無鉛ガソリン以外は使用しない
•
給油口には、静電気除去を行なった
方以外の人を近づけないでくださ
い。
※空気が乾燥すると、身体に多くの
静電気が帯電します。また、かさ
ね着をすると、繊維の摩擦により
静電気が発生します。とくに乾燥
する季節は注意してください。
•
フューエルキャップはゆっくりとゆ
るめ、空気が抜ける音が止まったら
キャップを開けます。急に開けると
燃料タンク内の圧力が急激に抜け、
燃料が吹き出すおそれがあります。
•
給油口に給油ノズルを止まるところ
まで確実に差し込んでください。ノ
ズルを確実に差し込まないと、燃料
が吹きこぼれるおそれがあります。
•
給油ノズルのレバーを止まるところ
まで確実に引いてください。
•
給油ノズルの自動停止(オートス
トップ)機能が作動したら、給油を
終了してください。自動停止後に継
ぎ足し給油をすると、燃料があふれ
出るおそれがあります。
80J1005
※給油機によっては、早期に自動停
止機能が作動して給油できない場
合があります。スタンド従業員の
指示にしたがってください。
ፕȡᠴȪ
ፈบᇣඨ
•
燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちにやわ
らかい布などでふき取ってくださ
い。火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、そのまま
放置すると、塗装のしみ、変色、ひ
び割れの原因となります。
•
給油後は、給油ノズルを確実にもと
の位置にもどし、フューエルキャッ
プをカチッという音が2回以上する
まで閉めてください。キャップが確
実に閉まっていないと、燃料が漏れ
たり、火災が発生したりするおそれ
があります。
•
燃料は人体に有害な物質を含んでい
ます。気化した燃料を吸い込まない
でください。
•
そのほか、スタンドに掲示されてい
る注意事項をお守りください。
有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、その
ほかの燃料(アルコール系、軽油な
ど)を使用すると、エンジンや燃料
配管系などに悪影響をおよぼします。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-22
オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。4-16ページの「オー
トマチック車」もあわせてお読みいた
だき、正しい取扱いをしてください。
※本書で「オートマチック車」と記載さ
れている場合、「オートマチック車」
または「CVT車」を示しています。
クリープ現象に注意して
エンジンをかけて停車しているとき、セ
レクトレバーが
以外に入ってい
ると、アクセルペダルを踏まなくても
車がゆっくり動きます。これをクリー
プ現象といいます。
(リバース)ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを
に入れると室内
で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
が
に入っていることを運転者に知
らせます。
ペダルの踏み間違いに注意
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。
•
セレクトレバーを
以外に入
れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。
•
エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ現象が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。
CVT車もクリープ現象があります。
オートマチック車を
運転するときは
P N
P N
(リ バ ー ス)ポ ジ シ ョ ン 警 告 ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
R
R
R
R
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-23
ブレーキペダルは右足で踏む
68PJ20004
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。
セレクトレバーを操作すると
きは
•
前進と後退を繰り返すときなどは、
セレクトレバーを
に入れたこと
を忘れることがあります。車を後退
させたあとは、すぐに
から
に入れる習慣をつけてください。
•
切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。
セレクトレバーの位置は目で
確認
始動時や降車時は
、前進時は
、
後退時は
にあることを目で確認し
てください。
車から離れるときは
68PJ20005
(1) ブレーキペダル
(2) アクセルペダル
アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
(1)
(2)
R
R
N
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレバー
が
以外に入っていると、車がひ
とりでに動き出すおそれがありま
す。また、車に乗り込むときに誤っ
てセレクトレバーを動かしたりアク
セルペダルを踏み込んだりして、思
わぬ急発進のおそれがあります。
P
D
R
P
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-24
SRS エアバッグシステムの効果を発揮
