Toyota Harrier (2018 year). Instruction japanese — part 9
127
3-3. シートの調整
3
各部の操作
警告
■
背もたれを前倒しするとき
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
走行中に前倒しをしない
●
平坦な場所でパーキングブレーキを確実にかけ、シフトレバーを P にする
●
操作するときに、可動部や結合部に手や足などを挟まないように注意する
●
倒した背もたれの上やラゲージルームに人を乗せて走行しない
●
お子さまがラゲージルームに入らないよう注意する
■
リクライニング調整について
背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
背もたれをもとの位置にもどしたあとは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
シートを前後に軽くゆさぶり、確実に固定されていることを確認する
●
シートベルトを挟み込まないようにする
注意
■
背もたれを前倒しするときは
背もたれを倒す前に、必ずシートベルトとバックルを格納してください。
(→ P. 28)
128
3-3. シートの調整
パワーイージーアクセスシステム
★
/ポジションメモリー
★
/
メモリーコール
★
乗降時に運転者が乗り降りしやすいよう、シートやハンドルが自動で動
きます。
次 の す べ て の 操 作 を 行 っ た と き、
シートとハンドルが乗り降りしや
すい位置に自動で調整されます。
・ シフトレバーを P に入れる
・ パワースイッチを OFF にする
・ 運転席シートベルトをはずす
次のいずれかの操作を行ったとき、シートとハンドルがもとの位置にも
どります。
・ パワースイッチをアクセサリーモードまたは ON モードにする
・ 運転席シートベルトを着用する
■
パワーイージーアクセスシステムの作動について
降車時に、シートの位置が最後方付近にあるなど、パワーイージーアクセスシス
テムが作動しない場合があります。
■
カスタマイズ機能
パワーイージーアクセスシステムによるシート移動量を変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 439)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
自動でシート・ハンドルを動かし、乗り降りしやすい位置に調整したり、
お好みのドライビングポジションに調整したりします。
パワーイージーアクセスシステム
知識
129
3-3. シートの調整
3
各部の操作
お好みのドライビングポジション(シートの位置・ハンドルの位置)を
登録して、ワンタッチで呼び出すことができます。
ドライビングポジションは 2 パターンまで登録できます。
■
登録方法
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
パワースイッチを ON モードにする
運転席・ハンドルをお好みの位置に調整する
SET ボタンを押しながら、ま
たは SET ボタンを押したあと
3 秒以内に、1 または 2 のう
ち登録したいボタンをブザー
が鳴るまで押す
すでに同じボタンに登録されている
場合は、上書きされます。
■
呼び出し方法
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
パワースイッチを ON モードにする
1 または 2 のうち呼び出した
い ポ ジ シ ョ ン の ボ タ ン を ブ
ザーが鳴るまで押す
ポジションメモリー
1
2
3
BTO33DP011
4
1
2
BTO33DP012
3
130
3-3. シートの調整
■
ドライビングポジションの呼び出し作動を途中で止めたいとき
次のいずれかの操作をします。
●
SET ボタンを押す
●
1 または 2 のボタンを押す
●
シート調整スイッチのいずれかを操作する(シートのみ作動停止)
●
ハンドルの位置を調整する(ハンドルのみ作動停止)
■
登録できるシート位置(→ P. 125)
次のシート位置が登録できます。
●
前後位置調整
●
リクライニング調整
●
シート全体の上下調整
●
クッション前端の上下調整
■
パワースイッチ OFF 後の作動
運転席ドアを開けて 180 秒以内、または運転席ドアを閉め、60 秒以内に呼び
出したいポジションのボタンを押すと、シートの位置が調整されます。
■
ポジションメモリーを正しくお使いいただくために
登録位置が各シート調整位置の最端部にある状態で、さらに同じ方向に操作をす
ると、呼び出し位置にずれが生じることがあります。
知識
131
3-3. シートの調整
3
各部の操作
お好みのドライビングポジションを電子キー(カードキーを含む)に登
録することで、電子キーごとにお好みのドライビングポジションを自動
で呼び出すことができます。
■
登録方法
