Toyota Roomy (2017 year). Instruction japanese — part 16
239
4-5. 運転支援装置について
4
運転
Stop & Start システムを非作動に
するには Stop & Start キャンセル
スイッチを押す
Stop & Start キャンセル表示灯が点
灯します。
もう一度スイッチを押すと、作動可能
状態にもどり、Stop & Start キャンセ
ル表示灯が消灯します。
■
Stop & Start キャンセルスイッチを押したとき
●
Stop & Start システムによるエンジン停止中、Stop & Start キャ
ンセルスイッチを押すとエンジンが再始動します。
●
Stop & Start システムが非作動のとき、もう一度 Stop & Start
キャンセルスイッチを押すと、Stop & Start システムが作動可能
状態にもどりますが、エンジンは停止しません。
次に車両が停止したときに(Stop & Start システムが作動可能状
態にもどる)、Stop & Start システムによって、エンジンが停止し
ます。
Stop & Start システムによって坂道でエンジン停止後の発進の際、ブ
レーキペダルを離してエンジンを再始動し駆動力が発生するまでのあい
だ、ブレーキ油圧 ( ブレーキの効き ) を最長約 2 秒間保持して車両が後
退するのを抑制し坂道発進を容易にします。
駆動力が発生すると、保持していたブレーキ油圧(ブレーキの効き)を
自動的に解除します。
Stop & Start システムを非作動にするには
KBTH460102
坂道発進補助機能
240
4-5. 運転支援装置について
■
Stop & Start システムの作動条件
●
次の条件がすべて満たされたとき、Stop & Start 表示灯が点灯し、エンジン
停止が可能な状態になります。
・ エンジンが十分暖まっているとき
・ トランスミッションオイルが十分に暖まっているとき
・ エンジン冷却水温が高すぎないとき
・ エンジン始動後に約 10km/h 以上でしばらく走行したあと
(走行せずにアイドリング状態を続けていても、エンジンは停止しません)
・ バッテリー状態(充電・温度など)が良好であるとき
・ 運転席ドアが閉まっているとき
・ 運転席シートベルトを着用しているとき
・ ボンネットが閉まっているとき
・ 外気温が約 0 ℃以上のとき(メーター内に表示されている外気温と異なる場
合があります)
・ シフトレバーが D のとき
・ 走行モードが SPORT モードではないとき(ターボ車)
・
が OFF のとき(オートエアコン装着車)
・ PTC ヒーター
★
が作動していないとき
・ 車内温度が快適なとき
・ システム(Stop & Start システム・エンジン電子制御・オートマチックト
ランスミッション電子制御・ABS・VSC・エアコン・電動パワーステアリ
ング・車両通信)が正常なとき
●
次の状況では、エンジン停止が可能な状態になるまで時間がかかる場合があり
ます。
・ バッテリーが放電しているとき
・ バッテリー交換などにより、バッテリー端子をはずしたあと
・ 冷房初期(オートエアコン装着車)
■
Stop & Start 表示灯について
知識
走行中に Stop & Start システムの作動条
件が満たされると、Stop & Start 表示灯が
点灯し、停止時に Stop & Start システム
が作動可能状態であることをお知らせしま
す。
KBTH460103
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
241
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
停車前のエンジン停止条件
●
Stop & Start 表示灯が点灯して、次の条件が満たされたとき、停車前にエン
ジン停止します。
・ 車速が約 7km/h になったとき
・ ブレーキペダルを踏んでいるとき
・ アクセルペダルを踏んでいないとき
・ ランプスイッチが OFF のとき
・ フロントワイパーが作動していないとき
・ ハンドルの切れ角が小さいとき
・ 急減速していないとき
・ ABS、VSC が作動していないとき
・ 衝突回避支援ブレーキ機能が作動していないとき
(スマートアシストⅡ装着車)
●
次の状況では、停車前にエンジン停止しない場合がありますが、異常ではあり
ません。
・ ブレーキペダルを踏む力が弱いとき
・ 勾配が急な坂道を走行しているとき
・ ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき
・ ゆるやかに減速しているとき
■
停車後のエンジン停止条件
●
Stop & Start 表示灯が点灯して、次の条件が満たされたとき、停車後にエン
ジン停止します。
・ 停車しているとき
・ ブレーキペダルを踏んでいるとき
・ アクセルペダルを踏んでいないとき
・ ハンドル操作をしていないとき
・ ABS、VSC が作動していないとき
・ 衝突回避支援ブレーキ機能が作動していないとき
(スマートアシストⅡ装着車)
●
次の状況では、停車後にエンジン停止しない場合がありますが、異常ではあり
