Toyota Estima (2017 year). Manual japanese — part 22
335
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
助手席足元ヒューズカバーを取りはずすときは
ツメを押しながらカバーを取り
はずす
■
ヒューズを交換したあとは
●
交換してもランプ類が点灯しないときは、電球を交換してください。
(
→
P. 337)
●
交換しても再度ヒューズが切れる場合は、トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
■
補機バッテリーからの回路に過剰な負荷がかかると
配線が損傷を受ける前にヒューズが切れるように設計されています。
■
電球(バルブ)を交換するとき
この車両に指定されているトヨタ純正品のご使用をおすすめします。一部の電球
は過電流を防止する専用回路に接続されているため、この車両指定のトヨタ純正
品以外は使用できない場合があります。
ツメ
知識
336
6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
車の故障や、車両火災を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。
●
規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。
●
必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。
●
ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。
■
パワーコントロールユニット近くのヒューズボックスについて
高電圧部位・高電圧の配線が近くにあるため、絶対に点検・交換をおこなわな
いでください。
取り扱いを誤ると感電し、生命にかかわるような重大な傷害を受けるおそれが
あり危険です。
■
けがを防ぐために
エンジンルームのカバーを取りはずす前に、パワースイッチを OFF にしてくだ
さい。熱くなった部品でやけどをしたり、作動中の部品に巻き込まれて重大な
傷害を受けるおそれがあり危険です。
注意
■
ヒューズを交換する前に
ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。
■
エンジンルームカバー取り付け後の確認
もとの場所に確実に取り付けられていることを確認してください。
337
6
お手入れのしかた
6-2. 簡単な点検・部品交換
電球(バルブ)の交換
切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 405)
■
フロント
フロント方向指示灯/非常点滅灯
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。電球交換の難易度は電球
によって異なります。部品が破損するおそれがあるので、トヨタ販売店
で交換することをおすすめします。
電球の用意
バルブ位置
1
338
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
リヤ
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
後退灯
番号灯
1
2
3
339
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
フロント方向指示灯/非常点滅灯
運転席側のフロント方向指示灯/非常点滅灯を交換するときの手順で説
明しています。助手席側のフロント方向指示灯/非常点滅灯を交換する
ときは、手順
から手順
のみを行います。
ボンネットを開けて、ウォッ
シャー液注入口のフタを開け、
固定具のボルトを取りはずす
ウォッシャー液注入口をずら
す
固定具を引き抜きます。
ウォッシャー液注入口をず
らします。
ソケットを左にまわして取り
はずす
ソケットから電球を抜き取る
3
5
ボルト
1
固定具
2
1
2
3
4
340
6-2. 簡単な点検・部品交換
新しい電球をソケットに取り
付け、ランプ本体に挿し込み右
にまわして取り付ける
取り付けたあとは、ソケットを軽く
ゆさぶってぐらつきがないことを確
認し、いったんフロント方向指示灯
/非常点滅灯を点灯させ、ソケット
の取り付け部からランプの光がもれ
ていないことを目視確認してくださ
い。
ウォッシャー液注入口をもどす
ウォッシャー液注入口をもど
します。
固定具を挿し込みます。
固 定 具 を ボ ル ト で 固 定 し、
ウォッシャー液注入口のフタを
閉める
5
固定具
6
1
2
ボルト
7
341
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
後退灯
バックドアを開け、カバーの切
り欠きにマイナスドライバー
などを挿し込んで取りはずす
傷付き防止のため、ドライバーの先
端にテープを巻いて保護してくださ
い。
ソケットを左にまわして取り
はずす
ソケットから電球を抜き取る
新しい電球をソケットに取り
付け、ランプ本体に挿し込み右
にまわして取り付ける
取り付けたあとは、ソケットを軽く
ゆさぶってぐらつきがないことを確
認し、いったん後退灯を点灯させ、
ソケットの取り付け部からランプの
光がもれていないことを目視確認し
てください。
バックドアのカバーをもとにもどし、バックドアを閉じる
BTO62DZ062
1
2
BTO62DZ064
3
4
5
342
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
番号灯
バックドアを開け、バックドア
ガラス上側の内張りを取りはず
す
パワーバックドア装着車は、右
図のカバーを取りはずす
バックドアガラス両側の内張
りを取りはずす
バックドアトリムボードの切
り欠きにマイナスドライバー
などを挿し込んで取りはずす
傷付き防止のため、ドライバーの先
端にテープを巻いて保護してくださ
い。
1
カバー
2
3
BTO62DZ066
バックドア
トリムボード
4
343
