Toyota 86 (2017 year). Instruction japanese — part 17
255
3-4. その他の室内装備の使い方
3
室内装備の使い方
知識
■
使用条件
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
エンジンスイッチが“ACC”または“ON”のとき
スマートエントリー&スタートシステム装着車
“エンジン スタート ストップ”スイッチがアクセサリーまたはイグニッション
ON モードのとき
注意
■
ショートや故障を防ぐために
アクセサリーソケットに異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないよう
に、使用しないときは、フタを閉めておいてください。
■
ヒューズが切れるのを防ぐために
12V 10A(120W)をこえないようにしてください。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でアクセサリーソケットを長時間使用しないでくださ
い。
256
3-4. その他の室内装備の使い方
ステアリングスイッチ
★
警告
■
事故を防ぐために
運転中にステアリングスイッチを操作するときは、十分注意してください。
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
ハンドルにあるスイッチで、オーディオや、ナビゲーションシステム
を操作することができます。
装着されているオーディオ・ナビゲーションシステムによっては、操作が異な
る場合があります。詳しくは製品に付属の各取扱書をご覧ください。
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3-4. その他の室内装備の使い方
3
室内装備の使い方
シートヒーター
★
知識
■
作動条件
“エンジン スタート ストップ”スイッチがイグニッション ON モードのとき
■
使用しないときは
スイッチを中立の位置にしてください。インジケーターが消灯します。
スイッチを押してフロントシー
トを暖める
作動するとインジケーターが点灯
します。
早 く暖めた いときに使 いま
す。暖まったら
の位置にし
てください。
保温するときに使います。通
常はこの位置で使用してくだ
さい。
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
258
3-4. その他の室内装備の使い方
警告
■
やけどについて
●
低温やけどを負うおそれがあるため、次の方は特に注意してください。
・ 乳幼児・お子さま・お年寄り・病人・体の不自由な方
・ 皮膚の弱い方
・ 疲労の激しい方
・ 深酒や眠気をさそう薬(睡眠薬・風邪薬など)を服用された方
●
シートに毛布・クッションなどを使用しないでください。
シートヒーターの使用により保温性が高まり、異常過熱の原因になります。
●
シートヒーターを必要以上に使用しないでください。
低温やけどを負ったり、シートヒーターの異常過熱の原因になるおそれがあり
ます。
注意
■
シートヒーターの故障を防ぐために
凹凸のある重量物をシートの上に置いたり、針金や針などの鋭利なものを突き
刺したりしないでください。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンが停止しているときは、スイッチを切ってください。
259
3-4. その他の室内装備の使い方
3
室内装備の使い方
フロアマット
★
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
お車(年式)専用のものを、フロアカーペットの上にしっかりと固定
してお使いください。
フロント
助手席用フロアマット
運転席用フロアマット
固定フック ( クリップ ) 取り
付け穴
リヤ
リヤ席用フロアマット
■ 取り付け方 ( フロント )
固定フック(クリップ)にフロ
アマット取り付け穴をはめ込む
固定フック(クリップ)上部レ
バーをまわして固定する
※△マークを必ず合わせてくださ
い。
固定フック(クリップ)の形状はイラストと異なる場合があります。
手順
1
手順
2
※
260
3-4. その他の室内装備の使い方
警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、フロアマットがずれて運転中に各ペダルと干渉し、思わ
ぬスピードが出たり車を停止しにくくなるなど、事故の原因になり重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
フロアマットを敷くときは
●
トヨタ純正品であっても、他車種および異なる年式のフロアマットは使用しな
い
●
フロント:固定フック(クリップ)を使って、常にしっかりと固定する
●
他のフロアマット類と重ねて使用しない
●
フロアマットを前後逆さまにしたり、裏返して使用しない
■
運転する前に
●
フロント:フロアマットがすべての固定
フック(クリップ)で正しい位置にしっ
かりと固定されていることを定期的に確
認し、特に洗車後は必ず確認を行う
●
運転席:エンジン停止およびシフトレバー
が P(オートマチック車)または N(マニュ
アル車)の状態で、各ペダルを奥まで踏み
込み、フロアマットと干渉しないことを確
認する
261
3-4. その他の室内装備の使い方
3
室内装備の使い方
注意
■
リヤのフロアマットを敷くときは
リヤのフロアマットの搭載位置を間違える
と、フロントシートをスライドさせた時にフ
ロアマットがシートレールなどに干渉し、車
両またはフロアマットを破損するおそれがあ
ります。
262
3-4. その他の室内装備の使い方
トランク内装備(タイヤパンク応急修理キット付き車)
■ ラゲージアンダートレイ
ラゲージマット装着車 : ラゲー
ジマットを持ち上げる
263
3-4. その他の室内装備の使い方
3
室内装備の使い方
■ 停止表示板収納スペース
停止表示板を収納することがで
きます。
停止表示板は、トヨタ販売店で購
入することができます。
停止表示板
264
3-4. その他の室内装備の使い方
知識
■
収納について
停止表示板のケースの大きさや形状によっては、収納できない場合があります。
警告
■
停止表示板を収納するときは
確実に固定されていることを確認してください。
確実に固定されていないと、急ブレーキをかけたときなどに停止表示板が飛び
出し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
4
お手入れのしかた
265
4-1. お手入れのしかた
外装の手入れ. . . . . . . 266
内装の手入れ. . . . . . . 270
アルカンターラ
£
の
手入れ. . . . . . . . .. 273
タイヤについて. . . . . . 275
タイヤ空気圧について . . . 280
4-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット . . . . . . . 282
ガレージジャッキ. . . . . 285
電球(バルブ)の交換 . . . 287
ヒューズの点検、交換 . . . 296
キーの電池交換. . . . . . 302
ウォッシャー液の補給 . . . 306