ません。
・ ブレーキペダルを踏む力が弱いとき
・ 勾配が急な坂道で停車したとき
・ ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき
242
4-5. 運転支援装置について
■
エンジン停止中の操作について
●
右左折や合流時など、エンジン停止中に事前に発進準備をしたいときは、下記
の操作で事前にエンジンを再始動することができます。
・ ブレーキペダルをさらに強く踏み込む
・ ハンドル操作をする
・ Stop & Start キャンセルスイッチを押す(→ P. 239)
●
エンジン停止中にシフトレバーを D から N、または S
★
・B にしてもエンジン停
止は継続します。
ただし、シフト レバーを N にしたあと他のシフトポジションにすると、エンジ
ンが再始動します。
●
給油時はシフトレバーを P にし、エンジンスイッチを OFF にしてエンジンを停
止します。
■
エンジンの再始動について
●
エンジン停止中に次のいずれかの操作を行うと、エンジンが自動的に再始動し
ます。
・ ブレーキペダルから足を離したとき
・ ブレーキペダルをさらに強く踏みこんだとき
・ アクセルペダルを踏んだとき
・ ハンドル操作をしたとき
・ シフトレバーを R・P にしたとき
・ シフトレバーを N にしたあと、他のシフトポジションにしたとき
・ Stop & Start キャンセルスイッチを押したとき
・
を押したとき(オートエアコン装着車)
・ 運転席ドアを開けたとき
・ 運転席シートベルトをはずしたとき
●
エンジン停止中、次のときはエンジンが自動的に再始動する場合があります。
(Stop & Start 表示灯は点滅後、消灯します)
・ ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき
・ バッテリーの放電量が多いとき
・ 傾斜などで車両が動き出したとき
・ 停車前にエンジンを停止した後、下り坂で加速したとき
・ 警告灯が点灯(→ P. 392)、警告メッセージ
★
(→ P. 398)が表示される
など、各システム(エンジン電子制御・オートマチックトランスミッション
電子制御・ABS・VSC・TRC・エアコン・電動パワーステアリング)に異
常が発生したとき
・ 冷房時、エアコン吹き出し口の風の温度が上昇したとき
・ PTC ヒーター
★
が作動したとき
・ エンジン停止してから約 3 分経過したとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
243
4-5. 運転支援装置について
4
運転
●
エンジン停止中に Stop & Start システムに異常が発生したり、スターターや
バッテリーが交換時期になったときは、Stop & Start キャンセル表示灯が点
滅、および「アイドリングストップ故障」の警告メッセージ
★
(→ P. 401)が
表示され、エンジンが自動的に再始動します。
●
次の状況では、エンジン停止の時間が短くなる場合があります。
・ 外気温が高く、エアコンを使用している状態で頻繁にエンジン停止をしたと
き
・ 電装品などの消費電力が大きいとき
●
オーディオの音量が大きいなど、エンジン停止中の消費電力が大きい場合、エ
ンジン再始動時にオーディオの電源が一時的に OFF になることがあります。
●
エンジンが再始動すると、アクセサリーソケットの電源電圧が低下するので、使
用している電化製品によっては電源が一時的に OFF になることがあります。
■
Stop & Start システムの自動再開
Stop & Start システムを Stop & Start キャンセルスイッチによって非作動に
していても、一度エンジンスイッチを OFF にしてからイグニッション ON モー
ドにすることによって、Stop & Start システムは自動的に作動可能状態にもど
ります。
■
ボンネットを開けたときは
エンジン停止中にボンネットを開けた場合、エンジンは自動で再始動しません。
エンジンスイッチでエンジンを始動させてください。
■
坂道発進補助機能について
●
ゆるやかな上り坂で発進しようとした場合、車が後退することがあります。
車が後退したときは、周囲の状況に応じてブレーキペダル・アクセルペダルを
操作し、安全に発進してください。
●
坂道だけでなく、平坦な場所でも作動します。
●
坂道発進補助機能の作動により、次の状態になることがありますが、異常では
ありません。
・ ブレーキペダルの踏みごたえが変わる
・ ブレーキペダルが振動する
・ ブレーキから音が発生する
■
Stop & Start システムについて
Stop & Start システムは赤信号や交差点などの一時的な停車のときに使用し、
長時間停車する場合などには、エンジンを停止してください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
244
4-5. 運転支援装置について
■
警告ブザーについて
Stop & Start システムによるエンジン停止中、次のようになったときは警告ブ
ザーが鳴ると同時に Stop & Start 表示灯が高速で点滅、および警告メッセージ
