Toyota Crown Royal (2017 year). Manual japanese — part 28
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7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
電子キーが正常に働かないときは
■
ドア
メカニカルキー(→ P. 101)を
使って次の操作ができます。
全ドア施錠
ドアガラスとムーンルーフ
★
が閉まる(まわし続ける)
※
全ドア解錠
ドアガラスとムーンルーフ
★
が開く(まわし続ける)
※
※
カスタマイズ機能での設定変
更が必要です。(→ P. 459)
■
トランク
メカニカルキーを時計まわりに
まわして開ける
電子キーと車両間の通信がさまたげられたり(→ P. 124)、電子キーの
電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤ
レスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でド
アやトランクを開けたり、ハイブリッドシステムを始動したりすること
ができます。
ドアの施錠・解錠、トランクの解錠とキー連動操作
1
2
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4
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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7-2. 緊急時の対処法
シフトレバーが P の状態でブレーキペダルを踏む
電子キーのクラウンエンブレム
面で、パワースイッチにふれる
電子キーを認識するとブザーが鳴り、
ON モードへ切りかわります。
車両カスタマイズ機能でスマートエン
トリー&スタートシステムの設定が非
作 動 に な っ て い る と き は、ア ク セ サ
リーモードへ切りかわります。
ブレーキペダルをしっかりと踏み込んで、マルチインフォメーション
ディスプレイに
が表示されていることを確認する
パワースイッチを押す
処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。
■
ハイブリッドシステムの停止方法
通常のハイブリッドシステムの停止方法と同様に、シフトレバーを P にしてパ
ワースイッチを押します。
■
電池交換について
ここで説明しているハイブリッドシステムの始動方法は一時的な処置です。電池
が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。(→ P. 346)
■
パワースイッチのモードの切りかえについて
ハイブリッドシステム始動方法の手順
で、ブレーキペダルから足を離してパ
ワースイッチを押すと、ハイブリッドシステムが始動せず、スイッチを押すごと
にモードが切りかわります。(→ P. 168)
■
電子キーが正常に働かない場合
●
車両カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムの設定を確認
し、非作動になっている場合には、作動可能に設定変更してください。
(→ P. 458)
●
電子キーが節電モードに設定されていないことを確認してください。
設定されている場合は解除してください。(→ P. 122)
ハイブリッドシステム始動の方法
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知識
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
メカニカルキーを使ってドアガラスやムーンルーフを操作するとき
ドアガラスやムーンルーフに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操
作してください。またお子さまには、メカニカルキーによる操作をさせないで
ください。お子さまや他の人がドアガラスやムーンルーフに挟まれたり巻き込
まれたりするおそれがあります。
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7-2. 緊急時の対処法
補機バッテリーがあがったときは
ブースターケーブルと 12V のバッテリー付き救援車があれば、次の手順
に従って、ハイブリッドシステムを始動させることができます。
電子キーを携帯していることを
確認する
ブ ー ス タ ー ケ ー ブ ル 接 続 時、場 合 に
よっては、オートアラームが作動し自
動的にドアが施錠されます。
(→P. 70)
ボンネットを開け、ヒューズボッ
クスを開ける
クリップをはずす
ツメを押しながら、カバーを取
りはずす
補機バッテリーがあがった場合、次の手順でハイブリッドシステムを始
動することができます。
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ヒューズボックス内の救援用端
子カバーを開ける
ツメを軽く引きながら、カバーを開け
ます
ブースターケーブルを次の順につなぐ
赤色のブースターケーブルを自車の救援用端子につなぐ
赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ
黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ
黒色のブースターケーブルのもう一方の端を、未塗装の金属部(図
に示すような固定された部分)につなぐ
救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間自車の補
機バッテリーを充電する
パワースイッチが OFF の状態でいずれかのドアを開閉する
救援車のエンジン回転を維持したまま、パワースイッチをいったんON
モードにしてからハイブリッドシステムを始動する
READY インジケーターが点灯することを確認する
点灯しない場合はトヨタ販売店にご連絡ください。
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7-2. 緊急時の対処法
ハイブリッドシステムが始動したら、ブースターケーブルをつないだ
ときと逆の順ではずす
