Toyota Vitz (2016 year). Instruction japanese — part 18
271
5-5. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
手前に倒して使用します。
アームレスト
★
注意
■
破損を防ぐために
アームレストの破損を防ぐために、過度の負荷をかけないでください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
272
5-5. その他の室内装備の使い方
リヤの運転席側にはコートフックがついています。
コートフック
★
X
アシストグリップ非装着車
X
アシストグリップ装着車
警告
■
コートフックへかけてはいけないもの
ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。
SRS カーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重
大な傷害または死亡につながるおそれがあります。
注意
■
破損を防ぐために
コートフックに過度の負荷をかけないでください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
273
5-5. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
天井に取り付けられているアシス
トグリップは、走行中にシートに
座っている状態で体を支えるとき
にお使いください。
アシストグリップ
★
警告
■
アシストグリップについて
アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないで
ください。
アシストグリップが破損し、転倒などしてけがをするおそれがあります。
注意
■
破損を防ぐために
アシストグリップに重いものをかけたり、過度の負荷をかけたりしないでくだ
さい。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
274
5-5. その他の室内装備の使い方
DC12V/10A(消費電力 120W) 未満の電気製品が使用するときの電源
としてお使いください。
フタを開けて使用する
■
作動条件
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
エンジンスイッチが“ACC”または“ON”のとき
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
エンジンスイッチがアクセサリーモードまたはイグニッション ON モードのとき
アクセサリーソケット
知識
注意
■
ショートや故障を防ぐために
アクセサリーソケットに異物 が入ったり、飲料水などがかかったりしないよう
に、使用しないときは、フタを閉めておいてください。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンが停止した状態で、アクセサリーソケットを長時間使用しないでくだ
さい。
お手入れのしかた
275
6
6-1. お手入れのしかた
外装の手入れ. . . . . . ...276
内装の手入れ. . . . . . ...279
6-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット . . . . . . . ..282
ガレージジャッキ. . . . ...284
ウォッシャー液の補充 . . ...285
タイヤについて. . . . . ...286
タイヤ空気圧について . . ...290
エアコンフィルターの
交換 . . . . . . . . . ...292
キーの電池交換. . . . . ...294
ヒューズの点検・交換 . . ...297
電球(バルブ)の交換 . . ...300
276
6-1. お手入れのしかた
外装の手入れ
●
水を十分かけながら車体・足まわり・下まわりの順番に上から下へ汚
れを洗い落とす
●
車体はスポンジやセーム皮のようなやわらかいもので洗う
●
汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す
●
水をふき取る
●
水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけを行う
ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が冷えて
いるときにワックスをかける(およそ体温以下を目安としてください)
なお、ボデーコート・ホイールコート・ガラスコートなど、トヨタケミ
カル商品を施工された場合は、お手入れ方法が異なります。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
洗車時には、アンテナを脱着、または格納することができます。
取りはずす
取り付ける
格納する
ラジオ受信時は、節度感のあるところ
まで立てて使用してください。
お手入れは、次の項目を実施してください。
アンテナの取り扱いについて
3
3
1
2
277
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
■
自動洗車機を使うとき
●
ドアミラーを格納し、アンテナを取り外した状態にして、車両前側から洗車し
てください。また、走行前は必ずアンテナをもとどおりに取り付けて、ドアミ
ラーを復帰状態にもどしてください。
●
ブラシで車体に傷が付き、塗装を損なうことがあります。
●
洗車機によっては、リヤスポイラー
★
が引っかかり洗車できない場合や、傷付
いたり、破損するおそれがあります。
■
高圧洗浄機を使うとき
●
室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアガラスやドア枠、ハイ
マウントストップランプ付近に近付けすぎないでください。
●
洗車の前に給油口が確実に閉まっていることを確認してください。
■
洗車などで車に水をかけたとき(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電子キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠・解錠動作
をくり返すことがあります。その場合はキーを車両から 2m 以上離れた場所に保
管して、洗車などをしてください(電子キーの盗難に注意してください)。
■
アルミホイール
★
●
中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。研磨剤の入った洗剤や硬
いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。
●
夏場の長距離走行後などでホイールが熱いときは、洗剤は使用しないでくださ
い。
●
洗剤を使用したあとは早めに十分洗い流してください。
●
光沢を失うおそれがあるため、スチーム洗浄などで熱湯がホイールに直接かか
らないようにしてください。
■
バンパーについて
研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。
知識
警告
■
洗車をするとき
エンジンルーム内に水をかけないでください。
電気部品などに水がかかると、車両火災につながるおそれがあり危険です。
■
排気管について
排気管は排気ガスにより高温になります。洗車などでふれる場合は、十分に排
気管が冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
278
6-1. お手入れのしかた
注意
■
塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために
●
次のような場合は、ただちに洗車してください。
・ 海岸地帯を走行したあと
・ 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと
・ コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき
・ ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行したあと
・ ほこり・泥などで激しく汚れたとき
・ 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき
●
塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。
●
ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管
してください。
■
ランプの清掃
●
注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。
ランプを損傷させるおそれがあります。
●
ランプにワックスがけを行わないでください。
レンズを損傷するおそれがあります。
■
アンテナの損傷を防ぐために
次のようなときはアンテナを格納してください。
●
車庫の天井などにアンテナがあたるとき
●
カーカバーをかけるとき
■
アンテナの取りはずしについて
●
通常走行時には、必ずアンテナを取り付けてください。
●
自動洗車機などアンテナを取りはずしたときは、アンテナを紛失しないように
注意してください。また、走行前には必ずもとどおりに取り付けてください。
■
高圧洗浄機を使用するときは
ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類 ( ゴム又は樹脂製のカバー )、コ
ネクタ類に近付けすぎないでください。
高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。
・ 駆動系部品
・ ステアリング部品
・ サスペンション部品
・ ブレーキ部品
279
6
6-1. お手入れのしかた