お好みのドライビングポジションをあらかじめ 1 または 2 のいずれか
のボタンに登録しておきます。
登録させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが 2 つ以上あると、正確に登録できません。
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
パワースイッチを ON モードにする
登録させたいドライビングポジション(1 または 2)を呼び出す
呼び出したドライビングポジ
ションのボタンを押しながら、
ドアロックスイッチの施錠側
または解錠側を “ ピー” とブ
ザーが鳴るまで押す
登録できなかった場合は、約 3 秒間
ブザーが鳴り続けます。
■
呼び出し方法
ドライビングポジションを登録した電子キーを携帯し、運転席ドア
をスマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコ
ンで解錠してドアを開ける
シートが登録した位置へ動きます。
(シートがすでに登録された位置にある場合
は動きません)
パワースイッチをアクセサリーモードまたは ON モードにするか、
シートベルトを着用する
ハンドルが登録した位置へ動きます。
(ハンドルがすでに登録された位置にある
場合は動きません)
メモリーコール機能
1
2
3
BTO33DP013
4
1
2
132
3-3. シートの調整
■
解除方法
解除させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが 2 つ以上あると、正確に解除できません。
パワースイッチを ON モードにする
SET ボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠
側を “ ピッピッ ” とブザーが鳴るまで押す
解除できなかった場合は、ブザーが約 3 秒間鳴り続けます。
■
メモリーコール機能によるドライビングポジションの呼び出しについて
●
電子キーごとにドライビングポジションを登録できるため、携帯する電子キー
によっては呼び出されるドライビングポジションが異なる場合があります。
●
運転席ドア以外のドアをスマートエントリー&スタートシステムで解錠した場
合は、ドライビングポジションの呼び出しはしません。
その場合は、登録したドライビングポジションのボタンを押してください。
■
カスタマイズ機能
メモリーコール機能による解錠ドアの設定を変更できます。
(カスタマイズ一覧→ P. 439)
知識
警告
■
シート調整時の警告
シート調整中は、シートがリヤ席乗員にあたったり、運転者の体がハンドルに
圧迫されたりしないよう注意してください。
1
2
133
3
各部の操作
3-3. シートの調整
ヘッドレスト
上げる
下げる
下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。
上げる
下げる
下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。
フロント席
1
2
BTO33DP006
解除ボタン
1
2
リヤ席
BTO33DP007
1
2
解除ボタン
1
2
134
3-3. シートの調整
■
ヘッドレストを取りはずすとき
■
ヘッドレストを取り付けるとき
■
ヘッドレストの高さについて
■
リヤ席について
使用するときは、常に格納位置から上げた位置にしてください。
知識
解除ボタンを押しながらヘッドレストを引
き上げます
ヘッドレストを取り付け穴に合わせて、ロッ
ク位置まで押し下げてください。
必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上のあたりになるよう調整してください。
BTO33DP008
BTO33DP009
135
3-3. シートの調整
3
各部の操作
警告
■
ヘッドレストについて
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する
●
ヘッドレストを必ず正しい位置に調整する
●
ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する
●
ヘッドレストをはずしたまま走行しない
136
3-4. ハンドル位置・ミラー
ハンドル
X
マニュアルチルト&テレスコピックステアリング
ハンドルを持ち、レバーを下げ
る
ハンドルを前後・上下に動か
し、適切な位置にする
位置が決定したら、レバーを上げて
ハンドルを固定してください。
X
電動チルト&テレスコピックステアリング
スイッチを操作すると、ハンドルを次の方向に動かします。
上方へ
下方へ
手前へ
前方へ
調整のしかた
1
2
BTO34DP003
1
2
3
4
1
2
3
4
137
3-4. ハンドル位置・ミラー
3
各部の操作
パワースイッチを OFF にする、ま
たはシートベルトをはずすと、乗り
降りがしやすいようにハンドルが
最前方・最上段に移動します。
パワースイッチをアクセサリーモード
