Toyota Aqua (2017 year). Instruction japanese — part 22
335
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
PCS(プリクラッシュセーフティシステム) 警告灯
★
警告灯が点滅した場合(ブザーあり):
プリクラッシュセーフティシステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
警告灯が点灯した場合 :
次の原因などによりプリクラッシュセーフティシステムが
一時停止している可能性があります。
・ 前方センサー周辺のフロントウインドウガラスに汚れ
(曇り、結露、凍結などを含む)や付着物がある
→ 汚れや付着物を取り除いてください。(→ P. 200)
・ 前方センサー温度が作動範囲外
→ センサーの周辺温度が下がるまでしばらくお待ちくださ
い。
・ VSC
システムまたはプリクラッシュセーフティシステ
ム、もしくは両方が OFF になっています。
→ VSCシステムとプリクラッシュセーフティシステムをON
にすると、プリクラッシュセーフティシステムが利用可能
になります。(→ P. 205、233)
(黄色)
オートマチックハイビーム表示灯
★
オートマチックハイビームの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
(黄色)
LDA(レーンディパーチャーアラート)表示灯
★
LDA システムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
336
7-2. 緊急時の対処法
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
P ポジション要求表示灯
★
(警告ブザー)
・ 長時間シフトレバーが N になっているため、駆動用電
池の残量が低下した
・ シフトレバーが N・D・B で運転席ドアを開けた
・ シフトレバーが P 以外の状態でハイブリッドシステム
を始動しようとした
→ シフトレバーを P にする
ハイブリッドシステム過熱警告灯
★
(警告ブザー)
ハイブリッドシステムがオーバーヒートした
負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のと
きに警告灯が点灯する場合があります。
→ 車両を停車して点検する(→ P. 397)
駆動用電池残量低下警告灯
★
(警告ブザー)
長時間シフトレバーが N になっているため、駆動用電池
の残量が低下した
→ シフトレバーが N の状態では充電できないため、長時間
停車するときはシフトレバーを P にする
→ READY インジケーターが消灯しているときは、シフト
レバーを P にしてハイブリッドシステムを再始動する
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
337
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
半ドア警告灯
★
(警告ブザー)
※5
いずれかのドアが確実に閉まっていない
→ 全ドアを閉める
燃料残量警告灯(警告ブザー)
燃料の残量減
約 5 L 以下になるとブザーが鳴り、点灯します。
→ 燃料を補給する
シートベルト非着用警告灯
(警告ブザー)
※6
運転席・助手席シートベルトの非着用
→ シートベルトを着用する
助手席乗員がいるときは、助手席乗員もシートベルトを
着用してください。
ブレーキオーバーライドシステム/ドライブスタートコン
トロール警告灯
★
ブレーキオーバーライドシステム
アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたこと
によりブレーキオーバーライドシステムが作動
→ アクセルペダルを離し、ブレーキペダルを踏んでくださ
い。
ブレーキオーバーライドシステムの異常(警告ブザー)
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ドライブスタートコントロール
アクセルペダルを踏んだ状態でシフト操作が行われたこ
とによりドライブスタートコントロールが作動(警告ブ
ザー)
→ ただちにアクセルペダルを離してください。
ドライブスタートコントロールの異常(警告ブザー)
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
マスターウォーニング
★
システムの異常時にブザーと共に点灯・点滅し、マルチ
インフォメーションディスプレイ上に警告メッセージを
表示します。
→ P. 340
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
338
7-2. 緊急時の対処法
※1
ブレーキ警告ブザー:
ブレーキの効き低下につながる異常があると、警告灯の点灯と同時にブザーが
鳴ります。
※2
警告灯の点灯に合わせて警告ブザーが鳴ります。
※3
パーキングブレーキ走行時警告ブザー:
パーキングブレーキをかけたまま
、
車速が 5km/h 以上になると警告ブザーが
鳴ります。
※4
約6秒間表示されます。
※5
半ドア走行時警告ブザー:
各ドアが確実に閉まっていない状態のまま、車速が 5km/h 以上になると警告
ブザーが鳴ります。
※6
シートベルト非着用警告ブザー:
運転席・助手席シートベルト非着用のまま車速が約 20km/h 以上になると、
警告ブザーが 1 回鳴ります。その後も運転席・助手席シートベルト非着用のま
ま 24 秒を経過すると、30 秒間断続的に鳴り、さらにブザーの音がかわり 90
秒間鳴ります。
■
助手席シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について
●
乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検知して警
告灯が点滅し、警告ブザーが鳴ることがあります。
●
座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しないことがあ
ります。
■
パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて
補機バッテリーの充電が不十分な場合、または一時的に電圧が下がった場合に警
