Toyota Land Cruiser (2018 year). Instruction japanese — part 29
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6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
■
本革部分のお手入れの目安
品質を長く保つため、年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。
■
カーペットの洗浄
カーペットは常に乾いた状態を保つことをおすすめします。洗浄には、市販の泡
タイプクリーナーがご利用になれます。
スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り込
んでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。
■
シートベルト
刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布かスポンジを使って洗ってください。
シートベルトのすり切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。
知識
警告
■
車両への水の浸入
●
車内に水をかけたり液体をこぼしたりしないでください。
電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険
です。
●
SRS エアバッグの構成部品や配線などをぬらさないでください。
(→ P. 37)
電気の不具合により、エアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、重大
な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)
艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思
わぬ事故につながり、重大な傷害もしくは死亡におよぶおそれがあります。
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6-1. お手入れのしかた
注意
■
清掃するとき使用する溶剤について
●
変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。
・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル
カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤
・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール・その他のアルカリ性や酸
性の溶剤
●
艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあり
ます。
■
革の傷みを避けるために
皮革の表面の劣化や損傷を避けるために、次の注意をお守りください。
●
革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く
●
直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する
●
ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革
に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない
■
床に水がかかると
水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の
原因になったり、ボデーが錆びるおそれがあります。
■
フロントウインドウガラスの内側を掃除するときは
カメラセンサーのレンズに、ガラスクリーナーが付着しないようにしてくださ
い。
また、レンズにはふれないでください。(→ P. 236)
■
フロントウインドウガラス・リヤウインドウガラス・リヤクォーターガラスの
内側を掃除するときは
●
熱線やアンテナを損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わ
ず、熱線やアンテナにそって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてくだ
さい。
●
熱線やアンテナを引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。
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6
お手入れのしかた
6-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット
ボンネット解除レバーを引く
ボンネットが少し浮き上がります。
レバーを引き上げてボンネット
を開ける
■
バッテリー端子をはずすときは
バッテリー端子をはずすと、コンピューターに記憶されている情報が消去されま
す。バッテリー端子をはずすときは、トヨタ販売店にご相談ください。
車内からロックを解除して、ボンネットを開けます。
1
2
知識
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6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
走行前の確認
ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
エンジンルームを点検したあとは
エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。
■
ボンネットを閉めるときは
注意
■
ボンネットやダンパーステーへの損傷を防ぐために
●
ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。
●
ボンネットには、ボンネットを支えるためのダンパーステーが取り付けられて
います。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため、次のことをお守りくだ
さい。
・ ビニール片・ステッカー・粘着材などの異物をステーのロッド部(棒部)に
付着させない
・ ロッド部を軍手などでふれない
・ ボンネットにトヨタ純正品以外のアクセサリー用品を付けない
・ ステーに手をかけたり、横方向に力をかけたりしない
手などを挟まないように注意してくださ
い。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険で
す。
451
6
お手入れのしかた
6-2. 簡単な点検・部品交換
エンジンルームカバー
広げる
挿し込む
押す
メンテナンス時など、必要に応じて取りはずすことができます。
エンジンルームカバーの取りはずし方
クリップの取り付け方
1
2
3
452
6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
けがを防ぐために
エンジンルームカバーを取りはずす前に、エンジンスイッチを OFF にしてくだ
さい。熱くなった部品でやけどをしたり、作動中の部品に巻き込まれて重大な
傷害を受けるおそれがあり危険です。
注意
■
エンジンルームカバーを取り付けたあとは
もとの場所に確実に取り付けられていることを確認してください。
453
6
お手入れのしかた
6-2. 簡単な点検・部品交換
