Toyota Noah (2018 year). Instruction japanese — part 24
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
P ポジションスイッチを押して、シフトポジションを P にする
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 343)
●
パワースライドドアメインスイッチを OFF にする(→ P. 107)
●
タイヤの損傷程度を確認する
釘やネジなどが刺さっている場
合のみ、タイヤを応急修理してく
ださい。
・ タイヤに刺さっている釘やネ
ジなどは抜かないでください。
抜いてしまうと穴が大きくな
りすぎ、応急修理ができなくな
ることがあります。
・ パンク補修液がもれないよう
にするため、パンク箇所が分
かっている場合は、パンク箇所
が上になるように車両を移動
してください。
■
応急修理キットで修理できないパンク
次の場合は、応急修理キットでは応急修理できません。トヨタ販売店にご連絡く
ださい。
●
タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき
●
タイヤ側面など、接地面以外に穴や損傷があるとき
●
タイヤがホイールから明らかにはずれているとき
●
タイヤに 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき
●
ホイールが破損しているとき
●
2 本以上のタイヤがパンクしているとき
●
1 本のタイヤに 2 箇所以上の切り傷や刺し傷があるとき
●
補修液の有効期限が切れているとき
応急修理する前に
知識
368
7-2. 緊急時の対処法
※
ジャッキの使い方(→ P. 386)
タイヤパンク応急修理キット・工具の搭載位置
工具袋
ホイールナットレンチ
ジャッキハンドル
輸送用フック(→ P. 350)
ジャッキ
※
タイヤパンク応急修理キット
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
タイヤパンク応急修理キットの内容/各部の名称
ホース
空気逃がしキャップ
空気圧計
スイッチ
電源プラグ
速度制限ラベル
パンク補修液注入済ラベル
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7-2. 緊急時の対処法
ノブを “ UNLOCK ” の位置に
してカバーを取りはずす
固定バンドをはずし、応急修理
キットを取り出す
タイヤパンク応急修理キットの取り出し方
1
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
応急修理キットをビニール袋から取り出す
パンクしたタイヤのバルブから、
バルブキャップを取りはずす
ボトルの保護フィルムをはがし
ホースをのばす
ボトルのホースから空気逃がし
キャップを取りはずす
ボトルに同封されているパンク補修液
注入済みラベルは指定の位置へ貼り付
けます。(
手順
へ)
空気逃がしキャップは再度使用するた
め、なくさないように保管してくださ
い。
ボトルのホースをパンクしたタ
イヤのバルブに接続する
ホース先端を時計まわりにまわして、
しっかりと最後までねじ込みます。
コ ン プ レ ッ サ ー の ス イ ッ チ が
OFF であることを確認する
応急修理するときは
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7-2. 緊急時の対処法
フタを開けてコンプレッサーの
電源プラグを取り出す
コンプレッサーの電源プラグをアクセサリーソケットに挿し込む
(→ P. 285)
速度制限ラベルをはがす
6
7
X
アクセサリーコンセント
非装着車
X
アクセサリーコンセント
装着車
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
付属のラベル 2 枚を図のように
それぞれ貼り付ける
ホイー ルの汚れや水 分を十分に ふき
取ってからラベルを貼り付けてくださ
い。ラベルを貼り付けることができな
い場合は、トヨタ販売店にてタイヤを
修理・交換するときにパンク補修液注
入済みであることを必ずお伝えくださ
い。
ボトルをコンプレッサーに接続
する
右の図のように、ボトルをまっすぐコ
ンプレッサーに挿入・接続し、ボトル
の突起がケースの溝にしっかり合って
いるか確認してください。
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374
7-2. 緊急時の対処法
タイヤの指定空気圧を確認する
運転席側の空気圧ラベルで確認するこ
とができます。(→ P. 316)
ハイブリッドシステムを始動する
コンプレッサーのスイッチを ON
にし、パンク補修液と空気を充填
する
空気圧が指定空気圧になるまで充填する
スイッチ ON 直後は、パンク
補修液を注入するため、一時的
に空気圧計が上昇する
1 分程度(低温の場合は 5 分
程度)で実際の空気圧表示にな
る
指定空気圧になるまで充填す
る
空気圧は、コンプレッサーのスイッ
チを OFF にして確認してください。
空気の入れすぎに注意して、指定空
気圧になるまで充填・確認をくり返
してください。
35 分以上充填しても指定空気圧に
ならない場合は、応急修理できませ
ん。トヨタ販売店にご連絡ください。