告灯が点灯し、警告ブザーが鳴ることがあります。
■
警告ブザーについて
状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。
知識
339
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
次の警告灯が表示されたときは、対処方法に従って処置することで消灯
させることができます。
警告
■
パワーステアリング警告灯が点灯したとき
ハンドル操作が非常に重くなることがあります。
ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強
く操作してください。
注意
■
充電警告灯がひんぱんに点滅するときは
補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、
補機バッテリーあがりを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補機バッテ
リーの点検を受けてください。
その他に表示される警告灯
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
メンテナンス・点検警告灯
★
駆動用電池の冷却部品のメンテナンス時期
フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口がふさが
れている、またはダクトにすき間があるなどが考えられま
す。
→ 吸入口が汚れている場合は、P. 280 を参考に吸入口の清
掃を行ってください。
→ 吸入口が汚れていないのに警告灯が点灯したときは、トヨ
タ販売店で点検を受けてください。
340
7-2. 緊急時の対処法
マスターウォーニング
マルチインフォメーションディスプレ
イに警告メッセージが表示されている
とき、点灯・点滅します。
マルチインフォメーションディ
スプレイ
警告内容や対処方法が表示されます。
処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡く
ださい。
警告メッセージが表示されたときは(マルチインフォメー
ションディスプレイ装着車)
マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示された
場合は、落ち着いて次のように対処してください。
1
2
警告メッセージ一覧
警告メッセージ
警告内容・対処方法
ハイブリッドシステムの異常
警告メッセージの表示に合わせて警告ブザーが鳴
ります。
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
エンジン冷却水高温異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちに安全な場所に停車してください。
(→ P. 397)
341
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
エンジンオイル圧力の異常
エンジンオイルの圧力が異常に低いと、警告ブザー
と共に表示されます。
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
LDA(レーンディパーチャーアラート)
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
衝突の可能性が高い
プリクラッシュブレーキが作動している(プリクラッ
シュセーフティシステム)
★
警告ブザーが鳴ります。
→ 周囲の安全を確認して、必要に応じて回避行動を
とってください。
(点滅)
342
7-2. 緊急時の対処法
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
スマートエントリー & スタートシステム
★
の異常
ステアリングロックシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
クルーズコントロールシステム
★
の異常
ON-OFF スイッチを一度 OFF にし、再度設定する
と復帰する場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
LED ヘッドランプオートレべリングシステム
★
の異
常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
・オートマチックハイビーム
★
の異常
・LED ヘッドランプ
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
(点滅)
343
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
ブレーキオーバーライドシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ドライブスタートコントロールの異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
(LDA[レーンディパーチャーアラート]
★
制御中)
車線逸脱警報
車両が車線から逸脱すると、逸脱している側の表示
が黄色で点滅します。
警告ブザーが連続して鳴ります。
→ 周囲の安全を確認してから、ハンドルを操作して
車両を車線内にもどす
先行車発進告知
★
警告ブザーが鳴ります。
→ 周囲の安全を確認してから、車両を発進させる。
344
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
各ドアが確実に閉まっていない
開いてるドアが表示されます。
各ドアが確実に閉まっていない状態のまま、車速が
5km/h をこえたときには
が点滅しブ
ザーが鳴ります。
→ 各ドアを閉める
バックドアが確実に閉まっていない
バックドアが確実に閉まっていない状態のまま、車
速が 5km/h をこえたときには
が点滅し
ブザーが鳴ります。
→ バックドアを閉める
パーキングブレーキが解除されていない
パーキングブレーキをかけたまま、車速が 5km/h
をこえたときには
が点滅しブザーが鳴り
ます。
→ パーキングブレーキを解除する
345
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
ハイブリッドシステムの過熱
