Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese — part 40
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7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
■
ワイパーブレード・ワイパーゴムの取り扱いについて
誤った取り扱いをすると、ワイパーブレード、またはワイパーゴムが損傷するお
それがあります。ご自身でのワイパーブレード・ワイパーゴムの交換に不安があ
る場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
■
ワイパーブレードのキャップについて
ワイパーブレードと一体成型のため、キャップだけを取りはずすことはできませ
ん。
知識
注意
■
損傷を防ぐために
●
ワイパーを交換するときはツメの破損に注意してください。
●
ワイパーブレードからワイパーアームを取りはずしたあとはウインドウガラ
スが傷付かないように、ウインドウガラスとワイパーアームのあいだに布など
を挟んでください。
●
無理にワイパーゴムを引き出したりしないようにしてください。
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7-2. 簡単な点検・部品交換
電子キーの電池交換
●
マイナスドライバー
●
小さいマイナスドライバー
●
リチウム電池 CR2032
ロ ッ ク を 解 除 し て メ カ ニ カ ル
キーを抜く
カバーをはずす
適切なサイズのマイナスドライバーを
ご使用ください。無理にこじった場合、
カバーが変形するおそれがあります。
傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。
電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。
用意するもの
電池交換のしかた
1
2
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7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
消耗した電池を取り出す
カ バ ー を は ず し た と き に、上 側 の カ
バーに電子キーのモジュールが貼り付
き、電池面が隠れている場合がありま
す。この場合、電子キーのモジュール
をひっくり返し、図のように電池が見
える状態で作業してください。
電池をはずす際は、適切なサイズのマ
イナスドライバーをご使用ください。
新しい電池は、+極を上にして取り付
けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
■
リチウム電池 CR2032 の入手
電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。
■
電子キーの電池が消耗していると
次のような状態になります。
●
スマートエントリー&スタートシステム、ワイヤレス機能が作動しない
●
作動距離が短くなる
3
知識
4
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7-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
取りはずした電池と部品について
お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
■
交換後、正常に機能させるために
次のことを必ずお守りください。
●
ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。
●
電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない
●
電極を曲げない
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7
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
ヒューズの点検、交換
パワースイッチを OFF にする
充電コネクターが接続されていないことを確認してください。また、作業中はリ
モートエアコンシステムを使用しないでください。
ヒューズボックスを開ける
X
エンジンルーム(運転席側)
2ヶ所 のツ メを 押し なが ら、カ
バーを持ち上げる
閉めるときは、2ヶ所のツメを確実に閉
めてください。
X
エンジンルーム(助手席側)
3ヶ所 のツ メを 押し なが ら、カ
バーを持ち上げる
閉めるときは、3ヶ所のツメを確実に閉
めてください。
ランプがつかないときや電気系統の装置が働かないときは、ヒューズ切
れが考えられます。ヒューズの点検を行ってください。
1
2
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7-2. 簡単な点検・部品交換
X
助手席足元
ツメを押してロックをはずし、
アンダーカバーを取りはずす
ツ メ を 押 し て ロ ッ ク を は ず
し、コネクター
★
を取りはずす
ヒューズボックスカバーを取
りはずす
取りはずすときや、取り付けるとき
はツメを押してください。
ヒューズを引き抜く
ヒューズはずしでヒューズを引
き抜くことができます。
ヒューズが切れていないか点検する
正常
ヒューズ切れ
ヒューズボックスの表示に従い、規
定容量のヒューズに交換します。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
3
3
4
1
2
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7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
■
ヒューズを交換したあとは
●
交換してもランプ類が点灯しないときは、電球を交換してください。
(→ P. 630)
●
交換しても再度ヒューズが切れる場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
補機バッテリーからの回路に過剰な負荷がかかると
配線が損傷を受ける前にヒューズが切れるように設計されています。
■
電球(バルブ)を交換するとき
この車両に指定されているトヨタ純正品のご使用をおすすめします。
一部の電球は過電流を防止する専用回路に接続されているため、この車両指定
のトヨタ純正品以外は使用できない場合があります。
知識
警告
■
車の故障や、車両火災を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。
●
規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。
●
必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。
●
ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。
注意
■
ヒューズを交換する前に
ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。
630
7-2. 簡単な点検・部品交換
電球(バルブ)の交換
切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 703)
後退灯
