Toyota Crown Royal (2017 year). Manual japanese — part 9
127
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
電波がおよぼす影響について
●
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器を装着されている方は、室内アンテナ・車外アンテナ
(→ P. 121)から約 22cm 以内に近付かないようにしてください。電波によ
り植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレー
タおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。
●
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器以外の医療用電気機器をお使いの方は、電波による影
響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波が医
療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。
スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
128
3-3. シートの調整
フロントシート
X
マニュアルシート装着車
調整のしかた
前後位置調整
リクライニング調整
シート全体の上下調整
(運転席のみ)
1
2
3
129
3-3. シートの調整
3
各部の操作
X
パワーシート装着車
前後位置調整
リクライニング調整
クッション前端の上下調整
(運転席のみ)
シート全体の上下調整
(運転席のみ)
腰部位置調整(運転席のみ)
(ランバーサポート)
1
2
3
4
5
130
3-3. シートの調整
背もたれを前に傾ける
背もたれをうしろに傾ける
シートを前方に動かす
シートを後方に動かす
■
パワーイージーアクセスシステム
★
パワースイッチのモード切りかえ・運転席のシートベルト脱着に連動して、運転
席シートとハンドルが動きます。(→ P. 134)
助手席側面スイッチ
★
1
2
3
4
知識
警告
■
シートを調整するとき
●
同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。
●
シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
■
リクライニング調整について
背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
運転席からの助手席操作について(助手席側面スイッチ装着車)
助手席に乗員がいるときは操作をしないでください。また、操作中は、助手席
に座らないでください。
足を挟むなどして助手席乗員がけがをするおそれがあります。
■
前後調整の操作をするとき
足元のスペースを確保し足を挟まないように注意してください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
131
3-3. シートの調整
3
各部の操作
注意
■
運転席からの助手席操作について(助手席側面スイッチ装着車)
操作するときは助手席の上や足元に作動をさまたげるものがないことを確認し
てください。シートに無理な力がかかり故障するおそれがあります。
132
3-3. シートの調整
リヤシート
X
リヤパワーシート装着車
車両設定スイッチを押す
調整のしかた
リクライニング調整
フロント席からリヤシートをもどす(リヤパワーシート装着車)
1
133
3-3. シートの調整
3
各部の操作
「後席」を選択し、
「リヤシート戻
し」を選択する
スイッチを押しているあいだリヤシー
トがもどります。
■
フロント席からリヤシートをもどす操作について
パワースイッチが OFF のときでも、車両設定スイッチを押すことにより「リヤ
シート戻し」画面が表示され、リヤシート位置をもどすことができます。
2
知識
警告
■
リクライニング調整について
背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
フロント席からリヤシートをもどすときは
リヤシートの乗員が車を降りてから操作してください。
134
3-3. シートの調整
パワーイージーアクセスシステム/マイコンプリセット
ドライビングポジションシステム/メモリーコール機能
★
乗降時に運転者が乗り降りしやすいよう、シートやハンドルが自動で動
きます。
次のすべての操作を行ったとき、
シートとハンドルが乗り降りし
やすい位置に自動で調整されま
す。
・ パワースイッチを OFF にする
・ シートベルトをはずす
次のいずれかの操作を行ったとき、シートとハンドルがもとの位置に
もどります。
・ パワースイッチをアクセサリーモード、または ON モードにする
・ シートベルトを着用する
■
パワーイージーアクセスシステムの作動について
降車時に、シートの位置が最後方付近にあると、パワーイージーアクセスシステ
ムが作動しない場合があります。
■
カスタマイズ機能
パワーイージーアクセスシステムによるシート移動量を変更できます。
(カスタマイズ一覧→ P. 459)
自動でシート・ハンドル・ドアミラーを動かし、乗り降りしやすい位置
に調整したり、お好みのドライビングポジションに調整したりします。
パワーイージーアクセスシステム
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
135
3-3. シートの調整
3
各部の操作
お好みのドライビングポジション(シートの位置・ハンドルの位置・ド
アミラーの角度)を登録して、ワンタッチで呼び出すことができます。ド
ライビングポジションは、2 パターンまで登録できます。
■
登録方法
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
パワースイッチを ON モードにする
運転席・ハンドル・ドアミラー角度をお好みの位置に調整する
SET ボタンを押しながら、また
は SET ボタンを押したあと 3 秒
以内に 1、2 のうち登録したいボ
タンを “ ピッ” とブザーが鳴る
まで押す
すでに同じボタンに登録されている場
合は、上書きされます。
■
呼び出し方法
シフトレバーが P の位置にあることを確認する
パワースイッチを ON モードにする
1、2
のうち呼び出したいポジ
ションのボタンを “ ピッ” とブ
ザーが鳴るまで押す
マイコンプリセットドライビングポジションシステム
1
2
3
4
1
2
3
136
3-3. シートの調整
■
ポジションの呼び出し作動を途中で止めたいとき
次のいずれかの操作をします。
●
SET ボタンを押す
●
1、2 のボタンを押す
●
シート調整スイッチ
※
のいずれかを操作する(シートのみ作動停止)
※
:ランバーサポートを除く
●
ハンドル位置調整スイッチを操作する(ハンドルのみ作動停止)
■
パワースイッチ OFF 後の作動
運転席ドアを開けて 180 秒以内、または運転席ドアを閉め 60 秒以内に呼び出
したいポジションのボタンを押すと、シートの位置が調整されます。ハンドルの
位置は、パワースイッチを押すと調整されます。
■
ドライビングポジションシステムを正しくお使いいただくために
