Toyota Avensis (2016 year). Instruction japanese — part 6
79
3
各部の操作
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
ドア(フロントドア・リヤドア)
◆
スマートエントリー&スタートシステム
電子キーを携帯して操作します。
フ ロ ン ト 席 の ド ア ハ ン ド ル を
握って解錠する
ハンドル裏面のセンサー部に確実にふ
れてください。
施錠操作後 3 秒間は、解錠できません。
フロント席のドアハンドル上側
のロックセンサー部(ハンドルの
くぼみ部)にふれ施錠する
必ず施錠されたことを確認してくださ
い。
スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレス機能、ドアロック
スイッチを使って施錠・解錠できます。
車外からの解錠・施錠
1
2
80
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
◆
ワイヤレスリモコン
全ドアを施錠する
必ず施錠されたことを確認してくださ
い。
全ドアを解錠する
■
作動の合図
非常点滅灯の点滅で知らせます。(施錠は 1 回、解錠は 2 回)
■
解錠操作のセキュリティ機能
解錠操作後、約 30 秒以内にドアを開けなかったときは、盗難防止のため自動的
に施錠されます。
■
ドアハンドル上側ロックセンサーで施錠できないときは
■
半ドア警告ブザー
ドアが完全に閉まっていない状態でドアを施錠しようとすると、ブザーが鳴りま
す。ドアを完全に閉めてから、もう一度施錠してください。
■
スマートエントリー& スタートシステムやワイヤレスリモコンが正常に作動しな
いとき
●
メカニカルキーを使ってドアの施錠・解錠ができます。(→ P. 305)
●
電池が消耗しているときは、電池を交換してください。(→ P. 246)
1
2
知識
ドアハンドル上側のロックセンサー部にふ
れても施錠できないときは、上下のロックセ
ンサー部に同時にふれてください。
81
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
◆
ドアロックスイッチ
全ドア解錠
全ドア施錠
◆
ロックレバー
施錠
解錠
運転席ドアは、ロックレバーが施錠側
になっていても、車内のドアハンドル
を引くと開けられます。
車内からの施錠/解錠
1
2
1
2
82
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
ロックレバーを施錠側にする
ドアハンドルを引いたままドアを閉める
エンジンスイッチがアクセサリーモード、またはイグニッションONモー
ドのときや、車内に電子キーが放置されているときは施錠されません。
電子キーの位置によっては、キーが正しく検知されずに施錠される場合がありま
す。
施錠側にすると、リヤ席ドアが車内
から開かなくなります
解錠
施錠
お子さまが車内からリヤ席ドアを開け
られないようにできます。両側のリヤ
席ドアを施錠側にしてください。
キーを使わずに外側からフロント席ドアを施錠するときは
チャイルドプロテクター
1
2
1
2
83
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
次の機能を設定・解除することができます。
※
1 回作動すると、エンジンスイッチを OFF にするか、ドアを開閉するまでは再
度作動しません。
■
設定・解除のしかた
次の手順で、各機能の設定と解除が交互に切りかわります。
すべてのドアを閉め、エンジンスイッチをイグニッション ON モード
にする(その後 10 秒以内に
を行う)
シフトレバーを P または N に入
れ、ド ア ロ ッ ク ス イ ッ チ の
または
を約 5 秒間押
して離す
設定を行う機能によってシフトレバー
とスイッチの位置を次ページの表から
選択します。
機能を解除するには、同じ手順で行い
ます。
オートドアロック・アンロック機能
機能
作動内容
シフト連動オートロック
エンジン回転中にシフトレバーを P から動かすと全
ドアが施錠されます。
シ フ ト 連 動 オ ー ト ア ン
ロック
シフトレバーを P に入れると全ドアが解錠されま
す。
車速感応オートロック
速度が約 20km/h 以上になると全ドアが施錠され
ます。
※
運転席ドア連動オートア
ンロック
エンジンスイッチを OFF にしてから 45 秒以内に
運転席ドアを開けると全ドアが解錠されます。
1
2
2
84
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
設定または解除の切りかえ操作が完了すると、すべてのドアが施錠されたあと、解
錠されます。
■
衝撃感知ドアロック解除システム
車両が前後左右から強い衝撃を受けると、すべてのドアが解錠されます。
衝撃の度合いや事故の形態によっては作動しないことがあります。
■
メカニカルキーでの施錠・解錠
メカニカルキーを使ってドアの施錠・解錠ができます。(→ P. 305)
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
→ P. 94
■
カスタマイズ機能
ワイヤレスリモコンを非作動にするなどの変更ができます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 322)
■
チャイルドプロテクター使用時のドアの開け方
ドアを解錠して車外のドアハンドルを引くと開きます。万一、車内から開ける場
合は、ドアガラスを下げて手を出し、車外のドアハンドルを引いてください。
機能
シフトレバーの位置
ドアロック
スイッチの位置
シフト連動オートロック
P
シ フ ト 連 動 オ ー ト ア ン
ロック
車速感応オートロック
N
運転席ドア連動オートア
ンロック
知識
85
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
事故を防ぐために
運転中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、不意にドアが開き、重大な傷害におよぶか、最悪の場合
死亡につながるおそれがあります。
●
すべてのドアを確実に閉め、施錠する
●
走行中はドア内側のドアハンドルを引かない
特に、運転席はロックレバーが施錠側になっていてもドアが開くため、注意し
てください。
●
お子さまをリヤ席に乗せるときは、チャイルドプロテクターを使用して車内
からドアが開かないようにする
■
ドアを開閉するときは
