Toyota Estima (2017 year). Manual japanese — part 8
111
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
パワースライドドアについて
●
自動開閉中にパワースライドドアメインスイッチを OFF にすると、作動が停
止し手動操作に切りかわります。この場合、傾斜した場所では、スライドドア
が急に開いたり閉じたりするおそれがあるので、十分注意してください。
●
傾斜した場所では、開いたあとにドアが閉まる場合があります。必ずドアが全
開で静止していることを確認してください。
●
自動開閉中に作動可能条件を満たさなくなったときは、ブザーが鳴り、作動が
停止し、手動操作に切りかわる場合があります。
この場合、傾斜した場所では、スライドドアが急に開いたり閉じたりするおそ
れがあるので、十分注意してください。
●
人がいるときは、作動させる前に安全
を確認し、動かすことを知らせる「声
かけ」をしてください。
また、車外および車内のスライドドア
付近にもたれている人がいるときは、
パワースライドドアを作動させないで
ください。
112
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
パワースライドドアについて
●
次のような場合、システムが異常と判断して自動作動が停止し、手動操作に切
りかわることがあります。この場合、傾斜した場所では、スライドドアが急に
開いたり閉じたりするおそれがあるので、十分注意してください。
・ 自動作動中、障害物に干渉したとき
・ ハイブリッドシステム停止時でパワースライドドアが自動作動していると
きに、パワースイッチを ON モードにしたりハイブリッドシステムを始動
したりして、補機バッテリー電圧が急に低下したとき
●
ドアガラスを開けた状態で自動開閉するときは、絶対に窓から手足や顔などを
出さないでください。
●
チャイルドプロテクターを施錠側にしているときは、パワースライドドアの誤
作動防止のため、パワースライドドアメインスイッチを OFF にしてください。
■
挟み込み防止機能(パワースライドドアメインスイッチ ON 時)
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
挟み込み防止機構を故意に作動させようとして、体の一部を挟んだりしないで
ください。
●
挟み込み防止機能は、スライドドアが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動し
ない場合があります。指などを挟まないように注意してください。
●
挟み込み防止機能は、挟まれるものの形状や挟まれかたによっては作動しない
場合があります。指などを挟まないように注意してください。
113
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
注意
■
スライドドアについて
●
スライドドアを開閉する前に、運転者はスライドドアが安全に開閉できるよう
に車外および車内のスライドドア付近の状態を必ず確認してください。
●
走行するときやドアを開閉するときは、ジュースなどが入っている紙コップや
ガラス製のコップなどを収納しないでください。
■
イージークローザーについて
●
イージークローザーの作動中は無理な力をかけないでください。
●
ドアの開け閉めを短時間にくり返すとイージークローザーが作動しないこと
があります。この場合、1 度ドアを開け、少し時間をおいてから閉め直すと
作動します。
■
パワースライドドアについて
●
ス ラ イ ド ド ア の リ ヤ ス テ ッ プ 下 の ロ ー
ラー滑走面に、石などの異物が入り込まな
いように注意してください。異物が入り込
んだままスライドドアを開閉すると、スラ
イドドアの故障の原因になります。
●
スライドドアを開けるときは縁石や壁な
どにあたらないように注意してください。
スライドドアを損傷するおそれがありま
す。
パ ワ ー ス ラ イ ド ド ア 前 端 部 の セ ン サ ー
(
)を刃物などの鋭利なもので傷付けない
よう注意してください。センサーが切断され
ると自動で閉めることができなくなります。
また、自動で閉めているときにセンサーが切
断されると、ドアはただちに停止します。
1
1
114
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
バックドア
◆
スマートエントリー&スタートシステム
電子キーを携帯して操作します。
施錠
必ず施錠されたことを確認してくださ
い。
解錠
施錠操作後 3 秒間は解錠できません。
◆
ワイヤレスリモコン
→
P. 97
◆
ドアロックスイッチ
→
P. 99
スイッチを押し続ける
※
バックドア解錠時に作動させることが
できます。
※
カスタマイズ機能により、操作方法を
変更できます。(
→
P. 408)
バックドアは次の方法で施錠・解錠および開けることができます。
車外からの施錠・解錠
BTO32DW110
1
2
1
2
ワイヤレスリモコンでのバックドアの開閉(パワーバックドア装着車)
BTO32DZ021
115
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
バックドアオープンスイッチを押
したまま、バックドアを持ち上げる
スイッチを約 1 秒長押しする
ブザーが鳴りバックドアが自動で開閉
します。
開閉作動中に再度スイッチを押すと、
反転作動します。
ただし、作動開始から約 1 秒間は反転
作動に切りかわりません。
スイッチを押す
ブザーが鳴りバックドアが自動で閉ま
ります。
バックドアが閉まる途中でスイッチを
押すと、バックドアは再び自動で開き
ます。
車外からバックドアを開けるには
車内からバックドアを開閉するには(パワーバックドア装着車)
車外からバックドアを閉じるには(パワーバックドア装着車)
BTO32DZ024
116
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
バックドアグリップを持ってバッ
クドアを引き下げ、必ず外から押し
て閉めてください。
パワーバックドアメインスイッチを ON にする
パワーバックドアメインスイッチは、パワースライドドアメインスイッチ(
→
P.
