Toyota Camry (2018 year). Manual japanese — part 25
383
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
フィルターケースを取りはずす
フィルターの上に異物が付着している
場合があります。
フ ィ ル タ ー ケ ー ス か ら フ ィ ル
ターを取りはずし、新しいフィル
ターと交換する
「↑ UP」マークの矢印が上を向くよう
に取り付けます。
■
エアコンフィルターの交換について
エアコンフィルターは次の時期を目安に交換してください。
15,000 km [7,500 km
※1
] ごと、ただし 12ヶ月をこえないこと
※2
※1
大都市や寒冷地など、交通量や粉じんの多い地区
※2
芳香剤などの使用により脱臭寿命が著しく低下する場合があります。エアコン
の臭いが気になりだしたらフィルターを交換してください。
■
エアコンの風量が減少したときは
フィルターの目詰まりが考えられますので、フィルターを交換してください。
5
6
知識
384
6-2. 簡単な点検・部品交換
注意
■
エアコンを使用するときの注意
●
フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。
●
フィルターは交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。
■
フィルターカバーの破損を防ぐために
フィルターカバーの固定を解除するとき
に、フィルターカバーを矢印の方向に動か
す際は、ツメに無理な力が加わらないよう
注意してください。ツメが破損するおそれ
があります。
385
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
掃 除 機 な ど を 使 用 し て 吸 入 口 /
フィルターのほこりを取り除く
必ず吸引してほこりを取り除いてくだ
さい。エアガンなどを使用すると、ほ
こりが押し込まれてしまいます。
(→ P. 389)
次の要領で吸入口カバーを取りはずして、フィルターを清掃してくださ
い。
パワースイッチを OFF にする
プラスドライバーを使用してク
リップを取りはずす
駆動用電池冷却用吸入口/フィルターの清掃
燃費性能の低下を防ぐために、駆動用電池冷却用吸入口にほこりがた
まっていたり、目づまりしたりしていないか、定期的に点検してくださ
い。ほこりがたまっているときやマルチインフォメーションディスプレ
イに「駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要 取扱書を確認」が表示
されたときは、次の要領で清掃してください。
吸入口の清掃
ほこりを取り除ききれないときは
1
2
386
6-2. 簡単な点検・部品交換
吸入口カバーを取りはずす
吸入口カバーを手前に引いて、
図で示す7ヶ所のツメを右端
からはずす
吸入口カバーを手前に引いて
取りはずす
フィルターを取りはずす
図 で 示 す 3 ヶ 所 の ツ メ か ら
フィルターをはずす
吸入口カバーからフィルター
を取りはずす
掃除機などでほこりを吸い込み、
フィルターを清掃する
フィルターの清掃と併せて、吸入口カ
バーにたまったほこりも掃除機などで
清掃してください。
3
1
2
4
1
2
5
387
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
吸入口カバーにフィルターを取
り付ける
図で示す2ヶ所のツメにフィ
ルターを引っかける
残 り 3 ヶ 所 の ツ メ に フ ィ ル
ターを取り付ける
フィルターがずれたり変形したりして
いないことを確認してください。
吸入口カバーを取り付ける
吸入口カバー左端のツメを差
し込む
図で示す7ヶ所のツメを取り
付ける
プラスドライバーを使用してク
リップを取り付ける
6
1
2
7
1
2
8
388
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
定期的な清掃が必要なとき
お車の使用頻度が高い場合や、大都市や寒冷地などの交通量や粉じんの多い地区
でお車を使用される場合は、25,000 km ごとを目安にフィルターを清掃してく
ださい。
■
吸入口の清掃について
●
吸入口/フィルターにほこりがたまるなどして目づまりした状態で走行し続け
ると、駆動用電池の冷却に悪影響をおよぼします。駆動用電池の入出力に制限
がかかるなどすると、電気モーターでの走行距離が短くなり、燃費性能の低下
につながります。吸入口にほこりなどがたまらないよう、定期的に点検・清掃
をしてください。
●
誤った取り扱いをすると、吸入口のカバーまたはフィルターが損傷するおそれ
があります。ご自身での清掃に不安がある場合は、トヨタ販売店にご相談くだ
さい。
■
マルチインフォメーションディスプレイに「駆動用電池の冷却部品のメンテナン
ス必要 取扱書を確認」が表示されたときは
●
吸入口カバーを取りはずして、フィルターを清掃してください。(→ P. 385)
●
清掃したあとは、ハイブリッドシステムを始動してマルチインフォメーション
ディスプレイの警告メッセージが消えたことを確認してください。
始動後に警告メッセージが再び表示され、表示が消えるまでに 20 分ほど走行
が必要な場合があります。しばらく走行しても消えないときは、トヨタ販売店
で点検を受けてください。
知識
警告
■
吸入口の清掃をするときは
●
水や液体などで清掃しないでください。駆動用電池などに水がかかると、故障
や車両火災につながるおそれがあり危険です。
●
清掃前に必ずパワースイッチを OFF にしてハイブリッドシステムを停止して
ください。
■
吸入口カバーを取りはずすときは
吸入口のそばにサービスプラグがあります。サービスプラグは絶対にさわらな
いでください。(→ P. 69)
389
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
注意
■
吸入口の清掃をするときは
■
車両の故障を防ぐために
●
吸入口カバーを取りはずしたときは、吸入口に水や異物などが入らないように
注意する
●
取りはずしたフィルターは損傷しないよう、慎重に取り扱う
フィルターが損傷した場合は、トヨタ販売店で新しいフィルターに交換してく
ださい。
●
清掃後は、必ずフィルターと吸入口カバーをもとどおりに取り付ける
●
この車両用のフィルター以外のものを吸入口に取り付けたり、フィルターを取
りはずした状態で車を使用したりしない
■
マルチインフォメーションディスプレイに「駆動用電池の冷却部品のメンテナ
ンス必要 取扱書を確認」が表示されたときは
警告メッセージが表示されている状態(駆動用電池に入出力の制限がかかった
状態)で走行を続けると、駆動用電池の故障の原因になる場合があります。警