ウォッシャー液の補充
ウォッシャー液が出なかったり、マ
ルチインフォメーションディスプ
レイに警告メッセージが表示され
たら、ウォッシャー液を補充してく
ださい。
補充のしかた
警告
■
ウォッシャー液を補充するときは
エンジンが熱いときやエンジンがかかっているときは、ウォッシャー液を補充
しないでください。
ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、エンジンなどにかか
ると出火するおそれがあり危険です。
注意
■
ウォッシャー液について
ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。塗装にしみが付くことや、ポンプが故障してウォッシャー液が出なく
なるおそれがあります。
■
ウォッシャー液のうすめ方
必要に応じて水でうすめてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッ
シャー液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。
454
6-2. 簡単な点検・部品交換
タイヤについて
タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。
●
タイヤ空気圧
空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。
●
タイヤの亀裂・損傷の有無
●
タイヤの溝の深さ
●
タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無
図で示すようにタイヤのローテー
ションを行う
タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。
タイヤローテーション後は、タイヤ空
気圧警 報システムの 初期化を確 実に
行ってください。
タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。
タイヤの点検項目
タイヤローテーションのしかた
前側
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ディスクホイールに装着された空気圧バルブ、および送信機が一定周期
ごとに各輪のタイヤ空気圧を監視し、タイヤの空気圧の低下を早期に知
らせるタイヤ空気圧警報システムが付いています。
●
空気圧が一定値をこえて低下している場合、画面表示と警告灯で警報
します。(→ P. 500)
●
タイヤ空気圧警報システムが検
知した空気圧をマルチインフォ
メーションディスプレイに表示
できます。
◆
空気圧バルブ/送信機の装着について
タイヤやホイールを交換するときは、付けかえたホイールにも空気圧
バルブ/送信機を装着してください。
新しいバルブ/送信機を装着する場合は専用の ID コードをコンピューターに登
録する必要があります。登録の際は、トヨタ販売店へご依頼ください。
(→ P. 456)
◆
タイヤ空気圧警報システム
★
の初期化
■
初期化が必要な場合
●
タイヤサイズの変更などにより、タイヤの指定空気圧が変更になっ
た場合
●
タイヤローテーションを実施した場合
システムを初期化すると、現在のタイヤの空気圧が標準値として記憶されます。
タイヤ空気圧警報システム
★
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
■
初期化のしかた
車を安全な場所に駐車し、エンジンを停止する
車両が動いているときは、初期化できません。
タイヤの空気圧を指定の数値に調整する(→ P. 541)
タイヤ空気圧の調整はタイヤが冷えた状態で行ってください。タイヤ空気圧警
報システムは、この空気圧を基準として作動します。
エンジンスイッチをイグニッション ON モードにする
タイヤ空気圧警告灯が 3 回点滅
するまでリセットスイッチを押
し続ける
マルチインフォメーションディスプ
レイのタイヤ空気圧表示が「--」に
なり、タイヤの位置判定を開始しま
す。
位置判定が終了すると、再びタイヤ
空気圧が表示されます。
約 40km/h 以上で約 10 ∼ 30 分走行すると、タイヤの空気圧が
マルチインフォメーションディスプレイに表示され、初期化は終了
します。
車両状態や走行条件、走行環境によっては、初期化に約 1 時間かかる場合があ
ります。
◆
ID コードの登録について
タイヤ空気圧バルブ/送信機には固有の ID コードが設定されており、
タイヤ空気圧バルブ/送信機の交換時は、車両のコンピューターに ID
コードを登録する必要があります。
ID コードの登録については、トヨタ販売店にご依頼ください。
1
2
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
タイヤ空気圧の数値
■
タイヤ関連の部品を交換するとき
タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。
■
ホイールごとタイヤを交換するとき(タイヤ空気圧警報システム装着車)
タイヤ空気圧バルブ/送信機の ID コードが登録されていないと、タイヤ空気圧
警報システムは正しく作動しません。その場合、約 10 分走行したあとシステム
異常となり、タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅、その後点灯します。
■
タイヤ空気圧警報
★
システムについて
タイヤ空気圧警報システムは、日常点検の代用ではありません。
日常点検として必ずタイヤを点検してください。
タイヤの点検方法は、別冊「メンテナンスノート」を参照してください。
知識
タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。
※
タイヤが冷えているときの空気圧
タイヤサイズ
空気圧
※
[kPa(kg/cm
2
)]
前輪
後輪
275/65R17
115S
230
(2.3)
230
(2.3)
285/6R18
116H
230
(2.3)
230
(2.3)
285/50R20
112H
230
(2.3)
230
(2.3)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
■
タイヤ空気圧警報システム
★
が正常に働かないおそれのある状況
●
次の場合は、タイヤ空気圧警報システムが正しく作動しない場合があります。
・ 純正ホイール以外を使用したとき
・ 純正装着タイヤ以外に交換したとき
・ 指定サイズ以外のタイヤに交換したとき
・ タイヤチェーンなどを装着しているとき
・ 中子式ランフラットタイヤを装着しているとき
・ 電波を遮断するフィルムがウインドウに貼り付けられているとき
・ 車両(特にホイール・ホイールハウスの周辺)に多くの雪や氷などが付着し
ているとき
・ タイヤ空気圧警報バルブ/送信機を搭載していないホイールを使用している
とき
・ タイヤ空気圧警報バルブ/送信機の ID がタイヤ空気圧警報コンピューター
に登録されていないとき
●
次の場合は正しい性能が確保できない場合があります。
・ 近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・
空港など、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
・ 無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器が車両付近にある
とき
●
停車時は警報開始・警報解除までの時間が長くなる場合があります。
●
