Toyota Roomy (2017 year). Instruction japanese — part 13
191
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
4
運転
■
ライトセンサー
■
ランプ消し忘れ防止機能
●
ランプスイッチを
の位置にしないまま、エンジンスイッチをイグニッショ
ン ON モードからアクセサリーモード、または
OFF
にして運転席ドアを開ける
と、点灯していた車幅灯などが自動で消灯します。
●
再びランプを点灯する場合は、エンジンスイッチをイグニッションONモードに
す る か、一 度 ラ ン プ ス イ ッ チ を
の 位 置 に も ど し、再 度
ま た は
の位置にします。
■
オートレベリングシステム
★
通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。
■
ランプ消し忘れ警告ブザー
●
エンジンスイッチがアクセサリーモード または OFF の状態で、ヘッドランプ・
尾灯を点灯して運転席ドアを開けると、ランプ類の消し忘れを警告するブザー
が鳴ります。
●
TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車は、ブザーと共に警
告メッセージが表示されます。(→ P. 404)
■
節電機能
車両のバッテリーあがりを防止するため、エンジンスイッチをアクセサリーモー
ドまたは OFF の状態で、ヘッドランプまたは尾灯が点灯している場合、節電機
能が働き約 10 分後にすべてのランプが自動消灯します。
次のいずれかを行った場合、節電機能は解除されます。
・ エンジンスイッチをイグニッション ON モードにしたとき
・ ランプスイッチを操作したとき
・ ドアを開閉したとき
センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをフロントウインドウガ
ラスに貼らないでください。周囲からの光が
さえぎられると、自動点灯・消灯機能が正常
に働かなくなります。
注意
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでください。
KBTH420104
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
192
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
フォグランプスイッチ
★
消灯する
点灯する
■
点灯条件
ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。
雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。
1
2
KBTH430201
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
193
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ワイパー & ウォッシャー(フロント)
次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。
車速感応式間欠ワイパー装着車は
を選択しているとき、車速に応じて間欠作動
の時間がかわります。
停止
間欠作動
車速感応式間欠ワイパー装着車は、車
速が高くなると、作動頻度が増えます。
低速作動
高速作動
一時作動
ウォッシャー液を出す
ワイパーが連動して作動します。
操作のしかた
2
1
3
4
5
KBTH430301
6
KBTH430302
194
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
■
作動条件
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。
■
カスタマイズ機能
車速感応機能の設定を変更することができます。(カスタマイズ一覧:P. 454)
知識
警告
■
ウォッシャー使用時の警告
寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
注意
■
フロントウインドウガラスが乾いているとき
ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。
■
ノズルがつまったとき
ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でワイパーを長時間作動しないでください。
195
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ワイパー & ウォッシャー(リヤ)
次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。
停止
約 4 秒間低速作動した後、
間欠作動
通常作動
ウォッシャー液を出す
操作のしかた
2
1
3
KBTH430401
4
KBTH430402
196
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
■
作動条件
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。
■
リバース連動機能
フロントワイパーが作動中、シフトレバーを R にするとリヤワイパーが数回作動
します。
■
カスタマイズ機能
作動の間隔などの設定を変更することができます。
(カスタマイズ一覧→ P. 454)
知識
注意
■
リヤウインドウガラスが乾いているとき
ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。
■
ノズルがつまったとき
ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でワイパーを長時間作動しないでください。
197
4
運転
4-4. 給油のしかた
給油口の開け方
●
ドアとドアガラスを閉め、エンジンスイッチを OFF にしてください。
●
燃料の種類を確認してください。
■
燃料の種類
無鉛レギュラーガソリン
■
エタノール混合燃料について
エタノール混合燃料(エタノールの混合率 3%以下、含酸素化合物の含酸素率
1.3%以下)も使用することができます。
■
助手席側スライドドアが全開にならない状況
給油扉が開いていると、助手席側スライドドアは途中までしか開きません。
(→ P. 124)
給油する前に
知識
警告
■
給油するときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。
●
給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。
●
キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、
“シュー”という音がする場合は、その音が止まるまでキャッ
プを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。
198
4-4. 給油のしかた
警告
●
気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。
●
喫煙しないでください。
●
給油口にノズルを確実に挿入してください。
●
継ぎ足し給油をしないでください。
●
正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。
注意
■
給油するとき
指定以外のガソリンや他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・高濃度アルコー
ル含有燃料)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでください。
次のような状態になるおそれがあります。
●
エンジンの始動性が悪くなる
●
エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する