させるために、3-50 ページの「SRS
エアバッグ」もあわせてお読みいただ
き、正しい取扱いをしてください。
シートベルトは必ず着用
51K0007
着座姿勢
瞬時にふくらむ運転席・助手席 SRS エ
アバッグにより強い衝撃を受けるおそ
れがあるため、運転者および助手席の
同乗者は、シートに奥深くすわり、背も
たれに背中を軽くつけてください。ま
た、シートを前方に出しすぎないよう
にシートの位置を調節してください。
80J014
SRSエアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトと併用することで、
その効果を発揮するシートベルトの
補助拘束装置です。したがってSRS
エアバッグシステムが装備されてい
る車であっても、シートベルトを必
ず着用してください。
SRSエアバッグ車を
運転するときは
•
ハンドルやインパネに、顔や胸など
を近づけたり、足を置いたりしない
でください。SRS エアバッグが作
動したときの強い衝撃で、重大な傷
害を受けるおそれがあります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-25
SRS エアバッグシステムを
正常に機能させるために
66K20540
80J063
助手席 SRS エアバッグに関
する警告ラベル
助手席サンバイザーの両面には、次の
警告ラベルが貼られています。このラ
ベルは、助手席 SRS エアバッグが作動
したときにお子さま用シートにあたえ
る影響と、お子さま用シートの取り付
けに関する禁止事項を示しています。
この車の助手席にお子さま用シートを
取り付ける場合は、警告ラベルの説明
および参照先の項目をよくお読みにな
り、適切に取り付けてください。
72M00150
•
ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。
•
インパネ上面には、ステッカーを
貼ったり色をぬったりしないでくだ
さい。また、アクセサ リーや芳香
剤、ETC 車載器やポータブルカー
ナビなどを取り付けたり置いたり、
傘などを立てかけたりしないでくだ
さい。
•
エアバッグ周辺の収納スペースに
は、大きなものを置かないでくださ
い。
•
フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー(スズキ純正用品を除く)
などを取り付けないでください。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-26
警告ラベルの説明
ターボ車には特有の注意があります。
次の内容をよく読み、正しい取扱いを
してください。
ターボ車の取扱い
ターボとは、通常のエンジンより大き
な馬力を引き出す精密装置です。ター
ボ装置内のタービン(羽根)が、排気
ガスの圧力で高速回転することで、エ
ンジンに多量の圧縮空気を送り込みま
す。タービンを含むターボ装置は 700
℃以上の高温になり、その潤滑と冷却
はエンジンオイルによって行われてい
ます。
ターボ装置の故障を防ぐため、次のこ
とをお守りください。
•
エンジンオイル、オイルフィルター
は定期的に交換してください。
劣化したオイルのまま運転を続ける
と、ターボ装置の潤滑と冷却が適切
に行われず、タービン軸受部の固着
や異音の原因となります。
→ 2-30ページ(エンジンオイルを
シンボルマーク シンボルマークの意味
助手席SRSエアバッグ
装備車の助手席に、後
ろ 向 き の お 子 さ ま 用
シートを取り付けて、
お子さまを乗せること
を禁止
助手席SRSエアバッグ
がふくらむと、後ろ向
きお子さま用シートお
よびお子さまに強い衝
撃が加わることを表示
詳しくは、取扱説明書
(本書)を読むことを
指示
→ 2-6 ページ(お子
助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バ ッ グ が ふ く ら む と、お 子 さ ま 用
シートの背面に強い衝撃が加わり、
生命に関わる重大な傷害を受けるお
それがあります。
ターボ車を運転するときは
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2
必読! 安全なドライブのために
2-27
•
高速走行直後や登坂走行直後は、す
ぐにエンジンを停止しないでくださ
い。
次の表にしたがってアイドリング運
転を行い、高温になったターボ装置
を冷却してからエンジンを停止して
ください。
•
エンジンが冷えているときに、空ぶ
かしや急加速をしないでください。
車検を受けるときの注意
ESP
®
装備車をテスターに載せる場合
は、ESP
®
OFF スイッチを操作して、次
の機能を作動停止の状態にしてくださ
い。
→ 4-47ページ
•
トラクションコントロールおよびス
タビリティコントロール
•
レーダーブレーキサポートII (RBS II)
詳細については、スズキ販売店または
スズキ代理店にご相談ください。
マッチ、タバコの火は確実に
消す
80J067
エンジン停止直前の
走行状況
アイドリング運
転時間の目安
高速走行、登坂走行
約1分
市街地、郊外などの
一般走行
不要
前記にしたがって適切に取り扱わな
いと、ターボ装置の故障や破損の原
因となります。
レーダーブレーキサポート II(RBS
II
)装備車の場合、RBS II OFF ス
イッチを操作しても、ESP®は作動停
止の状態になりません。
こんなことにも注意して
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
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