Toyota Corolla Axio (2018 year). Manual japanese — part 19
287
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告メッセージ
警告内容・対処方法
充電系統の異常
o
ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
・AHB(オートマチックハイビーム)
★
の異常
・LED ヘッドランプ
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ヘッドランプオートレべリングシステム
★
の異常
警告ブザーが鳴ります。
o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
・スマートエントリー&スタートシステムの異常
・ステアリングロックシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
(点滅)
288
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
各ドア、トランクが確実に閉まっていない
開いているドア、トランクが表示されます。
各ドア、トランクが確実に閉まっていない状態の
まま、車速が 5km/h をこえたときには
が
点滅し、警告ブザーが鳴ります。
o 開いているドアを閉める
パーキングブレーキが解除されていない
パーキングブレーキをかけたまま、車速が 5km/
h をこえたときには
が点滅し、警告ブザー
が鳴ります。
o パーキングブレーキを解除する
ヘッドランプ、尾灯が点灯している状態で、運転席
ドアを開けた
警告ブザーが鳴ります。
o ヘッドランプ、尾灯を消灯する
駆動用電池の残量が低下
警告ブザーが鳴ります。
o シフトレバーが N の状態では充電できないため、
長時間停車するときはシフトレバーを P に入れ
る
長時間シフトレバーがNになっているため駆動用電
池の残量が低下
警告ブザーが鳴ります。
o 車両を動かす場合は、ハイブリッドシステムを再
始動する
(点滅)
(点滅)
(点滅)
289
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告メッセージ
警告内容・対処方法
シフトレバーが N のとき、アクセルペダルを踏んだ
警告ブザーが鳴ります。
o アクセルペダルから足を離し、シフトレバーを
D、B または R に入れる
シフトレバーが N・D・B で、運転席ドアを開けた
警告ブザーが鳴ります。
o シフトレバーを P にする
燃料の残量が約 5L 以下になった
o 燃料を補給する
EV ドライブモードに切りかえできない状況
※
EV ドライブモードを使用できない理由(暖気中
/電池充電中/ EV 速度域超過/アクセル踏み過
ぎ)の表示がでる場合があります(oP. 141)
o EV ドライブモードが使用できる状況になってか
ら使用する
※
EV ドライブモードの作動条件については、P.
142 を参照してください。
(点滅)
(点滅)
290
7-2. 緊急時の対処法
警告メッセージ
警告内容・対処方法
EV ドライブモードが自動解除された
※
EV ドライブモードを使用できない理由(電池充
電不足/ EV 速度域超過/アクセル踏み過ぎ)の
表示がでる場合があります
(oP. 143)
o しばらく走行する
※
EV ドライブモードの作動条件については、P.
142 を参照してください。
補機バッテリーが充電不足
→ 数秒後
※
に表示が消えたときは
約 15 分以上、ハイブリッドシステムが作動した
状態を保持し、補機バッテリーを充電してくださ
い。
→ 表示が消えないときは
「補機バッテリーをがあがったときは」(→ P.
326) の手順でハイブリッドシステムを始動し
てください。
※
約 6 秒間表示されます。
上り坂などでの停車時にアクセルペダルを踏んで
車両を保持している
警告ブザーが鳴ります。
そのままの状態を続けるとハイブリッドシステム
が過熱するおそれがあります。
o アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを
踏む
ヘッドランプがロービームの状態でオートマチッ
クハイビームスイッチ
★
を押した
o ヘッドランプをハイビームに切りかえてから、
オートマチックハイビームスイッチを押す
(点滅)
(点滅)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
291
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
警告メッセージについて
文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。
■
LDA の車線逸脱警報について
★
次のような場合は、車線を逸脱しても、警告メッセージが表示されないおそれが
あります。
●
作動条件以外の車速で走行しているとき
●
走行中の白(黄)線が認識できなくなったとき
また、その他にも、システムが正常に作動しない場合があります。
(o P. 177)
前方センサーシステムの一時停止
(カメラセンサーの作動温度範囲外)
次のシステムが一時的に使用できなくなります。
・ PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
・ LDA(レーンディパーチャーアラート)
★
・ AHB(オートマチックハイビーム)
★
・ 先行車発進告知機能
★
oメッセージが表示されなくなるなるまでしばらく
待つ
前方センサーシステムの一時停止
(フロントウインドウガラスの汚れ、氷などの付着)
次のシステムが一時的に使用できなくなります。
・ PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
★
・ LDA(レーンディパーチャーアラート)
★
・ AHB(オートマチックハイビーム)
★
・ 先行車発進告知機能
★
o フロントウインドウガラスの汚れ、氷などを取り
除く(→ P. 164)
知識
注意
■
「補機バッテリ(始動用)充電不足 取扱書を 確認してください」がひんぱんに
表示されるときは
補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、
補機バッテリーあがりを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補機バッテ
リーの点検を受けてください。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
(点滅)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
292
7-2. 緊急時の対処法
次のメッセージが表示されたときは、対処方法に従って処置することで
消灯させることができます。
その他に表示されるメッセージ
表示メッセージ
表示内容・対処方法
駆動用電池の冷却部品のメンテナンス時期
フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口
がふさがれている、またはダクトにすき間がある
などが考えれられます。
o トヨタ販売店で駆動用電池の冷却部品のメンテ
ナンスを受ける
293
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
それぞれの対処方法に従って処置し、警告メッセージが消灯するのを確
認してください。
ただちに処置してください。
★
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
1 回
なし
電子キーを携帯していないか、
電子キーが正常に作動しない状
態でハイブリッドシステムを始
動しようとした
o 電子キーを携帯してハイブ
リッドシステムを始動する
1 回
3 回
パワースイッチが OFF 以外の状
態で運転席以外のドアが開閉さ
れ同乗者が電子キーを持ち出し
た
o 電子キーを車内にもどす
シフトレバーが P の状態でパ
ワースイッチを OFF にせずに
