Toyota Hiace Wagon (2016 year). Instruction japanese — part 4
47
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
X
GL
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
質量グループ
サイズ
等級
固定具
車両 ISOFIX 位置
推奨
チャイルドシート
セカンド
シート
★
(外側席)
サード
シート
★
(外側席)
キャリコット
F
ISO/L1
×
×
−
G
ISO/L2
×
×
−
O
(10kg まで)
E
ISO/R1
IL
×
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
O+
(13kg まで)
E
ISO/R1
IL
×
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
D
ISO/R2
IL
×
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
C
ISO/R3
IL
×
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
Ⅰ
(9 ∼ 18kg)
D
ISO/R2
IL
×
−
C
ISO/R3
IL
×
−
B
ISO/F2
IUF
※
IUF
※
−
IL
※
IL
※
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
B1
ISO/F2X
IUF
※
IUF
※
−
IL
※
IL
※
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
A
ISO/F3
IUF
※
IUF
※
−
IL
※
IL
※
“トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg”
48
1-1. 安全にお使いいただくために
表に記入する記号の説明
IUF:この質量グループでの使用を許可された汎用(ユニバーサル)カテゴリーの
ISOFIX 対応の前向きチャイルドシートに適しています。
IL: ISOFIX チャイルドシートのリストに示す準汎用(セミユニバーサル)カテゴ
リーのチャイルドシートに適しています。
×: ISOFIX チャイルドシートを取り付けることはできません。
※
ヘッドレストとチャイルドシートが干渉してチャイルドシートが正しく取り付
けられない場合、ヘッドレストの取りはずしが可能なときは、ヘッドレストを
取りはずしてください。
●
背もたれをうしろに倒してからチャイルドシートを取り付けたあと、
背もたれとチャイルドシートのあいだにすき間がある場合は、チャイ
ルドシートと背もたれが、よい接触位置になるまで背もたれを調整し
てください。
●
チャイルドシートの隣の席を使用するときは、肩部ベルトが確実に肩
を通り、腰部ベルトが腰骨のできるだけ低い位置に密着することを確
認してください。チャイルドシートの隣の席に座ったときに、チャイ
ルドシートの種類によっては、乗員の体またはシートベルトがチャイ
ルドシートと干渉するためシートベルトが正しく着用できず、十分な
効果を発揮できない場合があります。
その場合は、ほかの席を使用してください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につ
ながるおそれがあります。
●
表に記載されていないチャイルドシートを使用する場合は、チャイル
ドシート製造業者または販売業者にご相談ください。
49
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
■
ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーについて
この車に標準装備されている ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーは、
ECE R44 に適合している子供専用シートの取り付け専用です。それ以外のもの
を使用することはできません。
■
子供専用シートの選択、使用について
●
お子さまに最適な子供専用シートについては、子供専用シート製造業者、また
は販売業者にご相談ください。
●
お子さまが成長し、適切にシートベルト
★
が着用できるようになるまでは、お
子さまに合った子供専用シートを使用してください。
●
体が十分に大きく、子供専用シートが不要なお子さまは、リヤシート
★
に乗せ
て車のシートベルトを使用してください。
■
シートベルトで取り付けるタイプの子供専用シートの選択について
「シート位置別子供専用シート適合性一覧表」(→ P. 39)を参照し、子供専用
シートを取り付け可能な位置と、対応する子供専用シートの種類(記号)をご確
認の上、適したものを選択してください。
■
ECE R44 適合の ISOFIX 対応子供専用シートの選択について
「シート位置別子供専用シートの適合性一覧表」
(
→
P. 45)を確認して、適切な
シートを選択してください。
