Toyota Roomy (2017 year). Manual japanese — part 15
223
4
運転
4-5. 運転支援装置について
誤発進抑制制御機能・ 後方誤発進抑制制御機能
★
◆
誤発進抑制制御機能
レーザーレーダーが前方約 4m
以内に障害物を認識している場
合に作動します。
◆
後方誤発進抑制制御機能
ソナーが後方約 2 ∼ 3m 先まで
の壁などの障害物を認識してい
る場合に作動します。
誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能は、前方、または
後方に障害物を認識している場合、停車または徐行(車速約 10km/h 以
下)状態で、ペダルの踏み間違いなどにより必要以上にアクセルペダル
が踏み込まれたとシステムが判断したときに、ブザー音とメーター、ディ
スプレイの表示(→ P. 205)による運転者への警報とエンジン出力の
抑制制御を行い、発進をゆるやかにすることで、衝突時の被害を軽減し
ます。
KBTH450301
ピピピピピ…
KBTH450302
ピピピピピ…
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
224
4-5. 運転支援装置について
警告
■
誤発進抑制制御機能・後方誤発進抑制制御機能について
●
誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能を過信しないでくださ
い。誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能は衝突を回避するも
のではありません。発進時はシフトレバーやペダルの位置および周囲の安全を
充分に確認して操作してください。機能に頼っていると、思わぬ事故につなが
るおそれがあります。
●
誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能は停止状態を保つもので
はありません。
●
誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能はあらゆる状況で発進を
緩やかにするものではありません。
●
誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能は前方、または後方に障
害物を認識している場合に作動するものであり、崖など対象物が見えない状況
で発進を緩やかにするものではありません。
●
故意に対象物の近くでアクセルペダルを過剰に踏み込まないでください。アク
セルの調節を誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能に頼ってい
ると衝突事故を起こす場合があります。
●
誤発進抑制制御機能と後方誤発進抑制制御機能では、認識できる障害物が異な
ります。
●
万一、自車が踏切内で閉じ込められた場合、レーザーレーダー、またはソナー
が遮断機を対象物と認識し、誤発進抑制制御機能、または後方誤発進抑制制御
機能が作動することがあります。遮断機を押しのけて進む場合は、慌てずにア
クセルペダルを踏み続けるか、スマートアシストⅡを停止してください。
(→ P. 204)
●
運転者がハンドル操作をしていると、その操作状態によっては運転者の回避操
作として判断され、誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能が作
動しない場合があります。
●
TRC を停止、または VSC・TRC を停止にした場合、誤発進抑制制御機能、お
よび後方誤発進抑制制御機能は作動しません。
●
エンジン出力の抑制制御をしたときに、アクセルペダルを約 8 秒以上踏み続
けると、作動を解除します。また、すばやく 3 回以上、全開まで踏みなおす
と、誤発進抑制制御機能、および後方誤発進抑制制御機能は作動しません。
225
4-5. 運転支援装置について
4
運転
警告
■
誤発進抑制制御機能・後方誤発進抑制制御機能を停止する場合
次のような場合は、誤発進抑制制御機能、 後方誤発進抑制制御機能が予期しな
い作動をする可能性がありますので、必ずスマートアシストⅡを停止してくだ
さい。(→ P. 204)
●
けん引されるとき
●
けん引するとき
●
トラック・船舶・列車などに積載するとき
●
点検でシャシーダイナモメーターやフリーローラーなどを使用するとき
●
車両をリフトで上げ、エンジンを始動しタイヤを空転させたいとき
●
草むらや茂みなどに触れながら通過するとき
●
オフロード走行やスポーツ走行するとき
●
脱輪したときやぬかるみから脱出するとき
●
冠水した道を走行するとき
226
4-5. 運転支援装置について
■
警報
