Toyota Spade (2017 year). Instruction japanese — part 11

159

4-2. 運転のしかた

4

運転

緊急時のエンジン始動方法

シフトレバーを P にしてパーキングブレーキをかけ、エンジン スイッチがアク
セサリーモードの状態でブレーキペダルを踏みエンジン スイッチを15秒以上
押し続けることにより、エンジンが始動できる場合があります。

電子キーの電池が切れたときは
oP. 335

エンジン スイッチの操作について

スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやエンジンの始
動ができない場合があります。

エンジン スイッチ OFF 後、すぐに再始動した場合は、エンジンが始動しない場
合があります。エンジン スイッチ OFF 後の再始動は、数秒待ってから操作し
てください。

販売店でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたときは
oP. 413

警告

エンジンを始動するとき

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

走行中の警告

エンジンの停止などで車両滑走状態になったときは、車両が安全な状態で停止
するまでドアを開けたり、ロック操作をしたりしないでください。ステアリン
グロック機能が作動し、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

緊急時のエンジン停止方法

走行中にエンジンを緊急停止したい場合には、エンジン スイッチを 2 秒以上押
し続けるか、素早く 3 回以上連続で押してください。(oP. 370)
ただし、緊急時以外は走行中にエンジン スイッチにふれないでください。走行
中にエンジンを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補
助がなくなります。その場合はハンドルとブレーキの操作が困難になるため、
安全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。

160

4-2. 運転のしかた

注意

バッテリーあがりを防止するために

エンジンがかかっていないときは、エンジン スイッチをアクセサリーモード
またはイグニッション ON モードにしたまま長時間放置しないでください。

エンジンがかかっていないときに、スマートエントリー&スタートシステム表
示灯が消灯していないときはエンジン スイッチが OFF になっていません。エ
ンジン スイッチを OFF にしてから車両を離れてください。

シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させないでください。シフトレバー
が P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジン スイッチがアクセサリー
モードとなるため、そのまま放置するとバッテリーあがりの原因となります。

エンジンを始動するとき

エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。

もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただち
にトヨタ販売店で点検を受けてください。

エンジン スイッチの操作について

エンジン スイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそ
れがあります。すみやかにトヨタ販売店にご連絡ください。

161

4-2. 運転のしかた

4

運転

エンジン スイッチが“ON”

またはイグニッション ON モード

状態で、ブレーキペダルを踏んだまま操作します。

P と D のあいだの操作は、ブレーキペダルを踏み、車を完全に止めてから行っ
てください。

燃費向上や騒音の低減のために、通常は D ポジションを使用してください。

オートマチックトランスミッション

シフトレバーの動かし方

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

シフトポジションの使用目的

シフトポジション

目的

P

駐車またはエンジンの始動

R

後退

N

動力が伝わらない状態

D

通常走行

S

坂道走行

B

急な下り坂走行

162

4-2. 運転のしかた

リバース警告ブザー

シフトレバーを R に入れるとブザーが鳴り、R にあることを運転者に知らせます。

シフトロックシステム

シフトロックシステムは、発進時のシフトレバーの誤操作を防ぐシステムです。

エンジンスイッチが "ON"(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)、
またはエンジンスイッチがイグニッション ON モード(スマートエントリー&ス
タートシステム装着車)でブレーキペダルを踏んだ状態でなければ、シフトレ
バーを P からシフトできません。

シフトレバーを P からシフトできないとき

ブレーキペダルを踏んでいることを確認してください。
ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーがシフトできない場合、シフトロッ
クシステムなどの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてく
ださい。
ただし一時的な処置として、次の方法でシフトレバーをシフトすることができま
す。

シフトロックの解除のしかた :

パーキングブレーキをかける

スマートエントリー&スタートシステム非装着車:エンジンスイッチを“LOCK”
にする
スマートエントリー&スタートシステム装着車:エンジンスイッチをOFFにする

ブレーキペダルを踏む

知識

マイナスドライバーなどを使ってカバー
を取りはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドライ
バーの先端に布などを巻いて保護してく
ださい。

シフトロック解除ボタンを押す
ボタンを押しているあいだは、レバーをシ
フトできます。

1

2

3

4

5

163

4-2. 運転のしかた

4

運転

警告

すべりやすい路面を走行するとき

急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力
の急激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。

シフトロック解除時の事故を防ぐために

シフトロック解除ボタンを押すときは、必ずパーキングブレーキをかけブレー
キペダルを踏んでください。

誤ってアクセルペダルを踏んでいると、シフトロック解除ボタンを押してシフ
トレバーを操作したときに、車が急発進して思わぬ事故につながり、重大な傷
害におよぶか最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