お子さまの体重から、該当する「質量グループ」を確認する
(例 1):体重が 12kg の場合、質量グループは「0+」になります。
(例 2):体重が 15kg の場合、質量グループは「Ⅰ」になります。
サイズ等級を選択する
手順
で確認した「質量グループ」から該当するサイズ等級を確認します。
※
(例 1):質量グループが「0+」の場合、サイズ等級は「C」・「D」・「E」が該
当します。
(例 2):質量グループが「Ⅰ」の場合、サイズ等級は「A」
・
「B」
・
「B1」
・
「C」
・
「D」が該当します。
※
ただし、該当のサイズ等級でも適合性一覧表の「車両 ISOFIX 位置」に「×」
と記載されているものは選択できません。また、「IL」と記載されている場合
は、
「推奨チャイルドシート」
(
→
P. 45)で指定されている製品を使用してく
ださい。
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
1
50
1-1. 安全にお使いいただくために
子供専用シートに表示されているマーク/
ラベルを確認して、基準に適合したシート
であることを確認する
汎用(ユニバーサル)子供専用シートに
は、次に示すマーク・ラベル類が表示され
ています。
※
※
表示されている位置・記号などは、商品に
より異なります。
ISOFIX 対応子供専用シートであること
を示す表示
サイズ等級が示されています。(表示さ
れる文字は、製品により異なります)
手順
で確認したサイズ等級に適合し
ているものを選択してください。
汎用(ユニバーサル)子供専用シートの
認可マーク
UNIVERSAL は汎用品の認可であるこ
とをあらわし、併せて、対象となるお子
さまの体重の範囲が記載されています。
トップテザー(
→
P. 53)を示すマーク
商品の取り付け装置の位置により、意匠
は異なります。
3
1
2
2
3
51
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
■
ISOFIX 対応子供専用シートの種類(サイズ等級別)
■
助手席に子供専用シートを取り付けるとき
助手席に子供専用シートを取り付ける場合には、調整が可能なシートは助手席
シートを次のように調整し、子供専用シートを前向きに取り付けてください。
■
キャリコットについて
キャリコットは横向きに取り付けることのできるベビーシートのことです。
詳しくは子供専用シート製造業者、または販売業者にご相談ください。
A-ISO/F3
全高前向き幼児用チャイルドシート
B-ISO/F2
低型前向き幼児用チャイルドシート
B1-ISO/F2X
低型前向き幼児用チャイルドシート
(B-ISO/F2 と別形状のもの)
C-ISO/R3
大型後向き幼児用チャイルドシート
D-ISO/R2
小型後向き幼児用チャイルドシート
E-ISO/R1
後向き乳児用チャイルドシート
F-ISO/L1
左向き位置用チャイルドシート(キャリコット)
G-ISO/L2
右向き位置用チャイルドシート(キャリコット)
●
背もたれを直立状態にする
●
シートをいちばんうしろに下げる
●
ヘッドレストとチャイルドシートが干渉
してチャイルドシートが正しく取り付け
られない場合、ヘッドレストの取りはずし
が可能なときは、ヘッドレストを取りはず
す
52
1-1. 安全にお使いいただくために
警告
■
子供専用シートを使用しない場合
●
子供専用シートを使用しないときであっても、シートに適切にしっかりと取り
付けた状態にしてください。ゆるめた状態で客室内に置くことは避けてくださ
い。
●
子供専用シートの取りはずしが必要な場合は、車両からはずして保管するか、
ラゲージスペース、またはシートをスペースアップした場所
※
に容易に動かな
いように収納してください。
※
スペースアップシート装着車のみ
53
1-1. 安全にお使いいただくために
1
安全・安心のために
チャイルドシートの取り付け
シートベルトによる取り付け
(→ P. 54)
ISOFIX 対応チャイルドシート固定
専用バー(→ P. 55)
下記のシートに装備されています。
(固
定専用バーが装備されていることを示
すタグがシートに付いています)
X
GL 以外
サード・フォースシート
★
(共に助手席側のみ)
X
GL
セカンド・サードシート
★
(共に外側席のみ)
トップテザーアンカー(→ P. 56)
テザーベルトを固定するときに使いま
す。
ト ップテザーア ンカーはチャ イルド
シ ート固定専用 バー装着席の シート
クッション後方に装備されています。
シートベルト
★
を正しく着用できない小さなお子さまを乗せるときは、
チャイルドシートをお使いください。お子さまの安全のために、チャイ
ルドシートはリヤシート
★
に取り付けてください。
取り付け方法は、必ず商品に付属の取り扱い説明書に従ってください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
トップテザーアンカー
テザー
ベルト
54
1-1. 安全にお使いいただくために
背もたれの角度を調整する
レバーを引きながら、いったん背もた
れを前に倒し、一段目の固定位置まで
起こします。(→ P. 121, 122)