空気を入れすぎたときは、指定空気圧になるまで空気を抜いてください。
(→ P. 377)
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
コンプレッサーのスイッチが OFF であることを確認した上で、アクセ
サリーソケットから電源プラグを抜き、バルブからボトルのホースを
取りはずす
ホースを取りはずすときにパンク補修液がもれる可能性があります。
バルブキャップを応急修理したタイヤのバルブに取り付ける
ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける
空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。
いったん、ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルーム内
に収納する
タイヤ内のパンク補修液を均等に広げるために、ただちに約 5km、速
度 80km/h 以下で安全に走行する
走行後、ボトルのホースから空気逃がしキャップを取りはずし、再度
応急修理キットを接続する
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X
アクセサリーコンセント
非装着車
X
アクセサリーコンセント
装着車
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7-2. 緊急時の対処法
コンプレッサーのスイッチを約 5 秒間 ON にし、OFF にして空気圧
を確認する
空気圧が 130kPa 未満の場
合:応急修理できません。
トヨタ販売店にご連絡くださ
い。
空気圧が 130kPa 以上、指定
空気圧未満の場合: 手順
へ
空気圧が指定空気圧(→P. 415)
の場合: 手順
へ
コンプレッサーのスイッチをONにして指定空気圧まで空気を充填し、
再度、約 5km 走行後にあらためて手順
から実施する
ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける
空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。
ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルーム内に収納する
急ブレーキ・急加速・急ハンドルを避け、慎重に 80km/h 以下で運転
してトヨタ販売店へ行く
タイヤの修理・交換、応急修理キットの処理についてはトヨタ販売店にご相談くだ
さい。
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
空気を入れすぎてしまったとき
タイヤからボトルのホースを取りはずす
ホースから空気逃がしキャップを取りはずし、ホースを再接続する
コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にし、OFF にしてから空気圧計を確認
する
指定空気圧より低いときは、再度コンプレッサーのスイッチを ON にし、指定空
気圧になるまで空気を充填してください。
■
応急修理後のタイヤのバルブについて
応急修理キットを使用したときは、タイヤのバルブを新品に交換してください。
■
応急修理キットの点検について
パンク補修液の有効期限の確認は定期的に行ってください。
有効期限はボトルに表示されています。
有効期限が切れたパンク修理液は使用しないでください。応急修理キットによる
修理が正常にできない場合があります。
知識
ボトルのホース先端に空気逃がしキャッ
プを取り付け、キャップの突起部をタイヤ
のバルブに押しあて、空気を抜く
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378
7-2. 緊急時の対処法
■
応急修理キットについて
●
応急修理キットは自動車タイヤの空気充填用です。
●
パンク補修液には有効期限があります。有効期限は容器に表示されていま
す。
有効期限が切れる前に新しいボトルに交換してください。交換については、
トヨタ販売店にご相談ください。
●
パンク補修液ボトル1本でタイヤ1本を1回応急修理できます。使用したパンク
補修液の交換は、トヨタ販売店にご相談ください。コンプレッサーは、くり返
し使用できます。
●
外気温度が− 40 ℃∼ 60 ℃のときに使用できます。
●
応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや、他の用途には使用しないでください。
●
パンク補修液が衣服に付着すると、シミになる場合があります。
●
パンク補修液がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などですみやかにふき取ってください。
●
コンプレッサー作動中は、大きな音がしますが故障ではありません。
●
タイヤ空気圧の点検や調整には使用しないでください。
警告
■
応急修理キットについて
●
応急修理キットは指定の位置に収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。
●
応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
■
パンク補修液について
●
誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。
