Toyota C-HR (2017 year). Instruction japanese — part 26
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
シフトレバーが P の状態でブレーキペダルを踏む
電子キーのトヨタエンブレム面
で、パワースイッチにふれる
電子キーを認識するとブザーが鳴り、
ON モードへ切りかわります。
車両カスタマイズ機能でスマートエン
トリー&スタートシステムを非作動に
したときは、アクセサリーモードへ切
りかわります。
ブレーキペダルをしっかりと踏み込んで、マルチインフォメーション
ディスプレイに
が表示されていることを確認する
パワースイッチを押す
処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。
ハイブリッドシステム始動の方法
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7-2. 緊急時の対処法
■
ハイブリッドシステム停止のしかた
通常のハイブリッドシステム停止のしかたと同様に、パーキングブレーキをか
け、シフトレバーを P にして、パワースイッチを押します。
■
電池交換について
ここで説明しているハイブリッドシステムの始動方法は一時的な処置です。電池
が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。(→ P. 334)
■
パワースイッチのモードの切りかえ
ハイブリッドシステム始動方法の手順
で、ブレーキペダルから足を離してパ
ワースイッチを押すと、ハイブリッドシステムが始動せず、スイッチを押すごと
にモードが切りかわります。(→ P. 151)
■
電子キーが正常に働かない場合
●
車両カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムの設定を確認
し、非作動になっている場合には、作動可能に設定変更してください。
(→ P. 419)
●
電子キーが節電モードに設定されていないことを確認してください。
設定されている場合は解除してください。(→ P. 115)
知識
警告
■
メカニカルキーを使ってドアガラスを操作するとき
ドアガラスに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してください。
またお子さまには、メカニカルキーによる操作をさせないでください。お子さま
や他の人がドアガラスに挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。
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7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
補機バッテリーがあがったときは
ブースターケーブルと 12V のバッテリー付き救援車があれば、次の手順
に従って、ハイブリッドシステムを始動させることができます。
ボンネットを開ける(→ P. 320)
補機バッテリーの + 端子のカバーをはずし、ブースターケーブルを次
の順につなぐ
赤色のブースターケーブルを自車の補機バッテリーの + 端子につな
ぐ
赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ
黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ
黒色のブースターケーブルのもう一方の端を補機バッテリーから離
れた、未塗装の金属部(図に示すような固定された部分)につなぐ
補機バッテリーがあがった場合、次の手順でハイブリッドシステムを始
動することができます。
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7-2. 緊急時の対処法
救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間自車の補
機バッテリーを充電する
救援車のエンジン回転を維持したまま、パワースイッチをいったんON
モードにしてからハイブリッドシステムを始動する
READY インジケーターが点灯することを確認する
点灯しない場合はトヨタ販売店にご連絡ください。
ハイブリッドシステムが始動したら、ブースターケーブルをつないだ
ときと逆の順ではずす
ブースターケーブルをはずしたあとは、バッテリー + 端子のカバーをもとにもど
してください。
ハイブリッドシステムが始動しても、早めにトヨタ販売店で点検を受け
てください。
■
補機バッテリーあがり時の始動について
この車両は、押しがけによる始動はできません。
■
補機バッテリーあがりを防ぐために
●
ハイブリッドシステムが停止しているときは、ランプやエアコンの電源を切っ
てください。
●
渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくださ
い。
■
補機バッテリーがあがってしまったとき
●
コンピューターに記憶されている情報が消去されます。補機バッテリーがあ
がったときはトヨタ販売店で点検を受けてください。
●
初期設定が必要な機能があります。(→ P. 425)
知識
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
補機バッテリー端子をはずすとき
補機バッテリー端子をはずすと、コンピューターに記憶されている情報が消去さ
れます。補機バッテリー端子をはずすときは、トヨタ販売店にご相談ください。
■
補機バッテリーの充電について
補機バッテリーの電力は、車両を使用していないあいだも、一部の電装品による
消費や自然放電のために、少しずつ消費されています。そのため、車両を長期間
放置すると、補機バッテリーがあがってハイブリッドシステムを始動できなくな
るおそれがあります。(補機バッテリーはハイブリッドシステムの作動中に自動
で充電されます)
■
補機バッテリーあがり時や取りはずし時など
●
補機バッテリー脱着直後はスマートエントリー&スタートシステムによるドア
の解錠ができない場合があります。解錠できなかった場合は、ワイヤレスリモ
コン、またはメカニカルキーで解錠・施錠を実施してください。
●
補機バッテリー脱着後、最初のハイブリッドシステム始動は失敗することがあ
ります。2 回目以降のハイブリッドシステム始動は正常に動作しますので、問
題ではありません。
●