前後位置の調整が可能なシート
は、位置をいちばんうしろにする
ヘッドレストとチャイルドシー
トが干渉してチャイルドシート
が正しく取り付けられない場合、
ヘッドレストの取りはずしが可
能なときは、ヘッドレストを取り
はずす
チャイルドシートにシートベル
トを取り付け、プレートをバック
ルに“カチッ”と音がするまで挿
し込む。ベルトがねじれていない
ようにする
チャイルドシートに付属の取り扱い説
明書に従い、シートベルトをチャイル
ドシートにしっかりと固定させてくだ
さい。
シートベルトで固定する
1
2
3
4
55
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
チャイルドシートにシートベル
トの固定機構が備わっていない
場合は、ロッキングクリップ(別
売)を使用して固定する
ロッキングクリップの購入にあたって
は、トヨタ販売店にご相談ください。
(ロッキングクリップ品番:
73119-22010)
取り付け後はチャイルドシートを前後左右にゆすり、しっかりと固定さ
れていることを確認してください。
■
子供専用シートの取り付け方
背もたれを倒す
ヘッドレストとチャイルドシー
トが干渉してチャイルドシート
が正しく取り付けられない場合、
ヘッドレストの取りはずしが可
能なときは、ヘッドレストを取り
はずす
5
ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バー&トップテザーアンカーで
固定する
1
2
56
1-1. 安全にお使いいただくために
固定専用バーの位置を確認して、
チャイルドシートをシートに取
り付ける
固定専用バーは、シートクッションの
後方にあります。
チ ャイルドシー トの取り付け 金具を
チャイルドシート固定専用バーに取り
付けます。
取り付け方法は、それぞれの商品に付
属 の取り扱い説 明書に従って くださ
い。
背もたれの位置を調整する
チャイルドシートを取り付けたあと、
背もたれとチャイルドシートのあいだ
に す き 間 が あ る 場 合 は、チ ャ イ ル ド
シートと背もたれが、よい接触位置に
な るまで背もた れを調整して くださ
い。
トップテザーアンカーにフック
を固定し、テザーベルトを締める
テザーベルトは、背もたれとアシスト
グリップのあいだを通してください。
テザーベルトをピンと張り、フックが
しっかり固定されていることを確認し
ます。
3
4
5
57
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
取り付けたチャイルドシートを
前後左右にゆすり、確実に固定さ
れていることを確認する
6
警告
■
チャイルドシートについて
●
事故や急停止の際、効果的にお子さまを保護するために、必ずお子さまの年齢
や体の大きさに合ったシートベルトまたはチャイルドシートを使用してくだ
さい。お子さまを腕の中に抱くのはチャイルドシートのかわりにはなりません。
事故の際、お子さまがフロントガラスや乗員、車内の装備にぶつかり、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
お子さまの年齢や体の大きさに合ったチャイルドシートを使用して、リヤシー
トに取り付けてください。
●
チャイルドシートによっては、取り付けができない、または取り付けが困難な
場合があります。必ずチャイルドシートに付属の取り扱い説明書をよくお読み
の上、確実に取り付け、使用方法をお守りください。使用方法を誤ったり、確
実に固定されていないと、急ブレーキや衝突時などに、重大な傷害におよぶ
か、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
58
1-1. 安全にお使いいただくために
警告
■
チャイルドシートを取り付けるとき
●
次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、チャイルドシートが
しっかり固定されず、事故の際などに重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
●
お子さまをシートベルトで遊ばせないでください。万一、ベルトが首に巻き付
いた場合、窒息など重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれ
があります。
誤ってそのような状態になってしまい、バックルもはずせない場合は、ハサミ
などでシートベルトを切断してください。
●
シートベルトのプレートとバックルが固定されていて、ベルトがねじれていな
いか確認してください。
●
チャイルドシートを前後左右にゆすって、しっかり固定されているか確認して
ください。
●
チャイルドシートを固定したあとは、シートを調整しないでください。
・ テザーベルトは必ず背もたれとアシス
トグリップのあいだを通す
・ カップホルダーを格納し、収納ポケッ
ト内にある荷物を取り出しておく
59
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
警告
■
チャイルドシートを取り付けるとき
●