お手入れのしかた
内装の手入れ
●
掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布でふ
き取る
●
汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約 1% に薄めてやわらかい布
に含ませふき取る
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
●
掃除機などでほこりや砂を取り除く
●
薄めた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る
ウール用の中性洗剤を水で約 5% に薄めて使用してください。
●
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る
●
乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰で乾
燥させる
●
掃除機などでほこりを取り除く
●
中性洗剤を水で約 1% に薄めてやわらかい布に含ませふき取る
●
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
お手入れは、次の要領で実施してください。
室内の手入れ
本革部分の手入れ
合成皮革部分の手入れ
280
6-1. お手入れのしかた
■
本革部分のお手入れの目安
品質を長く保つため、年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。
■
カーペットの洗浄
カーペットは常に乾いた状態を保つことをおすすめします。洗浄には、市販の泡
タイプクリーナーがご利用になれます。
スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り込
んでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。
■
シートベルト
刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布やスポンジを使って洗ってください。
シートベルトのすり切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。
■
スーパー UV・IR カット機能付きフロントドアガラス
★
について
●
ドアガラスが汚れているときは、早めに水またはぬるま湯を含ませた布で軽く
ふいて清掃してくだい。
●
ドアガラスの汚れがひどいときは、ドアガラスの開閉をくり返さないでくださ
い。
知識
警告
■
車両への水の浸入
●
車内に水をかけたり液体をこぼしたりしないでください。
電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険で
す。
●
SRS エアバッグの構成部品や電気配線をぬらさないでください。
(→ P. 33)
電気の不具合により、SRSエアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)
艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思
わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
281
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
注意
■
清掃するとき使用する溶剤について
●
変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。
・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル
カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤
・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール、その他の酸性やアルカリ
性の溶剤
●
艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。
インストルメントパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因にな
るおそれがあります。
■
革の傷みを避けるために
皮革の表面の劣化や損傷を避けるために、次のことをお守りください。
●
革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く
●
直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する
●
ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革
に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない
■
床に水がかかると
水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の
原因となったり、ボデーが錆びるおそれがあります。
■
リヤウインドウガラスの内側を掃除するときは
●
熱線を損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線に
そって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。
●
熱線を引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。
■
スーパー UV・IR カット機能付きフロントドアガラスを清掃するときは
ドアガラスを清掃するときは、コンパウンドまたは研磨剤入り用品(ガラスク
リーナー・洗剤・ワックスなど)を使用しないでください。コーティングを損
傷させるおそれがあります。
282
6-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット
ボンネット解除レバーを引く
ボンネットが少し浮き上がります。
レバーを引き上げて、ボンネット
を開ける
ボンネットステーをステー穴に
挿し込む
■
バッテリー端子をはずすときは
バッテリー端子をはずすと、コンピューターに記憶されている情報が消去されま
す。バッテリー端子をはずすときは、トヨタ販売店にご相談ください。
室内からロックを解除して、ボンネットを開けます。
知識
283
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
警告
■
走行前の確認
ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
エンジンルーム点検後の確認
エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。
■
ボンネットを閉めるとき
注意
■
ボンネットへの損傷を防ぐために
ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。
手などを挟まないように注意してくださ
い。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険で
す。
284
6-2. 簡単な点検・部品交換
ガレージジャッキ
◆
フロント側
◆
リヤ側
FF 車(前輪駆動)
4WD 車(4 輪駆動)
ガレージジャッキを使用するときは、ガレージジャッキに付属の取扱説
明書に従って、安全に作業してください。
ガレージジャッキを使用して車両を持ち上げるときは、正しい位置にガ
レージジャッキをセットしてください。
正しい位置にセットしないと、車両が損傷したり、けがをするおそれが
あります。
1
2
285
6
お手入れのしかた
6-2. 簡単な点検・部品交換
ウォッシャー液の補充
ウォッシャー液が不足していると
きは、ウォッシャー液を補充してく
ださい。
補充のしかた
警告
■
ウォッシャー液を補充するとき
エンジンが熱いときやエンジンがかかっているときは、ウォッシャー液を補充
しないでください。
ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、エンジンなどにかか
ると出火するおそれがあり危険です。
注意
■
ウォッシャー液について
ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。塗装にしみが付くおそれがあります。
■
ウォッシャー液のうすめ方
必要に応じて水でうすめてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッ
シャー液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。
286
6-2. 簡単な点検・部品交換
タイヤについて
タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。
●
タイヤ空気圧
空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。
●
タイヤの亀裂・損傷の有無
●
タイヤの溝の深さ
●
タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無
図で示すようにタイヤのローテー
ションを行います。
タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。
タ イヤローテー ションを行 ったあと
は、指定された空気圧に調整してくだ
さい。
タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。
タイヤの点検項目
タイヤローテーションのしかた
前側
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