104)と兼用のため、OFF にするとパワースライドドアも使用できなくなります。
ON
ON にすると、スイッチ上部にオレ
ンジ色のマークが表れます。
OFF
■
作動の合図(パワーバックドア装着車)
非常点滅灯の点滅で知らせます。(作動開始時に 2 回)
■
パワーバックドアの作動可能条件(パワーバックドア装着車)
パワーバックドアメインスイッチが ON で、次の作動条件をすべて満たしている
ときに、自動で開閉できます。
●
バックドアが解錠されている
●
パワースイッチが ON モードのとき開作動するには、上記に加え、車速が約
5km/h 未満で、シフトレバーが P になっていることが必要です。
ただし、ワイヤレスリモコンによる開閉はできません。
バックドアを閉めるときは
BTO32DZ025
パワーバックドアを使用するときは(パワーバックドア装着車)
1
2
知識
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3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
ラゲージルームランプ
■
バックドアが開かなくなったら
バックドアを内側から開けることができます。
■
イージークローザー(パワーバックドア装着車)
バックドアが半ドア状態になったとき、イージークローザーが作動し、バックド
アが自動で完全に閉まります。
●
パワースイッチがどの状態であっても、イージークローザーは作動します。
●
イージークローザーが作動中でも、バックドアオープンスイッチを押してバッ
クドアを開けることができます。
スイッチを ON にしておくとバックドアを
開けたとき、ラゲージルームランプが点灯し
ます。
ON
OFF
カバーをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドライ
バーの先端に布などを巻いて保護してくだ
さい。
レバーを押す
X
パワーバックドア非装着車
X
パワーバックドア装着車
1
2
1
BTO32DZ027
2
BTO32DZ028
BTO32DZ029
118
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
パワーバックドアの作動について(パワーバックドア装着車)
●
作動開始時にブザーが鳴り、非常点滅灯が 2 回点滅します。また開閉作動中は、
ブザーが断続的に鳴ります。
●
パワーバックドアメインスイッチが OFF のときは、パワーバックドアは作動し
ませんが手動で開閉できます。
●
パワーバックドア自動開閉中に、バックドアオープンスイッチを押すと、手動
作動に切りかわります。
●
パワーバックドア自動開閉中に、人や異物などにより異常を感知すると、ブザー
が鳴り、その位置から自動的に反対方向に動きます。
●
連続して2回以上の閉方向の異常を感知するとブザーが鳴り、手動操作に切り替
わります。
■
補機バッテリーを再接続したときは(パワーバックドア装着車)
パワーバックドアを適切に作動させるために、初期設定としてバックドアを手動
で一度全閉にしてください。
■
挟み込み防止機能(パワーバックドア装着車)
■
半ドア走行時警告ブザー
→
P. 98
■
カスタマイズ機能(パワーバックドア装着車)
パワーバックドアスイッチの操作方法などの変更ができます。
(カスタマイズ一覧:
→
P. 408)
パワーバックドアの左右端部には、センサー
が付いています。ドアを自動で閉めていると
きに、挟み込みなどによりセンサーが押され
ると挟み込み防止機能が作動し、その位置か
らドアは自動的に反対方向に動き、全開位置
で停止します。
BTO32DZ030
119
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。
■
走行する前に
走行前にバックドアが閉まっていることを確認してください。
完全に閉まっていないと走行中に突然開き、車外のものにあたったり、荷物が
投げ出されたりして思わぬ事故につながるおそれがあります。
■
走行中の警告
●
走行中はバックドアを閉めてください。
開けたまま走行すると、バックドアが車外のものにあたったり荷物が投げ出さ
れたりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
また、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害や死亡につながるおそれがあ
ります。走行前にバックドアが閉まっていることを必ず確認してください。
●
走行前にバックドアが完全に閉まっていることを確認してください。バックド
アが完全に閉まっていないと、走行中にバックドアが突然開き、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
●
ラゲージルームには絶対に人を乗せないでください。
急ブレーキ・急旋回をかけたときや衝突したときなどに、重大な傷害におよぶ
か、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
お子さまを乗せているときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ラゲージルームでお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。
●
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするお
それがあります。(パワーバックドア装着車はパワーバックドアメインスイッ
チを OFF にすることでパワーバックドアは作動しません)
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3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
バックドアの操作にあたって
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害につながるおそれがあり
危険です。
●
バックドアを開ける前に、バックドアに貼り付いた雪や氷などの重量物を取り
