Toyota Aqua (2017 year). Instruction japanese — part 8
111
3-1. キー
3
各部の操作
注意
■
キーの故障を防ぐために
次のことをお守りください。
●
落としたり、強い衝撃を与えたり、曲げたりしない
●
温度の高いところに長時間放置しない
●
ぬらしたり超音波洗浄器などで洗ったりしない
●
キーに金属製または磁気を帯びた製品を取り付けたり、近付けたりしない
●
分解しない
●
キー表面にシールなどを貼らない
●
テレビやオーディオ、電磁調理器などの磁気を帯びた製品の近くに置かない
●
電気医療機器(マイクロ波治療器や低周波治療器など)の近くに置いたり、身
につけたまま治療を受けたりしない
■
キーについて(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)
電波キーは電波法の認証に適合しています。必ず以下のことをお守りください。
●
電池交換時以外は、不用意に分解しないでください。分解、改造したものを使
用することは法律で禁止されています。
●
必ず日本国内でご使用ください。
■
電子キーについて(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電子キーは電波法の認証に適合しています。必ず以下のことをお守り下さい。
●
電池交換時以外は、不用意に分解しないで下さい。分解、改造したものを使用
することは法律で禁止されています。
●
必ず日本国内でご使用下さい。
■
キーを携帯するときは(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電源を入れた状態の電化製品とは 10 cm 以上離して携帯してください。10
cm 以内にあると電化製品の電波と干渉し正常に機能しない場合があります。
■
スマートエントリー&スタートシステム
★
の故障などで販売店に車両を持って
いくときは
車両に付属しているすべての電子キーをお持ちください。
■
キーを紛失したときは(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
キーを紛失した状態で放置すると、盗難の危険性が極めて高くなります。車両
に付属している残りのキーをすべてお持ちの上、ただちにトヨタ販売店にご相
談ください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
112
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
◆
スマートエントリー&スタートシステム
★
電子キーを携帯して操作します。
フロント席のドアハンドルを
握って解錠する
ハンドル裏面のセンサー部に確実に
触れてください。
施錠操作後 3 秒間は解錠できませ
ん。
ドアハンドル表面のロックセ
ンサー部(ハンドルのくぼみ
部)にふれ施錠する
必ず施錠されたことを確認してください。
◆
ワイヤレスリモコン
ドア(フロントドア、リヤドア)
車外からの解錠/施錠
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
X
スマートエントリー&スター
トシステム非装着車
X
スマートエントリー&スタート
システム装着車
全ドアを施錠する
必ず施錠されたことを確認してください。
全ドアを解錠する
1
2
113
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
◆
キー
キーを操作すると、ドアが下記のように作動します。
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
全ドアを施錠する
全ドアを解錠する
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
メカニカルキーを使ってドアを施錠・解錠できます。(→ P. 386)
■
作動の合図
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
ドアの施錠・解錠を、非常点滅灯の点滅で知らせます。
(施錠は1回、解錠は2回)
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
ドアの施錠・解錠を、ブザーと非常点滅灯の点滅で知らせます。
(施錠は1回、解
錠は2回)
■
解錠操作のセキュリティ機能
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
解錠操作後、約 30 秒以内にドアを開けなかったときは盗難防止のため、自動的
に施錠されます。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
解錠操作後、約 30 秒以内にドアを開けなかったときは盗難防止のため、自動的
に施錠されます。セキュリティ機能で施錠されたとき、電子キーの位置によって
室内の作動範囲内に電子キーがあると検知されると、再度解錠されることがあり
ます。
1
2
知識
114
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
ドアハンドル表面のロックセンサーで施錠できないときは(スマートエントリー
&スタートシステム装着車)
■
半ドア警告ブザー
ドアが完全に閉まっていない状態でドアを施錠しようとすると、ブザーが鳴りま
す。ドアを完全に閉めてから、もう一度施錠してください。
■
スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコンが正常に作動しな
いとき
スマートエントリー&スタートシステム装着車:メカニカルキーを使ってドアの
施錠・解錠ができます。(→ P. 386)
キーの電池が消耗しているときは、電池を交換してください。(→ P. 301)
ドアハンドル表面のロックセンサー部に指
でふれても施錠できないときは、てのひらで
ロックセンサー部にふれてください。
115
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
◆
ドアロックスイッチ
全ドアを施錠する
全ドアを解錠する
◆
ロックレバー
ドアを施錠する
ドアを解錠する
