Toyota Coaster (2015 year). Instruction japanese — part 12
4.快適装備
175
故障とお考えになる前に
画面に小さい斑点や
輝点がある
症 状
考えられること
処 置
液晶モニター特有の現象です。
液晶パネルは非常に精密度の
高い技術でつくられており、
99.99%以上の有効画素があ
りますが、0.01%以下の画素
欠けや常時点灯するものが生
じることがあります。
故障ではありませんので、
そのままご使用ください。
ちょっとした操作違いで故障と間違えることがありますので、以下の表にもとづき、
まず確認してください。
処置をしても直らない場合は、販売店で点検を受けてください。
4.快適装備
176
点灯・消灯
スイッチを押すと点灯し、もう一度押す
と消灯します。
■フロント
■リヤ
バンは、バックドアを開けると、スイッ
チがOFFでも点灯します。
室内装備
サンバイザー/
お客様表示板
・
★
使用するときは前方に倒します。
助手席
運転席
室内灯
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
4.快適装備
177
スイッチを押すと点灯し、もう一度押す
と消灯します。
スポットランプ
★
■“時”“分”を調整するときは
Hボタンを押すと“時”、Mボタンを押
すと“分”が早送りされます。
■時報に合わせるときは
時報と同時に:00ボタンを押すと時報
に合わせることができます。
●0∼29分は切り下げられます。
●30∼59分は切り上げられます。
(例)1:00∼1:29の場合は1:00
に、12:30∼12:59の場合は
1:00になります。
時計
★
秒表示はありませんが、:00ボタンを押
したときは0秒から作動を開始します。
知 識
夜間、エンジン スイッチが“ LOCK ”
の位置では時計が見にくくなります。その
場合はエンジン スイッチを“ ON ”また
は“ ACC ”にしてください。
知 識
スイッチ
エンジン スイッチの位置に関係なく時
刻が表示されます。
Hボタン
:00ボタン
Mボタン
4.快適装備
178
シガレットライター
●シガレットライターの金属部分に触れな
いでください。やけどをするおそれがあ
ります。
●シガレットライターの故障や周辺部の焼
損を防ぐため、次のことをお守りくださ
い。
蘆シガレットライターを押さえたままに
しないでください。
蘆他車のシガレットライターを差し込ま
ないでください。
蘆ソケットからトヨタ純正品以外の電気
製品の電源を取り出さないでくださ
い。トヨタ純正品以外の電源を取り出
した場合、シガレットライターを使用
すると、赤熱したシガレットライター
が飛び出したり、押し込まれたまま出
てこないおそれがあります。
●ディーゼル車では24Vのシガレットラ
イターを使用し、LPG車では12Vの
シガレットライターを必ず使用してくだ
さい。電圧の異なるシガレットライター
を使用するとシガレットライターが過熱
するなど故障の原因になります。
注 意
■運転席用
使用するときはフタを手前に引き出しま
す。
●取りはずすときはプロテクターを下へ
押したまま、ゆっくり取りはずします。
■後部座席用 ★
使用するときはフタを開けます。
●取りはずすときは灰皿本体を持って上
に引き抜きます。
灰皿
出火を防ぐため、次のことをお守りくださ
い。
●マッチ、タバコなどの火は完全に消して
から灰皿の中にいれ、確実に閉めてくだ
さい。
●灰皿の中に紙くずなどの燃えやすい物を
いれないでください。
注 意
プロテクター
エンジン スイッチが“ ACC ”または“
ON ”の位置のとき使用できます。
シガレットライターを押し込んで手を離
します。
もとの位置にもどったら使用できます。
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
4.快適装備
179
■運転席用
使用するときはツマミを引き出します。
●使用しないときは収納しておいてくだ
さい。
■後部座席用
使用するときは手前に倒します。
●使用しないときは収納しておいてくだ
さい。
カップホルダー
★
●カップホルダーには、カップや飲料缶、
紙パック以外のものを入れないでくださ
い。急ブレーキをかけたときや衝突時に
収納していたものが飛び出し、けがをす
るおそれがあります。やけどを防ぐため
に温かい飲み物にはフタをしてください。
●急ブレーキをかけたときや衝突時に、カ
ップホルダーに体が当たるなどして、思
わぬけがをするおそれがあり危険です。
カップホルダーを使用しないときは収納
しておいてください。
注 意
カップホルダーを破損から守るためカップ
ホルダーに手をついたりしないでくださ
い。カップホルダーが破損するおそれがあ
ります。
アドバイス
4.快適装備
180
ツマミ
ツマミを引いてトレイを引き出します。
●走行中は閉めてください。
運転席
シートアンダートレイ
フロントシートの下(シートアンダー
トレイ内を除く)に物を置かないでく
ださい。物が挟まってシートが固定さ
れず、思わぬ事故の原因となって重大
な傷害を受けるおそれがあり危険です。
また、ロック機構の故障の原因になり
ます。
警 告
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
