Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese — part 8
運転
111
4
4-1. 運転にあたって
運転にあたって . . . . . .. 112
荷物を積むときの注意. . ... 121
4-2. 運転のしかた
エンジン(イグニッション)
スイッチ . . . . . . . ... 123
トランスミッション. . . ... 128
方向指示レバー . . . . . .. 134
パーキングブレーキ. . . ... 135
4-3. ランプのつけ方・
ワイパーの使い方
ランプスイッチ. . . . . ...137
フォグランプスイッチ . . ...142
ワイパー & ウォッシャー
(フロント). . . . . . . 143
ワイパー & ウォッシャー
(リヤ). . . . . . . . . 146
4-4. 給油のしかた
給油口の開け方. . . . . ...148
4-5. Toyota Safety Sense C
Toyota Safety Sense C ...152
PCS(プリクラッシュ
セーフティシステム). . ..157
LDA(レーンディパーチャー
アラート). . . . . . . ..165
オートマチックハイビーム ...172
4-6. 運転支援装置について
クルーズコントロール . . ...177
運転を補助する装置 . . . ...181
4-7. 運転のアドバイス
寒冷時の運転. . . . . . ...187
112
4-1. 運転にあたって
運転にあたって
→ P. 123
ブレーキペダルを踏んだまま、シフトレバーを D にする
(→ P. 128)
パーキングブレーキを解除する(→ P. 135)
ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進する
シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む
必要に応じて、パーキングブレーキをかける(→ P. 135)
長時間停車する場合は、シフトレバーを P または N にします。
(
→
P. 128)
シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む
シフトレバーを P にする(→ P. 128)
パーキングブレーキをかける(→ P. 135)
エンジンスイッチを OFF にしてエンジンを停止する
電子キーを携帯していることを確認し、ドアを施錠する
坂道の途中で駐車をする場合は、必要に応じて輪止め
※
を使用してください。
※
輪止めはトヨタ販売店で購入することができます。
安全運転を心がけて、次の手順で走行してください。
エンジンをかける
発進する
1
2
停車する
3
駐車する
1
2
1
2
3
4
5
113
4-1. 運転にあたって
4
運転
パーキングブレーキをしっかりかけ、シフトレバーを D にする
アクセルペダルをゆっくり踏む
車が動き出す感触を確認したら、パーキングブレーキを解除し発進す
る
■
ヒルスタートアシストコントロールについて
ヒルスタートアシストコントロールにより、車両の後退を緩和し、急な上り坂や
すべりやすい上り坂からの発進を容易に行うことができます。(→ P. 181)
■
雨の日の運転について
●
雨の日は視界が悪くなり、またガラスが曇ったり、路面がすべりやすくなった
りするので、慎重に走行してください。
●
雨の降りはじめは路面がよりすべりやすいため、慎重に走行してください。
●
雨の日の高速走行などでは、タイヤと路面のあいだに水膜が発生し、ハンドル
やブレーキが効かなくなるおそれがあるので、スピードは控えめにしてくださ
い。
■
走行中のエンジン回転数について
以下の場合、走行中にエンジン回転数が高くなることがあります。これは走行状
況にあわせてシフトアップの制限、またはシフトダウンの実施を自動的に行うた
めで、急加速を示すものではありません。
●
車両が上り坂、または下り坂を走行していると判断したとき
●
アクセルペダルを離したとき
●
スポーツモード選択時にブレーキペダルを踏んだとき
●
ブレーキペダルを踏んで急減速したとき
■
運転標識の取り付け
磁石式の初心運転者標識や高齢運転者標識などを、樹脂バンパーやアルミボデー
部に取り付けることはできません。
■
オーバーヒートについて
次のようなきびしい走行状況ではオーバーヒートになるおそれがあります。
●
暑い日に長い上り坂を走行する
●
高速走行直後に急減速や急停止をする
上り坂の発進のしかた
知識
1
2
3
114
4-1. 運転にあたって
■
高摩擦ブレーキパッド装着車について
車速、制動力や車両を取り巻く環境(気温、湿度など)によってブレーキノイズ
が発生することがあります。
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
発進するとき
エンジンがかかったまま停車しているときは、常にブレーキペダルを踏んでくだ
さい。クリープ現象で車が動き出すのを防ぎます。
■
運転するとき
●
踏み間違いを避けるため、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を十分把握
した上で運転してください。
・ アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むと、車が急発進して思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
・ 後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくな
ります。ペダル操作が確実にできるよう注意してください。
・ 車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアク
セルペダルが確実に踏めるようにしてください。
・ ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急
時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
燃えやすいものの上を走行したり、可燃物付近に車を停めたりしないでくださ
い。排気管や排気ガスは高温になり、可燃物が近くにあると火災につながるお
それがあり危険です。
●
通常走行時は、走行中にエンジンを停止しないでください。走行中にエンジン
を停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくな
り、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した上で、すみ
やかに道路脇に停車してください。
なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、P. 268
を参照してください。
●
急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。
フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキが過熱して正常に機能しな
くなります。(
→
P. 131)
●
走行中はハンドル・シート・ドアミラー・インナーミラーの調整をしないでく
ださい。
運転を誤るおそれがあります。
●
すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてくださ
い。
115
4-1. 運転にあたって
4
運転
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
すべりやすい路面を運転するとき
●
急ブレーキ・急加速・急ハンドルはタイヤがスリップし、車両の制御ができな
くなるおそれがあります。
●
急激なアクセル操作、シフト操作によるエンジンブレーキやエンジン回転数の
変化は、車が横すべりするなどのおそれがあります。
●
水たまり走行後はブレーキペダルを軽く踏んでブレーキが正常に働くことを
確認してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなった
り、ぬれていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがありま
す。
■
シフトレバーを操作するとき
●
シフトレバーを前進側のシフトポジションに入れたまま惰性で後退したり、R
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。
エンジンが停止し、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが重くなったり
して、思わぬ事故や故障につながるおそれがあります。
●
車両が動いているあいだは、シフトレバーを P に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。
●
車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。
●
車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入
れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。
●
走行中にシフトレバーをN にすると、トランスミッションとエンジンの動力伝
達が解除され、エンジンブレーキが効かなくなります。
●
アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
シフトレバーが P 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につながるおそ
れがあり危険です。
116
4-1. 運転にあたって
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
継続的にブレーキ付近から警告音(キーキー音)が発生したとき
できるだけ早くトヨタ販売店で点検を受け、ブレーキパッドを交換してくださ
い。必要なときにパッドの交換が行われないと、ディスクローターの損傷につ
ながる場合があります。
パッドやローターなどの部品は、役割を果たすと共に摩耗していきます。摩耗
の限界をこえて走行すると故障を引き起こすばかりでなく、事故につながるお
それがあり危険です。
■
停車するとき
●
空ぶかしをしないでください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。
●
車が動き出すことによる事故を防ぐため、エンジン回転中は常にブレーキペダ
ルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。
●
坂道で停車するときは、前後に動き出して事故につながるのを防ぐため、
常にブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてくださ
い。
●
停車中に空ぶかしをしないでください。
排気管が過熱し、可燃物が近くにあると火災につながるおそれがあり危険で
す。
■
駐車するとき
●
炎天下では、メガネ・ライター・スプレー缶・炭酸飲料の缶などを車内に放置
しないでください。放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれが
あり危険です。
・ ライターやスプレー缶からガスがもれたり、出火する
・ プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが、変形またはひび割れ
を起こす
・ 炭酸飲料の缶が破裂して車内を汚したり、電気部品がショートする原因に
なる
●
ライターを車内に放置したままにしないでください。ライターをグローブボッ
