Toyota SAI (2017 year). Manual japanese — part 20
303
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
警告
■
車の故障や、車両火災を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。
●
規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。
●
必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。
●
ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。
■
パワーコントロールユニット近くのヒューズボックスについて
高電圧部位・高電圧の配線が近くにあるため、絶対に点検・交換を行わないで
ください。
取り扱いを誤ると感電し、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。
注意
■
ヒューズを交換する前に
ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。
304
6-2. 簡単な点検・部品交換
電球(バルブ)の交換
・ ランプ類が完全に冷えた状態で作業してください。
・ けが防止のため、手袋など保護具を使用することをおすすめします。
切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 396)
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。電球交換の難易度は電球
によって異なります。部品が破損するおそれがあるので、トヨタ販売店
で交換することをおすすめします。
特にリヤフォグランプ
★
の電球交換は車両下側から行うことになるた
め、無理な姿勢で作業しないように、十分な広さのある場所で行ってく
ださい。
また、狭いところに手を入れて作業するため、確実に取りつけることが
できない場合があります。トヨタ販売店で交換することをおすすめしま
す。
電球を交換するときは
電球の用意
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
フロント
■
リヤ
バルブ位置
フロント方向指示灯/非常点滅灯
後退灯
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
リヤフォグランプ
★
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
■
フロント方向指示灯/非常点滅灯
ハンドルをまわし、タイヤを
いっぱいまで内側に向ける
タイヤの向きをかえ終わったら、パ
ワースイッチを OFF にしてくださ
い。
フロントバンパー下側のボル
ト(1本)を取りはずす
クリップ ( 2個)を取りはずす
マ イ ナ ス ド ラ イ バ ー で ク
リップ中央を 90 度にまわ
し、ロックを解除する
クリップ中央を取りはずす
クリップ中央をマイナスドライ
バーで引き出し、クリップ中央を
取りはずしてください。
電球交換のしかた
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
コネクターが見える位置まで
フェンダーライナーをめくる
ソケットを取りはずす
フロントフォグランプ点灯中、消灯
直後はフロントフォグランプ裏側の
放熱板が高温になるため、さわらな
いでください。(→ P. 316)
電球を取りはずす
フェンダー
ライナー
放熱板
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6-2. 簡単な点検・部品交換
新しい電球を取り付け、ソケッ
トを取り付ける
新しい電球を取り付ける
ソケットを取り付ける
フェンダーライナーを取り付
ける
フロントバンパーに取り付いている
リテーナーの溝にフェンダーライ
ナーを差し込み、フェンダーライ
ナーの端がフロントバンパーの内側
になるように取り付けます。
クリップを取り付ける
フェンダーライナー(A 部)がバン
パーの内側に収まっていることを確
認してからクリップを取り付けてく
ださい。
クリップの溝を縦にしてク
リップを押し込む
フロントバンパー下側のボル
ト (1 本)を取り付ける
リテーナー
A
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
トランクを開け、カバー(2 個)
を取りはずす
傷が付くのを防ぐため、ドライバー
の先端に布などを巻いて保護するこ
とをおすすめします。
ボルト(2本)・ストッパーゴ
ムを取りはずす
ストッパーゴムは反時計回りにまわ
すとはずれます。
ランプ本体とボデーの間にす
き間をつくる
ストッパーゴム取り付け穴を持ち、
ランプ本体を後方に引き、ランプ上
側のツメをはずします。
ランプ本体の破損を防ぐた
め、網掛け部分は持たない
でください。
ストッパーゴム
ツメ
ストッパーゴム取り付け穴
310
6-2. 簡単な点検・部品交換
ランプ本体を取りはずす
ランプ本体とボデーのすき
間から、ランプ本体を持っ
て、ランプ下側のツメをは
ずす
ランプ下側のステーをリヤ
バンパーに接触させないよ
うに、ランプ本体を取りは
ずす
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
ツメ
ステー
すき間
311
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