除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがありま
す。
●
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
人がいるときは、安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてくだ
さい。
●
強風時の開閉には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがありま
す。
●
バックドアダンパーステーを持ってバックドアを閉めたり、ぶらさがったりし
ないでください。
手を挟んだり、バックドアダンパーステーが破損したりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにバックド
アが突然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのア
クセサリー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめしま
す。
●
半開状態で使用すると、バックドアが突然
閉じて重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。傾斜地では、平坦な場所よりもバッ
クドアの開閉がしにくく、急にバックドア
が開いたり閉じたりするおそれがありま
す。必ずバックドアが全開で静止している
ことを確認して使用してください。
●
バックドアを閉めるときは、指などを挟ま
ないよう十分注意してください。
●
バックドアは必ず外から軽く押して閉め
てください。バックドアグリップを持った
ままバックドアを閉めると、手や腕を挟む
おそれがあります。
121
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
イージークローザーについて(パワーバックドア装着車)
●
イージークローザーは、パワーバックドアメインスイッチが OFF のときにも
作動するため、指などの挟みこみには十分注意してください。
■
パワーバックドアについて(パワーバックドア装着車)
パワーバックドアの操作時は、次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
周辺の安全を確かめ、障害物がないか、身のまわりの品が挟み込まれる危険が
ないか確認してください。
●
人がいるときは、作動させる前に安全を確認し、動かすことを知らせる「声か
け」をしてください。
●
自動開閉中にパワーバックドアメインスイッチを OFF にすると、作動が停止
し手動操作に切りかわります。この場合、バックドアが急に開いたり閉じたり
するおそれがあるので、十分注意してください。
●
自動開閉中に作動可能条件を満たさなくなったときは、ブザーが鳴り、作動が
停止し手動操作に切りかわる場合があります。
この場合、坂道などの傾斜した場所ではバックドアが急に開いたり閉じたりす
るおそれがあるので十分注意してください。
●
傾斜した場所では、開いたあとにドアが突然閉じる場合があります。必ずドア
が全開で静止していることを確認してください。
●
次のような場合、システムが異常と判断して自動作動が停止し、手動操作に切
りかわることがあります。この場合、バックドアが急に開いたり閉じたりする
おそれがあるので、十分注意してください。
・ 自動作動中、障害物に干渉したとき
・ ハイブリッドシステム停止時でパワーバックドアが自動作動していると
きに、パワースイッチを ON モードにしたりハイブリッドシステムを始
動したりして、補機バッテリー電圧が急に低下したとき
●
バックドアが半ドア状態になったとき、
イージークローザーが動き自動で完全に
閉まります。また、作動し始めるまでに数
秒かかります。指などを挟まないように注
意してください。骨折など重大な傷害を受
けるおそれがあります。
122
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、自動で作動できずにパ
ワーバックドアが故障したり、開いたあとにドアが突然閉じて、手・頭・首な
どを挟むおそれがあります。
バックドアへのアクセサリー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用すること
をおすすめします。
■
挟み込み防止機能(パワーバックドア装着車)
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
挟み込み防止機能を故意に作動させようとして、体の一部を挟んだりしないで
ください。
●
挟み込み防止機能は、バックドアが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。指などを挟まないように注意してください。
●
挟み込み防止機能は、挟まれるものの形状や挟まれかたによっては作動しない
場合があります。指などを挟まないように注意してください。
注意
■
ダンパーステーについて
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられてい
ます。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
■
イージークローザーの故障を防ぐために(パワーバックドア装着車)
●
イージークローザーの作動中は無理な力をかけないでください。無理な力をか
けると、イージークローザーの故障の原因となります。
●
バックドアの開け閉めを短時間にくり返すとイージークローザーが作動しな
いことがあります。この場合、いったんバックドアを開け、少し時間をおいて
から閉めなおすと作動します。
●
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異
物をステーのロッド部(棒部)に付着させ
ない
●
ロッド部を軍手などでふれない
●
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセ
サリー用品を付けない
●
