Toyota Spade (2017 year). Manual japanese — part 10
143
4-1. 運転にあたって
4
運転
■
上り坂発進について
ヒルスタートアシストコントロールが作動します。(oP. 219)
■
エンジン出力の抑制について(ブレーキオーバーライドシステム)
●
アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたとき、エンジン出力を抑制
する場合があります。
●
ブレーキオーバーライドシステム作動中は、警告灯が点灯します。
(oP. 382)
■
急発進の抑制について(ドライブスタートコントロール)
●
次のような通常と異なる操作が行われた場合、エンジン出力を抑制する場合が
あります。
・ アクセルペダルを踏み込んだまま、シフトレバーを操作した(R から D、D
から R、N から R、P から D、P から R)とき。この場合、警告灯が点灯し
ます。(oP. 382)
・ 後退時にアクセルペダルを踏みすぎたとき。
●
ドライブスタートコントロールが作動していると、ぬかるみや新雪などからの
脱出が困難な場合があります。そのようなときは、TRC の作動を停止(oP.
221)することにより、ドライブスタートコントロールが停止し、脱出しやす
くなります。
■
雨の日の運転について
●
雨の日は視界が悪くなり、またガラスが曇ったり、路面がすべりやすくなった
りするので、慎重に走行してください。
●
雨の降りはじめは路面がよりすべりやすいため、慎重に走行してください。
●
雨の日の高速走行などでは、タイヤと路面のあいだに水膜が発生し、ハンドル
やブレーキが効かなくなるおそれがあるので、スピードは控えめにしてくださ
い。
■
走行中のエンジン回転数について
次の場合、走行中にエンジン回転数が高くなることがあります。これは走行状況
にあわせてシフトアップの制限、またはシフトダウンの実施を自動的に行うため
で、急加速を示すものではありません。
●
車両が上り坂、または下り坂を走行していると判断したとき
●
アクセルペダルを離したとき
■
運転標識の取り付け
磁石式の初心運転者標識や高齢運転者標識などを樹脂バンパーやアルミ部分に
取り付けることはできません。
知識
144
4-1. 運転にあたって
■
オーバーヒートについて
次のようなきびしい走行状況ではオーバーヒートになるおそれがあります。
●
暑い日に長い上り坂を走行する
●
高速走行直後に急減速や急停止をする
■
環境に配慮した運転
環境に配慮した運転をしているとき、エコド
ライブインジケーターランプが点灯します。
必要以上にアクセルペダルを踏んだときや
停車中は消灯します。
次の場合エコドライブインジケーターラン
プは作動しません。
●
シフトレバーが D 以外のとき
●
車速が約 100km/h 以上のとき
エコドライブインジケーターランプの作動
/非作動を設定できます。(oP. 75)
145
4-1. 運転にあたって
4
運転
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
発進するとき
エンジンがかかったまま停車しているときは、常にブレーキペダルを踏んでく
ださい。クリープ現象で車が動き出すのを防ぎます。
■
運転するとき
●
踏み間違いを避けるため、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を把握しな
い状態で運転しないでください。
・ アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むと、車が急発進して思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
・ 後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくな
ります。ペダル操作が確実にできるよう注意してください。
・ 車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアク
セルペダルが確実に踏めるようにしてください。
・ ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急
時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
燃えやすいものの上を走行したり、可燃物付近に車を停めたりしないでくださ
い。
排気管や排気ガスは高温になり、可燃物が近くにあると火災になるおそれがあ
り危険です。
●
通常走行時は、走行中にエンジンを停止しないでください。走行中にエンジン
を停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくなり
ます。その場合はハンドルとブレーキの操作が困難になるため、安全を確認し
た上で、すみやかに道路脇に停車してください。
なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、P. 370
を参照してください。
●
急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。
フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキがオーバーヒートして正常
に機能しなくなります。(oP. 161)
●
走行中はハンドル・シート・ドアミラー・インナーミラーの調整をしないでく
ださい。
運転を誤るおそれがあります。
●
すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてくださ
い。
146
4-1. 運転にあたって
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
すべりやすい路面を運転するとき
●
急ブレーキ・急加速・急ハンドルはタイヤがスリップし、車両の制御ができな
くなるおそれがあります。
●
急激なアクセル操作、シフト操作によるエンジンブレーキやエンジン回転数の
変化は、車が横すべりするなどして、思わぬ事故につながる恐れがあり危険で
す。
●
水たまり走行後はブレーキペダルを軽く踏んでブレーキが正常に働くことを確
認してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなったり、
ぬれていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがあります。
■
シフトレバーを操作するとき
●
シフトレバーを前進側のシフトポジションに入れたまま惰性で後退したり、R
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。
エンジンが停止し、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドル操作が重くなっ
たりして、思わぬ事故や故障の原因となるおそれがあります。
●
車両が動いているあいだは、シフトレバーを P に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。
●
車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。
●
車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入
れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。
●
走行中にシフトレバーをNにすると、トランスミッションとエンジンの動力伝
達が解除され、エンジンブレーキが効かなくなります。
●
アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
シフトレバーが P 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につながるおそ
れがあり危険です。
147
4-1. 運転にあたって
4
運転
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
継続的にブレーキ付近から警告音(キーキー音)が発生したとき
できるだけ早くトヨタ販売店で点検を受け、ブレーキパッドを交換してください。
必要なときにパッドの交換が行われないと、ディスクローターの損傷につなが
る場合があります。
パッドやローターなどの部品は、役割を果たすと共に摩耗していきます。摩耗
の限度をこえて走行すると故障を引き起こすばかりでなく、事故につながるお
それがあります。
■
停車するとき
●
空ぶかしをしないでください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。
●
車が動き出すことによる事故を防ぐため、エンジン回転中は常にブレーキペダ
ルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。
●
坂道で停車するときは、前後に動き出して事故につながることを防ぐため、常
にブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。
●
停車中に空ぶかしをしないでください。
排気管が過熱し、可燃物が近くにあると火災につながるおそれがあり危険で
す。
148
4-1. 運転にあたって
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
駐車するとき
●
炎天下では、メガネ・ライター・スプレー缶や炭酸飲料の缶などを車内に放置
しないでください。
放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれがあり危険です。
・ ライターやスプレー缶からガスがもれたり、出火する
・ プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが、変形またはひび割れ
を起こす
・ 炭酸飲料の缶が破裂して車内を汚したり、電気部品がショートする原因に
なる
●
ライターを車内に放置したままにしないでください。ライターを収納装備など
に入れておいたり、車内に落としたままにしておくと、荷物を押し込んだり
シートを動かしたときにライターの操作部が誤作動し、火災につながるおそれ
があり危険です。
●
ウインドウガラスなどには吸盤を取り付けないでください。また、インストル
メントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないでくださ
い。
吸盤や容器がレンズの働きをして、車両火災につながるおそれがあり危険です。
●
シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウイ
ンドウを開けたまま放置しないでください。
直射日光が曲面ガラスの内側に反射し、レンズの働きをして火災につながるお
それがあり危険です。
●
車から離れるときは、必ずパーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P に入
れ、エンジンを停止し、施錠してください。
エンジンがかかっているあいだは、車から離れないでください。
パーキングブレーキをかけずにシフトレバーを P にした状態では、車が動き
思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
エンジン回転中またはエンジン停止直後は排気管にふれないでください。
やけどをするおそれがあります。
■
仮眠するとき
必ずエンジンを停止してください。
エンジンをかけたまま仮眠すると、無意識にシフトレバーを動かしたり、アク
セルペダルを踏み込んだりして、事故やエンジンの異常過熱による火災が発生
するおそれがあります。さらに、風通しの悪い場所に停めると、排気ガスが車
内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれが
あります。
149
4-1. 運転にあたって
4
運転
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
ブレーキをかけるとき
●
ブレーキがぬれているときは、普段よりも注意して走行してください。
ブレーキがぬれていると、制動距離が長くなり、ブレーキのかかりに、左右の
違いが出るおそれがあります。また、パーキングブレーキがしっかりとかから
ないおそれもあります。
●
ブレーキ倍力装置が機能しないときは、他の車に近付いたりしないでくださ
い。また、下り坂や急カーブを避けてください。
この場合ブレーキは作動しますが、通常よりも強く踏む必要があります。また
制動距離も長くなります。ただちにブレーキの修理を受けてください。
●
ブレーキシステムは二つの独立したシステムで構成されており、一方の油圧シ
