Toyota Camry (2018 year). Instruction japanese — part 22
335
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
注意
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
次のような場合は正常に充電しない場合があります。
●
携帯機器が満充電のとき
●
充電エリアと携帯機器の間に異物があるとき
●
充電により、携帯機器の温度が高温になっているとき
●
携帯機器の充電面を上にして置いたとき
●
携帯機器の置き場所が充電エリアからずれているとき
●
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空
港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
●
携帯機器が、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしていると
き
・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア
●
近くで電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
また、上記以外で、充電が正常に行われない、または、作動表示灯が点滅した
ままのときは、ワイヤレス充電器の異常が考えられます。トヨタ販売店へお問
い合わせください。
■
故障やデータ破損を防止するために
●
充電中に、充電エリアにクレジットカード・ETC カードなどの磁気カードや
磁気記録メディアなどを近付けると、磁気の影響によりデータが消えるおそれ
があります。また、腕時計などの精密機器を近付けると、こわれたりするおそ
れがありますので、近付けないでください。
●
携帯機器は車室内に放置しないでください。炎天下など車室内が高温となり、
故障の原因となります。
■
補機バッテリーあがりを防止するために
ハイブリッドシステムを停止した状態で、ワイヤレス充電器を長時間使用しな
いでください。
336
5-4. その他の室内装備の使い方
手前に倒して使用します。
天井に取り付けられているアシス
トグリップは、走行中にシートに
座っている状態で体を支えるとき
にお使いください。
リヤアームレスト
注意
アームレストの破損を防ぐために過度の負荷をかけないでください。
アシストグリップ
警告
アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないでく
ださい。
注意
破損を防ぐために、アシストグリップに過度の負荷をかけないでください。
337
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
コートフックは、リヤのアシストグ
リップに付いています。
コートフック
警告
ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。
SRS カーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重
大な傷害または死亡につながるおそれがあります。
338
5-4. その他の室内装備の使い方
◆
各部の名称
AC100V スイッチ
パワースイッチ(→ P. 177)
トランク内コンセント(運転席側)
アース端子
室内コンセント(コンソールボックス後方)
アクセサリーコンセント
★
車内において、AC100V で最大消費電力 1500W 以下の電気製品を使
うときの電源としてお使いください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
3
4
5
339
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
パーキングブレーキがかかっていることを確認し、ブレーキペダルを
しっかり踏みながらパワースイッチを押す(→ P. 177)
READY インジケーターが点灯し
たことを確認し、AC100Vスイッ
チを押す
AC100V スイッチ上の作動表示灯が
点灯し、使用可能な状態になります。
AC100V スイッチを押すたびにコン
セントのON/OFFが切りかわります。
フタを開けて電気製品の電源プラグをコンセントの奥までしっかり差し
込む
アース線のある電気製品を使用するときは、トランク内コンセントを使用し、アー
ス線をアース端子に接続してください。
次の手順をお守りください。
使用している電気製品の電源を OFF にする
AC100V スイッチを押して OFF にする
コンセントから電源プラグを取りはずす
コンセントのフタを閉める
コンセントを ON するとき
1
2
電気製品の電源プラグを接続するとき
X
コンソールボックス後方
X
トランク内
コンセントを OFF するとき
1
2
3
4
340
5-4. その他の室内装備の使い方
■
使用条件
READY インジケーターが点灯しているとき
■
アイドリングストップ条例について
駆動用電池の残量減少などにより、自動でエンジンが始動し、充電を行います。
一部の自治体では、駐車中または停車中にエンジンが始動した場合、アイドリン
グストップに関する条例にふれる可能性があります。駐車中または停車中のアク
セサリーコンセントの使用については関係する自治体に確認した上で、適切に使
用してください。
■
アクセサリーコンセントについて
●
全アクセサリーコンセント (AC100V/1500W) の使用電力合計が AC100V
で最大 1500W 以下となるよう電気製品を使用してください。規定容量をこえ
