Toyota Vitz (2017 year). Manual japanese — part 8
111
3-1. キー
3
各部の操作
メカニカルキーを取り出すには、解
除ボタンを押してキーを取り出し
てください
使用後はもとにもどし、電子キーと一
緒に携帯してください。電子キーの電
池が切れたときやスマートエントリー
&スタートシステムが正常に作動しな
いとき、メカニカルキーが必要になり
ます(→ P. 390)
■
キー(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)またはメカニカルキー
(スマートエントリー&スタートシステム装着車)を紛失したとき
キーナンバープレートに打刻されたキーナンバーと残りのキーまたはメカニカ
ルキーから、トヨタ販売店でトヨタ純正品の新しいキーを作ることができます。
キーナンバープレートは車の中以外の安全な場所(財布の中など)に保管してく
ださい。
ワイヤレスリモコン
X
スマートエントリー&スタート
システム非装着車
X
スマートエントリー&スタート
システム装着車
ドアの施錠(→ P. 114)
ドアの解錠(→ P. 114)
メカニカルキーを使うには(スマートエントリー&スタートシステム装
着車)
1
2
1
1
1
2
知識
112
3-1. キー
■
航空機に乗るとき
航空機にワイヤレスキーまたは電子キーを持ち込む場合は、航空機内でキーのス
イッチを押さないでください。また、かばんなどに保管する場合でも、簡単にス
イッチが押されないように保管してください。スイッチが押されると電波が発信
され、航空機の運行に支障をおよぼすおそれがあります。
■
電池の消耗について
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
●
電池の標準的な寿命は1∼2年です。
●
ワイヤレスリモコンを使用しなくても電池は消耗します。
ワイヤレス機能が作動しない場合は、電池が消耗している可能性があります。電
池が消耗したら新しい電池に交換してください。(→ P. 303)
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
●
電池の標準的な寿命は 1 ∼ 2 年です。
●
電池残量が少なくなると、ハイブリッドシステムを停止した際に車内から警告
ブザーが鳴ります。(→ P. 358)
●
電子キーは常に電波を受信しているため、使用していないあいだでも電池が消
耗します。次のような状態になったときは、電池が消耗している可能性があり
ます。新しい電池に交換してください。(→ P. 303)
・ スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコンが作動しない
・ 作動範囲が狭くなった
・ 電子キーの LED が点灯しない
●
電池の著しい消耗を防ぐため、次のような磁気を発生する電化製品の1m以内に
電子キーを保管しないでください。
・ TV
・ パソコン
・ 携帯電話やコードレス電話機、および充電器
・ 電気スタンド
・ 電磁調理器
■
電池の交換方法
→ P. 303
■
キー登録本数の確認について
車両に登録されたキーの本数を確認することができます。詳しくはトヨタ販売店
へご相談ください。
■
不正キーの使用について(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
指定のメカニカルキー以外のキーを使用すると、キーシリンダーが空回りして解
錠できません。
113
3-1. キー
3
各部の操作
注意
■
キーの故障を防ぐために
次のことをお守りください。
●
落としたり、強い衝撃を与えたり、曲げたりしない
●
温度の高いところに長時間放置しない
●
ぬらしたり超音波洗浄器などで洗ったりしない
●
キーに金属製または磁気を帯びた製品を取り付けたり、近付けたりしない
●
分解しない
●
キー表面にシールなどを貼らない
●
テレビやオーディオ、電磁調理器などの磁気を帯びた製品の近くに置かない
●
電気医療機器(マイクロ波治療器や低周波治療器など)の近くに置いたり、身
につけたまま治療を受けたりしない
■
キー取り扱いの注意
ワイヤレスキー・電子キーは電波法の認証に適合しています。必ず次のことを
お守りください。
●
電池交換時以外は、不用意に分解しないでください。分解、改造したものを使
用することは法律で禁止されています。
●
必ず日本国内でご使用ください。
■
キーを携帯するとき(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電源を入れた状態の電化製品とは10 cm以上離して携帯してください。10cm
以内にあると電化製品の電波と干渉し正常に機能しない場合があります。
■
スマートエントリー&スタートシステム
★
の故障などで販売店に車両を持って
いくとき
車両に付属しているすべての電子キーをお持ちください。
■
電子キーを紛失したとき(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電子キーを紛失した状態で放置すると、盗難の危険性が極めて高くなります。
車両に付属している残りのキーをすべてお持ちのうえ、ただちにトヨタ販売店
にご相談ください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
114
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
ドア(フロントドア、リヤドア)
◆
スマートエントリー&スタートシステム
★
電子キーを携帯して操作します。
フロント席のドアハンドルを
握って解錠する
ハンドル裏面のセンサー部に確実に
触れてください。
施錠操作後 3 秒間は解錠できませ
ん。
ドアハンドル表面のロックセ
ンサー部(ハンドルのくぼみ
部)にふれ施錠する
必ず施錠されたことを確認してください。
◆
ワイヤレスリモコン
車外からの解錠/施錠
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
X
スマートエントリー&スタート
システム非装着車
X
スマートエントリー&スタート
システム装着車
全ドアを施錠する
必ず施錠されたことを確認してください。
全ドアを解錠する
1
2
1
1
1
2
115
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
◆
キー
キーを操作すると、ドアが下記のように作動します。
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
全ドアを施錠する
全ドアを解錠する
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
メカニカルキーを使ってドアを施錠・解錠できます。(→ P. 390)
■
作動の合図
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
非常点滅灯の点滅で知らせます。(施錠は1回、解錠は2回)
