Toyota Roomy (2017 year). Manual japanese — part 26
399
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
充電系統の異常
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
エンジンオイル圧力の異常
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
エンジン冷却水高温異常
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。
エンジン電子制御システムの異常
電子制御スロットルの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
オートマチックトランスミッション電子制御シス
テムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(赤色)
(点滅)
400
8-2. 緊急時の対処法
SRS エアバッグシステムの異常
プリテンショナー付きシートベルトシステムの
異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ABS の異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
電圧不足・エレクトリックパワーステアリングの
オーバーヒート
ハンドルが重くなった場合は、警告ブザーが鳴り
ます。
→ ハンドル操作が重くなりますので、しばらくハン
ドル操作をひかえてください。約 10 分経過する
と通常の重さにもどります。
スマートアシストⅡ
★
の異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(赤色)
(黄色)
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
401
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
ブレーキアシストの異常
VSC システムの異常
TRC システムの異常
ヒルスタートアシストコントロールの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
クルーズコントロールの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
Stop & Start システムの異常
スターターの交換時期
バッテリーの交換時期
バッテリーの交換時期の場合は、数秒間表示され
ます。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
自動光軸調整システムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
キーフリーシステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(黄色)
(点滅)
402
8-2. 緊急時の対処法
ブレーキオーバーライドシステムが作動
→ アクセルペダルから足を離してください。
車両通信システムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
いずれかのドアが確実に閉まっていない
開いているドアが表示されます。
各ドアが確実に閉まっていない状態のまま、車速
が約 5 km/h (スライドドアは約 3km/h)をこ
えたときにはブザーが鳴ります。
→ 全ドアを閉める
燃料の残量が 2WD 車は 5.4L 以下、4WD は 6.6L
以下になった
→ 燃料を補給する
シートベルト締め忘れ
警告ブザーが鳴ります。
運転席、助手席は車速が約 20 ㎞ /h をこえたと
きに表示されます。
後席は車速が約 5 ㎞ /h をこえてシートベルトを
はずしたときに表示されます。
→ シートベルトを着用する
警告メッセージ
警告内容・対処方法
403
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
パーキングブレーキが解除されていない
パーキングブレーキをかけたまま、車速が約 5
km/h をこえたときには警告ブザーが鳴ります。
→ パーキングブレーキを解除する
※ 1
衝突警報機能(対車両・対歩行者)が作動
★
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)が作動
★
誤発進抑制制御機能が作動
★
警告ブザーが鳴ります。
→ 周囲の状況を確認し、ブレーキペダルを踏むなど
適切な運転をする
※ 2
後方誤発進抑制制御機能が作動
★
警告ブザーが鳴ります。
→ 周囲の状況を確認し、ブレーキペダルを踏むなど
適切な運転をする
先行車発進お知らせ機能が作動
★
警告ブザーが鳴ります。
→ 周囲の安全を確認し、車両を発進させる
車線逸脱警報機能が作動
★
警告ブザーが鳴ります。
→ 周囲の安全を確認し、ハンドルを操作して車両を
車線内に戻す
※ 1
衝突回避支援ブレーキ機能の 1 次ブレーキ・2 次ブレーキ、誤発進抑制
制御機能のエンジン出力抑制制御が作動したとき点灯します。
※ 2
後方誤発進抑制制御機能のエンジン出力制御が作動したとき点灯しま
す。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
404
8-2. 緊急時の対処法
VSC が作動
→ 特に慎重な運転をする
車幅灯点灯時に、運転席ドアを開けた
警告ブザーが鳴ります。