運転席ドアは、ロックレバーが施錠
側になっていても、車内のドアレ
バーを引くと開けられます。
ロックレバーを施錠側にする
ドアハンドルを引いたままドアを閉める
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
キーがパワースイッチに挿し込まれているときは施錠されません。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
パワースイッチがアクセサリーまたは ON モードのときや車内に電子
キーが放置されているときは施錠されません。
キーが正しく検知されずに施錠される場合があります。
車内からの解錠/施錠
1
2
1
2
キーを使わずに外側から運転席ドアを施錠するときは
1
2
116
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
施錠側にすると、リヤ席ドアが車内
から開かなくなります。
解錠
施錠
お子さまが車内からリヤ席ドアを開け
られないようにできます。両側のリヤ
席ドアを施錠側にしてください。
■
チャイルドプロテクター使用時のドアの開け方
ドアを解錠して車外のドアハンドルを引くと開きます。万一、車内から開ける場
合は、ドアガラスを下げて手を出し、車外のドアハンドルを引いてください。
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
次のような場合、ワイヤレス機能が正常に働かないおそれがあります。
●
ワイヤレスキーの電池が消耗しているとき
●
近くにテレビ塔や発電所・放送局・空港など強い電波を発生する設備、電波式
のオーディオ機器など電波を発生する電子機器・大型ディスプレイがあるとき
●
無線機や携帯電話・コードレス電話などの無線通信機器を携帯しているとき
●
複数のワイヤレスキーが近くにあるとき
●
ワイヤレスキーが金属製のものに接したり、覆われているとき
●
近くで電波式ワイヤレスキーを使用しているとき
●
リヤガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
●
ワイヤレスキーをパソコンなどの電化製品の近くに置いているとき
チャイルドプロテクター
1
2
知識
117
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
→ P. 124
■
カスタマイズ機能
ワイヤレスリモコンを非作動にするなどの変更ができます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 414)
警告
■
事故を防ぐために
運転中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、不意にドアが開き車外に放り出されるなど、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
すべてのドアを確実に閉め、施錠する
●
走行中はドア内側のドアハンドルを引かない
特に、運転席はロックレバーが施錠側になっていてもドアが開くため、注意し
てください。
●
お子さまをリヤ席に乗せるときは、チャイルドプロテクターを使用して車内か
らドアが開かないようにする
■
ドアを開閉するときは
傾斜地・ドアと壁などのあいだが狭い場所・強風など、周囲の状況を確認し、
予期せぬ動きにも対処できるよう、ドアハンドルを確実に保持してドアを開閉
してください。
118
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
ドアロックスイッチ
→ P. 115
■
スマートエントリー&スタートシステム
★
バックドアオープンスイッチを
押して解錠する
施錠操作後約3秒間は解錠できませ
ん。
ロックスイッチを押して施錠す
る
必ず施錠されたことを確認してくださ
い。
■
ワイヤレスリモコン
→ P. 112
バックドアオープンスイッチを押
したまま、バックドアを持ち上げる
バックドアオープンスイッチを押した
あと、約1秒間はバックドアを閉める
ことができません。
バックドア
バックドアは次の方法で施錠・解錠および開けることができます。
バックドアの施錠・解錠
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
車外からバックドアを開けるには
119
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
バックドアハンドルを持ってバッ
クドアを引き下げ、必ず外から押し
て閉めてください。
■
ラゲージルームランプ
バックドアを開けたとき、ラゲージルームランプが点灯します。
バックドアを閉めるときは
知識
警告
■
走行中の警告
●
走行中はバックドアを閉めてください。
開けたまま走行すると、バックドアが車外のものにあたったり荷物が投げ出さ
れたりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
また、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害や死亡につながるおそれがあ
ります。走行前にバックドアが閉まっていることを必ず確認してください。
●
走行前にバックドアが完全に閉まっていることを確認してください。バックド
アが完全に閉まっていないと、走行中にバックドアが突然開き、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
●
ラゲージルームには絶対に人を乗せないでください。急ブレーキをかけたとき
や衝突したときなどに、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
120
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
お子さまを乗せているときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ラゲージルームでお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。
●
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするお
それがあります。
■
バックドアの操作にあたって
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合
死亡につながるおそれがあります。
●
バックドアを開ける前に、バックドアに貼り付いた雪や氷などの重量物を取り
除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがありま
す。
●
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
人がいるときは、安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてくだ
さい。
●
強風時の開閉には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがあります。
●
半開状態で使用すると、バックドアが突然
閉じて重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。特に傾斜した場所では、平坦な場所
よりもバックドアの開閉がしにくく、急に
バックドアが開いたり閉じたりするおそ
れがあります。必ずバックドアが全開で静
止していることを確認して使用してくだ
さい。
●
バックドアを閉めるときは、指などを挟ま
ないよう十分注意してください。
●
バックドアは必ず外から軽く押して閉め
てください。バックドアハンドルを持った
ままバックドアを閉めると、手や腕を挟む
おそれがあります。
121
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
●
バックドアダンパーステーを持ってバックドアを閉めたり、ぶらさがったりし
ないでください。
手を挟んだり、バックドアダンパーステーが破損したりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにドアが突
然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのアクセサ
リー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめします。
注意
■
ダンパーステーについて
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられてい
ます。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
●
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異
物をステーのロッド部(棒部)に付着させ
ない
●
ロッド部を軍手などでふれない
●
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセ
サリー用品をつけない
●
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけ
たりしない
122
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
●
ドアを施錠・解錠する(→ P. 112)
●
バックドアを施錠・解錠する(→ P. 118)
●
ハイブリッドシステムを始動する(→ P. 160, 164)
■
アンテナの位置
■
作動範囲(電子キーの検知エリア)
:ハイブリッドシステム始動時またはパワースイッチ切りかえ時
車内で電子キーを携帯している場合に作動します。
スマートエントリー&スタートシステム
★
電子キーをポケットなどに携帯していると、次の操作が行えます。
(必ず運転者が携帯してください)
知識
車内アンテナ
車外アンテナ
ラゲージルーム外アンテナ
:ドアの施錠・解錠時
フロント席ドアハンドル/バックド
アオープン・ロックスイッチから周
囲約 70 cm 以内で電子キーを携帯
している場合に作動します。(電子
キーを検知しているドアハンドルの
み作動します。)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
3
123
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
警告ブザーと警告灯について
誤動作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、車内や車外で警告音が鳴った
り、警告灯が点灯することがあります。マルチインフォメーションディスプレイ
装着車の場合は、メッセージが表示されることがあります。警告灯が点灯したり、
メッセージが表示された場合は、状況に応じて適切に対処してください。
(→ P. 352)
警告音のみが鳴る場合の状況と対処方法は次のようになります。
■
節電機能
長期駐車時に電子キーの電池と車両の補機バッテリーあがりを防止するため、節
電機能が働きます。
●
次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がか
かる場合があります。
・ 車の外約 2 m 以内に電子キーを 10 分以上放置した。
・ 5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった。
●
14 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった場合、運
転席以外での解錠ができなくなります。この場合は、運転席のドアハンドルを
握る、もしくは、ワイヤレス機能、メカニカルキーで解錠してください。
警告音
状況
対処方法
車外から “ ピー ”
と 5 秒間鳴る
いずれかのドアが開いている
状態でスマートエントリー&
スタートシステム、もしくは、
ワイヤレス機能で施錠しよう
とした
全ドアを閉めたあと、再
度施錠する
車内から “ ピー、
ピー ” と鳴り続け
る
運転席ドアが開いている状態
でパワースイッチをアクセサ
リーモードにした(パワース
イッチがアクセサリーモード
のとき運転席ドアが開いた)
パワースイッチを OFF
にしたあと、運転席ドア
を閉める
124
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のよ