る電気製品を使用すると、保護機能が働き、コンセントが使用できなくなりま
す。
●
使用する電気製品によっては、大きな電流が流れ、瞬間電力が 1500W をこえ
るときがあります。
この場合、保護機能が働き、コンセントが使用できなくなることがありますが
故障ではありません。
●
使用する電気製品によっては、テレビやラジオに雑音が入ることがあります。
●
コンセントの電圧は市販のテスターでは正常な電圧を計測できません。電圧の
確認が必要な場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
コンセントを使用中、リヤシート付近から冷却用ファンの音がすることがあり
ますが、異常ではありません。
知識
341
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
■
正しく作動しないおそれがある電気製品
次のような AC100V の電気製品は、消費電力が 1500W 以下でも正常に作動
しないおそれがあります。
●
起動時の電力が大きい電気製品
●
精密なデータ処理をする計測機器
●
きわめて安定した電力供給を必要とする電気製品
●
タイマー設定する機器など、コンセントの出力が連続して必要な電気製品
■
コンセントが使用できないとき
AC100V スイッチを押しても作動表示灯が点灯しない場合、保護機能が働いて
いることが考えられます。
この場合、まず次の処置を行ってください。
●
電気製品の電源プラグを抜き、全コンセントの使用電力が 1500W 以下になっ
ているかを確認し、再度 AC100V スイッチを押してください。
●
電気製品の電源プラグを抜き、製品自体が故障していないかを確認して、再度
AC100V スイッチを押してください。
●
駆動用電池の残量を確認してください(→ P. 112)。残量が少ない場合は、シ
フトポジションを P にして、駆動用電池の残量を回復させ、再度 AC100V ス
イッチを押してください。
●
炎天下に放置した直後など、車内が高温になっている場合は、エアコンを使用
するなどして車内を十分に換気し車内温度を下げ、しばらくしてから再度、
AC100V スイッチを押してください。
●
外気温が− 15 ℃以下になるようなときは、駆動用電池を保護するため数十分
間、コンセントを使用できないことがあります。その場合は、エアコンを使用
し駆動用電池を温めてから使用してください。
以上の処置を行ってもコンセントが使用できない場合は、トヨタ販売店で点検を
受けてください。
■
電源周波数について
車両側の電源周波数は、50Hz に設定されています。
電気製品によっては、電源周波数の切りかえ(50 / 60Hz)機能があるので、
車両と電気製品の電源周波数を同じにしてください。
車両側の電源周波数切りかえが必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
342
5-4. その他の室内装備の使い方
警告
■
安全にお使いいただくために
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、思わぬ事故の原因となり、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
走行中、次のような場合は、電気製品を使用しないでください。また、電気製
品を確実に固定できない状態で使用しないでください。
・ わき見運転など、安全運転のさまたげになる場合(テレビ・ビデオ・DVD
など)
・ 急ブレーキをかけたときや衝突したときなどに、固定の不完全な電気製品
の転倒・落下による事故や、発熱により火災・やけどなどのおそれがある
場合(トースター・電子レンジ・電熱器・ポット・コーヒーメーカーなど)
・ ペダルの下に電気製品が入り込み、ブレーキペダルが踏めなくなるおそれ
がある場合(ドライヤー・AC アダプター・マウスなど)
●
窓を閉めたまま、蒸気が出る電気製品を使用しないでください。ガラスが曇っ
て視界が悪化し、運転に支障が出るなどのおそれがあります。また、他の電装
品に悪影響をおよぼすおそれがあります。やむを得ず使用するときは、車両を
停車した状態で窓を開けて使用してください。
●
故障した電気製品を使用しないでください。コンセントが使用できなくなるお
それがあります。
●
ぬれた手で電気製品の電源プラグを抜き差ししたり、ピンなどをコンセントに
差したりしないでください。また、コンセントに雨水・飲料水・雪などが付着
した場合は乾燥させてから使用してください。
●
コンセントの改造・分解・修理などはしないでください。また車両に搭載さ
れている AC100V インバーターを、市販の AC100V インバーターに交換
しないでください。修理についてはトヨタ販売店にご相談ください。
●
お子さまにコンセントをさわらせないでください。
●
コンセントにほこりやゴミが付着しないようにしてください。また、定期的に
コンセントを掃除してください。
●
電気製品の電源プラグをコンセントに差し込んでもゆるいときは、コンセント
を交換してください。交換についてはトヨタ販売店にご相談ください。
343
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
警告
■
駐車中または停車中に使用するとき
次のことをお守りください。お守りいただかないと、思わぬ事故の原因になる
おそれがあります。
●
パーキングブレーキをしっかりとかけて、シフトポジションを P から切りかえ
ないでください。
●
電気製品を使用中に、READY インジケーターが点灯した状態のまま車両から
離れないでください。
●
ボンネットが閉まっていることを確認してください。
状況によってはエンジンが自動で始動するため排気管付近に近付いたり、荷物