→ 車幅灯を消灯する
停車時、ハンドルが左、または右に操作されている
→ タイヤの向きを確認し、安全に車両を発進させる
外気温が約 3 ℃以下になった
→ 路面凍結の可能性があるため、路面状況を確認し
慎重な運転をする
走行してから約 1 時間 30 分経過した
→ 駐車し、休憩することをおすすめします。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
405
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
■
警告メッセージについて
文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示とは異
なる場合があります。
■
警告メッセージの表示について
●
エンジンスイッチがイグニッションONモードのときにENTERスイッチを押す
と、警告メッセージが非表示になります。
●
ENTER スイッチを押して警告メッセージを非表示にしても、次の警告メッセー
ジは数秒後に表示されます。
・ ブレーキシステム故障
・ ブレーキ液量低下
・ 充電システム故障
・ エンジン油圧低下
・ エンジン冷却水高温
■
車線逸脱警報機能について
★
次のような場合は、車線を逸脱しても、警告メッセージが表示されないおそれが
あります。
●
作動条件以外の車速で走行しているとき
●
走行中の白(黄)線が認識できなくなったとき
また、その他にも、システムが正常に作動しない場合があります(→ P. 234)
■
「凍結注意」の警告メッセージについて
●
凍結注意の警告メッセージは目安です。必ず路面状況を確認してください。
●
エンジンスイッチをイグニッションONモードにしたとき、外気温がすでに3 ℃
以下の場合、表示されません。
●
警告メッセージがいったん表示されると、外気温が 4 ℃以上にあがってから、3
℃以下に下がらないと再び表示されません。
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
406
8-2. 緊急時の対処法
それぞれの対処方法に従って処置し、キーフリーシステムの警告メッ
セージが消灯するのを確認してください。
ただちに処置してください。
警告ブザー
(車内)
警告メッセージ
警告内容・対処方法
−
電子カードキーを携帯していない
状態でエンジンを始動しようとし
た
→ 電子カードキーを携帯する
※
5 回
エンジンスイッチがアクセサリー
モードまたは ON モードのときに
いずれかのドアを開けて、電子カー
ドキーを車外に持ち出し、ドアを閉
めた
・ 警告ブザーが鳴ります。
→ 電子カードキーを携帯して乗車す
る
−
車内に電子カードキーを置いたま
ま、キーフリーシステムのロック/
アンロックスイッチでドアを施錠
しようとした
→ 車内から電子カードキーを取り出
したあと、再度施錠する
※
電子カードキーが車内にあってもエンジンが始動しない場合は、電池が
切れている可能性があります。(→ P. 358)
(高速点滅)
(高速点滅)
407
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
−
車内に電子カードキーを置いたま
ま、運転席ドアを開き、ロックレ
バーを施錠側にしてドアハンドル
を引いたままドアを閉めて施錠し
ようとした
→ 車内から電子カードキーを取り出
したあと、再度施錠する
−
電子カードキーを携帯していない
状態で 2 回エンジンをかけようと
した
→ 電子カードキーを携帯する
−
自動でエンジンスイッチが OFF に
なった
・ エ ン ジ ン ス イ ッ チ が ア ク セ サ
リーモードのときは 1 時間以上、
ON モードのときは 20 分以上経
過すると表示されます。
→ 次回エンジン始動時にエンジン回
転数を少し高めにし、約 5 分間そ
の回転を保持しバッテリーを充電
する
3 回
電子カードキーの電池切れが近い
ときにエンジンスイッチを OFF に
した
・ 警告ブザーが鳴ります。
→ 新しい電池に交換する
※
(→ P. 358)
−
エンジンスイッチを押してステア
リングロックが解除できなかった
→ ブレーキペダルを踏んでハンドル
を左右にまわしながらエンジンス
イッチを押す
※
電池切れが近い状態を継続すると、エンジンスイッチをアクセサリー
モードまたは ON モードにしたときも点滅します。
警告ブザー
(車内)
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
408
8-2. 緊急時の対処法
■
警告メッセージについて
→ P. 405
■
警告メッセージの表示について
→ P. 405
■
警告ブザーについて
状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。
−
シフトレバーが P または N 以外の
状態でエンジンスイッチを OFF に
した
→ シフトレバーを P にする
−
エンジンスイッチがアクセサリー
モードまたは ON モードのときに、
キーフリーシステムのロック/ア
ンロックスイッチでドアを施錠し
ようとした
→ エンジンスイッチを OFF にして施
錠する
知識
警告ブザー
(車内)
警告メッセージ
警告内容・対処方法
409
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
それぞれの対処方法に従って処置し、Stop & Start システムの警告メッ
セージが消灯するのを確認してください。
■
警告メッセージについて
→ P. 405
■
警告メッセージの表示について
→ P. 405
■