エアコンフィルターの
交換 . . . . . . . . . . 308
266
4-1. お手入れのしかた
外装の手入れ
お手入れは、以下の項目を実施ください。
● 水を十分かけながらボデー、足まわり、下まわりの順番に上から
下へ汚れを洗い落とす
● 車体はスポンジやセーム皮のような柔らかいもので洗う
● 汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す
● 水をふき取る
● 水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけをおこなう
ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が
冷えているとき(およそ体温以下を目安としてください。)にワックスをか
ける。
なお、ボデーコート、ホイールコートなどトヨタケミカル商品を施工
された場合は、お手入れ方法が異なります。詳しくはトヨタ販売店に
お問い合わせください。
267
4-1. お手入れのしかた
4
お手入れのしかた
知識
■
自動洗車機を使うときは
●
ドアミラーを格納して、車両前側から洗車してください。また、走行前は必
ずドアミラーを復帰状態にもどしてください。
●
ブラシで車体に傷がつき、塗装を損なうことがあります。
●
リヤスポイラー装着車:洗車機によっては、リヤスポイラーが引っかかり洗
車できない場合や、傷付いたり破損したりするおそれがあります。
■
高圧洗車機を使うときは
●
室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアガラスやドア枠付近
に近づけすぎないでください。
●
洗車の前に車両の給油口がしっかり閉まっていることを確認してください。
■
アルミホイール
★
●
中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。研磨剤の入った洗剤や
硬いブラシは塗装を痛めますので使用しないでください。
●
夏場の長距離走行後などでホイールが熱いときは、洗剤は使用しないでくだ
さい。
●
洗剤を使用した後は早めに十分洗い流してください。
■
ブレーキ(brembo 製ブレーキ装着車)
●
ブレーキキャリパーの塗装について
・ 洗剤を使用する場合は中性洗剤を使用してください。 研磨剤の入った洗剤
や硬いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。
・ ブレーキキャリパーが熱いときは、洗剤は使用しないでください。
・ 洗剤を使用したあとは早めに十分洗い流してください。
●
ブレーキパッドやディスクローターが水に濡れた状態のまま駐車しておく
と、錆びて貼り付くことがあります。洗車後は低速で走行し、ブレーキを数
回かけて乾燥させてから駐車してください。
■
バンパーなどの樹脂部品
研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
268
4-1. お手入れのしかた
警告
■
洗車をするときは
エンジンルーム内に水をかけないでください。
電気部品などに水がかかると車両火災につながるおそれがあり危険です。
■
排気管およびデュアルエキゾーストパイプについて
排気管およびデュアルエキゾーストパイプは排気ガスにより高温になります。
洗車などでふれる場合は、十分に排気管およびデュアルエキゾーストパイプが
冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。
注意
■
塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために
●
次のような場合はただちに洗車してください。
・ 海岸地帯を走行したあと
・ 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと
・ 鳥のふん、樹液、コールタール、花粉、虫の死がいなどが付着したとき
・ ばい煙、油煙、粉じん、鉄粉、化学物質などの降下が多い場所を走行した
あと
・ ほこり、泥などで激しく汚れたとき
・ 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき
●
塗装に傷がついた場合は、早めに補修してください。
●
ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管
してください。
■
サイドシルプレート
★
の保護フィルムについて
保護フィルムは必ずはがしてください。状況によっては錆の原因になるおそれ
があります。
■
ランプの清掃
●
注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。
ランプを損傷させるおそれがあります。
●
ランプにワックスがけをおこなわないでください。
レンズを損傷するおそれがあります。
★
: 仕様により異なる装備やオプション装備
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4-1. お手入れのしかた
4
お手入れのしかた
注意
■
ワイパーアームの損傷を防ぐために
ワイパーアームを立てるときは、必ず運転席側を先に立ててから助手席側を立
ててください。また、元に戻すときは、必ず助手席側から先に戻してください。
■
高圧洗浄機を使用するときは
ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、
コネクタ類に近付けすぎないでください。
高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。
・ 駆動系部品
・ ステアリング部品
・ サスペンション部品
・ ブレーキ部品
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4-1. お手入れのしかた
内装の手入れ
お手入れは、以下の要領で実施ください。
■ 室内の手入れ
● 掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布
でふき取る
● 汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらか
い布に含ませふき取る
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
■ 本革部分の手入れ
● 掃除機などでほこりや砂を取り除く
● 薄めた洗剤を柔らかい布に含ませ、汚れをふき取る
ウール用の中性洗剤を水で約 5% に薄めて使用してください。
● 水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る
● 乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰
で乾燥させる
■ 合成皮革部分の手入れ
● 掃除機などでほこりを取り除く
● 中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る
● 水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
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