を置いたりしないでください。また、エンジンルーム内に顔や手を近付けない
でください。ラジエーター冷却用のファンが急にまわりだすことがあります。
ファンの回転部分にふれたり、近付いたりすると、手や着衣(特にネクタイ・
スカーフ・マフラーなど)が巻き込まれるおそれがあります。
●
燃えやすいものの近くで停車しないでください。
過熱した排気管で発火するおそれがあります。
●
車庫内など換気が悪い場所や囲まれた場所(雪が積もった場所)などでは、酸
素欠乏や排気ガスの充満、滞留を防ぐため、給排気を可能とする関連装置など
を適切に設置して、使用してください。
●
給排気設備のない車庫内など換気が悪い場所や給排気設備のない囲まれた場
所(雪が積もった場所)などでは、酸素欠乏のおそれや排気ガスが充満した
り、滞留したりするおそれがあるため、使用しないでください。(→ P. 38)
●
車両をカーカバーなどで覆った状態で使用しないでください。
●
暖房器具などの電気製品を使用して、車中で泊まることはやめてください。
●
災害などによる非常時に電力が必要なときは非常時給電システムのご使用を
おすすめします。(→ P. 345)
■
接続する電気製品について
使用する電気製品に付属の取り扱い説明書や、製品に記載されている注意事項
を必ずお守りください。電源プラグや電気製品が故障しているときは使用しな
いでください。また、次のような機器は使用しないでください。
●
医療機器
車両状態によっては、一時的にコンセントの出力が断たれることがあります。
344
5-4. その他の室内装備の使い方
注意
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、正常に作動しなかったり、車両や電気製品が損傷したり
するおそれがあります。
■
ショートや故障を防ぐために
●
車内のトリムの近くやシートの上などで、トースターなどの熱気を出す電気製
品を使用しないでください。熱により溶損や焼損のおそれがあります。
●
振動や熱などに弱い電気製品を車内で使用しないでください。
走行時の振動や、炎天下での駐車時の熱などにより、電気製品が故障するおそ
れがあります。
●
コンセントを使用しないときは、フタを閉めてください。コンセントに異物が
入ったり、飲料水などがかかったりすると、故障したり、ショートしたりする
おそれがあります。
●
コンセントに、二股などの分岐用コンセントを接続するなど、タコ足配線をし
ないでください。
■
特に外気温が高いとき
炎天下に放置した直後など、車内が高温になっている場合は、エアコンを使用
するなどして車内を十分に換気し車内温度を下げ、しばらくしてから再度、
AC100V スイッチを押してください。
■
特に外気温が低いとき
外気温が− 15 ℃以下になるようなときは、駆動用電池を保護するため数十分
間、コンセントを使用できないことがあります。その場合は、エアコンを使用
し駆動用電池をあたためてから使用してください。
345
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
◆
各部の名称
AC100V スイッチ
パワースイッチ(→ P. 177)
トランク内コンセント(運転席側)
アース端子
室内コンセント(コンソールボックス後方)
非常時給電システム
★
災害などによる非常時に電力が必要なとき、次の方法を行うことで、車
両の走行機能を停止した状態で給電ができます。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
3
4
5
346
5-4. その他の室内装備の使い方
給電作業は、次の内容をよくお読みいただいた上で、正しい手順に沿っ
て行ってください。
●
パーキングブレーキがかかっていること
●
パワースイッチが OFF になっていること
●
システム作動中はエンジンが作動するおそれがあるので、車庫内等、
換気の悪い場所を避け、換気のよい場所に駐車すること
●
地面が固く平らな場所に駐車すること
輪止めの使用をおすすめします。輪止めはトヨタ販売店で購入することができま
す。
●
給電中はオートアラームを設定することができません。盗難を防ぐた
めに、車内やトランク内に貴重品などを放置しないこと
●
ボンネットが閉まっていること
ブレーキペダルを踏まずに、パ
ワースイッチを 2 回押して ON
モードにする
ブレーキペダルを踏んだまま、パワー
スイッチを押すと、非常時給電システ
ムは使用できません。
給電作業をする前に
非常時給電システムを起動するとき
1
347
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
READY インジケーターが点灯し
ていないことを確認し、AC100V
スイッチを 3 回連続で押す
READY インジケーター、AC100V ス
イッチ上の作動表示灯が点灯し、マル
チインフォメーションディスプレイに
非常時給電モードの表示がされ起動が
完了します。
AC100V スイッチを押す間隔が 1 秒
以上あいた場合、READY インジケー
ターが点灯せず、マルチインフォメー
ションディスプレイの表示がされない
ときがあります。この場合は、はじめ
から操作をやり直してください。
AC100V スイッチを 4 回以上連続で押した場合、または、起動が完了する前に運
転席ドアの開閉操作をした場合、非常時給電システム起動直後、停止することがあ
ります。この場合は、はじめから操作をやり直してください。
非常時給電システムを起動後、エアコンを ON にする(→ P. 304)
フタを開けて電気製品の電源プラ
グをコンセントの奥までしっかり
差し込む
コンセントは室内とトランク内の 2ヶ
所にあります。給電するときは、室内
コンセントを使用することをおすすめ