うな場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタート
システムやワイヤレスリモコン、イモビライザーシステムが正常に作動しない場
合があります。(対処方法→ P. 386)
●
電子キーの電池が消耗しているとき
●
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空
港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
●
無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器を携帯しているとき
●
電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア
●
近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
●
電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき
・ 他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
・ パソコンや携帯情報端末(PDA など)
・ デジタルオーディオプレーヤー
・ ポータブルゲーム機器
●
リヤガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
●
充電器など電子機器の近くに電子キーを置いたとき
125
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
ご留意いただきたいこと
●
電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のような場合は正しく
作動しないことがあります。
・ ドアの施錠・解錠時に電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎる、
または地面の近くや高い場所にある場合
・ ハイブリッドシステム始動時またはパワースイッチの切りかえ時に、電子
キーがインストルメントパネルやフロア上・リヤシート後方のドアポケット・
またはグローブボックス内などに置かれていた場合
●
インストルメントパネル上面やドアポケット付近に電子キーを置いたまま車か
ら出ないでください。電波の状況によっては車外アンテナに検知されて車外か
らのドアロックが可能になる場合があり、電子キーが車内に閉じ込められるお
それがあります。
●
電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でも施錠・解
錠できます。ただし、電子キーを検知しているドア以外では解錠できません。
●
電子キーが作動範囲内にある場合、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水
がかかると、ドアが施錠・解錠することがあります。
(解錠された場合でも、ド
アの開閉操作がなければ約 30 秒後に自動的に施錠されます)
●
電子キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠・解錠動
作をくり返すことがあります。その場合は電子キーを車両から 2 m 以上離れた
場所に保管して、洗車などをしてください。
(電子キーの盗難に注意してくださ
い)
●
車両に近い位置に電子キーがあるときにワイヤレス機能などで施錠を行うと、
スマートエントリー&スタートシステムによる解錠ができなくなることがあり
ます。(ワイヤレス機能を使って解錠すると復帰します)
●
ロック・アンロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着した場合、センサーが
反応しないことがあります。反応しない場合は表面に付着した氷や雪、泥を取
り除いて再度操作してください。
126
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
施錠時の留意事項
●
手袋を着けてロックセンサーにふれた場合、施錠が遅れたり、施錠されなかっ
たりすることがあります。その場合、手袋をはずしてロックセンサーにふれて
ください。
●
ロック操作は、連続で2回まで有効で、3回目以降はロック動作しません。
●
車内にキーがあるときに、洗車機で洗車するなどして水をドアハンドルにかけ
た場合、警報がマルチインフォメーションディスプレイに表示され、車外のブ
ザーが吹鳴することがあります。その場合は全ドアを施錠すれば警報は表示さ
れなくなります。
■
解錠時の留意事項
●
急なドアハンドル操作や、車外アンテナの作動範囲内へ急に入ってドアハンド
ルを操作したときは、解錠されないことがあります。その場合は、ドアハンド
ルを一度もとの位置にもどし、解錠されたことを確認してからドアハンドルを
引いてください。
●
手袋を着けてドアハンドルを握った場合は、解錠が遅れたり、解錠されなかっ
たりすることがあります。その場合、手袋をはずしてハンドル裏面のセンサー
にふれてください。
●
作動範囲内に他の電子キーがあるときは、ドアハンドルを握ってから解錠する
までの時間が少し長くなる場合があります。
■
長期間運転しないときは
●
盗難防止のため、電子キーを車から 2 m 以上離しておいてください。
●
あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができ
ます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
■
スマートエントリー&スタートシステムを正しく作動させるために
電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合
は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、シ
ステムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ
込み防止機能が働かないこともあります)
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