●
もし目に入ったり、皮膚に付着したりした場合には、水でよく洗い流してくだ
さい。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
パンクしたタイヤを応急修理するとき
●
車両を安全で平坦な場所に停止させてください。
●
走行直後、ホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください
走行直後のホイールやブレーキまわりは高温になっている可能性があるため手
や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。
●
タイヤを車両に取り付けた状態で、バルブとホースをしっかりと接続してくだ
さい。ホースの接続が不十分な場合、空気がもれたり、パンク補修液が飛散し
たりするおそれがあります。
●
パンク補修液注入中にボトルのホースがはずれると、圧力でホースが暴れ大変
危険です。
●
空気充填後は、ホースを取りはずすときや空気を抜くときにパンク補修液が飛
散する場合があります。
●
作業手順に従って応急修理を行ってください。
手順どおりに行わないとパンク補修液が噴出する場合があります。
●
破裂の危険があるので、応急修理キットの作動中は補修中のタイヤから離れて
ください。タイヤに亀裂や変形が発生している場合、ただちにコンプレッサー
のスイッチを OFF にし、修理を中止してください。
●
応急修理キットは、長時間作動させるとオーバーヒートする可能性がありま
す。40 分以上連続で作動させないでください。
●
応急修理キットが作動すると部分的に熱くなります。使用中、または使用後の
取り扱いには注意してください。ボトルとコンプレッサー接続箇所付近の金属
部分は特に熱くなるのでふれないでください。
●
速度制限ラベルは指定位置以外に貼らないでください。ハンドルのパッド部分
などの SRS エアバッグ作動部に速度制限ラベルを貼ると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあります。
■
補修液を均等に広げるための運転について
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け
たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。
●
低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。
●
車がまっすぐ走行しなかったり、ハンドルをとられたりする場合は、運転を中
止し、次のことを確認してください。
・ タイヤを確認してください。タイヤがホイールからはずれている可能性が
あります。
・ 再度、空気圧を測ってください。130kPa 未満の場合は、タイヤが大きな
ダメージを受けている可能性があります。
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7-2. 緊急時の対処法
注意
■
応急修理をするとき
●
タイヤに刺さった釘やネジを取り除かずに応急修理を行ってください。
取り除いてしまうと、応急修理キットでは応急修理ができなくなる場合があり
ます。
●
応急修理キットに防水機能はありません。降雨時などは、水がかからないよう
にして使用してください。
●
砂地などの砂ぼこりの多い場所に直接置いて使用しないでください。砂ぼこり
などを吸い込むと、故障の原因になります。
■
応急修理キットについて
●
応急修理キットは DC12V 専用です。他の電源での使用はできません。
●
応急修理キットにガソリンがかかると、劣化するおそれがあります。ガソリン
がかからないようにしてください。
●
応急修理キットはビニール袋に入れて砂ぼこりや水を避けて収納してくださ
い。
●
応急修理キットは指定の位置に収納し、お子さまが誤って手をふれないようご
注意ください。
●
分解・改造などは絶対にしないでください。また、空気圧計などに衝撃を与え
ないでください。故障の原因になります。
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7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
P ポジションスイッチを押して、シフトポジションを P にする
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 343)
●
パワースライドドアメインスイッチを OFF にする(→ P. 107)
パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。
(タイヤについての詳しい説明は P. 315 を参照してください)
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
ジャッキで車体を持ち上げる前に
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7-2. 緊急時の対処法
応急用タイヤ・ジャッキ・工具の搭載位置
工具袋
ホイールナットレンチ
ジャッキハンドル
輸送用フック(→ P. 350)
ジャッキ
応急用タイヤ
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