車速が約 4km/h 以下で、アクセルペダルが必要以上に踏み込まれた
と判断したときに、ブザー音とディスプレイの表示(→ P. 205)で
警報し、運転者に衝突回避操作をうながします。
●
後方誤発進抑制制御機能が作動したとき、ブザーはリバース警告ブ
ザーよりも早い間隔で鳴ります。(→ P. 205)
■
エンジン出力の抑制制御
車速が約 10km/h 以下で、アクセルペダルをすばやく、かつ必要以上
に踏み込まれたと判断したときに、ブザー音とメーター内の警告灯、
およびディスプレイの表示(→ P. 205)で運転者に警報するととも
に、エンジン出力の抑制制御を行います。
●
エンジン出力の抑制制御はアクセルペダルを踏み続けている間、最
長約 8 秒間継続します。
●
エンジン出力の抑制制御中は、メーター内のマスターウォーニング
が点灯します。
■
後方誤発進抑制制御機能について
後方誤発進抑制制御機能は、必要以上にアクセルペダルが踏み込まれたときに作
動します。ソナーで車両後方やコーナーの障害物を認識しただけでは作動しませ
ん。
誤発進抑制制御機能、後方誤発進抑制制御機能の作動
知識
227
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
誤発進抑制制御機能の作動条件
自車が次の条件を全て満たしたときに作動可能となります。
●
エンジン回転中
●
スマートアシスト OFF 表示灯が消灯
●
スマートアシストの“停止”、または“故障”が表示されていない
●
シフトポジションが D・S
★
・B
●
ブレーキペダルを踏んでいない
●
車速が 0 ∼約 10km/h
●
フロントワイパーが低速作動、高速作動の位置以外
●
方向指示表示灯が消灯
●
メーター内の TRC OFF 表示灯・VSC OFF 表示灯が消灯
■
後方誤発進抑制制御機能の作動条件
自車が次の条件を全て満たしたときに作動可能となります。
●
エンジン回転中
●
スマートアシスト OFF 表示灯が消灯
●
スマートアシストの“停止”、または“故障”が表示されていない
●
シフトポジションが R
●
ブレーキペダルを踏んでいない
●
車速が 0 ∼約 10km/h
●
フロントワイパーが高速作動の位置以外
●
方向指示表示灯が消灯
●
メータ内の TRC OFF 表示灯・VSC OFF 表示灯が消灯
■
誤発進抑制制御機能、 後方誤発進抑制制御機能を停止するには
→ P. 204
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
228
4-5. 運転支援装置について
■
誤発進抑制制御機能が作動しないおそれのある状況
次の条件の違いにより、誤発進抑制制御機能が作動しないことがあります。
●
前方車両との速度差、車間距離、接近の状態、横方向のずれ具合(オフセット量)
●
車両の状態(積載量・乗員など)
●
路面の状態(勾配・凹凸など)
●
運転者の操作状態(アクセル・ブレーキ・ハンドルなど)
●
車両の整備状態(ブレーキ関係・タイヤの摩耗・空気圧・応急用タイヤ
★
など)
●
車両や二輪車などの急な割込み、歩行者の飛び出し
●
レーザーレーダーの認識状態(特に次のような場合)
・ 悪天候時(強い雨・吹雪・濃霧など)
・ 西日などの前方からの強い光を受けたとき
・ レーザーレーダー部に雪や汚れ、霜などが付着して覆っているとき
・ レーザーレーダーの温度が極端に高いとき
・ エンジン始動直後
・ 荷物の積載などにより、極端に車両が傾いているとき
・ 前方車両などの水・雪などの巻上げ
・ 水蒸気、砂、煙など視界が十分でないとき
・ 対象物が網目の大きいフェンス、ガラスなど、光をすり抜けるもの
・ 凹凸道やオフロードなどの悪路を走行しているとき
・ 対象物が道路標識やポールなどの細い棒状のもの
・ 車両に非常に近い位置で車両中央からずれた位置に障害物が存在するとき
・ 自車が進路変更して障害物のすぐうしろに接近したとき
・ 急なカーブ・急な上り坂・急な下り坂の場合
・ レーザーレーダーの認識エリア外に障害物が存在するとき
・ 障害物の高さが低いとき(縁石など)
・ 障害物が小さいとき(小動物・幼児など)
・ 障害物に接近しすぎたとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
229
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
後方誤発進抑制制御機能が作動しない場合
次のような障害物に対しては、後方誤発進抑制制御機能は作動しません。
●
背の低い障害物
●
小さい障害物(小動物・幼児など)、幅の狭い障害物
●
針金・金網・ロープ・道路標識やポールなどの細い障害物
●
急に後方に現れたもの
●
車両後方を横切るもの