警告ブザーについて
→ P. 408
ただちに処置してください。
警告ブザー
(車内)
警告メッセージ
警告内容・対処方法
連続音
(約 5 秒間)
(高速点滅)
Stop & Start システムによるエ
ンジン停止中に運転席シートベル
トをはずした
・ 警告ブザーが鳴ります。
→ 運転席シートベルトを着用する
連続音
(約 5 秒間)
(高速点滅)
Stop & Start システムによるエ
ンジン停止中に運転席ドアを開け
た
・ 警告ブザーが鳴ります。
→ 運転席ドアを閉める
知識
410
8-2. 緊急時の対処法
“スマアシ停止”が表示されたときは
(スマートアシストⅡ装着車)
スマートアシストⅡの機能が低下すると、“スマアシ停止”と機能低下
コードがディスプレイに表示されます。表示された場合は、次のように
対処してください。
また、TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車は、機
能低下のメッセージを表示することができます。(→ P. 82)
機能低下コード一覧
機能低下コード
メッセージ
※ 2
警告内容・対処方法
※ 1
※ 2
レーザーレーダー(車両前側)
の窓部が汚れている
→ センサー窓部を清掃し、原因状
態が解消されると復帰
※ 1
※ 2
・ フロントワイパーを“低速”
または“高速”で作動してい
る
・ 西日などの前方からの強い
光を受けている
・ 悪天候(強い雨・吹雪・濃霧
など)のとき
→ 原因状態が解消されると復帰
※ 1
※ 2
レーザーレーダー(車両前側)
内が高温になった
→ 原因状態が解消されると復帰
エンジン始動後、2次ブレーキ
が3回作動した
→ 安全な場所に停車し、エンジン
スイッチを OFF にした後、再
度エンジンスイッチをイグニッ
ション ON モードにする
411
8-2. 緊急時の対処法
8
万
一
の
場
合
に
は
※ 1
※ 2
スマートアシスト初期学習中
→ しばらく走行すると復帰
※ 1
※ 2
ソナー部(車両後側)に雪氷や泥
が付着している
→ ソナー部を清掃し、原因状態が
解消されると復帰
※ 1
※ 2
フロントワイパーを“高速”で作
動している
→ 原因状態が解消されると復帰
※ 1
※ 2
フロントウインドウガラスの汚
れなどで単眼カメラが前方を認
識できない
→ フロントウインドウガラスを
清掃し、原因状態が解消される
と復帰
※ 1
マルチインフォメーションディスプレイ装着車
※ 2
TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車
機能低下コード
メッセージ
※ 2
警告内容・対処方法
412
8-2. 緊急時の対処法
※ 1
※ 2
単眼カメラ内が高温になった
→ 原因状態が解消されると復帰
※ 1
マルチインフォメーションディスプレイ装着車
※ 2
TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車
機能低下コード
メッセージ
※ 2
警告内容・対処方法
413
8
万
一
の
場
合
に
は
8-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは
(タイヤパンク応急修理キット装着車)
タイヤパンク応急修理キット装着車には、スペアタイヤが搭載されてい
ません。
タイヤがパンクしたときは、タイヤパンク応急修理キットで応急修理す
ることができます。釘やネジなどが刺さった程度の軽度なパンクを応急
修理できます。(パンク修理剤ボトル 1 本につき、応急修理できるタイ
ヤは 1 本です)パンクしたタイヤの損傷状況により、応急修理キットで
は応急修理できない場合があります。(→ P. 414)
タイヤパンク応急修理キットで応急修理したタイヤの修理・交換につい
ては、トヨタ販売店にご相談ください。タイヤパンク応急修理キットに
よる応急修理は、一時的な処置です。できるだけ早くタイヤを修理・交
換してください。
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
414
8-2. 緊急時の対処法
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P に入れる
●
エンジンを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる
●
タイヤの損傷程度を確認する
釘やネジなどが刺さっている場合
のみ、タイヤを応急修理してくださ
い。
・ タイヤに刺さっている釘やネジ
などは抜かないでください。抜い
てしまうと穴が大きくなりすぎ、
応急修理ができなくなることが
あります。
・ パンク修理剤がもれないようにするため、パンク箇所が分かっている
場合は、パンク箇所が上になるように車両を移動してください。
■
応急修理キットで修理できないパンク
次の場合は、応急修理キットでは応急修理できません。トヨタ販売店にご連絡く
ださい。
●
タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき
●
タイヤ側面など、接地面以外に穴や損傷があるとき
●
タイヤがホイールから明らかにはずれているとき
●
タイヤに 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき
●
ホイールが破損しているとき
●
2 本以上のタイヤがパンクしているとき
●
1 本のタイヤに 2 箇所以上の切り傷や刺し傷があるとき
応急修理する前に
KBTH820502
知識
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