します。
電気製品が接続されていることがわか
るように助手席の窓から延長コードを
出すことをおすすめします。その場合
は、図で示すように接続されたコード
にたるみをもたせ、異常な張りが発生
しないようにしてください。
ただし、アース線のある電気製品を使用するときは、トランク内コンセントを使用
し、アース線をアース端子に接続してください。
窓ガラスを上昇させるときはパワーウィンドウスイッチで自動全閉を行わずに上
昇させ、コードを窓枠とガラスで挟み込まないように隙間を確保してください。
(→ P. 155)
2
電気製品の電源プラグを接続するとき
3
348
5-4. その他の室内装備の使い方
次の手順をお守りください。
使用している電気製品の電源を OFF にする
AC100V スイッチを押して OFF にする
コンセントから電源プラグを取りはずす
コンセントのフタを閉める
パワースイッチを OFF にする
■
アイドリングストップ条例について
駆動用電池の残量減少などにより、自動でエンジンが始動し、充電を行います。
一部の自治体では、駐車中または停車中にエンジンが始動した場合、アイドリン
グストップに関する条例にふれる可能性があります。非常時給電システムの使用
については関係する自治体に確認した上で、適切に使用してください。
非常時給電システムを停止するとき
知識
1
2
3
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5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
■
非常時給電システムについて
●
AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使用してください。規定容
量をこえる電気製品を使用すると、保護機能が働き、コンセントが使用できな
くなります。
●
使用する電気製品によっては、大きな電流が流れ、瞬間電力が 1500W をこえ
るときがあります。
この場合、保護機能が働き、コンセントが使用できなくなることがありますが
故障ではありません。
●
使用する電気製品によっては、テレビやラジオに雑音が入ることがあります。
●
コンセントの電圧は市販のテスターでは正常な電圧を計測できません。電圧の
確認が必要な場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
コンセントを使用中、リヤシート付近から冷却用ファンの音がすることがあり
ますが、異常ではありません。
●
長時間給電直後には、動力性能や燃費などが一時的に悪化することがあります
が、異常ではありません。
■
正しく作動しないおそれがある電気製品
次のような AC100V の電気製品は、消費電力が 1500W 以下でも正常に作動
しないおそれがあります。
●
起動時の電力が大きい電気製品
●
精密なデータ処理をする計測機器
●
きわめて安定した電力供給を必要とする電気製品
●
タイマー設定する機器など、コンセントの出力が連続して必要な電気製品
350
5-4. その他の室内装備の使い方
■
非常時給電システムが使用できないとき
●
コンセントが使用できないとき
AC100V スイッチを押しても作動表示灯が点灯しない場合、保護機能が働い
ていることが考えられます。
この場合、まず次の処置を行ってください。
・ 電気製品の電源プラグを抜き、消費電力が 1500W 以下になっているかを
確認し、再度 AC100V スイッチを押してください。
・ 電気製品の電源プラグを抜き、製品自体が故障していないかを確認して、再
度 AC100V スイッチを押してください。
・ 駆動用電池の残量を確認してください。(→ P. 112)残量が少ない場合は、
駆動用電池の残量を回復させ、再度 AC100V スイッチを押してください。
・ 車内が高温になると、給電システムを保護するためコンセントが使用できな
い場合があります。
その場合は外気導入でエアコンを使用して車内温度を下げながら使用してく
ださい。不要なドアやドアガラスを閉めると、効率的に車内温度を下げるこ
とができます。
・ 炎天下に放置した直後など、車内が高温になっている場合は、エアコンを使
用するなどして車内を十分に換気し車内温度を下げ、しばらくしてから再度、
AC100V スイッチを押してください。
・ 外気温が− 15 ℃以下になるようなときは、駆動用電池を保護するため数十
分間、コンセントを使用できないことがあります。その場合は、エアコンを
使用し駆動用電池をあたためてから使用してください。
●
READYインジケーターが点灯せず、マルチインフォメーションディスプレイに
非常時給電モードの表示がされていない場合、パワースイッチを OFF にし、は
じめから操作をやり直してください。
●
起動が完了する前に運転席ドアの開閉操作をした場合、非常時給電システム起
動直後、停止することがあります。この場合は、はじめから操作をやり直して
ください。
●
マルチインフォメーションディスプレイに下記のメッセージが表示されたとき
・「燃料の残量低下により給電停止しました」
燃料が少なくなったため、非常時給電モードを停止しました。燃料を給油後、
再度非常時給電モードを起動することが可能になります。ガソリンスタンド
で給油することをおすすめします。
・「シフトポジション切りかえにより給電停止しました」
シフトポジションが P から切りかわったため、非常時給電モードを停止しま
した。パワースイッチを OFF にし、はじめから操作をやり直してください。
以上の処置を行っても非常時給電システムが使用できない場合は、トヨタ販売
店で点検を受けてください。
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