★※
(→ P. 409)が表示されます。
●
運転席ドアが開いたとき
●
運転席シートベルトをはずしたとき
●
ボンネットが開いたとき
※
ボンネットが開いたときは、警告メッセージ
★
が表示されません。
■
Stop & Start キャンセル 表示灯が点滅、および「アイドリングストップ故障」
の警告メッセージ
★
(→ P. 401)が表示されたままのときは
スターターの交換時期、またはシステムに異常がある場合があります。トヨタ販
売店で点検を受けてください。
■
エンジン始動中に Stop & Start キャンセル 表示灯が数秒間点滅、および「アイド
リングストップ故障」の警告メッセージ
★
(→ P. 401)が数秒間表示されたときは
バッテリーの交換時期です。トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
エンジン停止中のエアコンについて
●
エンジン停止中はエアコン(冷房、除湿機能)がオフになり、送風になります。
エアコンを作動させるときは、ブレーキペダルをさらに強く踏むか、Stop &
Start キャンセルスイッチを押してエンジンを再始動させてください。
●
を押してエアコンをオート設定にしているときは、エンジン停止中に風
量が少なくなったり送風を停止することがあります。エンジンが再始動すると、
風量は自動調整にもどります。(オートエアコン装着車)
■
エンジン停止中にフロントウインドウガラスが曇ったとき
ブレーキペダルをさらに強く踏むか、Stop & Start キャンセルスイッチを押し
てエンジンを再始動させてください。
マニュアルエアコン装着車は
を押してエアコンを作動させ、吹き出し口を
に切りかえる、オートエアコン装着車は
を押して曇りを取ってくだ
さい。
断続的にフロントウインドウガラスが曇るときは、Stop & Start キャンセルス
イッチを押し、Stop & Start システムを非作動にしてください。
■
アイドリングストップ時間表示と総アイドリングストップ時間表示
→ P. 74, 82
■
バッテリーを交換するとき
→ P. 440
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
245
4-5. 運転支援装置について
4
運転
警告
■
Stop & Start システムが作動しているとき
●
エンジン停止中はブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキを
かけてください。(Stop & Start 表示灯が点灯しているあいだ )
エンジンが自動的に始動するため、思わぬ事故につながるおそれがあり危険で
す。
●
エンジン停止中は車から離れないでください。(Stop & Start 表示灯が点灯
しているあいだ )
次の操作を行うと、エンジンが自動的に始動するため、思わぬ事故につながる
おそれがあり危険です。
・ ブレーキペダルから足を離す
・ 運転席ドアを開ける
・ 運転席シートベルトをはずす
■
坂道発進補助装置について
●
坂道発進補助装置は坂道で停車させる装置ではありません。装置が正常に作動
していても、坂道で停車中にブレーキペダルをゆるめると車が動き出すおそれ
がありますので、停車中はブレーキペダルをしっかりと踏み続けてください。
●
坂道発進補助装置を過信しないでください。発進するときに車が不意に動き出
すなどして思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
常に周囲の状況を確認して、適切にシフトレバー・ブレーキペダル・アクセル
ペダル・パーキングブレーキを操作して発進してください。
●
ブレーキペダルから足を離したら、すみやかに発進操作を行ってください。坂
道などで惰性で後退した場合、エンストを起こし、ブレーキの効きが悪くなっ
たり、ハンドルが重くなるなど、思わぬ事故や故障の原因となるおそれがあり
危険です。
●
ゆるやかな上り坂で停車前にエンジン停止した後、車が停止する前にアクセル
ペダルを踏んで再加速しようとした場合、車が後退することがあります。
車が惰性で後退したときは、周囲の状況に応じてブレーキペダル、アクセルペ
ダルを操作し、安全に発進してください。
●
重い荷物を車内に積んでいるとき、または勾配が急な上り坂では、坂道発進補
助装置が作動していても車が後退することがあります。パーキングブレーキを
かけたりするなどして発進してください。
246
4-5. 運転支援装置について
注意
■
Stop & Start システムが作動しているとき
●
エンジン停止中は、ブレーキペダルを踏んだまま、アクセルペダルを踏むとエ
ンジンが再始動しますので、車両の発進には十分ご注意ください。
■
Stop & Start システムを正常に作動させるために
●
次のようなときは Stop & Start システムが正常に作動しないおそれがあり
ます。トヨタ販売店で点検を受けてください。
・ 運転席シートベルトを着用しているときに、メーター内の運転席シートベ
ルト締め忘れ警告灯が点滅、および TFT カラーマルチインフォメーション
ディスプレイに「シートベルトを装着してください」の警告メッセージ
