Toyota Tank (2018 year). Manual japanese — part 31
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3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
●
パワースライドドアの自動開閉中に、人や異物などにより挟み込みを感知する
と、ブザーが鳴り、10cm 位反転作動したあとに作動を停止します。停止後に
パワースライドドアを操作すると、以下のように作動します
逆方向に動く:
・ アウトサイドハンドルを引くまたはスライドドアハンドルのスイッチを押す
開方向に動く:
・ インサイドハンドルを開方向に引くまたはパワースライドドアスイッチ
(OPEN 側)を押す
閉方向に動く:
・ インサイドハンドルを閉方向に引くまたはパワースライドドアスイッチ
(CLOSE 側)を押す
挟み込み防止機能作動後、ワイヤレスリモコンのパワースライドドア開閉ス
イッチを押しても、パワースライドドアは作動しません。また、センサーに手
などが強く触れたままの場合も作動しません。(→ P. 126)
●
挟み込みを感知したスライドドアが反転作動している間に再度挟み込みを感知
すると、ただちに作動が停止します。
●
挟み込みを感知した後、自動開閉できないときは、手動操作で全閉にしてくだ
さい。その際、スライドドアがスムーズに動かないことがありますが、異常で
はありません。
●
車外または車内のドアハンドルで自動で全開する際、ドアハンドル操作が不十
分な場合にスライドドア後端付近で「ガコッ」と音がしてブザーが約 10 秒間
鳴ることがありますが、異常ではありません。もう一度ドアハンドルを引くと、
パワースライドドアが正常に作動します。
■
バッテリーを再接続したときは
●
パワースライドドアを適切に作動させるために、下記の操作で初期設定を行っ
てください。
・ スライドドアのドアハンドルを操作して、手動で一度全閉にする
●
手動で全閉するとき、スライドドアがスムーズに動かないことがありますが、異
常ではありません。
●
初期設定を行っていないと、パワースライドドア、および挟み込み防止機能が
作動しません。
■
挟み込み防止機能
パワースライドドアの前端部には、センサー
(
)が付いています。ドアを自動で閉め
ているときに、挟み込みなどによりセンサー
が押された、またはドアに一定以上の負荷が
かかると挟み込み防止機能が作動し、ドアは
10cm 位反転作動したあとに停止します。
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3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
予約ロック機能について
スライドドアが開いている状態で、あらかじめ全ドアの施錠を予約する機能で
す。
次の操作をすると、スライドドア以外のすべてのドアが施錠され、スライドドア
が閉まると同時にスライドドアも施錠されます。
スライドドア以外のすべてのドアを閉じる
スライドドアの自動閉作動中にワイヤレスリモコンによる施錠操作を行う
(
→
P. 121)
非常点滅灯が 1 回点滅します。
スライドドアが閉まると、同時に施錠される
非常点滅灯が 1 回点滅して、予約ロックが完了します。
●
予約ロックをしてスライドドアが自動閉作動中に、以下の操作が行われると予
約ロック機能が解除され全てのドアが解錠されます。
・ キーフリーシステムで解錠する
・ 運転席側ロックレバーを解錠方向に操作する
・ エンジンスイッチをアクセサリーモードにする
・ 挟み込み防止機能が作動するなどの停止操作
キーフリーシステムで解錠、挟み込み防止機能が作動するなどの操作で解錠し
た場合は、非常点滅灯が 2 回点滅します。
●
予約ロック機能使用時、施錠操作をしたあとに、電子カードキーを車内にもど
すと、車内に電子カードキーが閉じ込められることがあります。
予約ロック機能を使用するときは、必ず電子カードキーを携帯した状態で行っ
てください。
●
車から離れるときは、すべてのドアが閉まり施錠されたことを確認してくださ
い。
●
スライドドアのスイッチでは、予約ロックはできません。
■
半ドア走行時警告ブザー
→ P. 394, 402
■
自動洗車機を使うとき
→ P. 334
■
カスタマイズ機能
スライドドアスイッチの操作方法などの変更ができます。
(カスタマイズ一覧:
→
P. 454)
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3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
走行中の警告
走行中は次のことをお守りください。
お守りいただかないと思いもよらずドアが開き、外に投げ出されるなどして、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
すべてのドアを確実に閉める
●
すべてのドアを施錠する
●
お子様を乗せるときは、チャイルドプロテクターを使用してドアが開かないよ
うにする
●
シートベルトを必ず着用する
●
走行中はドア内側のドアハンドルを操作しない
■
お子さまを乗せているときは
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
お子さまを車内に残さないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。
●
お子さまにはスライドドアの開閉操作をさせないでください。
不意にスライドドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりする
おそれがあります。(パワースライドドア:パワースライドドアメインスイッ
チを OFF にする。もしくは、スライドドアのドアロックを施錠することでパ
ワースライドドアは作動しません)
●
お子さまをリヤ席に乗せるときは、チャイルドプロテクター(AP. 123)を
使用して車内からドアが開かないようにする
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3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
スライドドアの操作にあたって
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合
死亡につながるおそれがあります。
●
乗り降りするときは、スライドドアが全開位置であることを確認してください。
●
スライドドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
ドアガラスを開けた状態でスライドドアを開閉するときは、窓から手・足・顔
などを出さないでください。
●
人がいるときは安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてください。
●
ドアハンドルをしっかりと持ち、スライドドアのふちやその周辺に手をかけず
に開閉してください。
●
スライドドアを開けるときは、必ず全開位置まで開き固定してください。
(全開
にするとスライドドアがストッパーで固定されます)半開状態ではスライドド
アが確実に固定されないため、傾斜地などで不意に動き出すおそれがあります。
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