Toyota Allion (2016 year). Manual japanese — part 10
143
4
運転
4-2. 運転のしかた
パーキングブレーキ
パーキングブレーキをかけるには、
右足でブレーキペダルを踏みなが
ら、左足でパーキングブレーキペダ
ルをいっぱいまで踏み込む(再度踏
み込むと解除される)
■
駐車するとき
→ P. 118
■
冬季のパーキングブレーキの使用について
「寒冷時の運転」(→ P. 233)の記載を参照してください。
■
パーキングブレーキ未解除走行時警告ブザー
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、警告ブザーが鳴ります。
操作のしかた
パーキング
ブレーキペダル
知識
注意
■
走行前の注意
パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレーキ
の効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。
144
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ランプスイッチ
消灯
車幅灯・尾灯・番号灯を
点灯
上記ランプとヘッドラン
プを点灯
ヘッドランプ・車幅灯な
どを自動点灯・消灯
★
(エンジンスイッチが イ
グニッション ON モード
のとき)
自動
★
または手動でヘッドランプなどを点灯できます。
操作のしかた
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
★
1
2
3
4
145
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ランプ点灯時ハイビームに切り
かえ
レ バーをもとの 位置へもど すとロー
ビームにもどります。
レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯
ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。
レバーを離すと、ロービームにもどる、
または消灯します。
ハイビームにする
1
2
146
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
乗車人数や荷物の量などによる車の姿勢の変化に合わせて、ヘッドランプ
の光軸を調整することができます。
上向きに調整
下向きに調整
■
目盛り設定の目安
手動光軸調整ダイヤル(ハロゲンヘッドランプ装着車)
1
2
乗員と荷物の条件
ダイヤル位置
乗員
荷物
運転者
なし
0
運転者と助手席乗員
なし
0
全乗員
なし
1.5
全乗員
ラゲージルーム満載時
2
運転者
ラゲージルーム満載時
3.5
147
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
■
ライトセンサー(コンライト装着車)
■
ランプ消し忘れ防止機能(コンライト装着車)
エンジンスイッチがイグニッション ON モードで、ランプスイッチが OFF 以外
の場合に働きます。
●
ランプスイッチをOFF にしないまま、エンジンスイッチをアクセサリーモード、
または OFF にして運転席ドアを開けると、点灯していた車幅灯などが自動で消
灯します。
●
再びランプを点灯する場合は、エンジンスイッチをイグニッションONモードに
するか、一度ランプスイッチを OFF にもどし、再度
または
の位
置にします。
知識
センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをウインドウガラスに貼
らないでください。周囲からの光がさえぎら
れると、自動点灯・消灯機能が正常に働かな
くなります。
a90c001
148
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
■
ランプ消し忘れ警告ブザー
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
●
エンジン スイッチが“ LOCK ”のときに働きます。
●
ランプスイッチが
または
の位置にあると、運転席ドアを開けたとき
警告音(“ ピー ”という連続音)が鳴ります。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
ライト消し忘れ防止機能が働かない場合に作動します。
●
エンジンスイッチが OFF のときに働きます。
●
ランプスイッチが
または
の位置にあると、運転席ドアを開けたとき
警告音(“ ピー ”という連続音)が鳴ります。
■
オートレベリングシステム(LED ヘッドランプ装着車)
通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。
■
マルチインフォメーションディスプレイに「ヘッドランプシステム故障 販売店で
点検してください」が表示されたとき
システムの故障が考えられます。トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
カスタマイズ機能
コンライト装着車は、ライトセンサーの感度の設定などを変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 367)
注意
■
バッテリーあがりを防止するために
エンジンを停止した状態でランプを長時間点灯しないでください。
149
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
フロントフォグランプスイッチ
★
消灯する
点灯する
■
点灯条件
ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。
雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。
操作のしかた
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
1
2
知識
150
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ワイパー & ウォッシャー(フロント)
次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。
間欠作動(INT)
低速作動(LO)
高速作動(HI)
一時作動(MIST)
間欠作動が選択されているときは、次のようにツマミをまわして間欠時
間を調整できます。
間欠ワイパーの作動頻度(減)
間欠ワイパーの作動頻度(増)
操作のしかた
1
2
3
4
5
6
151
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ウォッシャー液を出す
ワイパーが連動して作動します。
■
作動条件
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
エンジン スイッチが“ ON ”のとき
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。
7
知識
警告
■
ウォッシャー使用時の警告
寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
152
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
注意
■
フロントガラスが乾いているとき
ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。
■
ノズルがつまったとき
ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。
153
4
運転
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
ワイパー & ウォッシャー(リヤ)
★
次のようにレバーの端をまわして、ワイパーの作動を選択します。
通常作動
ウォッシャー液を出す
(ワイパー作動中)
ウォッシャー液を出す
(ワイパー停止中)
■
作動条件
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
エンジン スイッチが“ ON ”のとき
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。
操作のしかた
1
2
3
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
154
4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方
注意
■
リヤウインドウガラスが乾いているとき
ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。
■
ウォッシャー液が出ないとき
ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。
■
ノズルがつまったとき
ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。
155
4
運転
4-4. 給油のしかた
給油口の開け方
X
スマートエントリー&スタートシステム非装着車
●
燃料の種類を確認してください。
●
ドアとドアガラスを閉め、エンジン スイッチを“ LOCK ”にしてく
ださい。
X
スマートエントリー&スタートシステム装着車
●
燃料の種類を確認してください。
●
ドアとドアガラスを閉め、エンジンスイッチを OFF にしてください。
■
燃料の種類
●
無鉛レギュラーガソリン
●
バイオ混合ガソリン(レギュラー)
■
バイオ混合ガソリンについて
エタノールの混合率 10% 以下、または ETBE の混合率 22%以下のガソリン
(酸素含有率 3.7% 以下)を使用することができます。
給油する前に
知識
156
4-4. 給油のしかた
警告
■
給油するとき
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。
●
給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。
●
キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、
“シュー”という音がする場合は、その音が止まるまでキャッ
プを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。
●
気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。
●
喫煙しないでください。
●
給油口にノズルを確実に挿入してください。
●
継ぎ足し給油をしないでください。
●
正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。
157
4
運転
4-4. 給油のしかた
オープナーを上げて、給油扉を開
ける
キャップをゆっくりまわして開
け、キャップをハンガーにかける
注意
■
給油するとき
指定のガソリンを使用してください。
指定以外のガソリンや他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・高濃度バイオ混
合ガソリン
※
)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでください。
次のような状態になるおそれがあります。
●
エンジンの始動性が悪くなる
●
エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する
●
エンジン出力が低下する
●
排気制御システムが正常に機能しない
●
燃料系部品が損傷する
●
塗装が損傷する
※
エタノール混合率 10%をこえるもの、または ETBE 混合率 22%をこえるも
の
給油口の開け方
1
2
158
4-4. 給油のしかた
キャップを“カチッ”と音がするま
でまわして閉める
手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。
給油口のキャップを閉める
警告
■
キャップが正常に閉まらないとき
必ずトヨタ販売店へご連絡ください。
正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使
用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。
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