●
人や綿、雪など音波を反射しにくいもの
●
地面に対して垂直でない壁、車両後面に対して斜めの壁
●
凹凸な壁、波打っている壁など、平面でない壁
●
ソナーの認識エリア外に存在する障害物
230
4-5. 運転支援装置について
■
後方誤発進抑制制御機能が作動しないおそれのある状況
次のような場合は、後方誤発進抑制制御機能が作動しないことがあります。
●
運転者の操作状態(アクセル・ブレーキ・ハンドルなど)
●
路面の状態(勾配・凹凸など)
●
車両の状態(積載・乗員など)
●
車両の整備状態(ブレーキ関係・タイヤの摩耗・空気圧・応急用タイヤ
★
など)
●
悪天候時(強い雨・雪・霧など)
●
エンジン始動直後
●
荷物を積載している、段差をまたいでいるなどにより、車両が極端に傾いてい
るときや車高が著しく変化した場合
●
後方障害物との距離や向き、横位置(オフセット量)
●
勾配が急な坂道を走行しているとき
●
ソナーが正しく障害物を認識できないとき(特に次のような場合)
・ バンパーに非常に近い障害物や、地面から高い位置に存在する障害物
・ 動いているもの
・ スポンジ状のものや雪などの表面がやわらかく音波を吸収しやすい障害物
・ 障害物の面が車両の後面に対して斜めのときや、障害物に対して斜めに接近
しているとき
・ 障害物が車両の中央から横にずれた位置にあるとき
・ 壁から柱や配管などが突き出しているとき
・ 認識できる障害物と車両とのあいだに、認識できない障害物がある場合
・ 炎天下や寒冷時でソナー周辺部が著しく高温または低温の場合
・ 雨・雪・氷・汚れなどがソナーに付着しているとき
・ どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったときや風が強いとき
・ 周囲で大きな音が鳴っているときや、周囲に超音波を発するものがあるとき
(他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・車両感
知器・他車のソナーなど)
・ ソナー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート・無線アンテナなど)
を取り付けたとき
・ 衝突などでソナーの方向のずれが発生したとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
231
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
衝突の可能性がなくても誤発進抑制制御機能が作動する場合
次のような場合は、衝突の可能性がなくても誤発進抑制制御機能が作動すること
があります。
●
前方車両に接近して走行するときや、前方車両ぎりぎりに接近して停止すると
き
●
路面の勾配が急に変化する場所を走行するとき
●
水蒸気や霧、煙のかたまりを通過するとき
●
ビニールカーテン・旗などをもぐって通過するとき
●
前方車両などの水・雪などの巻上げ
●
停止車両などの横すれすれを通過するときや対向車両が自車に向かって接近す
るとき
●
車両用エレベーターや機械式駐車場を利用するとき
●
路面上に大きな反射物や、反射しやすい路面ペイント等がある場合
●
カーブの入口に路側物があるとき
●
カーブですれ違う対向車両があるとき
●
カーブや交差点に障害物があるとき
●
縦列駐車から本線に合流するとき
232
4-5. 運転支援装置について
■
衝突の可能性がなくても後方誤発進抑制制御機能が作動する場合
次のような場合は、衝突の可能性がなくても後方誤発進抑制制御機能が作動する
ことがあります。
●
障害物ぎりぎりに接近して停止するとき
●
路面の勾配が急に変化する場所を走行するとき
●
ビニールカーテン・旗などをもぐって通過するとき
●
水・雪などの巻上げ
●
障害物の横すれすれを通過するとき
●
車両用エレベーターや機械式駐車場を利用するとき
●
縦列駐車をするとき
●
後方に障害物がある状態で、段差などを乗り越えるとき
●
車両側面の近くに障害物があるとき
●
路面上に段差や縁石、突起物などがあるとき、地面にわだちや穴があるとき
●
狭いスペースに進入するとき
●
どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったとき
●
霧・雪・砂嵐など悪天候の状況
●
他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・車両感知
器・他車のソナーなど超音波を発生するものが付近にいたとき
●
ソナー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート・無線アンテナなど)を
取り付けたとき
●
車両姿勢が大きく傾いたとき
