Toyota Mark X (2016 year). Instruction japanese — part 24
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ただちに処置してください。
次の警告は、それぞれの対処方法に従って処置し、警告灯が消灯するの
を確認してください。
※
運転席・助手席シートベルト非着用警告ブザー:
運転席・助手席シートベルト非着用のまま車速が約 20 km/h 以上になると警告ブ
ザーが 30 秒間断続的に鳴ります。その後も運転席・助手席シートベルト非着用のま
まだと、ブザーの音がかわり 90 秒間鳴ります。
警告灯
警告灯名・警告内容
対処方法
半ドア警告灯
*
いずれかのドアが確実に閉まっていない
開いているドアを閉める
燃料残量警告灯
燃料の残量が約 11L 以下になった
燃料を補給する
運転席シートベルト
非着用警告灯
(警告ブザー)
※
運転席シートベルトの非着用
シートベルトを着用する
助手席シートベルト
非着用警告灯
(警告ブザー)
※
助手席シートベルトの非着用
シートベルトを着用する
マスターウォーニング
*
システムの異常時にブザーとともに点灯・
点滅し、マルチインフォメーションディス
プレイ上に警告メッセージを表示します。
oP. 368
知識
■
助手席シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について
●
乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検知して
警告灯が点滅することがあります。
●
座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しないことが
あります。
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
368
5-2. 緊急時の対処法
警告メッセージが表示されたときは ( マルチインフォメーションディスプレイ装着車 )
ただちに停車してください。
次の警告は、お車への損傷や思わぬ危険を招くおそれがあることを意味
します。ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してくださ
い。
警告メッセージ
警告内容
エンジンオイル圧力の異常
エンジンオイルの圧力が異常に低いと警告ブザーととも
に表示されます。
マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示さ
れた場合は、落ち着いて次のように対処してください。
マスターウォーニング
マルチインフォメーションディス
プレイに警告メッセージが表示さ
れているとき、点灯・点滅します。
マ ルチ インフ ォメ ーショ ン
ディスプレイ
処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡
ください。
5
369
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ただちに点検を受けてください。
次の警告は、放置すると、システムが正しく働かず、思わぬ危険や故障
を招くおそれがあることを意味します。ただちにトヨタ販売店で点検を
受けてください。
警告メッセージ
警告内容
4WD システム
*
の異常
警告ブザーが鳴ります。
ステアリングロックシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
(点滅)
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
*
の異常
警告ブザーが鳴ります。
(点滅)
レーダークルーズコントロールシステム
*
の異常
警告ブザーが鳴ります。
メインスイッチを一度 OFF にし、再度設定してくださ
い。
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
370
5-2. 緊急時の対処法
ナビ・ブレーキアシスト
*
の異常
警告ブザーが鳴ります。
ナビ・ブレーキアシストについては「ナビゲーションシ
ステム取扱書」を参照してください。
VGRS(バリアブルギアレシオステアリング)
*
の異常
警告ブザーが鳴ります。
クリアランスソナー
*
の異常
異常のあるソナーの位置が点滅し、警告ブザーが鳴りま
す。
警告メッセージ
警告内容
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ただちに処置してください。
次の警告はそれぞれの対処方法に従って処置し、警告メッセージが消灯
するのを確認してください。
警告メッセージ
警告内容
対処方法
各ドアが確実に閉まってい
ない
開いてるドアが表示され
ます。
各ドアを閉める
(点滅)
パーキングブレーキをかけ
たまま、車速が約 5 km/h
以上になった
警告ブザーが鳴ります。
パーキングブレーキを解除
する
(点滅)
ムーンルーフ
*
が確実に閉
まってない状態で“ エンジ
ン スタート ストップ ”ス
イッチを OFF にして運転席
ドアを開けた
ムーンルーフを閉める
エンジンオイルの不足
