Toyota Estima (2017 year). Instruction japanese — part 21

319

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

ジャッキにジャッキハンドルを
組み付ける

タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる

ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす

タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの表面に傷が付かないよう表面
を上にします。

4

BTO62DZ075

5

6

320

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

タイヤ交換について

走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているためタイ
ヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

次のことをお守りいただかないとナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

・ ホイールの交換後は、すぐに 103N・m(1050kgf・cm)の力でナット

を締める

・ タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
・ ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異

常がある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける

・ ナットを取り付けるときは、必ずテーパー部を内側にして取り付ける

P. 314)

タイヤ交換をする際は、パワースライドドアメインスイッチ(

P. 104)を

OFF にしてください。OFF にしないと、誤ってパワースライドドアスイッチ・
パワーバックドアスイッチ

を操作したときにスライドドア・バックドア

動き、指や手などを挟んでけがをするおそれがあります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

321

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

ホイール接触面の汚れをふき取

ホイール接触面が汚れていると、走行
中にナットがゆるみ、タイヤがはずれ
るおそれがあります。

タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナットを仮締
めする

ア ル ミ ホ イ ー ル か ら ア ル ミ ホ
イールにかえるとき:
ナットの座金がホイールにあた
るまでまわす

アルミホイールからスペアタイ
ヤ(販売店装着オプション)にか
えるとき:
ナットのテーパー部がホイール
のシート部に軽くあたるまでま
わす

車体を下げる

タイヤの取り付け

BTO62DZ077

1

2

座金

ホイール

BTO62DZ079

シート部

テーパー部

BTO62DZ081

3

322

6-2. 簡単な点検・部品交換

図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける

締め付けトルク:
103N・m(1050kgf・cm)

すべての工具・ジャッキを収納する

スペアタイヤについて(販売店装着オプションのスペアタイヤ装着車)

タイヤの側面に TEMPORARY USE ONLY と書かれています。応急用にのみ
使用してください。

空気圧を必ず点検してください。(

P. 404)

スペアタイヤを装着しているとき(販売店装着オプションのスペアタイヤ装着車)

標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなっています。

雪道・凍結路で前輪がパンクしたとき(販売店装着オプションのスペアタイヤ装
着車)

後輪をスペアタイヤに交換する

パンクした前輪をはずした後輪に交換する

タイヤチェーンを前輪に装着する

4

知識

販売店装着オプションのスペアタイヤが
ラゲージルームに格納されています。
取りはずし方については、付属の取り扱い
説明書をご覧ください。

5

1

2

3

323

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

スペアタイヤを使用するとき(販売店装着オプションのスペアタイヤ装着車)

お客様の車専用になっているため、他の車には使用しないでください。

同時に 2 つ以上のスペアタイヤを使用しないでください。

できるだけ早く通常のタイヤと交換してください。

急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避けてください。

スペアタイヤを装着しているとき(販売店装着オプションのスペアタイヤ装着
車)

正確な車両速度が検出できない場合があり、次のシステムが正常に作動しなく
なるおそれがあります。

また、次のシステムは、性能が十分に発揮できないばかりでなく、駆動系部品
に悪影響を与えるおそれがあります。

・ 電気式 4WD システム

スペアタイヤ使用時の速度制限(販売店装着オプションのスペアタイヤ装着車)

スペアタイヤを装着しているときは、80km/h 以上の速度で走行しないでくだ
さい。
スペアタイヤは、高速走行に適していないため、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

注意

タイヤチェーンの装着について(販売店装着オプションのスペアタイヤ装着車)

スペアタイヤには、タイヤチェーンを装着しないでください。
タイヤチェーンが車体にあたり、車を損傷したり走行に悪影響をおよぼしたり
するおそれがあります。

・ ABS
・ ブレーキアシスト
・ クルーズコントロール
・ TRC
・ VSC
・ ヒルスタートアシスト

コントロール

・ VDIM

・ クリアランスソナー

・ PCS(プリクラッシュセーフティ

システム)

・ LDA(レーンディパーチャー

アラート)

・ オートマチックハイビーム
・ EPS

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

324

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤ空気圧について

タイヤ空気圧が適正でない場合

適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。

燃費の悪化

乗り心地や操縦安定性の低下

摩耗によるタイヤ寿命の低下

安全性の低下

ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。

タイヤ空気圧の点検のしかた

タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。

タイヤが冷えているときに点検する

タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正がどうか判断できません。

走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。

荷物を積んだり、多人数で乗車するときは荷重を不均等にかけないようにする

タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。(→ P. 404)