か ON モードにする、またはシートベ
ルトを着用するともとの位置にもどり
ます。
ハ ン ド ル の
周 辺 部 を 押 す と
ホーンが鳴ります。
■
電動チルト&テレスコピックステアリングの作動条件
パワースイッチがアクセサリーモード、または ON モードのとき
※
※
運転席シートベルトを装着していれば、パワースイッチのモードにかかわら
ず、ハンドルの調整ができます。
■
ハンドル位置の自動調整
★
お好みのハンドル位置をドライビングポジションメモリーに登録すると、自動で
調整されます。(→ P. 129)
■
パワーイージーアクセスシステム
★
パワースイッチのモード切りかえ・運転席シートベルトの脱着に連動して、ハン
ドルと運転席シートが動きます。(→ P. 128)
オートチルトアウェイ&リターン機能(電動チルト&テレスコピックス
テアリング装着車)
ホーン(警音器)
BTO34DP012
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
138
3-4. ハンドル位置・ミラー
警告
■
走行中の警告
走行中はハンドル位置の調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。
■
ハンドル位置を調整したあとは(マニュアルチルト&テレスコピックステアリ
ング装着車)
ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だと、ハンドルの位置が突然かわり、思わぬ事故につながり、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
139
3
各部の操作
3-4. ハンドル位置・ミラー
インナーミラー
運転姿勢に合わせてインナーミラーの高さを調整することができます。
インナーミラー本体を持って、上下
方向に調整する
X
手動防眩ミラー装着車
レバーを操作することで、後続車のヘッドランプによる反射光を減少さ
せます。
通常使用時
防眩時
後方を十分に確認できるようにミラーの位置を調整することができま
す。
上下調整のしかた
防眩機能
BTO34DP005
1
2
1
2
140
3-4. ハンドル位置・ミラー
X
自動防眩ミラー装着車
後続車のヘッドランプのまぶしさに応じて反射光を自動的に減少させま
す。
自動防眩機能の切りかえ
ON / OFF
ON のときはインジケーターが点灯し
ます。
パワースイッチを ON モードにしたと
きは、ミラーは常に自動防眩機能が ON
になっています。
ボタンを押すと OFF になりインジケー
ターが消灯します。
■
センサーの誤作動防止(自動防眩ミラー装着車)
BTO34DP006
インジケーター
知識
センサーの誤作動を防ぐため、センサーにふ
れたりセンサーを覆ったりしないでくださ
い。
警告
走行中はミラーの調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。
141
3
各部の操作
3-4. ハンドル位置・ミラー
ドアミラー
調整するミラーを選ぶには、ス
イッチをまわす
左
右
ミラーの鏡面を調整するには、ス
イッチを操作する
上
右
下
左
スイッチを押す
ミラーをもとの位置にもどす
ミラーを格納する
スイッチを中立の位置(A)にすると
オート作動に切りかわり、ドアの施錠・
解錠、パワースイッチの操作と連動し
て作動します。
調整のしかた
1
1
2
2
1
2
3
4
ドアミラーを格納する
1
2
142
3-4. ハンドル位置・ミラー
■
鏡面調整の作動条件
パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのとき
■
ミラーが曇ったとき
リヤウインドウデフォッガーを作動させると、ミラーヒーターが同時に作動し、
曇りを取ることができます。(→ P. 290)
■
寒冷時に「オート作動」で使用するとき
寒冷時に「オート作動」で使用しているとき、ドアミラーが凍結すると、自動で
格納・復帰ができないことがあります。この場合、ドアミラーに付着している氷
や雪などを取り除いたあと、「マニュアル作動」で作動させるか、手で動かして
ください。
知識
警告
■
走行中の留意事項
走行中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、運転を誤って重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
●
ミラーの調整をしない
●
ドアミラーを格納したまま走行しない
●
走行前に必ず、運転席側および助手席側のミラーをもとの位置にもどして、正
しく調整する
■
ミラーが動いているとき
手をふれないでください。
手を挟んでけがや、ミラーの故障などの原因になるおそれがあります。
■
ミラーヒーターが作動しているとき
鏡面が熱くなるのでふれないでください。
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