新しい電球を取り付け、ソケッ
トを取り付ける
新しい電球を取り付ける
ソケットを取り付ける
ランプ下側のステーをリヤバ
ンパー内側に入れる
ランプ本体の配線をリヤバ
ンパーステーの内側に移動
させる
ランプ下側のステーをリヤ
バンパーに接触させないよ
うに、リヤバンパーの内側
に入れる
ランプ本体を取り付ける
ランプ本体を少し後方へ引
き上げ、ランプ本体とリヤ
バンパーのツメを合わせる
ランプ本体を前方に押し込
みランプのツメ(2カ所)を
はめる
バンパー
ステー
ランプ本体ステー
ツメ
ツメ(バンパー側)
ツメ(ランプ側)
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6-2. 簡単な点検・部品交換
ボルト(2本)・ストッパーゴ
ムを取り付ける
ランプ本体の穴にグロメットが収
まっていることを確認してからボル
トを取り付けてください。
ストッパーゴムを止まるまで時計回
りにまわしてください。
カバー(2個)を取り付ける
平らな面が下側に向くように取り付
けてください。
■
後退灯
トランクを開け、カバーを取り
はずす
ソケットを取りはずす
グロメット
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
電球を取りはずす
新しい電球を取り付け、ソケッ
トを取り付ける
新しい電球を取り付ける
ソケットを取り付ける
カバーを取り付ける
クリップ(3ヵ所)の位置を合
わせてカバーを取り付ける
クリップ(3ヵ所)が確実に取り付
いているか確認してください。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
■
リヤフォグランプ
★
リヤフォグランプは、マフラー上部の狭い場所に取り付けられている
ため、次のことをお守りください。
・ マフラーが完全に冷えた状態で作業する(→ P. 317)
・ 車の部品などでけがをしないように、手袋など保護具を使用する
(→ P. 317)
ソケットを取りはずす
マフラーの外側から手を入れ
てソケットを取りはずす
電球を取りはずす
新しい電球を取り付け、ソケッ
トを取り付ける
新しい電球を取り付ける
ソケットを取り付ける
マフラー
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
次の電球を交換するには
次のランプが切れたときは、トヨタ販売店で交換してください。
●
ヘッドランプ(ロー/ハイビーム)
●
フロントフォグランプ
●
車幅灯
●
サイド方向指示灯/非常点滅灯
●
尾灯
●
制動灯
●
ハイマウントストップランプ
●
番号灯
■
LED ランプについて
ヘッドランプ(ロー/ハイビーム)、フロントフォグランプ、車幅灯、サイド方
向指示灯/非常点滅灯、尾灯、制動灯、ハイマウントストップランプは、数個の
LED で構成されています。もし LED がひとつでも点灯しないときは、トヨタ販
売店で交換してください。
■
レンズ内の水滴と曇り
レンズ内の一時的な曇りは、機能上問題ありません。ただし、次のようなときは、
トヨタ販売店にご相談ください。
●
レンズ内側に大粒の水滴が付いている
●
ランプ内に水がたまっている
■
電球(バルブ)を交換するとき
→ P. 302
知識
316
6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
電球を交換するとき
●
必ずハイブリッドシステムを停止し、ランプを消灯してください。消灯直後は
高温になっているため、交換しないでください。やけどをすることがあります。
●
電球のガラス部を素手でふれないでください。
やむを得ずガラス部を持つ場合は、電球に油脂や水分を付着させないために、
乾いた清潔な布などを介して持ってください。
また、電球を傷付けたり、落下させたりすると球切れや破裂することがありま
す。
●
電球や電球を固定するための部品はしっかり取り付けてください。取り付けが
不十分な場合、発熱や発火、またはヘッドランプ内部への浸水による故障や、
レンズ内に曇りが発生することがあります。
■
フロント方向指示灯/非常点滅灯を交換するとき
フロントフォグランプ点灯中および消灯直
後は、フロントフォグランプ裏側の放熱板
が高温になるため、さわらないでください。
やけどをすることがあります。
放熱板
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6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
警告
■
リヤフォグランプ
★
を交換するとき
■
お車の故障や火災を防ぐために
電球が正しい位置にしっかりと取り付けられていることを確認してください。
■
けがを防ぐために
電球を交換する前に、パワースイッチを OFF にしてください。
熱くなった部品でやけどをしたり、作動中の部品に巻き込まれて重大な傷害を
受けるおそれがあり危険です。
●
マフラーが完全に冷えた状態で作業して
ください。
熱くなったマフラーや他の部品などでや
けどをするおそれがあり危険です。
●
車の部品などでけがをしないように手袋
など保護具を使用してください。
鉄板の端などでけがをするおそれがあり
危険です。
マフラー
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
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6-2. 簡単な点検・部品交換
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