ステムが故障しても、もう一方は作動します。この場合、ブレーキペダルを通
常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。ただちにブレーキの修
理を受けてください。
■
万一脱輪したときは(4WD オートモード作動時
★
)
いずれかのタイヤが宙に浮いているときは、むやみに空転させないでください。
駆動系部品の損傷や、車両の飛び出しによる思わぬ事故につながるおそれがあ
り危険です。
脱出できないときは、トヨタ販売店または専門業者へご連絡ください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
注意
■
運転しているとき
●
運転中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、エンジン出力を抑制する場
合があります。
●
坂道で停車するために、アクセルペダルを使ったり、アクセルペダルとブレー
キペダルを同時に踏んだりしないでください。
150
4-1. 運転にあたって
注意
■
駐車するとき
必ずパーキングブレーキをかけシフトレバーを P にしてください。パーキング
ブレーキをかけシフトレバーを P にしておかないと、車が動き出したり、誤っ
てアクセルペダルを踏み込んだときに急発進するおそれがあります。
■
部品の損傷を防ぐために
●
パワーステアリングモーターの損傷を防ぐため、ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けないでください。
●
ディスクホイールなどの損傷を防ぐため、段差などを通過するときは、できる
だけゆっくり走行してください。
■
走行中にタイヤがパンクしたら
次のようなときはタイヤのパンクや損傷が考えられます。ハンドルをしっかり
持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。
●
ハンドルがとられる
●
異常な音や振動がある
●
車両が異常に傾く
タイヤがパンクした場合の対処法は P. 386, 396 を参照してください。
■
冠水路走行に関する注意
大雨などで冠水した道路では、次のような重大な損傷を与えるおそれがあるた
め、走行しないでください。
●
エンストする
●
電装品がショートする
●
水を吸い込んでのエンジン破損
万一、冠水した道路を走行し、水中に浸かってしまったときは必ずトヨタ販売
店で次の点検をしてください。
●
ブレーキの効き具合
●
エンジン・トランスアクスル・トランスファー(4WD 車)
・ディファレンシャ
ルなどのオイルやフルードの量および質の変化
●
プロペラシャフト(4WD 車)
・各ベアリング・各ジョイント部などの潤滑不良
151
4-1. 運転にあたって
4
運転
荷物を積むときの注意
安全で快適なドライブをするために、荷物を積むときは次のことをお守
りください。
警告
■
積んではいけないもの
次のようなものを積むと引火するおそれがあり危険です。
●
燃料が入った容器
●
スプレー缶
■
荷物を積むとき
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、ブレーキペダル・アクセルペダルを正しく操作できな
かったり、荷物が視界をさえぎったり、荷物が乗員に衝突したりして、思わぬ
事故につながるおそれがあり危険です。
●
できるだけ荷物はラゲージルームに積んでください。
●
次の場所には荷物を積まないでください。
・ 運転席足元
・ 助手席やリヤ席(荷物を積み重ねる場合)
・ インストルメントパネル
・ ダッシュボード
●
室内に積んだ荷物はすべてしっかりと安定させてください。
●
シート背もたれより高いものをラゲージルームに積まないでください。
●
リヤ席のシート背もたれを折りたたんで、寸法が長い荷物を積むときは、でき
るだけ前席シート背もたれの真うしろには積まないでください。
●
ラゲージルームに人を乗せないでください。乗員用には設計されていません。
乗員は適切にシートベルトを着用させ、座席に座らせてください。
■
荷物の重量・荷重のかけ方について
●
荷物を積み過ぎないでください。
●
荷重を不均等にかけないようにしてください。
これはタイヤに負担をかけるだけでなく、ハンドル操作性やブレーキ制御の低
下により思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につ
ながるおそれがあります。
152
4-2. 運転のしかた
正しい運転姿勢(oP. 26)がとれるようにシートの位置を調整し、ペ
ダルの各位置を確認する
パーキングブレーキがかかっていることを確認する
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
ブレーキペダルをしっかり踏む
エンジン スイッチを“START”の位置にまわす
“LOCK”(OFF)
・ ステアリングロックがかかりま
す。
・ キーを抜き挿しすることができま
す。
(シフトレバーが P のとき、キー
を抜き挿しできます)
“ACC”
オーディオなどの電装品が使用できま
す。
“ON”
すべての電装品が使用できます。
“START”
エンジンが始動できます。
エンジン(イグニッション)スイッチ
(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)
エンジンのかけ方
エンジン スイッチの位置の切りかえ
1
2
3
4
5
1
2
3
4
153
4-2. 運転のしかた
4
運転
■
キーを“ACC”から“LOCK”にまわすには
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
■
ステアリングロックを解除するには
■
キー抜き忘れ警告ブザー
キーが挿してあり、エンジン スイッチが“ACC”または“LOCK”のとき、運
転席ドアを開けると警告ブザーが鳴ります。
知識
キーを押し込みながら“LOCK”までま
わす
ハンドルを左右に動かしながら、エンジン
スイッチをまわしてください。
警告
■
エンジンを始動するとき
必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
■
走行中の警告
走行中はエンジン スイッチを“LOCK”にしないでください。
緊急時は走行中にエンジンを切り、“ACC”にしてください。走行中にエンジ
ンが停止すると思わぬ事故につながるおそれがあります。(oP. 370)
1
2
BTO42CU007
154