車両は常にパワースイッチの状態を記憶しています。補機バッテリーあがり時
や補機バッテリー脱着後、車両はバッテリーをはずす前の状態に復帰します。補
機バッテリーを脱着する際は、パワースイッチを OFF にしてから行ってくださ
い。
補機バッテリーあがり前のパワースイッチの状態が不明の場合、補機バッテ
リー接続時は特に注意してください。
■
補機バッテリーを交換するとき
●
欧州規格バッテリーを使用してください。
●
交換前と同一のケースサイズ(LN1)、20 時間率容量(20HR)が同等(45Ah)
以上、かつ性能基準値(CCA)が同等(295A)以上の補機バッテリーを使用
してください。
・ ケースサイズが異なると、補機バッテリーが正しく固定されません。
・ 20 時間率容量が小さいと、車両を使用していない期間が短い期間であって
も補機バッテリーがあがって、ハイブリッドシステムの始動ができなくなる
おそれがあります。
●
詳しくは、トヨタ販売店にご相談ください。
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7-2. 緊急時の対処法
警告
■
補機バッテリー端子をはずすときは
必ず−端子を先にはずしてください。+端子を先にはずすと、+端子が周辺の
金属部分にふれた場合、火花が発生し火災につながるおそれがあるほか、感電
し重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
補機バッテリーの引火または爆発を防ぐために
補機バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険
ですので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。
●
ブースターケーブルは正しい端子または接続箇所以外に接続しない
●
+端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金
属部に接触させない
●
ブースターケーブルは+側と−側の端子を絶対に接触させない
●
補機バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない
■
補機バッテリーの取り扱いについて
補機バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関
連部品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のこと
を必ずお守りください。
●
補機バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚・衣
服・車体に付着しないようにする
●
必要以上、顔や頭などを補機バッテリーに近付けない
●
誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の
水で洗い、すぐに医師の診察を受ける
また、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあててお
く
●
誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察
を受ける
●
補機バッテリーの支柱・ターミナル・その他の関連部品の取り扱い後は手を洗
う
●
お子さまを補機バッテリーに近付けない
■
補機バッテリーのマイナス端子について
ボデーに接続された補機バッテリーのマイナス端子をはずさないでください。
誤ってはずすとプラス端子と接触し、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
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7-2. 緊急時の対処法
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万一の場合には
注意
■
ブースターケーブルの取り扱いについて
ブースターケーブルを接続したり、取りはずすときは、冷却ファンなどに巻き
込まれないように十分注意してください。
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7-2. 緊急時の対処法
オーバーヒートしたときは
■
高水温警告灯が点灯したとき
安全な場所に停車し、エアコンを OFF にしてから、ハイブリッド
システムを停止する
蒸気が出ている場合:
蒸気が出なくなったことを確認してから、注意してボンネットを開
ける
蒸気が出ていない場合:
注意してボンネットを開ける
ハイブリッドシステムが十分に冷えてから、ラジエーターコア部(放
熱部)やホースなどからの冷却水もれを点検する
ラジエーター
ファン
多量の冷却水もれがある場合は、
ただちにトヨタ販売店に連絡し
てください。
次のような場合は、オーバーヒートの可能性があります。
●
水温計(→ P. 83)の針がレッドゾーンに入ったり、ハイブリッド
システムの出力が低下する(スピードが出ないなど)
●
マルチインフォメーションディスプレイに「ハイブリッドシステム
高温 出力制限中です」が表示される
●
エンジンルームから蒸気が出る
対処方法
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7-2. 緊急時の対処法
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万一の場合には
冷却水の量がリザーバータンクの “FULL”(上限)と “LOW”
(下限)のあいだにあるかを点検する
リザーバータンク
“FULL”(上限)
“LOW”(下限)
冷却水が不足している場合は、
冷却水を補給する
冷却水がない場合は、応急措置とし
て水を補給してください。
ハイブリッドシステムを始動し、エアコンを作動させてラジエー
ター冷却用のファンが作動しているか、およびラジエーターコアや
ホースなどから冷却水もれがないことを再度確認する
ハイブリッドシステムが冷えた状態での始動直後は、エアコンを ON にするこ
とでファンが作動します。ファンの音や風で確認してください。わかりにくい
ときは、エアコンの ON・OFF をくり返してください。
(ただし、氷点下となる寒冷時はファンが作動しないことがあります)
ファンが作動していない場合:
すぐにハイブリッドシステムを停止し、トヨタ販売店に連絡する
ファンが作動している場合:
最寄りのトヨタ販売店で点検を受ける