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ツメを押してコネクターを取
りはずす
ソケットを左にまわして取り
はずす
ソケットから電球を抜き取る
新しい電球をソケットに取り
付ける
BTO62DZ067
ツメ
5
6
BTO62DZ069
7
8
344
6-2. 簡単な点検・部品交換
ソケットをランプ本体に挿し
込み右にまわして取り付ける
コネクターを取り付ける
取り付けたあとは、ソケットを軽く
ゆさぶってぐらつきがないことを確
認し、いったん番号灯を点灯させ、
ソケットの取り付け部からランプの
光がもれていないことを目視確認し
てください。
バックドアトリムボードを取
り付ける
ク リ ッ プ の 位 置 に 注 意 し て、
バックドアトリムボード全体を
押して取り付けます。
バックドアガラス両側の内張
りを取り付ける
ツメを
、 、 の順で挿し込
みながら、クリップの位置に注
意して、バックドアガラス両側
の内張り全体を押して取り付け
ます。
9
10
クリップ
11
ツメ
クリップ
12
1
2
3
345
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
パワーバックドア装着車は、右
図のカバーを取り付ける
バックドアガラス上側の内張
りを取り付ける
ク リ ッ プ の 位 置 に 注 意 し て、
バックドアガラス上側の内張り
全体を押して取り付けます。
カバー
13
クリップ
14
注意
バックドアの内張りを取りはずすときは、内張りを固定しているクリップの破損
や紛失に注意してください。
346
6-2. 簡単な点検・部品交換
■
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
※
※
リヤ方向指示灯/非常点滅灯の交換には、トヨタ販売店で部品(ガスケット)
の購入が必要となります。交換作業が難しいと感じられる場合は、トヨタ販
売店にご相談ください。
バックドアを開け、スクリュー
(2 本)を取りはずす
ラ ン プ 本 体 を 車 両 後 方 に 向
かって引く
コネクターを取りはずす
ガスケットをはがす
確実にもとの状態に戻せるように
ガスケットをはがす前には、ガス
ケットの貼り付け位置をよく確認し
ておいてください。
また、ボデー側に残ったガスケット
はすべてはがしてください。
1
2
コネクター
3
ガスケット
4
347
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
ソケットを左にまわして取り
はずす
ソケットから電球を抜き取る
ソケットに新しい電球を取り
付け、ランプ本体に挿し込み右
にまわして取り付ける
ソケットを取り付けたあとは、ソ
ケットを軽くゆさぶってぐらつきが
ないことを確認し、いったん手順
で取りはずしたコネクターを取
り付けリヤ方向指示灯/非常点滅灯
を点灯させて、ソケットの取り付け
部からランプの光がもれていないこ
とを目視確認してください。
光がもれていないことが目視確認で
きたら、再度手順
のコネクター
を取りはずしてください。
新品のガスケットを貼り付け
る
手順
で確認した貼り付け位置
に確実に取り付けてください。
5
6
7
3
3
ガスケット
8
4
348
6-2. 簡単な点検・部品交換
コネクターを取り付ける
ランプ本体側と車両側のツメ
の位置を合わせ、ランプ本体を
車両前方へ押す
スクリュー(2 本)で固定する
9
10
11
349
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
次の電球を交換するには
次のランプが切れたときは、トヨタ販売店で交換してください。
●
ヘッドランプ(前照灯)
●
車幅灯
●
LED デイライト/薄暮灯
●
サイド方向指示灯/非常点滅灯
●
尾灯/制動灯
●
ハイマウントストップランプ
■
LED ランプについて
ヘッドランプ(前照灯)、車幅灯、LED デイライト/薄暮灯、サイド方向指示灯
/非常点滅灯、尾灯/制動灯、ハイマウントストップランプは、数個の LED で
構成されています。もし LED がひとつでも点灯しないときは、トヨタ販売店で
交換してください。
■
レンズ内の水滴と曇り
レンズ内の一時的な曇りは、機能上問題ありません。ただし、次のようなときは、
トヨタ販売店にご相談ください。
●
レンズ内側に大粒の水滴が付いている
●
ランプ内に水がたまっている
■
電球(バルブ)を交換するとき
→
P. 335
知識
350
6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
電球を交換するとき
●
ランプは消灯してください。消灯直後は高温になっているため、交換しないで
ください。やけどをすることがあります。
●
電球のガラス部を素手でふれないでください。
やむを得ずガラス部を持つ場合は、電球に油脂や水分を付着させないために、
乾いた清潔な布などを介して持ってください。
また、電球を傷付けたり、落下させたりすると球切れや破裂することがありま
す。
●
電球や電球を固定するための部品はしっかり取り付けてください。取り付けが
不十分な場合、発熱や発火、またはヘッドランプ内部への浸水による故障や、
レンズ内に曇りが発生することがあります。
●
電球・ソケット・電気回路・および構成部品を、修理または分解しないでくだ
さい。感電により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれ
があります。
■
お車の故障や火災を防ぐために
電球が正しい位置にしっかりと取り付けられていることを確認してください。
注意
■
リヤ方向指示灯/非常点滅灯の交換について
リヤ方向指示灯/非常点滅灯の交換には、新品のガスケットが必要となります。
ガスケットをはがす時は、次のことをお守りください。ランプ内へ水が浸入す
るおそれがあります。
●
一度はがしたガスケットは絶対に再使用しないでください。
●
ガスケットを貼り付けるときは、リヤ方向指示灯/非常点滅灯の交換手順
で確認した貼り付け位置に確実に貼り付けてください。
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