★
(→ P. 402)が表示されたとき
・ 運転席シートベルトをはずしているときに、メーター内の運転席シートベル
ト締め忘れ警告灯が点滅しない、および TFT カラーマルチインフォメーショ
ンディスプレイに「シートベルトを装着してください」の警告メッセージ
★
(→ P. 402)が表示されないとき
X
マルチインフォメーションディスプレイ装着車
・ 運転席ドアを閉めているときに、メーター内の半ドア警告灯が点灯する、ま
たはルームランプのスイッチがドアポジションのときにルームランプが点
灯するとき
・ 運転席ドアを開けているときに、メーター内の半ドア警告灯が点灯しない、
またはルームランプのスイッチがドアポジションのときにルームランプが
点灯しないとき
X
TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車
・ 運転席ドアを閉めているときに、TFT カラーマルチインフォメーションディ
スプレイに「ドアが開いてます」の警告メッセージ
★
(→ P. 402)が表示さ
れる、またはルームランプのスイッチがドアポジションのときにルームラン
プが点灯するとき
・ 運転席ドアを開けているときに、TFT カラーマルチインフォメーションディ
スプレイに「ドアが開いてます」の警告メッセージ
★
(→ P. 402)が表示さ
れない、またはルームランプのスイッチがドアポジションのときにルームラ
ンプが点灯しないとき
●
バッテリーの端子から電化製品の電源をとらないでください。Stop & Start
システムが正常に作動しなくなります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
247
4
運転
4-5. 運転支援装置について
クルーズコントロール
★
アクセルペダル操作をしなくても一定の車速で走行できます。
表示灯
クルーズコントロールスイッチ
設定速度
機能概要
1
3
2
KBTH460301
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
248
4-5. 運転支援装置について
ON-OFF スイッチを押して、システムを ON にする
・ クルーズコントロール表示灯が点灯します。
・ OFF にするには、再度スイッチを押します。
希望の車速(約 40 ∼ 100km/h)までアクセルペダル操作で加速/
減速し、レバーを下げて速度を設定する
・ クルーズコントロールセット表示灯が点灯します。
・ レバーを離したときの車速が設定速度で表示されます。
・ 表示された設定速度で定速走行できます。
速度を設定する
KBTH460302
KBTH460303
249
4-5. 運転支援装置について
4
運転
設定速度をかえるには、希望の速度になるまでレバーを操作します。
0
速度を上げる
速度を下げる
希望の速度になるまでレバーを保
持する
レバーを離したときの車速に設定され
ます。
定速走行を解除するには、レバー
を手前に引く
ブレーキペダルを踏んだときも解除さ
れます。
定速走行を復帰させるには、レ
バーを上げる
設定速度をかえる
1
2
KBTH460304
定速走行を解除する・復帰させる
2
1
KBTH460305
250
4-5. 運転支援装置について
■
作動条件
次のとき、車速を設定することができます。
●
ON-OFF スイッチでシステムを ON にしている。
●
シフトレバーが D
●
走行モードが SPORT モードではないとき(ターボ車)(→ P. 185)
●
車速が約 40km/h 以上
●
クルーズコントロールシステムが正常
●
ブレーキペダルが踏まれていない
●
パーキングブレーキがかかっていない
●
次のシステムが作動していない
・ 衝突回避支援ブレーキ機能(スマートアシストⅡ装着車)
・ VSC
・ TRC
・ ブレーキオーバーライドシステム
●
TRC・VSC を停止していない(→ P. 275, 276)
■
設定可能な車速について
約 40 ∼ 100km/h の範囲で設定できます。
■
速度設定後の加速について
●
通常走行と同様にアクセルペダル操作で加速できます。加速後、車速が設定速
度にもどります。
●
クルーズコントロールを解除しなくても、希望の車速まで加速して、レバーを
下げることにより設定速度を変更することができます。
●
レバーを上げている間、設定可能な範囲で加速します。
■
定速走行中の減速について
●
通常走行と同様にブレーキペダルを踏むことで減速できます。
●
ブレーキペダルを踏むと定速走行は解除されますが、レバーを上げると前回の
設定速度へ復帰することができます。
●
レバースイッチで下げている間、設定可能な範囲で減速し続けます。
■
定速走行の解除方法について
レバーを手前に引く以外にも、次の操作を行うと定速走行が解除されます。
●
ON-OFF スイッチを押して、システムを OFF にする
●
ブレーキペダルを踏む
●
シフトレバーを D 以外にする
●
走行モードを SPORT モードにする(ターボ車)(→ P. 185)
●
TRC・VSC を停止する(→ P. 275, 276)
知識
251
