Toyota Crown Majesta (2017 year). Instruction japanese — part 22
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
注意
■
低偏平タイヤについて(18 インチタイヤ装着車)
低偏平タイヤのホイールは、路面から衝撃を受けたとき、ホイールに通常より
大きなダメージを与えることがあります。そのため次のことにご注意ください。
●
適切なタイヤ空気圧で使用する
空気圧が低すぎると簡単に損傷することがあります。
●
段差や凹凸のある路面、路上にあいた穴、平らでない舗道・縁石や他の障害物
を避ける
タイヤおよびホイールがひどく損傷することがあります。
■
走行中に空気もれが起こったら
走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。
■
タイヤ・ホイール・空気圧バルブ/送信機・バルブキャップの修理・交換
●
タイヤをホイールから脱着する際は、空気圧バルブ/送信機が損傷しないよう
注意してください。脱着手順の詳細は、トヨタ販売店へご相談ください。
●
トヨタ指定の純正ホイールを使用してください。
トヨタ指定の純正ホイール以外を使用すると、空気圧警報システムが正しく作
動しないおそれがあります。
●
ホイールを交換したときは、空気圧バルブ/送信機を装着してください。空気
圧バルブ/送信機が装着されていないと、タイヤ空気圧警告灯が消灯しませ
ん。
●
バルブキャップを必ず取り付けてください。バルブキャップをはずしている
と、水が浸入してバルブが固着する場合があります。
●
バルブキャップを交換するときは、指定以外のバルブキャップを使用しないで
ください。バルブキャップが固着するおそれがあります。
■
パンク修理剤を使用したとき
●
空気圧が正確に計測できなくなることがあります。できるだけ早くトヨタ販売
店で点検を受け、空気圧バルブ/送信機を交換してください。
●
18 インチタイヤ装着車は、パンク修理剤を使用したあとにタイヤの修理・再
使用をすることができません。必ず新品に交換してください。
■
悪路走行に対する注意
段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。
336
6-2. 簡単な点検・部品交換
タイヤ空気圧について
■
タイヤ空気圧が適正でない場合
適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。
●
燃費の悪化
●
乗り心地や操縦安定性の低下
●
摩耗によるタイヤ寿命の低下
●
安全性の低下
ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。
■
タイヤ空気圧の点検のしかた
タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。
●
タイヤが冷えているときに点検する
●
タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正がどうか判断できません。
●
走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。
●
荷物を積んだり、多人数で乗車するときは荷重を不均等にかけないようにする
タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。低偏平タイヤの場合、2 週間に 1 回、または
長距離ドライブの前には必ず空気圧を点検してください。(→ P. 451)
知識
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
警告
■
タイヤの性能を発揮するために
適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
過度の摩耗
●
偏摩耗
●
操縦安定性の低下
●
タイヤの過熱による破裂
●
タイヤとホイールのあいだからの空気漏れ
●
ホイールの変形、タイヤの損傷
●
走行時にタイヤが損傷する可能性の増大
(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)
注意
■
タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは
タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。
バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気が漏れ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。
338
6-2. 簡単な点検・部品交換
エアコンフィルターの交換
パワースイッチを OFF にする
グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす
グローブボックス側面を内側に
押して上部のツメを片側ずつは
ずし、下部のツメを下方向に引き
ながらはずして取りはずす
ツ メ を 押 し て ロ ッ ク を は ず し、
フィルターカバーを取りはずす
エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期的
に交換してください。
交換のしかた
1
2
3
4
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ツ メ を 押 し て ロ ッ ク を は ず し、
フィルターケースを取りはずす
フィルターを取りはずし、新しい
フィルターと交換する
「↑ UP」マークの矢印が上を向くよう
に取り付けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
■
エアコンフィルターの交換について
エアコンフィルターは次の時期を目安に交換してください。
15,000km[7,500km
※1
] ごと、ただし 12ヶ月をこえないこと
※2
※1
大都市や寒冷地など、交通量や粉じんの多い地区
※2
芳香剤などの使用により脱臭寿命が著しく低下する場合があります。エアコ
ンの臭いが気になりだしたらフィルターを交換してください。
■
エアコンの風量が減少したときは
フィルターの目詰まりが考えられますので、フィルターを交換してください。
5
6
知識
注意
■
エアコンを使用するときの注意
●
フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。
●
フィルターは交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。
7
340
6-2. 簡単な点検・部品交換
電子キーの電池交換
●
マイナスドライバー
●
小さいマイナスドライバー
●
リチウム電池 CR2032
メカニカルキーを抜く
カバーをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。