●
積載状況などにより車高が著しく変化した場合
●
衝突などでソナーの方向のずれが発生したとき
●
雨・雪・氷・汚れなどがソナーに付着しているとき
●
排水溝などの金属のフタ(グレーチング)の上や砂利道を走行するとき
233
4
運転
4-5. 運転支援装置について
車線逸脱警報機能
★
車線逸脱警報機能は、フロントウインドウガラス上部に設置された単眼
カメラによって左右の白線または黄線を認識し、車速が約 60km/h 以
上で、運転者が意図せず走行車線から逸脱する可能性があるとシステム
が判断したときに、ブザー音とメーター内の表示灯
★
、またはディスプ
レイの表示
★
(→P. 205)で運転者に注意をうながします。
警告
■
車線逸脱警報機能について
●
車線逸脱警報機能は、車線逸脱を防止するものではありません。また、わき見
運転やぼんやり運転などの前方不注意、および雨、霧などの視界不良を補助す
るものではありません。車線の維持を車線逸脱警報機能に頼っていると、車線
逸脱による事故につながるおそれがあります。
●
車線逸脱警報機能が作動した場合は、周囲の状況に応じてハンドル操作を行う
などの適切な操作をしてください。
●
車線逸脱警報機能は路肩や側溝などの道路の端を認識して警報する機能では
ありません。
■
車線逸脱警報を作動させない場合
次のような条件では、車線逸脱警報を作動させない場合があります。
●
車線内を走行していないとき
●
カーブ内側にはみ出して走行してしまっているとき
●
車線幅が狭いとき
●
方向指示器を使用しているとき
●
急な操舵などにより、運転者に回避の意思があるとシステムが判断したとき
●
車線逸脱警報が作動してから約 7 秒間
KBTH450501
ピピッピピッ
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
234
4-5. 運転支援装置について
■
車線逸脱警報機能の作動条件
自車が次の条件を全て満たしたときに作動可能となります。
●
エンジンスイッチがイグニッション ON モード
●
車線逸脱警報 OFF 表示灯が消灯
●
スマートアシストの“停止”、または“故障”が表示されていない
●
車速が約 60 ㎞ /h 以上
●
フロントワイパーが低速作動・高速作動の位置以外
●
方向指示表示灯が消灯(方向指示表示灯が消灯してから約 7 秒間は作動しませ
ん)
●
直線または緩やかなカーブの道路を走行している
■
車線逸脱警報機能を停止するには
→ P. 204
■
カスタマイズ機能
ブザーの音量を変更することができます。
(ブザー音量設定:→ P. 97)
■
車線逸脱警報機能が適切に作動しないおそれのある状況
次の条件では白(黄)線を正確に認識できず、車線逸脱警報機能が適切に作動し
ないことがあります。
●
白(黄)線と道路表面の区別ができないときや、かすれたり汚れたりして見え
にくいとき
●
天候(雨・霧・雪など)により白(黄)線が見えにくいとき
●
路面に雪が残っていたり湿っているとき
●
前方から強い光(太陽光など)を受けているときや、強い光が道路に反射して
いるとき
●
トンネルの出入り口や、木、建物の影などで明るさが変化したとき
●
雨上がりなどで路面がぬれて光っているときや、水たまりがあるとき
●
木々や建物の影を走行するとき、ガードレールなどの影が道路上に映っている
とき
●
夜間で街灯のついていない道路を走行しているとき
知識
235
4-5. 運転支援装置について
4
運転
●
道路の状態(特に次のような場合)
・ 車線規制や仮設車線がある区間を走行するとき
・ 道路の修復や古い白(黄)線のため、アスファルトの継ぎ目や線状の補修痕、
白(黄)線のかすれや重複、タイヤ痕などがあるとき
・ 交差点や横断歩道など車線の数が増減している区間や車線が複雑に交差して
いる区間を走行するとき
・ 車線の幅が極端に狭いときや広いとき、または変化しているとき
・ 車両などが白(黄)線の一部を隠しているとき
・ 坂道や丘の頂上に近付いているとき
・ 段差などにより車両が大きく揺れたとき
・ 路上のもの(縁石・ガードレール・パイロンなど)を白(黄)線と認識したとき
・ 道路がうねって車線がゆがんで見えるときや先が見通せないとき
・ 舗装されていない道路や荒れた道路を走行するとき
・ 車線が二重に描かれている道路を走行するとき
・ 凍結路や積雪路など滑りやすい路面を走行するとき
・ 濡れた路面や積雪路でのタイヤの跡などがあるとき
・ 分岐・合流路などを走行するとき
・ 急なカーブのある道路を走行するとき
●
自車の状態により単眼カメラが正しく認識できないとき
(特に次のような場合)
・ ヘッドランプのレンズが汚れて照射が弱いときや光軸がずれているとき
・ フロントウインドウガラス外側が汚れ・泥・湿った雪に覆われているとき
