Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese — part 17
255
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
コーナリング/フォグランプ
★
ボルトを取りはずし、フェン
ダーライナーをめくる
コネクターを引き抜く
電球を取りはずす
電球を交換し、取り付ける
取り付け部と電球のツメ(3ヶ所)
を合わせて挿し込みます。
1
2
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
3
4
256
6-2. 簡単な点検・部品交換
電球をまわして固定する
コネクターを取り付ける
電球を軽くゆさぶって、ぐらつきが
ないことを確認し、いったんコーナ
リング/フォグランプを点灯させ、
電球の取り付け部からランプの光が
もれていないことを目視確認してく
ださい。
フェンダーライナーをもとにもどし、ボルトを取り付ける
■
フロント方向指示灯/非常点滅灯
助手席側のエアクリーナーダ
クト上部のクリップを取りは
ずし、エアクリーナーダクトを
ずらす
ソケットを取りはずす
5
6
7
1
2
257
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
電球を取りはずす
電球とソケットを取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順
で取り付ける
エ ア ク リ ー ナ ー ダ ク ト と ク
リップをもとどおり取り付け
る
3
4
5
258
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
後退灯
バックドアを開けて、カバーを
取りはずす
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
■
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
バックドアを開けて、カバーを
取りはずす
1
2
3
4
1
259
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
■
番号灯
カバーを取りはずす
カバーの穴に小さいドライバーな
ど を 挿 し 込 み 図 の よ う に 動 か す
と、カバーの片側がういてカバーが
はずれます。
傷付きを防ぐため、ドライバーの先
端にテープなどを巻いて保護してく
ださい。
電球を取りはずす
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
2
3
4
1
2
3
260
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
サイド方向指示灯/非常点滅灯
ドアミラーのカバーを取りは
ずす
ドライバーを差し込んで、ランプに
沿って滑らせます。
カバーを取りはずすときは、傷が付
くのを防ぐため、ドライバーの先端
に布などを巻いて保護してくださ
い。
2 つのクリップを押して、取り
付け位置からランプを外す
ソケットを取りはずす
電球を取りはずす
1
2
3
4
261
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
電球を交換し、ソケットをラン
プ本体に取り付ける
ソケットのツメと本体の溝を合わせ
てください。
ランプの下にコードがあるの
で、フックにかけて固定する
6 つのツメを合わせてドアミ
ラーのカバーを戻す
カチッと音がしてカバーが固定され
たことを確認してください。
■
次の電球を交換するには
次の電球が切れたときは、トヨタ販売店で交換してください。
●
ヘッドランプ
●
車幅灯
●
リヤフォグランプ
●
制動灯
●
尾灯
●
ハイマウントストップランプ
5
6
7
262
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
レンズ内の水滴と曇り
レンズ内の一時的な曇りは、機能上問題ありません。ただし、次のようなときは、
トヨタ販売店にご相談ください。
●
レンズ内側に大粒の水滴が付いている
●
ランプ内に水がたまっている
■
LED ランプについて
ヘッドランプ・車幅灯・リヤフォグランプ・制動灯・尾灯・ハイマウントストッ
プランプは数個の LED で構成されています。もし LED がひとつでも点灯しない
ときは、トヨタ販売店で交換してください。
知識
警告
■
電球を交換するときは
●
ランプは消灯してください。消灯直後は高温になっているため、交換しないで
ください。やけどすることがあります。
●
電球のガラス部を素手でふれないでください。
やむを得ずガラス部を持つ場合は、電球に油脂や水分を付着させないために、
乾いた清潔な布などを介して持ってください。
また、電球を傷付けたり、落下させたりすると球切れや破裂することがありま
す。
●
電球や電球を固定するための部品はしっかり取り付けてください。
取り付けが不十分な場合、発熱や発火、またはヘッドランプ内部への浸水によ
る故障や、レンズ内に曇りが発生することがあります。
●
電球・ソケット・電気回路および構成部品を、修理または分解しないでくださ
い。
感電により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり
ます。
■
お車の故障や火災を防ぐために
電球が正しい位置にしっかりと取り付けられていることを確認してください。
万一の場合には
263
7
7-1. まず初めに
故障したときは. . . . . ...264
非常点滅灯
(ハザードランプ). . . . 265
発炎筒 . . . . . . . . . ..266