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
定速走行の自動解除
次のとき、自動的に定速走行が解除されます。
●
設定速度より車速が約 16km/h 以上低下した
●
車速が約 40km/h 以下になった
●
次のシステムが作動した
・ 衝突回避支援ブレーキ機能(スマートアシストⅡ装着車)
・ VSC
・ TRC
●
クルーズコントロールに異常が発生した
■
クルーズコントロールの自動 OFF について
ON-OFF スイッチを押してシステムを ON にした状態でも、エンジンスイッチを
イグニッション ON モードにするたびにシステムは OFF になります。
■
定速走行中、クルーズコントロール表示灯が黄色に点灯、および「クルーズコン
トロール故障」の警告メッセージ(→ P. 401)が表示されたとき
エンジンスイッチを一度 OFF にし、再度設定してください。
設定できないとき、またはすぐに解除されるときは、システム異常のおそれがあ
ります。トヨタ販売店で点検を受けてください。
警告
■
誤操作を防ぐために
クルーズコントロールを使用しないときは、ON-OFF スイッチでシステムを
OFF にしてください。
■
クルーズコントロールを使用してはいけない状況
次の状況では、クルーズコントロールを使用しないでください。
車のコントロールを失い、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
交通量の多い道
●
急カーブのある道
●
曲がりくねった道
●
雨天時や、凍結路・積雪路などのすべりやすい路面
●
急な坂
・ 急な登り坂ではレバーを上にあげても設定速度が上がらないことがありま
す。
・ 急な下り坂では車速が設定速度以上になることがあります。
●
車両けん引時
252
4-5. 運転支援装置について
パノラミックビューモニター
★
本文中で使用している画面のイラストは例であり、イラストと実際に映
し出される映像では車両の映り込みなどが異なることがあります。
●
メインスイッチを押すと、パノラ
ミックビューモニターの表示が
切りかわります。(→ P. 253)
●
メインスイッチを長押しすると、
ガイド線を表示 / 非表示に切りか
えることができます。
(→ P. 255, 256, 259)
パノラミックビューモニターは、車両に取り付けたフロント、サイド、
バックカメラの映像を合成して画面上に表示させることで、低速時の運
転を補助する装置です。
画面を左右 2 分割して表示し、左側にパノラミックビュー、右側にはフ
ロント、バックビューが表示されます。
また、両サイドビューや左サイドビュー & バックビュー、ワイドフロン
トビュー、ワイドバックビューでも、車両周辺の障害物を確認できます。
警告
●
パノラミックビューモニターを過信しないでください。一般の車と同様、必ず
後方や周囲の安全を直接確認しながら慎重に運転してください。特に周辺に駐
車している車や障害物、人などに接触しないようにしてください。
●
運転操作時は、必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら慎重に運転してくだ
さい。
メインスイッチについて
KBTH460401
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
253
4-5. 運転支援装置について
4
運転
エンジンスイッチがイグニッションONモードの状態で、シフトポジショ
ン位置に応じたパノラミックビューモニター画面が表示されます。
また、メインスイッチを押してパノラミックビューモニター画面を表示
することもできます。
パノラミックビューモニター画面表示条件について
2
3
1
1
4
5
2
3
7
6
KBTH460411
メインスイッチを押す
シフト操作
★
TFT カラーマルチインフォメー
ションディスプレイ
パノラミックビュー &
フロントビュー
両サイドビュー
パノラミックビュー &
バックビュー
ワイドバックビュー
左サイドビュー & バックビュー
ワイドフロントビュー
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
254
4-5. 運転支援装置について
■
TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイの自動表示につい
て
シフトポジションが R 以外でパノラミックビューモニター画面表示中
に次の操作をした場合、自動で TFT カラーマルチインフォメーション
ディスプレイの画面が表示されます。
●
約 3 分間メインスイッチの操作がなかった
●
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイの操作スイッチ
を押した
●
車速が約 10km/h を超えた(シフトポジションが P のときは除く)
■
前方を確認したいとき
→ P. 255
■
側方を確認したいとき
→ P. 256, 258
■
後方を確認したいとき
→ P. 258
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