4-2. 運転のしかた
注意
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンがかかっていないときは、エンジン スイッチを“ACC”または“ON ”
にしたまま長時間放置しないでください。
■
エンジンを始動するとき
●
一度に 30 秒以上スターターをまわさないでください。
●
エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。
●
もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただち
にトヨタ販売店で点検を受けてください。
155
4-2. 運転のしかた
4
運転
正しい運転姿勢(oP. 26)がとれるようにシートの位置を調整し、
ペダルの各位置を確認する
パーキングブレーキがかかっていることを確認する
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
ブレーキペダルをしっかり踏
む
スマートエントリー&スタートシス
テム表示灯が緑色に点灯します。
緑色に点灯していないと、エンジン
はかかりません。
エンジン スイッチを短く確実
に押す
短く確実に押せば、押し続ける必要
はありません。
エンジンが始動するまで最大 30 秒
間スターターが回転します。
完全にエンジンが始動するまでブ
レーキペダルを踏み続けてくださ
い。
エ ン ジ ン ス イ ッチ の ど の モ ー ド
(oP. 156)からでもエンジンを始
動できます。
エンジン(イグニッション)スイッチ
(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電子キーを携帯して次の操作を行うことで、エンジンの始動またはエン
ジン スイッチのモードを切りかえることができます。
エンジンのかけ方
1
2
3
4
5
156
4-2. 運転のしかた
車両を完全に停止させる
パーキングブレーキをかけて(→ P. 165)、シフトレバーを P の
位置にする
エンジン スイッチを押す
ブレーキペダルから足を離した状態にして、スマートエントリー&
スタートシステム表示灯が消灯していることを確認する
ブレーキペダルを踏まずにエンジン スイッチを押すと、モードを切りか
えることができます。
(スイッチを押すごとにモードが切りかわります。)
OFF
※
非常点滅灯が使用できます。
アクセサリーモード
オーディオなどの電装品が使用でき
ます。
スマートエントリー&スタートシス
テム表示灯が緑色にゆっくりと点滅
します。
イグニッション ON モード
すべての電装品が使用できます。
スマートエントリー&スタートシス
テム表示灯が緑色にゆっくりと点滅
します。
※
シフトレバーがP 以外のときはア
クセサリーモードになり、OFF に
なりません。
エンジンの停止のしかた
エンジン スイッチのモード切りかえ
1
2
3
4
1
2
3
157
4-2. 運転のしかた
4
運転
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジンは停止し
ますが、エンジン スイッチのモードは OFF になりません。以下の手順
で OFF にしてください。
パーキングブレーキがかかっていることを確認する
シフトレバーを P の位置にする
スマートエントリー&スタートシステム表示灯が緑色にゆっくりと
点滅していることを確認し、エンジン スイッチを 1 回押す
スマートエントリー&スタートシステム表示灯が消灯していること
を確認する
■
電子キーはポケットなどに携帯してください
電子キーがフロア上、ダッシュボード上、ドアポケット内、カップホルダー内、
ラゲージルーム内、小物入れなどにあるときは、スマートエントリー&スタート
システムが正常に作動しません。(作動範囲:oP. 85)
■
自動電源 OFF 機能
シフトレバーが P にあるとき、20 分以上アクセサリーモードか 1 時間以上イグ
ニッション ON モード(エンジンがかかっていない状態)にしたままにしておく
と、エンジン スイッチが自動で OFF になります。
ただし、自動電源 OFF 機能は、バッテリーあがりを完全に防ぐものではありま
せん。エンジンが始動していないときは、エンジン スイッチをアクセサリーモー
ドまたはイグニッション ON モードにしたまま長時間放置しないでください。
■
電子キーの電池の消耗について
oP. 90
■
スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況
oP. 87
■
ご留意いただきたいこと
oP. 88
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止したとき
知識
1
2
3
4
158
4-2. 運転のしかた
■
エンジンが始動しないとき
●
エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。
(oP. 62)
トヨタ販売店へご連絡ください。
■
ステアリングロックについて
エンジン スイッチを OFF にしたあとにドアを開閉すると、ステアリングロック
機能によりハンドルが固定されます。エンジン スイッチを操作すると、ステアリ
ングロックは自動で解除されます。
■
ステアリングロックが解除できないとき
■
ステアリングロックモーターのオーバーヒート防止について
短時間にエンジンの始動・停止をくり返すと、モーターのオーバーヒート防止の
ために作動制限することがあります。その場合は操作を控えてください。
2 秒∼ 10 秒程度でもとの状態にもどります。
■
スマートエントリー&スタートシステム表示灯が黄色に点滅したときは
システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。
●
シフトレバーがPの位置にあるか確認して
ください。エンジンを始動するときに、シ
フトレバーが傾いたり、P 以外の位置にす
るとステアリングロック機能が作動しエ
ンジンを始動することができないことが
あります。
シフトレバーに物をかけないでください。
スマートエントリー&スタートシステム表
示灯が 15 秒間緑色に速く点滅します。シフ
トレバーが P の位置にあることを確認し
て、ハンドルを左右にまわしながら再操作し
てください。
BTO42CU004
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