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7-2. 緊急時の対処法
■
マルチインフォメーションディスプレイに「ハイブリッドシステム高
温 出力制限中です」が表示されたとき
安全な場所に停車する
ハイブリッドシステムを停止し、注意してボンネットを開ける
ハイブリッドシステムが十分に冷えてから、ラジエーターコア部(放
熱部)やホースなどからの冷却水もれを点検する
ラジエーター
ファン
多量の冷却水もれがある場合は、
ただちにトヨタ販売店に連絡し
てください。
冷却水の量がリザーバータンクの “FULL”(上限)と “LOW”
(下限)のあいだにあるかを点検する
リザーバータンク
“FULL”(上限)
“LOW”(下限)
冷却水が不足している場合は、
冷却水を補給する
冷却水がない場合は、応急措置とし
て水を補給してください。
応急措置として水を補給した場合
は、できるだけ早くトヨタ販売店で
点検を受けてください。
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7-2. 緊急時の対処法
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万一の場合には
ハイブリッドシステムを停止してから 5 分以上経過したあとで、ハ
イブリッドシステムを始動し、マルチインフォメーションディスプ
レイを確認する
表示が消えない場合:
ハイブリッドシステムを停止してトヨタ販売店に連絡する
表示が消えている場合:
ハイブリッドシステムの温度が低下したため、通常走行が可能です
ただし、そのあともひんぱんに表示される場合は、トヨタ販売店に連絡してく
ださい。
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7-2. 緊急時の対処法
警告
■
エンジンルームを点検しているとき
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、やけどなどの重大な傷害を受けるおそれがあります。
●
エンジンルームから蒸気が出ている場合は、蒸気が出なくなるまでボンネット
を開けないでください。エンジンルーム内が高温になっています。
●
ハイブリッドシステムの停止後は、READY インジケーターが消えているこ
とを確認してください。
ハイブリッドシステムが作動していると、ガソリンエンジンが自動的に動き
出したり、ガソリンエンジンが停止していても、冷却ファンが急にまわり出す
ことがあります。ファンなどの回転部分にふれたり、近付いたりすると、手や
着衣(特にネクタイ・スカーフ・マフラーなど)が巻き込まれたりして、重大
な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
ハイブリッドシステムおよびラジエーターが熱い場合は、冷却水リザーバータ
ンクのキャップを開けないでください。
高温の蒸気や冷却水が圧力によって噴き出すおそれがあります。
注意
■
冷却水を入れるとき
ハイブリッドシステムが十分に冷えてからゆっくり入れてください。
ハイブリッドシステムが熱いときに急に冷たい冷却水を入れると、ハイブリッ
ドシステムが損傷するおそれがあります。
■
冷却系統の故障を防ぐために
次のことをお守りください。
●
異物(砂やほこりなど)を冷却水に混入させない
●
市販の冷却水添加剤を使用しない
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万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
スタックしたときは
パーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P にしてハイブリッドシ
ステムを停止する
前輪周辺の土や雪を取り除く
前輪の下に木や石などをあてがう
ハイブリッドシステムを再始動する
シフトレバーを確実に D または R にし、パーキングブレーキを解除し
て注意しながらアクセルを踏む
■
脱出しにくいとき
ぬかるみや砂地、雪道などでタイヤが空転したり埋まり込んで動けなく
なったときは次の方法で脱出してください。
知識
を押して TRC を OFF にしてください。
マルチインフォメーションディスプレイ
にメッセージが表示されます。
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7-2. 緊急時の対処法
警告
■
脱出するとき
前進と後退をくり返してスタックから脱出する場合、他の車、ものまたは人と
の衝突を避けるため周囲に何もないことを確認してください。
スタックから脱出するとき、車が前方または後方に飛び出すおそれがあります
ので、特に注意してください。
■
シフトレバーを操作するとき
アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
車が急発進し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
注意
■
トランスミッションやその他の部品への損傷を避けるために
●
前輪が空転するのを避け、必要以上にアクセルペダルを踏まないでください。
●
上記の方法で脱出できなかった場合、けん引による救援が必要です。
車両情報
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8
8-1. 仕様一覧
メンテナンスデータ
(指定燃料・オイル量
など). . . . . . . . . .414
8-2. カスタマイズ機能
ユーザーカスタマイズ
機能一覧. . . . . . . . 419
8-3. 初期設定
初期設定が必要な項目 . . ...425
414
8-1. 仕様一覧
メンテナンスデータ(指定燃料・オイル量など)
※
エタノールの混合率 10%以下または、ETBE の混合率 22%以下のガソリン
(酸素含有率 3.7%以下)を使用することができます。
使用するオイルや液類の品質により、お車の寿命は著しく左右されます。
トヨタ車には最も適したトヨタ純正オイル・液類(以下、
「指定銘柄」と
いいます)のご使用をおすすめします。
指定銘柄以外を使用される場合は、指定銘柄に相当する品質のものをご
使用ください。
燃料
指定燃料
容量 [L](参考値)
・ 無鉛レギュラーガソリン
・ バイオ混合ガソリン(レギュラー)
※
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