タイヤが破裂(バースト)したときなど、空気圧が急激に低下したときは、警
報できない場合があります。
■
初期化操作について(タイヤ空気圧警報システム装着車)
●
必ず指定空気圧に調整した上で初期化してください。
なお、空気圧の調整および初期化操作は、タイヤが冷えた状態で行ってくださ
い。
●
初期化中にエンジンスイッチを OFF にしてしまった場合は、次回イグニッショ
ン ON モードにしたとき、自動的に初期化処理が再開されるため、あらためて
リセットスイッチを押し直す必要はありません。
●
初期化の必要がない状態で誤ってリセットスイッチを押してしまったときは、
タイヤが冷えている状態で指定空気圧に調整し、再度初期化操作を行ってくだ
さい。
●
タイヤ位置判定中にタイヤ空気圧が表示されない場合でも、空気圧低下時はタ
イヤ空気圧警告灯が点灯します。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
タイヤ空気圧警報システム
★
の初期化がうまくいかないとき
未舗装の場所では初期化に時間がかかる場合があるため、できるだけ舗装された
場所を走行してください。走行環境やタイヤの状態によりますが、通常約 10 分
で終了します。約 10 分走行しても終了しない場合は、しばらく走行を続けてく
ださい。約 1 時間走行し続けてもタイヤ空気圧が表示されない場合は、次の方法
で走行してください。
●
安全な場所に約20分間停車したあと、約40km/h以上で適度に右左折や直進を
しながら約 10 ∼ 20 分走行する。
ただし、次の場合は、初期化されておらずシステムが適切に働かないおそれがあ
りますので、初期化し直してください。
●
スイッチ操作時に警告灯が3回点滅しない場合(走行中は初期化を受け付けませ
ん)
●
初期化してから約 20 分走行したあと、タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅後点
灯した場合。
■
タイヤ空気圧警報システム
★
の警報作動について
タイヤ空気圧警報システムの警報は走行状況によってかわります。このため、タ
イヤ空気圧が低いレベルに達していないときや、初期化したときのタイヤ空気圧
より高いときでも、警報することがあります。
■
ID コードの登録について
車 1 台に対して、最大 2 セット分のホイールの ID コードを登録することができ
ます。通常使用するタイヤとは別に、冬用タイヤを装着したホイールの ID コー
ドをあらかじめ登録しておけば、冬用タイヤへの交換時に ID コードを登録しな
おす必要がなく、便利です。
ID コードの切りかえについては、トヨタ販売店にご相談ください。
警告
■
点検・交換時の警告
必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する
●
メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない
●
ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない
●
サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
異常があるタイヤの使用禁止
異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。
●
破裂などの修理できない損傷を与える
●
車両が横すべりする
●
車の本来の性能(燃費・車両の方向安定性・制動距離など)が発揮されない
■
タイヤ空気圧警報システム
★
を初期化するとき
必ず指定空気圧に調整してからリセットスイッチを押してください。
お守りいただかないと、タイヤ空気圧が低下してもタイヤ空気圧警告灯が点灯
しない、または適切な空気圧でもタイヤ空気圧警告灯が点灯してしまうことが
あります。
■
タイヤ交換時の注意
●
ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。またナットがゆるみホイールが落下
して、重大な事故につながるおそれがあります。オイルやグリースがねじ部に
付いている場合はふき取ってください。
■
異常があるホイールの使用禁止
亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。走行中にタイヤの空
気が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
●
必ずナットのテーパー部を内側にして取
り付けてください。
テーパー部を外側にして取り付けると、ホ
イールが破損しはずれてしまい、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。
テーパー部
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
注意
■
走行中に空気もれが起こったら
走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。
■
タイヤ・ホイール・空気圧バルブ/送信機(タイヤ空気圧警報システム装着車)
・
バルブキャップの修理・交換
●
タイヤをホイールから脱着する際は、空気圧バルブ/送信機が損傷しないよう
注意してください。脱着手順の詳細は、トヨタ販売店へご相談ください。
●
トヨタ指定の純正ホイールを使用してください。
トヨタ指定の純正ホイール以外を使用すると、空気圧警報システムが正しく作
動しないおそれがあります。
●
ホイールを交換したときは、空気圧バルブ/送信機を装着してください。空気
圧バルブ/送信機が装着されていないと、タイヤ空気圧警告灯が消灯しませ
ん。
●
バルブキャップを必ず取り付けてください。バルブキャップをはずしている
と、水が浸入してバルブが固着する場合があります。
●
バルブキャップを交換するときは、指定以外のバルブキャップを使用しないで
ください。バルブキャップが固着するおそれがあります。
■
パンク修理剤を使用したとき
●
空気圧が正確に計測できなくなることがあります。できるだけ早くトヨタ販売
店で点検を受け、空気圧バルブ/送信機を交換してください。
■
悪路走行に対する注意
段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。
462
6-2. 簡単な点検・部品交換
タイヤ空気圧について
■
タイヤ空気圧が適正でない場合
適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。
●
燃費の悪化
●
乗り心地や操縦安定性の低下
●
摩耗によるタイヤ寿命の低下
●
安全性の低下
ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。
■
タイヤ空気圧の点検のしかた
タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。
●
タイヤが冷えているときに点検する
●
タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正かどうか判断できません。
●
走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。
●
荷物を積んだり、多人数で乗車するときは荷重を不均等にかけないようにする
タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。(→ P. 541)
知識
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