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
ブザーと非常点滅灯の点滅で知らせます。(施錠は1回、解錠は2回)
■
解錠操作のセキュリティ機能
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
解錠操作後、約 30 秒以内にドアを開けなかったときは、盗難防止のため自動的
に施錠されます。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
解錠操作後、約 30 秒以内にドアを開けなかったときは盗難防止のため、自動的
に施錠されます。
セキュリティ機能で施錠されたとき、電子キーの位置によって室内の作動範囲内
に電子キーがあると検知されると、再度解錠されることがあります。
知識
116
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
ドアハンドル表面のロックセンサーで施錠できないとき(スマートエントリー&
スタートシステム装着車)
■
半ドア警告ブザー(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
ドアが完全に閉まっていない状態でドアを施錠しようとすると、ブザーが鳴りま
す。ドアを完全に閉めてから、もう一度施錠してください。
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
次のような場合、ワイヤレス機能が正常に働かないおそれがあります。
●
ワイヤレスキーの電池が消耗しているとき
●
近くにテレビ塔や発電所、ガソリンスタンド、放送局、大型ディスプレイ、空
港など、強い電波やノイズを発生する設備があるとき
●
無線機や携帯電話、コードレス電話などの無線通信機器を携帯しているとき
●
複数のワイヤレスキーが近くにあるとき
●
ワイヤレスキーが金属製のものに接したり、覆われているとき
●
近くで電波式ワイヤレスキーを使用しているとき
●
リヤガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
→ P. 127
■
スマートエントリー&スタートシステム
★
やワイヤレスリモコンが正常に作動し
ないとき
キーやメカニカルキーを使ってドアの施錠・解錠ができます。
(→ P. 115, 390)
電子キーの電池が消耗しているときは、電池を交換してください。(→ P. 303)
■
カスタマイズ機能
ワイヤレスリモコンを非作動にするなどの変更ができます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 415)
ドアハンドル表面のロックセンサー部に指
でふれても施錠できないときは、手のひらで
ロックセンサー部にふれてください。
手袋を着用しているときは、手袋をはずして
ください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
117
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
◆
ドアロックスイッチ
全ドアを施錠する
全ドアを解錠する
◆
ロックレバー
ドアを施錠する
ドアを解錠する
運転席ドアは、ロックレバーが施錠
側になっていても、車内のドアレ
バーを引くと開けられます。
ロックレバーを施錠側にする
ドアハンドルを引いたままドアを閉める
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
キーがエンジン スイッチに挿し込まれているときは施錠されません。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
パワースイッチがアクセサリーまたは ON モードのときや車内に電子
キーが放置されているときは施錠されません。
キーが正しく検知されずに施錠される場合があります。
車内からの施錠/解錠
1
2
1
2
キーを使わずに外側から運転席ドアを施錠するとき
1
2
118
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
施錠側にすると、リヤ席ドアが車内
から開かなくなります。
解錠
施錠
お子さまが車内からリヤ席ドアを開け
られないようにできます。両側のリヤ
席ドアを施錠側にしてください。
■
チャイルドプロテクター使用時のドアの開け方
ドアを解錠して車外のドアハンドルを引くと開きます。万一、車内から開ける場
合は、ドアガラスを下げて手を出し、車外のドアハンドルを引いてください。
チャイルドプロテクター
知識
119
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
事故を防ぐために
運転中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、不意にドアが開き車外に放り出されるなど、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
すべてのドアを確実に閉め、施錠する
●
走行中はドア内側のドアレバーを引かない
特に、運転席はロックレバーが施錠側になっていてもドアが開くため、注意し
てください。
●
お子さまをリヤ席に乗せるときは、チャイルドプロテクターを使用して車内か
らドアが開かないようにする
■
ドアを開閉するとき
傾斜地・ドアと壁などのあいだが狭い場所・強風など、周囲の状況を確認し、
予期せぬ動きにも対処できるよう、ドアハンドルを確実に保持してドアを開閉
してください。
120
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
バックドア
◆
スマートエントリー&スタートシステム
★
バックドアオープンスイッチを
押して解錠する
施錠操作後約3秒間は解錠できませ
ん。
ロックスイッチを押して施錠す
る
必ず施錠されたことを確認してくだ
さい。
◆
ワイヤレスリモコン
→ P. 114
◆
キー
→ P. 115
バックドアは次の方法で施錠・解錠および開けることができます。
車外からの施錠/解錠
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
121
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
◆
ドアロックスイッチ
→ P. 117
バックドアオープンスイッチを押
したまま、バックドアを持ち上げる
バックドアオープンスイッチを押した
あと、約1秒間はバックドアを閉める
ことができません。
バックドアハンドルを持ってバッ
クドアを引き下げ、必ず外から押し
て閉めてください。
■
ラゲージルームランプ
車内からの施錠/解錠
車外からバックドアを開けるには
バックドアを閉めるとき
知識
バックドアを開けたとき、ラゲージルームラ
ンプが点灯します。
122
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。
■
走行する前に
●