・ ルーフ上に全長の長い荷物(サーフボードなど)を積んだりして、単眼カメ
ラの視界がさえぎられたとき
・ フロントウインドウガラス内側が曇っているとき
・ ワイパーのふき残しがあるとき
・ タイヤの空気圧が適正でないとき
・ 応急用タイヤ
★
やタイヤチェーンを装着しているとき
・ 指定サイズ以外のタイヤを装着しているとき
・ サスペンションを改造したとき
・ 重い荷物を積んで自車が傾いているとき
・ 先行車との車間距離が短いとき
・ 自車が白(黄)線に対してまっすぐに走行していないとき
・ 単眼カメラが高温になったとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
236
4-5. 運転支援装置について
先行車発進お知らせ機能
★
先行車発進お知らせ機能は、先行車の発進後に自車が停止し続けた場合
に、ブザー音とディスプレイの表示(→ P. 205)で運転者にお知らせ
します。
先行車に続いて停車中(車間距離が約 10 m 以内、かつ自車がしばらく
停車中)、先行車が発進して約 3m 以上進んでも自車が発進しないとき
に作動します。
警告
■
先行車発進お知らせ機能について
安全に発進できる状態を知らせたり、あらゆる状況での先行車の発進を知らせ
たりするものではありません。先行車発進お知らせ機能に頼らず、十分に安全
を確認して運転してください。
KBTH450401
ピピピッ
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
237
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
先行車発進お知らせ機能の作動条件
自車が次の条件を全て満たしたときに作動可能となります。
●
エンジンスイッチがイグニッション ON モード
●
スマートアシスト OFF 表示灯が消灯
●
スマートアシストの“停止”、または“故障”が表示されていない
●
シフトポジションが D・S
★
・B でブレーキペダルを踏んでいる、またはシフト
ポジションが N
●
停止してから数秒経過
●
フロントワイパーが低速作動・高速作動の位置以外
■
先行車発進お知らせ機能を停止するには
→ P. 204
■
カスタマイズ機能
●
ブザーの音量を変更することができます。
(ブザー音量設定:→ P. 97)
●
ブザー音が鳴るタイミングを変更することができます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 454)
■
先行車発進お知らせ機能が正常に作動しない場合
次のような場合は、先行車が発進していなくても機能が働いてしまう場合や、発
進していても作動が遅れたり、機能が働かない場合があります。
●
停止した先行車との間にオートバイなどが割り込んできたとき
●
天候や道路形状などにより先行車を認識出来ないとき
●
先行車を見失ったとき
●
シフトポジションが D・S
★
・B で、ブレーキペダルを踏んでいないとき
●
先行車との横位置がずれていた場合(オフセット量)
●
自車が停止した時に先行車が動いている場合
●
先行車が急発進や急旋回した場合
●
先行車がキャリアカーやゴミ収集車などの特殊車両や、形状が壁状でない車両
や黒い車両
●
汚れなどで、両方のリフレクタが十分見えていない先行車
●
大型車など地上高が高く、リフレクタの取り付け位置が高い先行車
●
でこぼこ道やオフロードなどの悪路を走行しているとき
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
238
4-5. 運転支援装置について
Stop & Start System (SMART STOP)
■
エンジンが停止する
シフトレバーを D で走行中、
エンジン停止が可能な状態に
なると、Stop & Start 表示灯
が点灯する
(→ P. 240)
ブレーキペダルを踏み減速すると、停車前もしくは停車後にエンジ
ンが自動的に停止する
Stop & Start 表示灯は点灯したままです。
■
エンジンが再始動する
ブレーキペダルから足を離すと、エンジンが再始動する
Stop & Start 表示灯が消灯します。
しばらく走行して、再びエンジン停止が可能な状態になると、Stop & Start 表
示灯が点灯します。
赤信号や交差点などで減速した際、停車前(約 7km/h)もしくは停車
後に燃費向上やアイドリング騒音低下のため、エンジンスイッチを操作
することなく、ブレーキペダルの操作によってエンジンを停止・再始動
させるシステムです。
KBTH460101
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