負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)
のときにメッセージが表示される場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ 車両を停車して点検する(→ P. 397)
ヘッドランプがロービームの状態でオートマチック
ハイビームスイッチ
★
を押した
→ ヘッドランプをハイビームに切りかえる
プリクラッシュブレーキ
★
およびプリクラッシュブ
レーキアシスト
★
が現在機能していない(衝突警報は
作動します)
→ VSC を ON にする(→ P. 214,233)
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
が現在
機能していない
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください
駆動用電池の残量が低下
警告ブザーが鳴ります。
→ シフトレバーが N の状態では充電できないため、
長時間停車するときはシフトレバーを P にする
(点滅)
346
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
長時間シフトレバーが N になっているため、駆動用
電池の残量が低下
警告ブザーが鳴ります。
→ 車両を動かす場合は、シフトレバーを P にしてハ
イブリッドシステムを再始動する
シフトレバーが N・D・B で、運転席ドアを開けた
警告ブザーが鳴ります。
→ シフトレバーを P にする
シフトレバーが N のとき、アクセルペダルを踏んだ
警告ブザーが鳴ります。
→ アクセルペダルから足を離し、シフトレバーを D・
B または R にする
パワースイッチが “ACC” または “LOCK” の状
態(スマートエントリー&スタートシステム非装着
車)、パワースイッチがアクセサリーモードまたは
OFF の状態(スマートエントリー&スタートシステ
ム装着車)でランプを点灯したまま運転席ドアを開け
た
警告ブザーが鳴ります。
→ ランプを消灯する
(点滅)
(点滅)
(点滅)
(点滅)
347
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告メッセージ
警告内容・対処方法
EV ドライブモードに切りかえできない状況に
いる
※1
EV ドライブモードを使用できない理由(暖機中 /
電池充電不足 /EV 速度域超過 / アクセル踏み過ぎ)
の表示がでる場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ EV ドライブモードが使用できる状況になってか
ら使用する
348
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
EV ドライブモードが自動解除された
※1
EV ドライブモードを使用できない理由(電池充電
不足 /EV 速度域超過 / アクセル踏み過ぎ)の表示
がでる場合があります。
警告ブザーが鳴ります。
→ しばらく走行する
充電系統の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
補機バッテリーが充電不足
→ 数秒後
※2
に表示が消えたときは
約15分以上、ハイブリッドシステムが作動した
状態を保持し、補機バッテリーを充電してくださ
い。
→ 表示が消えないときは
「補機バッテリーがあがったときは」
(→ P. 389)
の手順でハイブリッドシステムを始動してくださ
い。
(3 回点滅)
349
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
TRC(トラクションコントロール)が OFF になって
いる
→ TRC を ON にする(→ P. 232)
アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれた
ことにより、ブレーキオーバーライドシステムが作動
した(→ P. 149)
→ アクセルペダルを離し、ブレーキペダルを踏んで
ください。
アクセルペダルを踏んだ状態でシフト操作が行われ
たことによりドライブスタートコントロールシステ
ムが作動した(→ P. 150)
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにアクセルペダルを離してください。
シフトレバーが P の状態でアクセルペダルが踏まれ
た
→ アクセルペダルから足をはなす
前方センサーの作動条件(温度など)が満たされてい
ない
次のシステムが一時的に使用できなくなります。
・ PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
・ LDA(レーンディパーチャーアラート)
★
・ オートマチックハイビーム
★
・ 先行車発進告知機能
★
→ 前方センサーの作動条件(温度など)が満たされ
ると、システムは使用可能になります。いったん
システムを OFF にして、しばらく待ってから、再
度システムを ON にしてください。
(点滅)
(点滅)
350
7-2. 緊急時の対処法
※1
EV ドライブモードの作動条件については、P. 170 を参照してください。
※2
約6秒間表示されます。
■
警告メッセージについて
文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
前方センサーの前のフロントウインドウガラスに汚
れ・雨滴・曇り・氷雪などが付着している
次のシステムが一時的に使用できなくなります。
・ PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
・ LDA(レーンディパーチャーアラート)
★
・ オートマチックハイビーム
★
・ 先行車発進告知機能
★
→ いったんシステム を OFF にして、汚れ・雨滴・
曇り・氷雪などを取り除いてから、再度システム
を ON にしてください。
車速が 約 50km/h 以下のため、LDA( レーンディ
パーチャーアラート)
★
が使用できない
→ 50km/h 以上の車速で走行する
車速が LDA ( レーンディパーチャーアラート)
★
の
作動可能範囲を超えたため、使用できない
→ 車速を落として走行する
知識
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