164

4-2. 運転のしかた

レバーは操作したあと、すぐにもとの位置にもどります。

左折

右折

左側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで左側方向指示灯が
点滅します。

右側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで右側方向指示灯が
点滅します。

作動条件

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジン スイッチが“ON”のとき

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

エンジン スイッチがイグニッション ON モードのとき

表示灯の点滅が異常に速くなったとき

方向指示灯の電球が切れていないか確認してください。

方向指示レバー

操作のしかた

1
2
3

4

知識

165

4-2. 運転のしかた

4

運転

パーキングブレーキをかけるには、
右足でブレーキペダルを踏みなが
ら、左足でパーキングブレーキペダ
ルをいっぱいまで踏み込む(再度踏
み込むと解除される)

駐車するとき
oP. 142

冬季のパーキングブレーキの使用について
oP. 226

パーキングブレーキ未解除走行時警告ブザー
oP. 379

パーキングブレーキ

操作のしかた

知識

注意

走行前の注意

パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー
キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。

166

4-2. 運転のしかた

ハンドルの

周辺部を押すと

ホーンが鳴ります。

ハンドル位置を調整したあとは

ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だとホーンが鳴らない場合があります。(oP. 132)

ホーン(警音器)

知識

167

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

車 幅灯・尾灯・番 号灯・イ
ンストルメントパネルラン
プを点灯

上記ランプとヘッドランプ
を点灯

ヘッドランプ・車幅灯など
を自動点灯・消灯

(エンジン スイッチが“ON”

、またはイグニッション

ON モード

のとき)

ランプ点灯時ハイビームに切り
かえ

レ バーをもとの 位置へもどす とロー
ビームにもどります。

レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯

ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。レバーを離すと、ロー
ビームにもどる、または消灯します。

ランプスイッチ

自動または手動でヘッドランプなどを点灯できます。

操作のしかた

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1

2

3

ハイビームにする

1

2

168

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

乗車人数や荷物の量などによる姿勢の変化に合わせて、ヘッドランプの
光軸を調整することができます。

上向きに調整

下向きに調整

目盛り設定の目安

手動光軸調整ダイヤル(ハロゲンヘッドランプ装着車)

1
2

乗員と荷物の条件

ダイヤル位置

乗員

荷物

運転者

なし

0

運転者と助手席乗員

なし

0.5

全乗員

なし

3

全乗員

ラゲージルーム満載時

3.5

運転者

ラゲージルーム満載時

5

169

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

ライトセンサー

ランプ消し忘れ防止機能(ランプ自動点灯・消灯システム装着車/寒冷地仕様車)

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジン スイッチを“ACC”または“LOCK”にしてドア(バックドアを除
く)を開けるとヘッドランプと尾灯が消灯します。
再びランプを点灯する場合は、エンジン スイッチを“ON”にするか、一度ラ

ンプスイッチを OFF にもどし、再度

または

の位置にします。

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車
エンジン スイッチをアクセサリーモードまたは OFF にしてドア(バックドア
を除く)を開けるとヘッドランプと尾灯が消灯します。
再びランプを点灯する場合は、エンジン スイッチをイグニッション ON モード

にするか、一度ランプスイッチを OFF にもどし、再度

または

の位置に

します。

ランプ消し忘れ警告ブザー(ランプ自動点灯・消灯システム装着車を除く/寒冷
地仕様車を除く)
ヘッドランプ・尾灯が点灯している状態でドアを開けると、ランプ類の消し忘れ
を警告するブザーが鳴ります。

オートレベリングシステム(ディスチャージヘッドランプ装着車)
通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。

販売店で設定可能な機能
ライトセンサーの感度の設定などを変更できます。

(カスタマイズ一覧:oP. 438)

知識

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをウインドウガラスに貼
らないでください。周囲からの光がさえぎら
れると、自動点灯・消灯機能が正常に働かな
くなります。

注意

バッテリーあがりを防止するために

エンジンを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでください。

170

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

“ INT ”

を選択しているとき、間欠作動の時間を調整することができます。

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。ワイパー
の間欠時間も調整できます。

間欠作動(INT)

低速作動(LO)

高速作動(HI)

一時作動(MIST)

間欠ワイパーの作動頻度(減)

間欠ワイパーの作動頻度(増)

ワイパー & ウォッシャー(フロント)

操作のしかた

1
2
3
4

5
6

171

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

作動条件

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジン スイッチが“ON”のとき

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

エンジン スイッチがイグニッション ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

BTO43CU007

7

7

知識

警告

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが温まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍り付き、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

172

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

注意

フロントウインドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

173

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。

通常作動

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

ウォッシャー液を出す

作動条件

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

エンジン スイッチが“ON”のとき

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

エンジン スイッチがイグニッション ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

ワイパー&ウォッシャー(リヤ)

操作のしかた

1
2

3

知識

174

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

注意

リヤウインドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

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