警告ブザーが鳴ります。
エンジンオイル量を点検
し、オイルを補給する
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
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5-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容
対処方法
(点灯)
PCS(プリクラッシュ
セーフティシステム)
*
が
現在機能していない
グリルまたはセンサーの汚
れを取り除く
プ リ ク ラ ッ シ ュ セ ー フ
ティシステムが熱くなる
と点灯します。この場合は
システムが通常温度にな
るまでしばらくお待ちく
ださい。
(点滅)
レーダークルーズコント
ロール
*
のセンサー部分の
汚れ、氷などの付着
警告ブザーが鳴ります。
汚れおよび氷などを取り除
く
(点滅)
レーダークルーズコント
ロール
*
の車間制御の測定
不可
警告ブザーが鳴ります。
ワイパーを止めるか低速作
動にかえる
スノーモードを解除する
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
5
373
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
警告メッセージ
警告内容
対処方法
(点滅)
(レーダークルーズコント
ロール
*
の車間制御中)衝
突の危険性がある
警告ブザーが鳴ります。
ブレーキを踏む
(点滅)
衝突の可能性が高い、
またはプリクラッシュブ
レーキ
*
が作動しているこ
とを示す
警告ブザーが鳴ります。
ブレーキで減速する
クリアランスソナー
*
のセ
ンサー部分の汚れ、氷など
の付着
警告ブザーが鳴ります。
汚れおよび氷などを取り除
く
知識
■
レーダークルーズコントロール
*
の車間制御中の警告表示について
車間距離が短くても、次のような場合は警告メッセージが表示されないおそれ
があります。
●
先行車と自車の速度が同じか先行車の方が速いとき
●
先行車が非常にゆっくりした車のとき
●
速度を設定した直後
●
アクセルが踏まれたとき
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
374
5-2. 緊急時の対処法
ただちに処置してください
それぞれの対処方法に従って処置し、警告メッセージが消灯するのを確
認してください。
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
対処方法
1 回
なし
(点滅)
電子キーを携帯し
ていない状態でエ
ンジンをかけよう
とした
電子キーを携帯す
る
1 回
3 回
(点滅)
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチが OFF 以
外の状態で運転席
以外のドアが開閉
され同乗者が電子
キーを持ち出した
電子キーを車内に
もどす
シフトレバーが P
の状態で、“ エン
ジン スタート ス
トップ ”スイッチ
を OFF にせずに
キーを持ち出した
まま運転席ドアが
開閉された
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを OFF に
する
または電子キーを
車内にもどす
5
375
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
1回
1回
(交互に表示)
(点滅)
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを OFF にせ
ずに、電子キーを
外に持ち出してド
アを施錠しようと
した
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを OFF に
したあと、再度施
錠する
1回
なし
(点滅)
正規の電子キーが
車室内に無い状態
で走行をはじめた
車室内に電子キー
があるか確認する
連続音 なし
(点滅)
シフトレバーが P
以外の状態で、“エ
ンジン スタート
ストップ ”スイッ
チを OFF にせず
に運転席ドアが開
いた
シフトレバーを P
にする
連続音 連続音
(交互に表示)
(点滅)
シフトレバーが P
以外の状態で、“エ
ンジン スタート
ストップ ”スイッ
チを OFF にせず
にキーを持ち出し
たまま運転席ドア
が開閉された
・ シフトレバーを
P にする。
・ 電子キーを車内
に入れる
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
対処方法
376
5-2. 緊急時の対処法
1 回
連続音
(点滅)
車内に電子キーを
置いたまま、ス
マートエントリー
&スタートシステ
ムでドアを施錠し
ようとした
車内から電子キー
を取り出したあと、
再度施錠する
車内に電子キーを
置いたまま、フロ
ントドアを開き
ロックレバーを施
錠側にしてドアハ
ンドルを引いたま
まドアを閉めて施
錠しようとした
1 回
なし
(点滅)
・ メカニカルキー
で解錠して“ エ
ンジン スタート
ストップ ”ス
イッチを押した
した際、車室内