告メッセージが表示されたときは、すみやかに清掃してください。
必ず掃除機などで吸引してほこりを取り除
いてください。
エアガンなどを使用するとほこりが押し込
まれてしまい、駆動用電池の性能が低下し
たり、故障の原因となったりするおそれが
あります。
390
6-2. 簡単な点検・部品交換
●
マイナスドライバー
●
小さいマイナスドライバー
●
リチウム電池 CR2032
ロ ッ ク を 解 除 し て メ カ ニ カ ル
キーを抜く
カバーをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。
消耗した電池を取り出す
カ バ ー を は ず し た と き に、上 側 の カ
バーに電子キーのモジュールが貼り付
き、電池面が隠れている場合がありま
す。この場合、電子キーのモジュール
をひっくり返し、図のように電池が見
える状態で作業してください。
新しい電池は、+極を上にして取り付
けます。
電子キーの電池交換
電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。
用意するもの
電池交換のしかた
1
2
3
391
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
カバーを取り付け、メカニカルキーを差し込む
ボタン(
または
)を操作して、ドアが施錠または開錠される
ことを確認する
■
電池を交換するときは
電池などの小さな部品を紛失しないようにしてください。
■
リチウム電池 CR2032 の入手
電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。
■
電子キーの電池が消耗していると
次のような状態になります。
●
スマートエントリー&スタートシステム、ワイヤレス機能が作動しない
●
作動距離が短くなる
知識
警告
■
取りはずした電池と部品について
お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
■
交換後、正常に機能させるために
次のことを必ずお守りください。
●
ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。
●
電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない
●
電極を曲げない
4
5
392
6-2. 簡単な点検・部品交換
パワースイッチを OFF にする
ヒューズボックスを開ける
ヒューズの点検・交換
ランプがつかないときや電気系統の装置が働かないときは、ヒューズ切
れが考えられます。ヒューズの点検を行ってください。
1
2
X
エンジンルーム(運転席側)
X
エンジンルーム(助手席側)
ツメを押しながら、カバーを持ち
上げる
ツメを押しながら、カバーを持ち上
げる
X
助手席足元
カバーを取りはずす
取りはずすときや、取り付けるときは
ツメを押してください。
393
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ヒューズを引き抜く
ヒューズはずしでヒューズを引
き抜くことができます。
ヒューズが切れていないか点検
する
正常
ヒューズ切れ
ヒューズボックスの表示に従い、規
定容量のヒューズに交換します。
■
ヒューズを交換したあとは
●
交換してもランプ類が点灯しないときは、電球を交換してください。
(→ P. 395)
●
交換しても再度ヒューズが切れる場合は、トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
■
補機バッテリーからの回路に過剰な負荷がかかると
配線が損傷を受ける前にヒューズが切れるように設計されています。
3
4
1
2
知識
警告
■
車の故障や、車両火災を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。
●
規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。
●
必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。
●
ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。
394
6-2. 簡単な点検・部品交換
注意
■
ヒューズを交換する前に
ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。
395
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 479)
後退灯(バルブタイプ)
リヤ方向指示灯/非常点滅灯(バ
ルブタイプ)
電球(バルブ)の交換
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。電球交換の難易度は電球
によって異なります。部品が破損するおそれがあるので、トヨタ販売店
で交換することをおすすめします。
電球の用意
バルブ位置
1
2
396
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
後退灯(バルブタイプ)
トランクを開け、クリップを取
りはずす
トランクの内張りをめくる
ソケットを左にまわして取り
はずす
電球を取りはずす
電球交換のしかた
1
2
3
4
397
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
新しい電球を取り付け、ソケッ
トをランプ本体に挿し込み右
にまわして取り付ける
内張りをもとにもどし、クリッ
プを取り付ける
5
6
398
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
リヤ方向指示灯/非常点滅灯(バルブタイプ)
トランクを開け、ランプ周りの
車両側に保護テープを貼る
マスキングテープなど粘着力の弱い
テープを使用してください。保護
テープを取りはずす際に跡が残った
り、塗装が損傷するおそれがありま
す。
ランプ本体内側のカバーをは
ずす
カバー外側にマイナスドラ
イバーを数回差し込み、点
線 部 の ツ メ を は ず し て カ
バーを起こす
カ バー を車 両後方 へ引 き、
点線部のツメをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスド
ライバーの先端に布などを巻いて保
護してください。
ボルト(2本)を取りはずす
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2
1
2
3
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