走行前にバックドアが閉まっていることを必ず確認してください。
完全に閉まっていないと走行中に突然開き、車外のものにあたったり、荷物が
投げ出されたりして思わぬ事故につながるおそれがあります。
●
ラゲージルームの中でお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病や窒息などを引き起こすおそれがありま
す。
●
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするお
それがあります。
■
走行中の留意事項
ラゲージルームには絶対に人を乗せないでください。
急ブレーキ・急旋回をかけたときや衝突したときなどに、重大な傷害におよぶ
か、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
バックドアの使用にあたって
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害につながるおそれがあり
危険です。
●
バックドアを開ける前に、バックドアに張り付いた雪や氷などの重量物を取り
除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがありま
す。
●
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
人がいるときは、安全を確認し動かすことを知らせる「声かけ」をしてくださ
い。
●
強風時の開閉には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがありま
す。
123
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
●
バックドアダンパーステーを持ってバックドアを閉めたり、ぶらさがったりし
ないでください。
手を挟んだり、バックドアダンパーステーが破損したりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにドアが突
然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのアクセサ
リー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめします。
●
半開状態で使用すると、バックドアが突然
閉じて重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。特に傾斜地では、平坦な場所よりも
バックドアの開閉がしにくく、急にバック
ドアが開いたり閉じたりするおそれがあ
ります。必ずバックドアが全開で静止して
いることを確認して使用してください。
●
バックドアを閉めるときは、指などを挟ま
ないよう十分注意してください。
●
バックドアは必ず外から軽く押して閉め
てください。バックドアハンドルを持った
ままバックドアを閉めると、手や腕を挟む
おそれがあります。
124
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
注意
■
ダンパーステーについて
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられてい
ます。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
●
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異
物をステーのロッド部(棒部)に付着させ
ない
●
ロッド部を軍手などでふれない
●
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセ
サリー用品をつけない
●
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけ
たりしない
125
3
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
各部の操作
スマートエントリー&スタートシステム
★
●
ドアを施錠・解錠する(→ P. 114)
●
バックドアを施錠・解錠する(→ P. 120)
●
ハイブリッドシステムを始動する(→ P. 159, 163)
■
アンテナの位置
■
作動範囲(電子キーの検知エリア)
電子キーをポケットなどに携帯していると、次の操作が行えます。
(必ず運転者が携帯してください)
知識
車外アンテナ
車内アンテナ
ラゲージルーム外アンテナ
:ドアの施錠・解錠時
フロント席ドアハンドル/バックド
アオープン・ロックスイッチから周
囲約 70cm 以内で電子キーを携帯し
ている場合に作動します。
(電子キー
を検知しているドアハンドルのみ作
動します。)
:ハイブリッドシステム始動時または
モード切りかえ時
車内で電子キーを携帯している場合
に作動します。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
126
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
作動の合図
ブザーと非常点滅灯の点滅で知らせます。(施錠は 1 回、解錠は 2 回)
■
警告音と警告表示について
誤操作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、車内や車外で警告音が鳴った
り、マルチインフォメーションディスプレイに警告が表示されることがありま
す。メッセージが表示された場合は、状況に応じて適切に対処してください。
(→ P. 356)
警告音のみが鳴る場合の状況と対処方法は次のようになります。
■
節電機能
長期駐車時に電子キーの電池と車両の補機バッテリーあがりを防止するため、節
電機能が働きます。
●
次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がか
かる場合があります。
・ 車の外約 2m 以内に電子キーを 10 分以上放置した
・ 5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった
●
14 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった場合、運
転席以外での解錠ができなくなります。この場合は、運転席のドアハンドルを
握る、もしくは、ワイヤレス機能、メカニカルキーで解錠してください。
警告音
状況
対処方法
車外から “ ピー ”
と 5 秒間鳴る
いずれかのドアが開いている
ときにスマートエントリー&
スタートシステムで施錠しよ
うとした
全ドアを閉めたあと、再
度施錠する
車内から “ ピー、
ピー ” と鳴り続け
る
運転席ドアが開いている状態
でパワースイッチをアクセサ
リーモードにした(アクセサ
リーモードのとき運転席ドア
を開いた)
パワースイッチを OFF
にしたあと、運転席ドア
を閉めてください。
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