●
エンジン出力が低下する
●
排気制御システムが正常に機能しない
●
燃料系部品が損傷する
●
塗装が損傷する
199
4-4. 給油のしかた
4
運転
オープナーを引く
給油扉を止まる位置まで開ける
給油扉がもどらないことを確認する。
キャップをゆっくりまわして開
ける
キャップをハンガーにかける
給油口の開け方
KBTH440101
KBTH440102
KBTH440103
KBTH440104
200
4-4. 給油のしかた
キャップを“カチッ”と音がするま
でまわして閉める
手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。
給油口の閉め方
KBTH440105
警告
■
キャップが正常に閉まらないとき
必ずトヨタ販売店へご連絡ください。
正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使
用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。
201
4
運転
4-5. 運転支援装置について
スマートアシストⅡ
★※
※
“スマートアシスト”はダイハツ工業株式会社の登録商標です。
◆
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
→ P. 214
◆
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
→ P. 214
◆
誤発進抑制制御機能
→ P. 223
◆
後方誤発進抑制制御機能
→ P. 223
◆
車線逸脱警報機能
→ P. 233
◆
先行車発進お知らせ機能
→ P. 236
スマートアシストⅡは、次の機能によって運転者を補助し、安全で快適
なドライブを支援します。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
202
4-5. 運転支援装置について
スマートアシストⅡには、車両の制御や操作に関するデータなどを記録
するコンピューターが装備されており、主に次のようなデータを記録し
ます。
・ アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状況
・ 車速
・ スマートアシストⅡの各機能の作動状況
・ 先行車や障害物との距離などの情報
なお、会話などの音声や映像は記録しません。
●
データの取り扱いについて
トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究
開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。
なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示また
は提供することはありません。
・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加
工したデータを研究機関などに提供する場合
警告
■
スマートアシストⅡについて
●
スマートアシストⅡは運転者の安全運転を前提としたシステムであり、事故被
害や運転負荷の軽減に寄与することを目的としています。スマートアシストⅡ
は認識性能・制御性能に限界があります。システムを過信せず、運転者は常に
自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。
●
次の状況ではシステムは正しく動作しません。スマートアシストⅡの機能を停
止してください。(→ P. 204)
・ タイヤの空気圧が適正でないとき
・ タイヤチェーンを装着しているとき
・ 応急用タイヤ
★
やタイヤパンク応急修理キット
★
を使用しているとき
・ 摩耗したタイヤ、摩耗差の激しいタイヤを装着しているとき
・ メーカー指定のサイズ以外のタイヤを装着しているとき
・ サスペンションを改造したとき
・ 事故にあったときや故障したとき
・ ブレーキ警告灯が点灯しているとき
・ 重い荷物を積んで車が傾いているとき
車両データの記録について
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
203
4-5. 運転支援装置について
4
運転
レーザーレーダーは、次の機能で必
要な情報を認識します。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
衝突回避支援ブレーキ機能
(対車両)
●
誤発進抑制制御機能
●
先行車発進お知らせ機能
単眼カメラは、次の機能で必要な情
報を認識します。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
車線逸脱警報機能
ソナーは、後方誤発進抑制制御機能
で必要な情報を認識します。
レーザーレーダー
KBTH450101
単眼カメラ
KBTH450102
ソナー
KBTH450103
204
4-5. 運転支援装置について
スマートアシスト OFF スイッチを押すことにより、スマートアシストⅡ
の機能を停止することができます。
■
衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能・誤発進抑制制御機能・後
方誤発進抑制制御機能・先行車発進お知らせ機能を停止するとき
スマートアシスト OFF スイッチ
を 2 秒以上押す
“ピピッ”とブザー音が鳴り、スマー
トアシスト OFF 表示灯が点灯しま
す。
もう一度 2 秒以上押すと、
“ピピッ”
とブザー音が鳴りスマートアシス
ト OFF 表示灯が消灯し、作動可能
状態にもどります。
■
車線逸脱警報機能を停止するとき
スマートアシスト OFF スイッチ
を押す
“ピピッ”とブザー音が鳴り、車線
逸脱警報 OFF 表示灯が点灯します。
もう一度押すと、
“ピピッ”とブザー
音が鳴り車線逸脱警報 OFF 表示灯
が消灯し、作動可能状態にもどりま
す。
■
スマートアシストⅡの自動復帰について
次の機能は機能を停止した場合でも、エンジンスイッチをイグニッション ON
モードにすると自動的に作動可能状態に戻ります。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
●
誤発進抑制制御機能
●
後方誤発進抑制制御機能
●
先行車発進お知らせ機能
スマートアシストⅡの機能を停止するには
知識
KBTH450104
KBTH450105
205
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
スマートアシストⅡの作動状態について
ブザー音とメーター、ディスプレイの表示でスマートアシストⅡの作動状態をお
知らせします。
ブザー音
メーター
ディスプレイ
作動状態
“ピピピッ”
−
衝突警報機能が作動
“ピピピピピ”と
鳴り続ける
衝突回避支援ブレーキ
機能の 1 次ブレーキ、
または 2 次ブレーキが
作動
“ピピピッ”と鳴
り続ける
−
衝突回避支援ブレーキ
機能の 2 次ブレーキが
作動した後、車両が停
止
運転者の操作でブザー
音とディスプレイの表
示が終了します。
※ 1
マルチインフォメーションディスプレイ装着車
※ 2
TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車
※1
(点滅)
※ 2
※1
(点滅)
※ 2
※1
(点滅)
※ 2
206
4-5. 運転支援装置について
“ピピピッ”
−
誤発進抑制制御機能の
警報が作動
“ピピピピピ”と
鳴り続ける
誤発進抑制制御機能の
警報が作動するととも
にエンジン出力を抑制
“ピピピピピッ”
−
後方誤発進抑制制御機
能の警報が作動
“ピピピピピ”と
鳴り続ける
後方誤発進抑制制御機
能の警報が作動すると
ともにエンジン出力を
抑制
ブザー音
メーター
ディスプレイ
作動状態
※1
(点滅)
※ 2
※1
(点滅)
※ 2
※1
(点滅)
※ 2
※1
(点滅)
※ 2
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