使用するときはツマミを引き出します。
●使用しないときは収納しておいてくだ
さい。
カードケース
★
4.快適装備
181
ロープフック
★
積荷を固定するときに使用します。
床洗い用水抜き穴
★
二人掛けシートの前から3列目のシート
下側にあります。
排水するときは、ゴムキャップを取りは
ずします。
ゴムキャップ
最後席シート非搭載車
バン
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
4.快適装備
182
ラゲージルーム
セパレーター
ラゲージルームセパレーターとロープフ
ック(181ページ参照)を使用して、
荷室と客室を仕切ったり、荷物を固定し
たりすることができます。
●ラゲージルームセパレーターのフック
だけでなく、ネットを直接ロープフッ
クにかけることもできます。
最後席シート非搭載車
使用例
■荷室と客室を仕切る
■大量の荷物を固定する
■少量の荷物を固定する
ラゲージルームセパレーターは、助手席に
搭載されています。
知 識
4.快適装備
183
■取りはずし方
珈
フロント側からボタン(左右3カ所ず
つ)をはずします。
玳
リヤ側からセパレーターバーに取り
つけられているボタン(左5カ所・中
央5カ所・右3カ所・上部4カ所)と、
サイドのボタン(左右4カ所)をはず
します。
ボタン
荷室を仕切り、エアコン・ヒーターの効
果を高めます。
■開け方
珈
チャックをはずします。
玳
上部のボタン(4カ所)をはずします。
珎
カーテンを丸めながら開けます。
玻
バンド(2カ所)で固定します。
セパレーターカーテン
★
セパレーターカーテン
★
ボタン
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
4.快適装備
184
冷蔵庫
★
エンジン スイッチが“ ON ”の位置の
とき使用できます。
開けるときは
レバーを引いて、金具をフックからはず
します。
レバー
金具
フック
珎
リヤ側からドライバーで天井に取り
つけられているネジ(5カ所)をまわ
してはずします。
ネジ
閉めるときは
金具をフックにかけ、レバーを押します。
●確実に固定されたことを確認してくだ
さい。
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
4.快適装備
185
■温度調整
温度調整ダイヤルをまわします。
●使用条件とダイヤルの位置は、冷蔵庫
周囲の温度状態およびバッテリーの充
電状態などにより異なりますが、一応
の目安として下表を参考にして使用し
てください。
通常使用時
使 用 条 件 に
合 わ せ て ダ
イ ヤ ル を お
選 び く だ さ
い。
約−2℃∼+2℃
1
ダイヤル
位置
冷蔵室温度
(負荷がないとき)
使い方
約+3℃∼+7℃
冷凍食品を貯
蔵するとき
約0℃∼+4℃
約−8℃∼−4℃
約−12℃以下
2
3
4
5
●長時間エンジンを停止していると、庫内
の温度は上昇します。
●冷蔵庫を効果的に使用していただくため
に次のような事項に注意して使用してく
ださい。
蘆庫内に食料品を詰め込みすぎない。
蘆温かい食料品は、冷ましてから貯蔵す
る。
蘆水気の多い物、香りの強い物は包んで
から貯蔵する。
●ダイヤル4の位置での使用はできるだけ
短時間にしてください。4の位置で長時
間使用すると、庫内が冷えすぎて食料品
が凍結したり、ビン類などが割れるおそ
れがあります。
●アイスクリームを貯蔵するときは庫内が
常に約−15℃以下でないとやわらかく
なることがあります。
知 識
霜取りをするときは
庫内に6袢程度の厚さに霜がついたら、
霜取りを行ってください。
珈
庫内の貯蔵品をすべて取り出します。
玳
電源をOFFにして、霜が溶けるま
で待ちます。
珎
庫内にたまった水は、スポンジまた
はフキンなどで取り除きます。
ナイフなどを使用して無理に霜を取らない
でください。冷却器に傷がつき、冷蔵庫が
損傷するおそれがあります。
アドバイス
使用するときは
■電源のON・OFF
●温度調整ダイヤルをまわして「切」以
外の位置にすると、電源がONになり
ます。
●「切」の位置に合わせると電源がOFF
になります。
温度調整ダイヤル
4.快適装備
186
冷蔵庫の手入れ
■フタ、内箱の手入れ
珈
よく乾いたやわらかい布でカラぶき
します。
玳
よごれがひどいときは、中性洗剤を
溶かしたぬるま湯(約50℃以下)を
使用してふき取り、よく乾いたやわ
らかい布で水分をふき取ります。
■ガスケットの手入れ
よく乾いたやわらかい布に中性洗剤を含
ませてよごれをふき取ります。
■バスケットの手入れ
石けん水で洗ったあと、水でよくすすぎ、
乾いた布で水分をふき取ります。
ブラシ、粉石けん、クレンザー、ベンジン
などは使用しないでください。冷蔵庫を傷
つけたり、変色やしみの原因になります。
アドバイス
布に多量の水を含ませてふき取ると水が扉
の内部に侵入して断熱効果が悪くなるおそ
れがあります。
アドバイス
ガスケット
フタ
内箱
バスケット
■急いで霜を取るときは
約50℃以下の温水(手がいれられる程
度の温度)をいれて霜を溶かします。
約50℃以上の温水をいれると内箱が変形
するおそれがありますので、必ず約50℃
以下の温水をいれてください。
アドバイス