クスなどに入れておいたり、車内に落としたままにしておくと、荷物を押し込
んだりシートを動かしたときにライターの操作部が誤作動し、火災につながる
おそれがあり危険です。
117
4-1. 運転にあたって
4
運転
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
駐車するとき
●
ウインドウガラスなどには吸盤を取り付けないでください。また、インスト
ルメントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないでくだ
さい。
吸盤や容器がレンズの働きをして、車両火災につながるおそれがあり危険です。
●
シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウイ
ンドウを開けたまま放置しないでください。直射日光が曲面ガラスの内側に反
射し、レンズの働きをして火災につながるおそれがあり危険です。
●
車から離れるときは、必ずシフトレバーを P にし、パーキングブレーキをかけ
てエンジンを停止し、施錠してください。
エンジンがかかっているあいだは、車から離れないでください。
●
エンジン回転中または停止直後は排気管にふれないでください。
やけどをするおそれがあります。
118
4-1. 運転にあたって
警告
次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。
■
仮眠するとき
必ずエンジンを停止してください。
エンジンをかけたまま仮眠すると、無意識にシフトレバーを動かしたり、アク
セルペダルを踏み込んだりして、事故やエンジンの異常過熱による火災が発生
するおそれがあります。さらに、風通しの悪い場所に停めると、排気ガスが車
内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれが
あります。
■
ブレーキをかけるとき
●
ブレーキがぬれているときは、普段よりも注意して走行してください。ブレー
キがぬれていると、制動距離が長くなり、ブレーキのかかりに、左右の違いが
出るおそれがあります。また、パーキングブレーキがしっかりとかからないお
それもあります。
●
ブレーキ倍力装置が機能しないときは、他の車に近付いたりしないでくださ
い。また、下り坂や急カーブを避けてください。
この場合ブレーキは作動しますが、通常よりも強く踏む必要があります。また
制動距離も長くなります。ただちにブレーキの修理を受けてください。
●
万一エンジンが停止したときは、ブレーキペダルをくり返し踏まないでくだ
さい。ペダルを踏むたびに、ブレーキのアシスト力の蓄えを使い切ってしまい
ます。
●
ブレーキシステムは 2 つの独立したシステムで構成されており、一方の油圧シ
ステムが故障しても、もう一方は作動します。この場合、ブレーキペダルを通
常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。ただちにブレーキの修
理を受けてください。
119
4-1. 運転にあたって
4
運転
注意
■
運転しているとき
●
運転中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、エンジン出力を抑制する場
合があります。
●
坂道で停車するために、アクセルペダルを使ったり、アクセルペダルとブレー
キペダルを同時に踏んだりしないでください。
■
駐車するとき
必ずシフトレバーを P にしてください。P にしておかないと、車が動き出した
り、誤ってアクセルペダルを踏み込んだときに急発進するおそれがあります。
■
部品の損傷を防ぐために
●
パワーステアリングモーターの損傷を防ぐため、ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けないでください。
●
ディスクホイールなどの損傷を防ぐため、段差などを通過するときは、できる
だけゆっくり走行してください。
■
走行中にタイヤがパンクしたら
次のようなときはタイヤのパンクや損傷が考えられます。ハンドルをしっかり
持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。
●
ハンドルがとられる
●
異常な音や振動がある
●
車両が異常に傾く
タイヤがパンクした場合の対処法は P. 289 を参照してください。
120
4-1. 運転にあたって
注意
■
冠水路走行に関する注意
大雨などで冠水した道路では、次のような重大な損傷を受けるおそれがあるた
め、走行しないでください。
●
エンストする
●
電装品がショートする
●
水を吸い込んでのエンジン破損
万一、冠水した道路を走行し、水中に浸かってしまったときは必ずトヨタ販売
店で次の点検をしてください。
●
ブレーキの効き具合
●
エンジン・トランスアクスル・ディファレンシャルなどのオイルやフルードの
量および質の変化
●
各ベアリング・各ジョイント部などの潤滑不良
121
4
4-1. 運転にあたって
運転
荷物を積むときの注意
安全で快適なドライブをするために、荷物を積むときは次のことをお守
りください。
警告
■
積んではいけないもの
次のようなものを積むと引火するおそれがあり危険です。
●
燃料が入った容器
●
スプレー缶
122
4-1. 運転にあたって
警告
■
荷物を積むとき
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、ブレーキペダル・アクセルペダルを正しく操作できな
かったり、荷物が視界をさえぎったり、荷物が乗員に衝突したりして、思わぬ
事故につながるおそれがあり危険です。
●
できるだけ荷物はラゲージルームに積んでください。
●
次の場所には荷物を積まないでください。
・ 運転席足元
・ 助手席やリヤ席(荷物を積み重ねる場合)
・ トノカバー
・ インストルメントパネル
・ ダッシュボード
●