消耗した電池を取り出す
カ バ ー を は ず し た と き に、上 側 の カ
バーに電子キーのモジュールが貼り付
き、電池面が隠れている場合がありま
す。この場合、電子キーのモジュール
をひっくり返し、図のように電池が見
える状態で作業してください。
新しい電池は、+極を上にして取り付
けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。
用意するもの
電池交換のしかた
1
2
3
4
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
リチウム電池 CR2032 の入手
電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。
■
カードキーの電池交換が必要なときは
カードキーの電池は市販されていないため、トヨタ販売店で交換してください。
■
電子キーの電池が消耗していると
次のような状態になります。
●
スマートエントリー&スタートシステム・ワイヤレス機能が作動しない
●
作動距離が短くなる
知識
警告
■
取りはずした電池と部品について
お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
■
交換後、正常に機能させるために
次のことを必ずお守りください。
●
ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。
●
電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない
●
電極を曲げない
342
6-2. 簡単な点検・部品交換
ヒューズの点検・交換
パワースイッチを OFF にする
ヒューズボックスを開ける
X
エンジンルーム
クリップをはずす
ツメを押しながら、カバーを取
りはずす
ランプがつかないときや電気系統の装置が働かないときは、ヒューズ切
れが考えられます。ヒューズの点検を行ってください。
1
2
1
2
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
X
トランク内(2AR-FSE エンジン搭載車< 4WD 車>)
左側のデッキボードをはずし、補
機バッテリーの+端子のカバー
をはずす
X
運転席足元
★
X
助手席足元
カバーを手前に引きながら取り
はずす
足 元 の カ バ ー を 取 り は ず し、
ヒューズボックスのカバーを取り
はずす
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
344
6-2. 簡単な点検・部品交換
ヒューズを引き抜く
ヒューズはずしでヒューズを引
き抜くことができます。
ヒューズが切れていないか点検
する
正常
ヒューズ切れ
ヒューズボックスの表示に従い、規
定容量のヒューズに交換します。
■
ヒューズを交換したあとは
●
交換してもランプ類が点灯しないときは、電球を交換してください。
(→ P. 346)
●
交換しても再度ヒューズが切れる場合は、トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
■
補機バッテリーからの回路に過剰な負荷がかかると
配線が損傷を受ける前にヒューズが切れるように設計されています。
■
電球(バルブ)を交換するとき
この車両に指定されているトヨタ純正品のご使用をおすすめします。一部の電球
は過電流を防止する専用回路に接続されているため、この車両指定のトヨタ純正
品以外は使用できない場合があります。
3
4
1
2
知識
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
警告
■
車の故障や、車両火災を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。
●
規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。
●
必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。
●
ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。
注意
■
ヒューズを交換する前に
ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。
■
補機バッテリー+ 端子のヒューズボックスについて(2GR-FXE エンジン搭載車
< FR 車>)
ヒューズボックスを使用することはできません。
346
6-2. 簡単な点検・部品交換
電球(バルブ)の交換
切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 452)
■
フロント
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。電球交換の難易度は電球
によって異なります。部品が破損するおそれがあるので、トヨタ販売店
で交換することをおすすめします。
電球の用意
バルブ位置
フロント方向指示灯/非常点滅灯
1
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
リヤ
後退灯
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
リヤフォグランプ
★
ドアミラー照明
1
2
3
4
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
■
フロント方向指示灯/非常点滅灯
助手席側を交換するときは、ネ
ジ(1
本)を 取 り は ず し て
ウォッシャー液注入口の位置
をずらす
ソケットをまわして取りはず
す
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
助手席側の電球を交換したときは、取りはずしたネジを必ずもとどおりに取り
付けてください。
電球交換のしかた
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
トランクを開け、カバーを取り
はずす
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
カバーをもとどおりに取り付けてください。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
■
後退灯
トランクを開け、クリップ(1
個)を取りはずし、カバーをめ
くる
クリップの破損を防ぐため、市販の
クリップリムーバーのご使用をおす
すめします。
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
カバーをもとにもどすときは、取りはずしたクリップをそのまま挿し込みます。
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