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。電球交換の難易度は電球
によって異なります。部品が破損するおそれがあるので、トヨタ販売店
で交換することをおすすめします。
電球の用意
バルブ位置
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7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
■
後退灯
リヤタイヤの後方にあるカバーの下部を固定しているクリップ(2 個)
を取りはずす
マイナスドライバーで中央部を
引き出し、クリップを引き抜きま
す。
カバーの上部を固定しているクリップ(3 個)を取りはずす
クリップを左にまわして取りはずします。
マイナスドライバーで中央部を引き出し、クリップを引き抜きます。
マイナスドライバーで中央部を引き出し、クリップを引き抜きます。
電球交換のしかた
1
2
1
2
3
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7-2. 簡単な点検・部品交換
カバーの端の固定をはずして車
両前方に向けて引き、リヤバン
パーとのあいだにすき間をつく
る
カバーの奥を固定しているクリップを取りはずし、カバーを取りはず
す
マイナスドライバーで中央部を
引き出し、クリップを引き抜きま
す。
ソケットをまわして取りはずし、
電球を引き抜く
リヤタイヤとリヤバンパーとのすき間
から手を挿し込んで、作業を行います。
3
4
5
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7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
新しい電球を取り付け、ソケット
をまわして取り付ける
カバーをもとの位置にもどし、奥側のクリップを取り付ける
クリップを挿し込んでから、中央
部を押します。
カバーの端をリヤバンパーには
め込む
カバーの端にあるツメ(2ヶ所)を確実
に固定してください。
6
7
8
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7-2. 簡単な点検・部品交換
カバーの上部にクリップ(3 個)を取り付ける
クリップを右にまわして固定します。
クリップを挿し込んでから、中央部を押します。
クリップを挿し込んでから、中央部を押します。
カバーの下部にクリップ(2 個)を取り付ける
クリップを挿し込んでから、中央
部を押します。
9
1
2
3
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7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
■
次の電球を交換するには
次の電球が切れたときは、トヨタ販売店で交換してください。
●
ヘッドランプ
●
車幅灯
●
薄暮灯
★
●
フロントフォグランプ
★
●
フロント方向指示灯/非常点滅灯
●
サイド方向指示灯/非常点滅灯
●
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
●
リヤフォグランプ
★
●
尾灯
●
制動灯
●
ハイマウントストップランプ
●
番号灯
■
LED ランプについて
後退灯以外のランプは、数個の LED で構成されています。もし LED がひとつで
も点灯しないときは、トヨタ販売店で交換してください。
■
レンズ内の水滴と曇り
レンズ内の一時的な曇りは、機能上問題ありません。ただし、次のようなと
きは、トヨタ販売店にご相談ください。
●
レンズ内側に大粒の水滴が付いている
●
ランプ内に水がたまっている
■
電球(バルブ)を交換するとき
→ P. 629
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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7-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
電球を交換するとき
●
必ずハイブリッドシステムを停止し、ランプを消灯してください。消灯直後は
高温になっているため、交換しないでください。やけどすることがあります。
●
電球のガラス部を素手でふれないでください。
やむを得ずガラス部を持つ場合は、電球に油脂や水分を付着させないために、
乾いた清潔な布などを介して持ってください。
また、電球を傷付けたり、落下させたりすると球切れや破裂することがありま
す。
●
電球や電球を固定するための部品はしっかり取り付けてください。取り付けが
不十分な場合、発熱や発火、またはヘッドランプ内部への浸水による故障や、
レンズ内に曇りが発生することがあります。
●
電球・ソケット・電気回路および構成部品を、修理または分解しないでくださ
い。
感電により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり
ます。
●
走行した直後には、車両右側の後退灯を交換しないでください。
走行直後は排気管が高温になっているため、誤って排気管にふれるとやけどを
するおそれがあります。
●
車の部品などでけがをしないように、手袋などの保護具を使用してください。
部品の端などでけがをするおそれがあり危険です。
■
お車の故障や火災を防ぐために
●
電球が正しい位置にしっかりと取り付けられていることを確認してください。
●
発熱による損傷を防ぐため、バルブを取り付ける前にバルブのワット数を確認
してください。
万一の場合には
637
8
8-1. まず初めに
故障したときは. . . . . ...638
非常点滅灯
(ハザードランプ). . . . 639
発炎筒 . . . . . . . . . ..640
車両を緊急停止するには . ...642
8-2. 緊急時の対処法
けん引について. . . . . ...643
警告灯がついたときは . . ...649
警告メッセージが
表示されたときは . . . . 654
パンクしたときは. . . . ...662
ハイブリッドシステムが
始動できないときは . . . 678
電子キーが正常に
働かないときは . . . . . 680
補機バッテリーが
あがったときは . . . . . 684
オーバーヒート
したときは. . . . . . . 690
スタックしたときは . . . ...695
638
8-1. まず初めに
故障したときは
非常点滅灯(→ P. 639)を点滅さ
せながら、車を路肩に寄せ停車しま
す。
非常点滅灯は、故障などでやむを得ず
路上駐車する場合、他車に知らせるた
め使用します。
高速道路や自動車専用道路では、次
のことに従う
●
同乗者を避難させる
●
車両の 50m 以上後方に発炎筒
(→ P. 640)と停止表示板を置
くか、停止表示灯を使用する
・ 見通しが悪い場合はさらに後方に
置いてください。
・ 発炎筒は、燃料もれの際やトンネ
ル内では使用しないでください。
●
その後、ガードレールの外側などに避難する
■
停止表示板・停止表示灯について
故障のときはすみやかに次の指示に従ってください。
50m 以上
後方に置く
知識
●
高速道路や自動車専用道路でやむを得ず
駐停車する場合は、停止表示板または停止
表示灯の表示が、法律で義務付けられてい
ます。
●
停止表示板・停止表示灯のご購入について
は、トヨタ販売店にお問い合わせくださ
い。
停止表示板
停止表示灯
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