室内に積んだ荷物はすべてしっかりと安定させてください。
●
シート背もたれより高いものをラゲージルームに積まないでください。
●
後席のシート背もたれを折りたたんで、寸法が長い荷物を積むときは、できる
だけ前席シート背もたれの真うしろには積まないでください。
●
ラゲージルームに人を乗せないでください。乗員用には設計されていませ
ん。乗員は、適切にシートベルトを着用させ、座席に座らせてください。
■
荷物の重量・荷重のかけ方について
●
荷物を積み過ぎないでください。
●
荷重を不均等にかけないようにしてください。
これはタイヤに負担をかけるだけでなく、ハンドル操作性やブレーキ制御の低
下により思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につ
ながるおそれがあります。
123
4
運転
4-2. 運転のしかた
エンジン(イグニッション)スイッチ
パーキングブレーキがかかっていることを確認するため、パーキング
ブレーキスイッチを押す(→ P. 135)
メーター内のパーキングブレーキ表示灯が点灯します。
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
ブレーキペダルをしっかり踏む
スイッチ上のインジケーターが緑色に点灯します。
緑色に点灯していないと、エンジンは始動しません。
エンジンスイッチを押す
エンジンが始動するまで最大 30 秒間
スターターが回転します。
完 全 に エ ン ジ ン が 始 動 す る ま で、ブ
レーキペダルを踏み続けてください。
エンジンスイッチのどのモードからで
もエンジンを始動できます。
車両を完全に停止させる
シフトレバーを P の位置にする
パーキングブレーキをかける(→ P. 135)
エンジンスイッチを押す
ブレーキペダルから足を離した状態にしてエンジンスイッチのインジ
ケーターが消灯していることを確認する
電子キーを携帯して次の操作を行うことで、エンジンの始動またはエン
ジンスイッチのモードを切りかえることができます。
エンジンのかけ方
1
2
3
4
エンジン停止のしかた
1
2
3
4
5
124
4-2. 運転のしかた
ブレーキペダルを踏まずにエンジンスイッチを押すと、モードを切り
かえることができます。
(スイッチを押すごとにモードが切りかわりま
す)
OFF
※
非常点滅灯が使用できます。
アクセサリーモード
オーディオなどの電装品が使用できま
す。
スイッチ上のインジケーターが橙色に
点灯します。
イグニッション ON モード
すべての電装品が使用できます。
スイッチ上のインジケーターが橙色に点灯します。
※
シフトレバーが P 以外のときはアクセサリーモードになり、OFF になりません。
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジンは停止し
ますが、エンジンスイッチのモードは OFF になりません。次の手順で
OFF にしてください。
パーキングブレーキがかかっていることを確認する
シフトレバーを P の位置にする
エンジンスイッチのインジケーターが橙色に点灯していることを確認
し、エンジンスイッチを 1 回押す
エンジンスイッチのインジケーターが消灯していることを確認する
エンジンスイッチのモード切りかえ
1
2
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止したとき
3
1
2
3
4
125
4-2. 運転のしかた
4
運転
■
自動電源 OFF 機能
シフトレバーが P にあるとき、20 分以上アクセサリーモードか 1 時間以上イグ
ニッション ON モード(エンジンがかかっていない状態)にしたままにしておく
と、エンジンスイッチが自動で OFF になります。ただし、自動電源 OFF 機能は、
バッテリーあがりを完全に防ぐものではありません。エンジンがかかっていない
ときは、エンジンスイッチをアクセサリーモードまたはイグニッション ON モー
ドにしたまま長時間放置しないでください。
■
エンジンスイッチの操作について
エンジンスイッチを操作する際は、短く確実に押してください。確実に押せてい
ない場合は、モードの切りかえやエンジン始動ができない場合があります。また、
確実に操作すれば押し続ける必要はありません。
■
電子キーの電池の消耗について
→ P. 77
■
スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況
→ P. 94
■
ご留意いただきたいこと
→ P. 95
■
エンジンが始動しないときは
エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。
(→ P. 61)
トヨタ販売店へご連絡ください。
知識
126
4-2. 運転のしかた
■
ステアリングロックについて
エンジンスイッチを OFF にしたあとにドアを開閉すると、ステアリングロック
機能によりハンドルが固定されます。エンジンスイッチを操作すると、ステアリ
ングロックは自動で解除されます。
■
ステアリングロックが解除できないときは
■
ステアリングロックモーターのオーバーヒート防止について
短時間にエンジン始動・停止をくり返すと、モーターのオーバーヒート防止のた
めに作動制限することがあります。その場合は操作を控えてください。10 秒程
度でもとの状態にもどります。
■
エンジンスイッチ上のインジケーターが橙色に点滅したときは
システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。
■
電子キーの電池が切れたときは
→ P. 305
マルチインフォメーションディスプレイ
にメッセージが表示され、エンジンスイッ
チ上のインジケーターが緑色に点滅します。
ハンドルを左右にまわしながら、再操作して
ください。
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