車両を緊急停止するには . ...268
7-2. 緊急時の対処法
けん引について. . . . . ...269
フューエルポンプ
シャットオフシステム . . 276
警告灯がついたときは . . ...277
警告メッセージが
表示されたときは . . . . 280
パンクしたときは. . . . ...289
エンジンが
かからないときは . . . . 299
シフトレバーが
シフトできないときは . . 301
パーキングブレーキが
解除できないときは . . . 302
電子キーが正常に
働かないときは . . . . . 305
バッテリーが
あがったときは . . . . . 307
オーバーヒートした
ときは. . . . . . . . . 310
スタックしたときは . . . ...313
264
7-1. まず初めに
故障したときは
非常点滅灯(oP. 265)を点滅さ
せながら、車を路肩に寄せ停車する
非常点滅灯は、故障などでやむを得ず
路上駐車する場合、他車に知らせるた
め使用します。
高速道路や自動車専用道路では、次
のことに従う
●
同乗者を避難させる
●
車両の 50m 以上後方に発炎筒
(oP. 266)と停止表示板を置く
か、停止表示灯を使用する
・ 見通しが悪い場合はさらに後方に
置いてください。
・ 発炎筒は、燃料もれの際やトンネ
ル内では使用しないでください。
●
その後、ガードレールの外側などに避難する
■
停止表示板・停止表示灯について
故障のときはすみやかに次の指示に従ってください。
50m 以上
後方に置く
知識
●
高速道路や自動車専用道路でやむを得ず
駐停車する場合は、停止表示板または停止
表示灯の表示が、法律で義務付けられてい
ます。
●
停止表示板・停止表示灯のご購入について
は、トヨタ販売店にお問い合わせくださ
い。
停止表示板
停止表示灯
265
7
万一の場合には
7-1. まず初めに
非常点滅灯(ハザードランプ)
スイッチを押す
すべての方向指示灯が点滅します。
もう一度押すと消灯します。
■
非常点滅灯について
エンジン停止中に、非常点滅灯を長時間使用すると、バッテリーがあがるおそれ
があります。
故障などでやむを得ず路上駐車する場合、他車に知らせるために使用し
てください。
知識
266
7-1. まず初めに
発炎筒
助手席足元の発炎筒を取り出す
本体をまわしながら抜き、本体を
逆さにして挿し込む
先端のフタをとり、すり薬で発炎
筒の先端をこすり、着火させる
必ず車外で使用してください。
着火させる際は、筒先を顔や体に向け
ないでください。
高速道路や踏切などでの故障・事故時に非常信号用として使用します。
(トンネル内や可燃物の近くでは使用しないでください。)
発炎時間は約 5 分です。非常点滅灯と併用してください。
1
2
すり薬
3
267
7-1. まず初めに
7
万一の場合には
■
発炎筒の有効期限
本体に表示してある有効期間が切れる前に、トヨタ販売店でお求めください。
有効期限が切れると、着火しなかったり、炎が小さくなる場合があります。
知識
警告
■
発炎筒を使用してはいけない場所
次の場所では、発炎筒を使用しないでください。
煙で視界が悪くなったり、引火するおそれがあるため危険です。
●
トンネル内
●
ガソリンなど可燃物の近く
■
発炎筒の取り扱いについて
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
使用中は、発炎筒を顔や体に向けたり、近付けたりしない
●
発炎筒は、お子さまにさわらせない
268
7-1. まず初めに
車両を緊急停止するには
ブレーキペダルを両足でしっかりと踏み続ける
ブレーキペダルをくり返し踏まないでください。通常より強い力が必要となり、制
動距離も長くなります。
シフトレバーを N に入れる
X
シフトレバーが N に入った場合
減速後、車を安全な道路脇に停める
エンジンを停止する
X
シフトレバーが N に入らない場合
ブレーキペダルを両足で踏み続け、可能な限り減速させる
エンジンスイッチを 2 秒以上押
し続けるか、素早く 3 回以上連
続で押してエンジンを停止する
車を安全な道路脇に停める
万一、車が止まらなくなったときの非常時のみ、次の手順で車両を停止
させてください。
1
2
3
4
3
2 秒以上押すまたは
3 回以上連続で押す
4
警告
■
走行中にやむを得ずエンジンを停止するとき
ブレーキの効きが悪くなると共にハンドルが重くなるため、車のコントロール
がしにくくなり危険です。エンジンを停止する前に、十分に減速するようにし
てください。
5
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7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
けん引について
次の場合は、駆動系の故障が考えられるため、トヨタ販売店または専門
業者へご連絡ください。
●
エンジンはかかるが車が動かない
●
異常な音がする
けん引は、できるだけトヨタ販売店または専門業者にご依頼ください。
その場合は、レッカー車または、車両運搬車を使用することをおすすめ
します。
けん引の前に販売店への連絡が必要な状況
レッカー車でけん引するとき
X
前向きにけん引するときは
X
うしろ向きにけん引するときは
パーキングブレーキを解除する
台車を使用して前輪を持ち上げる
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7-2. 緊急時の対処法
車両運搬車で輸送するときは、図の
場所で固縛する
鎖やケーブルなどを使用して車両
を固縛する場合は図に黒く示す角
度が 45°になるように固縛する
車両運搬車を使用するとき
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