傾斜地・ドアと壁などのあいだが狭い場所・強風など、周囲の状況を確認し、
予期せぬ動きにも対処できるよう、ドアハンドルを確実に保持してドアを開閉
してください。
86
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
バックドア
◆
スマートエントリー&スタートシステム
電子キーを携帯して操作します。
バックドアを解錠する
施錠操作後 3 秒間は解錠できません。
全ドアを施錠する
必ず施錠されたことを確認してくださ
い。
バックドアを開閉して車両を離れると
きは、必ず施錠してください。バック
ドアを閉めても自動的に施錠されませ
ん。
◆
ワイヤレスリモコン
→ P. 76
◆
ドアロックスイッチ
→ P. 81
バックドアオープンスイッチを押
したまま、バックドアを持ち上げる
バックドアは次の方法で施錠・解錠および開けることができます。
車外からの解錠・施錠
1
2
バックドアを開けるには
87
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
バックドアグリップを持ってバッ
クドアを引き下げ、必ず外から押し
て閉めてください。
引き下げるときに横方向に力をか
けないでください。
■
ラゲージルームランプ
バックドアを開けるとラゲージルームランプが点灯します。
■
バックドアが開かないときは
バックドアを内側から開けることができます。
バックドアを閉めるときは
知識
バックドア内側のカバーをはずす
傷付き防止のため、テープなどを巻いたマ
イナスドライバーを使用してください。
レバーを押す
1
2
88
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
走行中の警告
●
走行中はバックドアを閉めてください。
開けたまま走行すると、バックドアが車外のものにあたったり荷物が投げ出さ
れたりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
また、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。走行前にバックドアが閉まっていることを必ず
確認してください。
●
走行前にバックドアが完全に閉まっていることを確認してください。
バックドアが完全に閉まっていないと、走行中にバックドアが突然開き、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
●
ラゲージルームには絶対に人を乗せないでください。
急ブレーキ、急旋回をかけたときや衝突したときなどに、重大な傷害におよぶ
か、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
お子さまを乗せているときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ラゲージルームでお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。
●
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするお
それがあります。
89
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
バックドアの操作にあたって
次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、体を挟むなどして重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
バックドアを開ける前に、バックドアにはり付いた雪や氷などの重量物を取り
除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがありま
す。
●
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
人がいるときは、安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてくだ
さい。
●
強風時の開閉には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがありま
す。
●
バックドアダンパーステーを持ってバックドアを閉めたり、ぶら下がったりし
ないでください。
手を挟んだり、バックドアダンパーステーが破損したりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにドアが突
然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのアクセサ
リー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめします。
●
半開状態で使用すると、バックドアが突然
閉じて重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。特に傾斜した場所では、平坦な場所
よりもバックドアの開閉がしにくく、急に
バックドアが開いたり閉じたりするおそ
れがあります。必ずバックドアが全開で静
止していることを確認して使用してくだ
さい。
●
バックドアを閉めるときは、指などを挟ま
ないよう十分注意してください。
●
バックドアは必ず外から軽く押して閉め
てください。バックドアグリップで直接
バックドアを閉めると、手や腕を挟むおそ
れがあります。
90
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
注意
■
ダンパーステーについて
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられてい
ます。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
●
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異
物をステーのロッド部(棒部)に付着させ
ない
●
ロッド部を軍手などでふれない
●
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけ
たりしない
ダンパーステー
91
3
各部の操作
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
スマートエントリー&スタートシステム
●
ドアを解錠・施錠する(→ P. 79)
●
バックドアを解錠・施錠する(→ P. 86)
●