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけ
たりしない
BTO32DZ034
123
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
注意
■
パワーバックドアの故障を防ぐために(パワーバックドア装着車)
●
パワーバックドアを作動させる前に、凍結によるバックドアの貼り付きがない
ことを確認してください。バックドアに無理な力がかかっている状態で作動さ
せると、故障の原因になります。
●
パワーバックドアの作動中は、バックドアに無理に力をかけないでください。
●
パワーバックドア左右端部のセンサー(
→
P. 118)を刃物などの鋭利なもの
で傷付けないように注意してください。センサーが切断されると自動で閉める
ことができなくなります。
124
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
アンテナの位置
■
作動範囲(電子キーの検知エリア)
スマートエントリー&スタートシステム
電子キーをポケットなどに携帯すると、次の操作が行えます。必ず運転
者がキーを携帯してください。
●
ドアを施錠・解錠する (→ P. 97)
●
バックドアを施錠・解錠する (→ P. 114)
●
ハイブリッドシステムを始動する(→ P. 183)
知識
車外アンテナ
室内アンテナ
:ドアの施錠・解錠時
ドアハンドルから周囲約 70cm 以内で
電子キーを携帯している場合に作動しま
す。
(電子キーを検知しているドアハンド
ルのみ作動します)
:ハイブリッドシステム始動時またはパ
ワースイッチのモード切りかえ時
車内で電子キーを携帯している場合に作
動します。
1
2
125
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
警告音と警告表示について
誤操作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、警告音が鳴ったり、マルチイ
ンフォメーションディスプレイに警告が表示されることがあります。
警告が表示されたときは、ディスプレイの表示をもとに適切に対処してくださ
い。
警告音のみが鳴る場合の状況と対処方法は次のとおりです。
■
パワースイッチの作動表示灯(
→
P. 183)が橙色で点滅したときは
システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。
■
節電機能
長期駐車時に電子キーの電池と車両のバッテリーあがりを防止するため、節電機
能が働きます。
●
次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がか
かる場合があります。
・ 車の外約 2m 以内に電子キーを 10 分以上放置した
・ 5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった
●
14 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった場合、ス
マートエントリー&スタートシステムによる施錠・解錠ができなくなります。こ
の場合は、運転席ドアハンドル上のロックスイッチを押して施錠する、もしく
は、ワイヤレス機能、メカニカルキーで施錠・解錠してください。
警告音
状況
対処方法
車外から“ピー”と 2 秒
間鳴る
車内に電子キーを置いた
ま ま、ス マ ー ト エ ン ト
リー&スタートシステム
でドアを施錠しようとし
た
車内から電子キーを取り
出したあと、再度施錠す
る
車外から“ピー”と 5 秒
間鳴る
いずれかのドアが開いて
いるときにスマートエン
トリー&スタートシステ
ムもしくは、ワイヤレス
機能で施錠しようとした
全ドアを閉めたあと、再
度施錠する
車内から“ピー、ピー”と
鳴り続ける
運転席ドアが開いている
状態でパワースイッチを
アクセサリーモードにし
た(アクセサリーモード
のとき運転席ドアを開い
た)
パワースイッチを OFF
にしたあと、運転席ドア
を閉める
運転席ドアが開いている
状態でパワースイッチを
OFF にした
運転席ドアを閉める
126
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のよ
うな場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタート
システムやワイヤレスリモコン、イモビライザーシステムが正常に作動しない場
合があります。(対処方法:
→
P. 386)
●
電子キーの電池が消耗しているとき
●
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空
港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
●
無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器を携帯しているとき
●
電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア
・ 金属またはメッキ処理のしてあるキーカバー
●
近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
●
電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき
・ 無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器
・ 他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
・ パソコンや携帯情報端末(PDA など)
・ デジタルオーディオプレーヤー
・ ポータブルゲーム機器
●
リヤウインドウガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
●
充電器など電子機器の近くにキーを置いた場合
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