知識

325

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

タイヤの性能を発揮するために

適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

過度の摩耗

偏摩耗

操縦安定性の低下

タイヤの過熱による破裂

タイヤとホイールのあいだからの空気漏れ

ホイールの変形、タイヤの損傷

走行時にタイヤが損傷する可能性の増大

(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)

注意

タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは

タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。
バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気が漏れ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。

326

6-2. 簡単な点検・部品交換

エアコンフィルターの交換

パワースイッチを OFF にする

グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす

グローブボックス側面を内側に
引いて上部のツメを片側ずつは
ずす

エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期的
に交換してください。

交換のしかた

1
2

3

327

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

下部のツメを下方向へ引きなが
らはずしてグローブボックスを
取りはずす

フィルターケースの固定を解除
し取りはずす

フィルターを取りはずし、新しい
フィルターと交換する

「↑ UP」マークの矢印が上を向くよう

に取り付けます。

取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける

4

BTO62DZ012

5

BTO62DZ013

6

7

328

6-2. 簡単な点検・部品交換

エアコンフィルターの交換について

エアコンフィルターは次の時期を目安に交換してください。

15,000km[7,500km

※ 1

] ごと、ただし 12ヶ月をこえないこと

※ 2

※ 1

大都市や寒冷地など、交通量や粉じんの多い地区

※ 2

芳香剤などの使用により脱臭寿命が著しく低下する場合があります。エアコ
ンの臭いが気になりだしたらフィルターを交換してください。

エアコンの風量が減少したときは

フィルターの目詰まりが考えられますので、フィルターを交換してください。

知識

注意

エアコンを使用するときの注意

フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。

フィルターは交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。

329

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

電子キーの電池交換

マイナスドライバー

小さいマイナスドライバー

リチウム電池 CR1632

メカニカルキーを抜く

カバーをはずす

傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。

消耗した電池を取り出す

カ バ ー を は ず し た と き に、上 側 の カ
バーに電子キーのモジュールが貼り付
き、電池面が隠れている場合がありま
す。この場合、電子キーのモジュール
をひっくり返し、図のように電池が見
える状態で作業してください。

新しい電池は、+極を上にして取り付
けます。

取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける

電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。

用意するもの

電池交換のしかた

1

2

3

4

330

6-2. 簡単な点検・部品交換

リチウム電池 CR1632 の入手

電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。

電子キーの電池が消耗していると

次のような状態になります。

スマートエントリー&スタートシステム・ワイヤレス機能が作動しない

作動距離が短くなる

キーの電池を交換したときは

キーのスイッチを押し、本体の LED が点灯することを確認します。

知識

警告

取りはずした電池と部品について

お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

交換後、正常に機能させるために

次のことを必ずお守りください。

ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。

電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない

電極を曲げない

331

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

ヒューズの点検・交換

パワースイッチを OFF にする

ヒューズボックスを開ける

ランプがつかないときや電気系統の装置が働かないときは、ヒューズ切
れが考えられます。ヒューズの点検を行ってください。

X

エンジンルーム(1)

X

エンジンルーム(2)

ツメを押しながら、カバーを取り
はずす

ツメを押しながら、カバーを取
りはずす

X

エンジンルーム(3)

ツメを押しながら、カバーを取り
はずす

1
2

332

6-2. 簡単な点検・部品交換

ヒューズを引き抜く

ヒューズはずしでヒューズを引き抜く
ことができます。

ヒューズが切れていないか点検
する

正常

ヒューズ切れ

ヒューズボックスの表示に従い、規
定容量のヒューズに交換します。

X

運転席足元

X

助手席足元

ヒューズボックスのカバーを取
りはずす

ヒューズボックスのカバーを取
りはずす

3

4

1
2

333

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

エンジンルーム(3)ヒューズカバーを取りはずすときは

ボンネットを開けてクリップの A 部を + ドライバーでゆるめ、ク
リップをはずし、エンジンルーム前側のカバーを取りはずす

エンジンルームうしろ側のカ
バーを取りはずす

ツメを引き抜く

面ファスナーをはがす

カバーを手前に引き、切り
欠きをクリップからはずす

1

A

カバー

2

1
2
3

334

6-2. 簡単な点検・部品交換

もとに戻すときは

エンジンルームうしろ側のカ
バーを取り付ける

切り欠きをクリップにはめ

ツメを穴部に挿し込む

カ バ ー を 上 か ら 押 し て 面
ファスナーを貼り付ける

エンジンルーム前側のカバーを
取り付け、クリップで固定する

クリップの取り付け方

挿し込む

クリップ中央部分を押す

1

1

2
3

2

BTO62DZ036

1

2

1
2

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