ハイブリッドシステムが始動しても、早めにトヨタ販売店で点検を受け
てください。
■
補機バッテリーあがり時の始動について
この車両は、押しがけによる始動はできません。
■
補機バッテリーあがりを防ぐために
●
ハイブリッドシステムが停止しているときは、ランプやオーディオの電源を
切ってください。
●
渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくださ
い。
■
補機バッテリーについて
→ P. 331
■
補機バッテリーの充電について
補機バッテリーの電力は、車両を使用していないあいだも、一部の電装品による
消費や自然放電のために、少しずつ消費されています。そのため、車両を長期間
放置すると、補機バッテリーがあがってハイブリッドシステムを始動できなくな
るおそれがあります。(補機バッテリーはハイブリッドシステムの作動中に自動
で充電されます)
■
補機バッテリーあがり時や取りはずし時など
●
補機バッテリー脱着直後はスマートエントリー&スタートシステムによるドア
の解錠ができない場合があります。解錠できなかった場合はワイヤレスリモコ
ン、またはメカニカルキーで解錠・施錠を実施してください。
●
補機バッテリー脱着後、最初の始動操作ではハイブリッドシステムが始動でき
ないことがありますが異常ではありません。再度始動操作を行ってください。
●
車両は常に電源の状態を記憶しています。補機バッテリー脱着時、車両は補機
バッテリーをはずす前の状態に復帰します。補機バッテリーを脱着する際は、パ
ワースイッチを OFF にしてから行ってください。
補機バッテリーがあがる前の状態が不明の場合、補機バッテリー接続時は特に
注意してください。
知識
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
補機バッテリーの引火または爆発を防ぐために
補機バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険
ですので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。
●
ブースターケーブルは正しい端子以外に接続しない
●
+端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金
属部に接触させない
●
ブースターケーブルは+側と−側の端子を絶対に接触させない
●
補機バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない
■
補機バッテリーの取り扱いについて
補機バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関
連部品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のこと
を必ずお守りください。
●
補機バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚・衣
服・車体に付着しないようにする
●
必要以上、顔や頭などを補機バッテリーに近付けない
●
誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の
水で洗い、すぐに医師の診察を受ける
また、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあててお
く
●
誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察
を受ける
●
補機バッテリーの支柱・ターミナル・その他の関連部品の取り扱い後は手を洗
う
●
お子さまを補機バッテリーに近付けない
■
補機バッテリーあがりの処置をしたあと
早めにトヨタ販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。
補機バッテリーが劣化している場合、そのまま使い続けると補機バッテリーか
ら異臭ガスが発生し、乗員に健康障害をおよぼすおそれがあり危険です。
■
補機バッテリーの交換について
→ P. 332
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7-2. 緊急時の対処法
注意
■
ブースターケーブルの取扱いについて
ブースターケーブルを接続したり、取りはずすときは、冷却ファンやベルトに
巻き込まれないように十分注意してください。
■
救援用端子について
この車の救援用端子は、他の車から応急的に補機バッテリーを充電するための
ものです。この救援用端子を使用して、他の車のバッテリーあがりを救援しな
いでください。
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7
万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
オーバーヒートしたときは
■
メーター内の水温計の針がレッドゾーンに入ったとき
安全な場所に停車し、エアコンを OFF にしてから、ハイブリッド
システムを停止する
蒸気が出ている場合:
蒸気が出なくなったことを確認してから、注意してボンネットを開
ける
蒸気が出ていない場合:
注意してボンネットを開ける
ハイブリッドシステムが十分
に冷えてから、ラジエーターコ
ア部(放熱部)やホースなどか
らの冷却水もれを点検する
ラジエーター
ファン
多量の冷却水もれがある場合は、
ただちにトヨタ販売店に連絡し
てください。
冷却水の量がリザーバータン
ク の
“FULL”(上 限)と
“LOW”(下限)のあいだに
あるかを点検する
リザーバータンク
“FULL”(上限)
“LOW”(下限)
次のような場合は、オーバーヒートの可能性があります。
●
メーター内の水温計の針がレッドゾーンに入ったり、ハイブリッド
システムの出力が低下する(スピードが出ないなど)
●
マルチインフォメーションディスプレイに「ハイブリッドシステム
高温」が表示される
●
エンジンルームから蒸気が出る
対処方法
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7-2. 緊急時の対処法
冷却水が不足している場合は、
冷却水を補給する
冷却水がない場合は、応急措置とし
て水を補給してください。
ハイブリッドシステムを始動し、エアコンを作動させてラジエー