4.快適装備
187
カーテン
★
取りはずし方
カーテンレールからフックをはすします。
フックの取りつけ位置
■バックドアカーテン
■バックドアカーテンを除く
フック
フック
★
印はグレード等により装着の有無が異なります。
4.快適装備
188
●運転する前に、以下のことを確認し
てください。
蘆フロアマットが固定フック(クリッ
プ)で正しい位置にしっかりと固定
されていることを定期的に確認し、
とくに洗車後は必ず確認を行ってく
ださい。
蘆エ ン ジ ン 停 止 お よ び シ フ ト レ バ ー
が 綟( オ ー ト マ チ ッ ク 車 ) ま た は
緜( マ ニ ュ ア ル 車 ) の 状 態 で 、 各
ペ ダ ル を 奥 ま で 踏 み 込 み 、 フ ロ ア
マ ッ ト と 干 渉 し な い こ と を 確 認 し
てください。
警 告
フロアマット
お車(年式)専用のものを、フロアカー
ペットの上にしっかりと固定して使用し
てください。
●フロアマット付属の固定フック(クリ
ップ)を使用して固定してください。
固定フック(クリップ)の形状および
フロアマットの固定方法はイラストと
異なる場合があります。詳しい固定方
法はフロアマット付属の取扱書をお読
みください。
●運転席にフロアマットを敷くときは、
以 下 の こ と を 必 ず お 守 り く だ さ い 。
お守りいただかないと、フロアマッ
トがずれて運転中に各ペダルと干渉
し、思わぬスピードが出たり車を停
止しにくくなるなど、事故の原因にな
り重大な傷害におよぶか、最悪の場合
死亡につながるおそれがあり危険です。
蘆ト ヨ タ 純 正 品 で あ っ て も 、 他 車 種
お よ び 異 な る 年 式 の フ ロ ア マ ッ ト
は使用しないでください。
蘆運 転 席 専 用 の フ ロ ア マ ッ ト を 使 用
してください。
蘆付属のフック(クリップ)を使って、
常にしっかりと固定してください。
蘆他 の フ ロ ア マ ッ ト 類 と 重 ね て 使 用
しないでください。
蘆フ ロ ア マ ッ ト を 前 後 逆 さ ま に し た
り 、 裏 返 し て 使 用 し な い で く だ さ
い。
警 告
5
車
と
の
上
手
な
付
き
合
い
か
た
寒冷時の取り扱い ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 190
冬の前の準備、点検 . . . . . . . . . . . 190
運転する前に . . . . . . . . . . . . … 191
走行するときは . . . . . . . . . . . . 192
駐車するときは . . . . . . . . . . . . 192
ワイパー . . . . . . . . . . . . . … 193
タイヤチェーン . . . . . . . . . . . . 193
ディーゼル車の燃料 . . . . . . . . . . . 194
LPG車の燃料 . . . . . . . . . . . . 194
こんなときは ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 195
雨の日の運転 . . . . . . . . . . . . … 195
夏期の取り扱い・エアコンガスの処理 . . . . . . . 195
車との上手な付き合いかた
5
189
5.車との上手な付き合いかた
190
希釈割合
30%
50%
使用地域
温暖地
寒冷地
■エンジンオイル
外気温に応じたエンジンオイルに交換し
てください。(232ページ参照)
■冷却水
冷却水の凍結を防ぐために冷却水濃度を
調整してください。
ディーゼル車
冷却水の凍結を防ぐために冷却水の濃度
を50%にしてください。
寒冷地仕様車・LPG車
寒冷時の取り扱い
冬の前の準備、点検
凍結保証温度
−12℃
−35℃
希釈割合
50%
−35℃
使用地域
温暖地
寒冷地
凍結保証温度
■ウォッシャー液
ウ ォ ッ シ ャ ー 液 の 凍 結 を 防 ぐ た め に 、
ウォッシャー液容器に表示してある凍
結温度を参考に希釈して補給します。
■バッテリー
気温が下がるとバッテリーの性能が低下
し、エンジン始動に支障をきたすことが
あります。バッテリーの液量、比重を点
検し、必要に応じて液の補充や充電をし
てください。
■冬用タイヤ、タイヤチェーン
●冬用タイヤに取り替えるときは、全輪
とも指定サイズで、同一メーカー、同
一銘柄のタイヤに交換してください。
●冬用タイヤ装着時も指定空気圧に調整
してください。
●お使いになる冬用タイヤの最高許容速
度や制限速度を超える速度で走行しな
いでください。
●タイヤサイズに合ったタイヤチェーン
を準備してください。
(193ページ参照)
●トヨタ純正タイヤチェーン(トリプル
チェーン)のご使用をおすすめします。
トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの
中には、使用すると、車体に当たり、
走行のさまたげとなるおそれがあるも
のもあります。詳しくはトヨタ販売店
にご相談ください。
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