キーを持ち出したまま運転席ド
アが開閉された
o パワースイッチをOFFにする
または電子キーを車内にもど
す
1回
連続音
(5 秒
間)
シフトレバーが P の状態でパ
ワースイッチを OFF にせずに、
電子キーを外に持ち出してドア
を施錠しようとした
o パワースイッチをOFFにした
あと、再度施錠する
(点滅)
(点滅)
(交互に表示)
(点滅)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
294
7-2. 緊急時の対処法
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
9 回
なし
正規の電子キーが車室内に無い
状態で走行をはじめた
o 車室内に電子キーがあるか
確認する
連続音
なし
シフトレバーが P 以外の状態
で、パワースイッチを OFF にせ
ずに運転席ドアが開いた
o シフトレバーを P にする
連続音
連続音
シフトレバーが P 以外の状態で
パワースイッチをOFFにせずに
キーを持ち出したまま運転席ド
アが開閉された
o・シフトレバーを P にする
・電子キーを車内に入れる
1 回
連続音
(約 5 秒
間)
・ 車 内 に 電 子 キ ー を 置 い た ま
ま、スマートエントリー&ス
タートシステムでドアを施錠
しようとした
・ 車 内 に 電 子 キ ー を 置 い た ま
ま、フロントドアを開き、ロッ
クレバーを施錠側にしてドア
ハンドルを引いたままドアを
閉めて施錠しようとした
o 車内から電子キーを取り出
したあと、再度施錠する
(点滅)
(点滅)
(交互に表示)
(点滅)
(点滅)
295
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
1 回
なし
・ メカニカルキーで解錠してパ
ワースイッチを押した際、車
室内でキーを検出できなかっ
た
・ パワースイッチを押したとき
車室内でキーを検出できない
ことが 2 回連続で続いた
o ブレーキを踏みながら電子
キーでパワースイッチにふ
れる
1 回
なし
ハイブリッドシステム始動不可
能なシフトレバー位置でハイブ
リッドシステムを始動しようと
している
o シフトレバーをPにしてから
ハイブリッドシステムを始
動させる
なし
なし
自動電源 OFF 機能が作動した
o 次回ハイブリッドシステム
始 動 時 に 約 5 分 間 ハ イ ブ
リッドシステムが作動した
状態を保持し、補機バッテ
リーを充電する。
1 回
なし
電子キーの電池残量が少ない
o 新しい電池と交換する
(o P. 245)
(点滅)
(点滅)
296
7-2. 緊急時の対処法
■
警告ブザーについて
状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。
1 回
なし
パワースイッチがOFFの状態で
運転席のドアを開閉してからハ
イブリッドシステムを始動せず
にパワースイッチをアクセサ
リーモードに 2 回した
o ブレーキを踏んでパワース
イッチを押す
電子キーが正常に働かないとき
のハイブリッドシステムの始動
の方法で(oP. 324)パワース
イッチに電子キーをふれた
o ブザーが鳴ってから 10 秒以
内にパワースイッチを押す
1 回
なし
パワースイッチを押してから約
3 秒以内にステアリングロック
が解除できなかった
o ブレーキを踏んでハンドル
を 左 右 に ま わ し な が ら パ
ワースイッチを押す
1 回
なし
シフトレバーが P 以外の状態で
パワースイッチを OFF にした
o シフトレバーを P にする
1 回
なし
シフトレバーが P 以外でパワー
スイッチをOFFにしたあとシフ
トレバーを P にした
o パワースイッチを OFF にす
る
知識
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
(点滅)
(点滅)
(点滅)
297
7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)
●
地面が固く平らな場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P に入れる
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる
パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。
(タイヤについての詳しい説明は P. 237 を参照してください)
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
ジャッキで車体を持ち上げる前に
298
7-2. 緊急時の対処法
工具とジャッキの位置
応急用タイヤ
ジャッキ
けん引フック
ジャッキハンドル
ホイールナットレンチ
バルブ交換ツール
★
1
2
3
4
5
6
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
299
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
ジャッキの使用について
次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
●
ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない
●
備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない
●
ジャッキはジャッキセット位置に正しくかける
●
ジャッキで支えられている車の下に体を入れない
●
車がジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動したり車
を走らせない
●
車内に人を乗せたまま車を持ち上げない
●
車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない
●
車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない
●
車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する
●
車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる
300
7-2. 緊急時の対処法
助手席シートをいちばん前に移
動する
ノブを内側につまみ、手前に引い
て、カバーを取りはずす
ジャッキをゆるめて取りはずす
締まる
ゆるむ
ジャッキの取り出し方
1
2
3
1
2
301
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ラゲージマットを取りはずす
留め具をはずし、応急用タイヤを
取りはずす
輪止め
※
をする
※
輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。
応急用タイヤの取り出し方
1
2
警告
■
応急用タイヤを収納するとき
ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。
パンクしたタイヤの交換
1
パンクしたタイヤ
輪止めの位置
前輪
左側
右側後輪うしろ
右側
左側後輪うしろ
後輪
左側
右側前輪前
右側
左側前輪前
302
7-2. 緊急時の対処法
ホイールキャップをはずす
*
*
:スチールホイールのみ
傷が付くのを防ぐため、ホイールナッ
トレンチの先端に布などを巻いて保護
してください。
ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める
ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位
置にしっかりかける
タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる
2
3
4
5
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Текст