ター冷却用のファンが作動しているか、およびラジエーターコアや
ホースなどから冷却水もれがないことを再度確認する
ハイブリッドシステムが冷えた状態での始動直後は、エアコンを ON にするこ
とでファンが作動します。ファンの音や風で確認してください。わかりにくい
ときは、エアコンの ON・OFF をくり返してください。
(ただし、氷点下となる寒冷地はファンが作動しないことがあります)
ファンが作動していない場合:
すぐにハイブリッドシステムを停止し、トヨタ販売店に連絡する
ファンが作動している場合:
最寄りのトヨタ販売店で点検を受ける
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
マルチインフォメーションディスプレイに「ハイブリッドシステム高
温」が表示されたとき
安全な場所に停車する
ハイブリッドシステムを停止し、注意してボンネットを開ける
ハイブリッドシステムが十分
に冷えてから、ラジエーターコ
ア部(放熱部)やホースなどか
らの冷却水もれを点検する
ラジエーター
ファン
多量の冷却水もれがある場合は、
ただちにトヨタ販売店に連絡し
てください。
冷却水の量がリザーバータン
クの “F”(上限)と “L”(下
限)のあいだにあるかを点検す
る
リザーバータンク
“F”(上限)
“L”(下限)
冷却水が不足している場合は、
冷却水を補給する
冷却水がない場合は、応急措置とし
て水を補給してください。
ハイブリッドシステムを始動しマルチインフォメーションディスプ
レイを確認する
表示が消えない場合:
ハイブリッドシステムを停止してトヨタ販売店に連絡する
表示が消えている場合:
最寄りのトヨタ販売店で点検を受ける
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7-2. 緊急時の対処法
警告
■
エンジンルーム点検中の事故やけがをふせぐために
●
エンジンルームから蒸気が出ている場合は、蒸気が出なくなるまでボンネット
を開けないでください。エンジンルーム内が高温になっているため、やけどな
どの重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
ハイブリッドシステムの停止後は、READY インジケーターが消灯しているこ
とを確認してください。ハイブリッドシステムが作動していると、ガソリンエ
ンジンが自動的に動き出したり、ガソリンエンジンが停止していても、冷却
ファンが急にまわり出すことがあります。ベルトやファンなどの回転部分にふ
れたり、近付いたりすると、手や着衣(特にネクタイ・スカーフ・マフラーな
ど)が巻き込まれたりして、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
●
ハイブリッドシステムおよびラジエーターが熱いうちは冷却水リザーバータ
ンクのキャップを開けないでください。
高温の蒸気や冷却水が圧力によって噴き出し、やけどなどの重大な傷害を受け
るおそれがあり危険です。
注意
■
冷却水を入れるとき
ハイブリッドシステムが十分に冷えてから入れてください。
冷却水はゆっくり入れてください。
ハイブリッドシステムが熱いときに急に冷たい冷却水を入れると、ハイブリッ
ドシステムが損傷するおそれがあります。
■
冷却系統の故障を防ぐために
次のことをお守りください。
●
異物(砂やほこりなど)を冷却水に混入させない
●
冷却水用添加剤を使用しない
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万一の場合には
7-2. 緊急時の対処法
スタックしたときは
パーキングブレーキをかけシフトレバーを P にして、ハイブリッドシス
テムを停止する
タイヤ周辺の土や雪などを取り除く
タイヤの下に木や石などをあてがう
ハイブリッドシステムを再始動する
シフトレバーを D または R に入れ、パーキングブレーキを解除して注
意しながらアクセルペダルを踏む
ぬかるみや砂地・雪道などでタイヤが空転したり埋まり込んで動けなく
なったときは次の方法を試みてください。
知識
■
脱出しにくいとき
を押してTRCをOFFにしてください。
警告
■
脱出するとき
前進と後退をくり返してスタックから脱出する場合、他の車・ものまたは人と
の衝突を避けるため周囲に何もないことを確認してください。
スタックから脱出するとき、車が前方または後方に飛び出すおそれがあります
ので、特に注意してください。
■
シフトレバーを操作するとき
アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
車が急発進し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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7-2. 緊急時の対処法
注意
■
トランスミッションやその他の部品への損傷を避けるために
●
タイヤが空転するのを避け、必要以上にアクセルペダルを踏まないでくださ
い。
●
上記の方法で脱出できなかった場合、けん引による救援が必要です。
車両情報
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8-1. 仕様一覧
メンテナンスデータ
(指定燃料・
オイル量など). . . . . ..446
8-2. カスタマイズ機能
ユーザーカスタマイズ
機能一覧. . . . . . . . 453
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8-1. 仕様一覧
メンテナンスデータ(指定燃料・オイル量など)
※
エタノールの混合率 10%以下または、ETBE の混合率 22%以下のガソリン
(酸素含有率 3.7%以下)を使用することができます。
使用するオイルや液類の品質により、お車の寿命は著しく左右されます。
お車には、最も適した弊社純正オイル・液類(以下、
「指定銘柄」といい
ます)のご使用をおすすめします。
指定銘柄以外を使用される場合は、指定銘柄に相当する品質のものをご
使用ください。
燃料
指定燃料
容量[L](参考値)
・ 無鉛レギュラーガソリン
・ バイオ混合ガソリン(レギュラー)
※
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