でキーを検出で
きなかった
・“ エンジン ス
タート ストッ
プ ”スイッチを
押したときに車
室内でキーを検
出できないこと
が 2 回連続で続
いた
ブレーキを踏みな
がら電子キーで“
エンジン スタート
ストップ ”スイッ
チにふれる
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
対処方法
5
377
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
1 回
なし
(点滅)
エンジン始動不可
能なシフトレバー
位置でエンジン始
動しようとしてい
る
シフトレバーを P
に入れてからエン
ジンを始動させる
1 回
なし
(点滅)
シフトレバーが P
もしくは N 以外で
“エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを OFF に
しようとした
“エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを OFF に
したい場合は、シ
フトレバーを P に
し“エンジン ス
タート ストップ ”
スイッチを押す
なし
なし
自動電源 OFF 機
能が作動した
次回エンジン始動
時にエンジン回転
数を少し高めにし、
約 5 分間その回転
数を保持しバッテ
リーを充電する
1 回
なし
電子キーの電池残
量が少ない
新しい電池と交換
する
(oP. 338)
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
対処方法
378
5-2. 緊急時の対処法
1 回
なし
(点滅)
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチが OFF の
状態で運転席のド
アを開閉してから
エンジンをかけず
に“ エンジン ス
タート ストップ ”
スイッチをアクセ
サリーモードに 2
回以上した
ブレーキを踏んで
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを押す
電子キーが正常に
働かないときのエ
ンジン始動の方法
で(oP. 409)“
エンジン スタート
ストップ ”スイッ
チに電子キーでふ
れた
ブザーが鳴ってか
ら 10 秒以内に“
エンジン スタート
ストップ ”スイッ
チを押す
1 回
なし
(点滅)
“ エンジン スター
ト ストップ ”ス
イッチを押してか
ら約 3 秒以内にス
テアリングロック
が解除できなかっ
た
ブレーキを踏んで
ハンドルを左右に
まわしながら“ エ
ンジン スタート
ストップ ”スイッ
チを押す
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
対処方法
5
379
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)
この車両には、応急用タイヤが搭載されています。パンクしたタイヤ
を、備え付けの応急用タイヤと交換してください。( タイヤについて
の詳しい説明は、P. 308 をご覧ください。)
■ ジャッキで車体を持ち上げる前に
● 地面が固く平らな場所に移動する
● パーキングブレーキをかける
● シフトレバーを P に入れる
● エンジンを停止する
● 非常点滅灯を点滅させる
■ 工具・ジャッキ・応急用タイヤの位置
けん引フック
応急用タイヤ
ジャッキ
ジ ャ ッ キ
ハンドル
ホイールナット
レンチ
380
5-2. 緊急時の対処法
ジャッキと応急用タイヤの取り出しかた
ラ ゲ ー ジ マ ッ ト を 取 り 出 し、ラ
ゲージアンダートレイを取りはず
す
応急用タイヤを取りはずす
止め具を取りはずし、タイヤを取り出
す。
ジャッキを取り出す
締める
ゆるめる
格納するときはジャッキと固定具が
かみあうよう確実に固定してくださ
い。
手順
1
手順
2
手順
3
手順
3
5
381
5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
パンクしたタイヤの交換
輪止め
※
をする
※
輪止めは、トヨタ販売店で購入するこ
とができます。
ホイールキャップ
*
をはずす
(スチールホイールのみ)
ナットを少し(約 1 回転)ゆるめる
手順
1
パンクした
タイヤ
輪止めの位置
前輪
左側
右側後輪うしろ
右側
左側後輪うしろ
後輪
左側
右側前輪前
右側
左側前輪前
手順
2
手順
3
*
: 車両型式などで異なる装備やオプション装備
382
5-2. 緊急時の対処法
ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位置
にしっかりかける
タ イ ヤ が 地 面 か ら 少 し 離 れ る ま
で、車体を上げる
ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす
タイヤを直接地面に置くときは、ホ
イールの意匠面に傷が付かないよう
意匠面を上にする
A
手順
4
手順
5
手順
6
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