エンジンを始動する(→ P. 123)
■
アンテナの位置
電子キーをポケットなどに携帯すると、次の操作が行えます。
必ず運転者が携帯してください。
知識
車外アンテナ
ラゲージルーム外アンテナ
ラゲージルーム内アンテナ
車内アンテナ
1
2
3
4
92
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
作動範囲(電子キーの検知エリア)
:バックドアの施錠・解錠時
バックドアハンドルから周囲約 70cm 以内で電子キーを携帯している場合に作
動します。
■
警告音と警告灯について
誤操作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、車内や車外で警告音が鳴った
り、マルチインフォメーションディスプレイに警告が表示されることがありま
す。マルチインフォメーションディスプレイに警告が表示されたときは、ディス
プレイの表示をもとに適切に対処してください。(→ P. 280)
警告音が鳴る場合の状況と対処方法は次のようになります。
:ドアの施錠・解錠時
フロントドアハンドルから周囲約 70
cm 以内で電子キーを携帯している場合
に作動します。
(電子キーを検知している
ドアハンドルのみ作動します)
:エンジン始動時、またはモード切りか
え時
車内で電子キーを携帯している場合に作
動します。
警告音
状況
対処方法
車 内 か ら“ポ ー
ン”と 1 回鳴る
車外から“ピー”
と 10 秒間鳴る
車内に電子キーを置いたまま、
スマートエントリー&スター
トシステムでドアを施錠しよ
うとした
車内から電子キーを取り
出したあと、再度施錠し
てください。
エンジンスイッチを OFF にせ
ずに、電子キーを外に持ち出し
てドアをスマートエントリー
&スタートシステムで施錠し
ようとした
エンジンスイッチを OFF
にしたあと、再度施錠し
てください。
車外から“ピー”
と 5 秒間鳴る
いずれかのドアが開いている
ときにスマートエントリー&
スタートシステムで施錠しよ
うとした
全ドアを閉めたあと、再
度施錠してください。
93
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
※
電子キーが車内にあってもエンジンが始動しない場合は、電池が切れているか
電波の状況が悪い可能性があります。(→ P. 305)
車 内 か ら“ポ ー
ン、ポーン”と鳴
り続ける
運転席ドアが開いている状態
でエンジンスイッチをアクセ
サリーモードにした(アクセサ
リーモードのとき運転席ドア
を開いた)
エンジンスイッチを OFF
にしたあと、運転席ドア
を閉めてください。
運転席ドアが開いている状態
でエンジンスイッチを OFF に
した
運転席ドアを閉めてくだ
さい。
車内から“ピー”
と鳴り続ける
シフトレバーをP以外の位置に
したまま、ドアを開けて外に出
ようとした
シフトレバーを P にして
ください。
車内・車外から
“ピー”と鳴り続
ける
エンジンスイッチがイグニッ
ション ON モードまたはアクセ
サリーモードのとき、シフトレ
バーをP以外の位置にしたまま
電子キーを持ち出して運転席
ドアを閉めた
シフトレバーをPに入れ、
エンジンスイッチを OFF
にしたあと、運転席ドア
を閉めてください。
車 内 か ら“ポ ー
ン”と 1 回鳴る
電子キーの電池の残量が少な
い
新しい電池と交換してく
ださい。(→ P. 246)
電子キーを携帯していないか、
電子キーが正常に作動しない
状態でエンジンを始動しよう
とした
電子キーを携帯してエン
ジ ン を 始 動 し て く だ さ
い。
※
車内から“ピー”
と 1 回鳴る
車外から“ピッ・
ピッ・ピッ”と 3
回鳴る
エンジンスイッチを OFF にせ
ずに電子キーを外に持ち出し
て運転席ドアを閉めた
エンジンスイッチを OFF
にしたあと、再度運転席
ドアを閉めてください。
エンジンスイッチが OFF に
なっていないときに、同乗者が
電子キーを持ち出してドアを
閉めた
電子キーを車内にもどし
てください。
警告音
状況
対処方法
94
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
節電機能
電子キーの電池と車両のバッテリー保護のため、次の状況ではスマートエント
リー&スタートシステムを停止します。
●
5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった
●
車両の外約 1 m 以内に電子キーを 10 分以上放置した
次のいずれかを行うと、スマートエントリー&スタートシステムが復帰します。
●
ドアハンドルのロックセンサー部にふれて施錠する
●
ワイヤレス機能で施錠・解錠する(→ P. 80)
●
メカニカルキーで施錠・解錠する(→ P. 305)
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のよ
うな場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタート
システムやワイヤレスリモコンが正常に作動しない場合があります。
(対処方法:→ P. 305)
●
電子キーの電池が消耗しているとき
●
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空港が
あるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
●
無線機や携帯電話、コードレス式電話などの無線通信機器を携帯しているとき
●
電子キーが次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア
●
複数の電子キーが近くにあるとき
●
近くでほかの電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
●
電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯または使用している
とき
・ 他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
・ パソコンや携帯情報端末(PDA など)
・ デジタルオーディオプレーヤー
・ ポータブルゲーム機器
●
リヤウインドウガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
Нет комментариевНе стесняйтесь поделиться с нами вашим ценным мнением.
Текст