ジュニアシートを使用している場合は、肩部ベルトが常にお子さまの肩の中心
にくるようにしてください。ベルトを首から離すと共に肩から落ちないように
してください。お守りいただかないと、事故や急ブレーキの際に重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーを使用するときは、周辺に障害物
がないか、シートベルトが挟まっていないかなどを確認してください。
●
チャイルドシートの隣の席を使用するときは、肩部ベルトが確実に肩を通り、
腰部ベルトが腰骨のできるだけ低い位置に密着することを確認してください。
チャイルドシートの隣の席に座ったときに、チャイルドシートの種類によって
は、乗員の体またはシートベルトがチャイルドシートと干渉するためシートベ
ルトが正しく着用できず、十分な効果を発揮できない場合があります。
その場合は、ほかの席を使用してください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
やむを得ず助手席にチャイルドシートを
取り付ける場合には、チャイルドシートを
うしろ向きに取り付けないでください。
うしろ向きに取り付けていると、事故など
で助手席 SRS エアバッグがふくらんだと
き、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。
●
助手席の前後位置調整が可能な車両の場
合、助手席に前向きにチャイルドシートを
取り付けるときは、助手席シートをいちば
んうしろに下げて取り付けてください。
助手席 SRS エアバッグはかなりの速度と
力でふくらむので、お守りいただかない
と、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。
60
1-1. 安全にお使いいただくために
排気ガスに対する注意
排気ガスには吸引すると人体に有害な物質が含まれています。
警告
排気ガスには無色・無臭で有害な一酸化炭素(CO)が含まれているため、次のこ
とを必ずお守りください。
お守りいただかないと、排気ガスが車内に侵入し、多量の排気ガスが眠気を招き
事故の原因となるほか、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。
■
走行中の留意事項
バックドアを閉じてください。
バックドアが閉じているのに車内で排気ガス臭がするときは、ドアガラス・ス
ライド式リヤサイドガラス
★
などを開けて空気を入れかえ、すみやかにトヨタ
販売店で点検整備を受けてください。
■
駐車するとき
●
車庫内など換気が悪い場所や囲まれた場所では、エンジンを停止してくださ
い。
●
長時間エンジンをかけたままにしないでください。
やむを得ないときは、開かれた場所に車を停め、排気ガスが車内に入ってこな
いことを確認してください。
●
降雪時や雪が積もった場所では、エンジンをかけたままにしないでください。
まわりに積もった雪で排気ガスが滞留して、車内に侵入するおそれがありま
す。
■
排気管について
排気管は定期的に点検する必要があります。排気管等の腐食などによる穴や亀
裂、および継ぎ手部の損傷、また、排気音の異常などに気付いた場合は、必ず
トヨタ販売店で点検を受けてください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
61
1-2. 盗難防止装置
1
安全・安心のために
エンジンイモビライザーシステム
X
スマートエントリー&スタート
システム非装着車
キーをエンジンスイッチから抜く
と、システムの作動を知らせるため
にインジケーターが点滅します。
登録されたマスターキー、またはサブ
キーをエンジンスイッチに挿し込むと
システムが解除され、インジケーター
が消灯します。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
エンジンスイッチを OFF にすると、システムの作動を知らせるためにイ
ンジケーターが点滅します。
登録されたキーを携帯し、エンジンスイッチをアクセサリーモードまたはイグニッ
ション ON モードにするとシステムが解除され、インジケーターが消灯します。
キーに信号発信機が内蔵してあり、あらかじめ登録されたキー以外では
エンジンを始動できません。
車両から離れる場合は、車内にキーを残さないでください。
このシステムは車両盗難の防止に寄与する機能であり、すべての車両盗
難に対する完全なセキュリティを保証するものではありません。
62
1-2. 盗難防止装置
■
メンテナンスについて
エンジンイモビライザーシステムのメンテナンスは不要です。
■
システムが正常に作動しないとき
●
キーが金属製のものに接したり、覆われているとき
●
キーが他の車両のセキュリティシステム用キー(信号発信機内蔵キー)と重なっ
ているときや接近しているとき
知識
注意
■
エンジンイモビライザーシステムを正常に作動させるために
システムの改造や取りはずしをしないでください。
システムが正常に作動しないおそれがあります。
Нет комментариевНе стесняйтесь поделиться с нами вашим ценным мнением.
Текст