登録位置がシート各調整位置の最端部にある状態で、さらに同じ方向に操作をす
ると、呼び出し位置にずれが生じることがあります。
お好みのドライビングポジションに電子キー(カードキーを含む)を登
録することで、電子キーごとにお好みのドライビングポジションを自動
で呼び出すことができます。
■
登録方法
お好みのポジションをあらかじめ 1、2 のいずれかのボタンに登録し
ておきます。
登録させたい電子キー(カードキーを含む)のみ携帯し、シフトレバー
を P にして運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが 2 つ以上あると、正確に登録できません。
パワースイッチを ON モードにし、連動させたいポジションを呼び
出す
1 または 2 を押すと “ ピッ ” と音が鳴ります。
知識
メモリーコール機能
1
137
3-3. シートの調整
3
各部の操作
シートが停止したあと、呼び
出したポジションのボタンを
押 し な が ら、ド ア ロ ッ ク ス
イッチの施錠側または解錠側
を “ ピー” とブザーが鳴るま
で押す
登録したポジションのボタン、ドア
ロックスイッチを押すと、それぞれ
“ ピッ ” と音が鳴り、登録が完了
すると “ ピー ” と音が鳴ります。
スマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコンでドアを解
錠して運転席ドアを開けると、ドライビングポジションが呼び出されます。
■
呼び出し方法
ドライビングポジションを登録した電子キーを携帯し、運転席ドア
をスマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコ
ンで解錠してドアを開ける
ハンドルを除くドライビングポジションが登録された位置へ動きますが、シー
ト位置は乗り込みやすくするために、登録された位置より少し後方に動きます。
ドライビングポジションがすでに登録された位置にある場合は、シートやミ
ラーは動きません。
パワースイッチをアクセサリーモードまたは ON モードにするか
シートベルトを着用する
シートとハンドルが登録したドライビングポジションに動きます。
■
解除方法
解除させたい電子キーのみ携帯してください。
車内にキーが 2 つ以上あると、正確に解除できません。
パワースイッチを ON モードにする
SET ボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠
側を “ ピッピッ ” とブザーが鳴るまで押す
ドアロックスイッチを押すと “ ピッ ” と音が鳴り、解除が完了すると “ ピッ
ピッ ” と音が鳴ります。
2
1
2
1
2
138
3-3. シートの調整
■
メモリーコール機能によるドライビングポジションの呼び出しについて
●
電子キーごとにドライビングポジションを登録できるため、携帯する電子キー
によっては、呼び出されるドライビングポジションが異なる場合があります。
●
運転席ドア以外のドアをスマートエントリー&スタートシステムで解錠した場
合は、ドライビングポジションの呼び出しは行われません。その場合は、登録
したドライビングポジションのボタンを押してください。
■
カスタマイズ機能
メモリーコール機能による解錠ドアの設定を変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 459)
知識
警告
■
シート調整時の警告
シート調整中は、シートがリヤ席乗員にあたったり、運転者の体がハンドルに
圧迫されたりしないよう注意してください。
■
パワーイージーアクセスシステムでハンドル・シートが作動しているときは
体や荷物などが挟まれないようにしてください。けがをしたり、荷物が破損す
るおそれがあります。
注意
■
メモリーコール機能を登録するときに
手順 2(→ P. 136)のブザーが鳴ったら、ドアロックスイッチから手を離し
てください。そのままドアロックスイッチを押し続けると、オートドアロック・
アンロック機能(→ P. 109)が切りかわる場合があります。
139
3
各部の操作
3-3. シートの調整
ヘッドレスト
上下調整
上げる
下げる
下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。
上げる
下げる
下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。
フロント席
解除ボタン
1
2
リヤ席
解除ボタン
1
2
140
3-3. シートの調整
■
ヘッドレストを取りはずすとき
■
ヘッドレストの高さについて
■
リヤ席について
使用するときは、常に格納位置から一段上げた位置にしてください。
知識
解除ボタンを押しながらヘッドレストを引
き上げます
必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上のあたりになるよう調整してください。
警告
■
ヘッドレストについて
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する
●
ヘッドレストを必ず正しい位置に調整する
●
ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する
●
ヘッドレストをはずしたまま走行しない
141
3
各部の操作
3-4. ハンドル位置・ミラー
ハンドル
X
マニュアルチルト&テレスコピックステアリング
ハンドルを持ち、レバーを下げ
る
ハンドルを前後・上下に動か
し、適切な位置にする
位置が決定したら、レバーを上げて
ハンドルを固定してください。
X
電動チルト&テレスコピックステアリング
スイッチを操作すると、ハンドルを次の方向に動かします。
上方へ
下方へ
手前へ
前方へ
調整のしかた
1
2
1
2
3
4
142
3-4. ハンドル位置・ミラー
パワースイッチを OFF にすると、乗
り降りがしやすいようにハンドル
が最前方・最上段に移動します。
パワースイッチをアクセサリーモード
または ON モードにするともとの位置
にもどります。
ハンドルの
周辺部を押すと
ホーンが鳴ります。
■
電動チルト&テレスコピックステアリングの作動条件
パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのとき
※
※
運転席シートベルトを装着していれば、パワースイッチのモードにかかわら
ず、ハンドルの調整ができます。
■
ハンドル位置の自動調整
★
お好みのハンドル位置をマイコンプリセットドライビングポジションシステム
に登録すると、自動で調整されます。(→ P. 134)
■
電動チルト&テレスコピックステアリングのハンドル位置調整について
パワーイージーアクセスシステム装着車では、車両カスタマイズ機能の「降車時
運転席シート移動量調整」で「OFF」以外を選択しているときは、パワースイッ
チが OFF でも、シートベルトのバックルを装着すると、ハンドルの位置を調整
できます。
オートチルトアウェイ&リターン機能(マイコンプリセットドライビン
グポジションシステム装着車を除く)
ホーン
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
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