Toyota Alphard (2017 year). Manual japanese — part 10
143
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
走行中の警告
●
走行中はバックドアを閉めてください。開けたまま走行すると、バックドアが
車外のものに当たったり荷物が投げ出されたりして、思わぬ事故につながるお
それがあります。また、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害や死亡につ
ながるおそれがあります。走行前にバックドアが閉まっていることを必ず確認
してください。
●
走行前にバックドアが完全に閉まっていることを確認してください。バックド
アが完全に閉まっていないと、走行中にバックドアが突然開き、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
●
ラゲージルームには絶対に人を乗せないでください。急ブレーキをかけたとき
や衝突したときなどに、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
■
お子さまを乗せているときは
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ラゲージルームでお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。
●
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするお
それがあります。(パワーバックドア装着車はパワーバックドアメインスイッ
チを OFF にすることでパワーバックドアは作動しません)
144
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
バックドアの操作にあたって
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害につながるおそれがあり
危険です。
●
バックドアを開ける前に、バックドアに貼り付いた雪や氷などの重量物を取り
除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがありま
す。
●
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
●
人がいるときは、安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてくだ
さい。
●
強風時の開閉には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがありま
す。
●
バックドアダンパーステーを持ってバックドアを閉めたり、ぶらさがったりし
ないでください。
手を挟んだり、バックドアダンパーステーが破損したりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにバックド
アが突然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのア
クセサリー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめしま
す。
●
半開状態で使用すると、バックドアが突然
閉じて重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。傾斜地では、平坦な場所よりもバッ
クドアの開閉がしにくく、急にバックドア
が開いたり閉じたりするおそれがありま
す。必ずバックドアが全開で静止している
ことを確認して使用してください。
●
バックドアを閉めるときは、指などを挟ま
ないよう十分注意してください。
●
バックドアは必ず外から軽く押して閉め
てください。バックドアグリップを持った
ままバックドアを閉めると、手や腕を挟む
おそれがあります。
145
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
警告
■
バックドアイージークローザー
★
について
●
イージークローザーは、パワーバックドアメインスイッチが OFF のときにも
作動するため、指などの挟みこみには十分注意してください。
■
パワーバックドアについて(パワーバックドア装着車)
パワーバックドアの操作時は、次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
周辺の安全を確かめ、障害物がないか、身のまわりの品が挟み込まれる危険が
ないか確認してください。
●
人がいるときは、作動させる前に安全を確認し、動かすことを知らせる「声か
け」をしてください。
●
自動開閉中にパワーバックドアメインスイッチを OFF にすると、作動が停止
し手動操作に切りかわります。この場合、バックドアが急に開いたり閉じたり
するおそれがあるので、十分注意してください。
●
自動開閉中に作動可能条件を満たさなくなったときは、ブザーが鳴り、作動が
停止し手動操作に切りかわる場合があります。
この場合、坂道などの傾斜した場所ではバックドアが急に開いたり閉じたりす
るおそれがあるので十分注意してください。
●
傾斜した場所では、開いたあとにドアが突然閉じる場合があります。必ずドア
が全開で静止していることを確認してください。
●
次のような場合、システムが異常と判断して自動作動が停止し、手動操作に切
りかわることがあります。この場合、バックドアが急に開いたり閉じたりする
おそれがあるので、十分注意してください。
・ 自動作動中、障害物に干渉したとき
・ ハイブリッドシステム停止時でパワーバックドアが自動作動していると
きに、パワースイッチを ON モードにしたりハイブリッドシステムを始
動したりして、補機バッテリー電圧が急に低下したとき
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
●
バックドアが半ドア状態になったとき、
イージークローザーが動き自動で完全に
閉まります。また、作動し始めるまでに数
秒かかります。指などを挟まないように注
意してください。骨折など重大な傷害を受
けるおそれがあります。
146
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
●
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、自動で作動できずにパ
ワーバックドアが故障したり、開いたあとにドアが突然閉じて、手・頭・首な
どを挟むおそれがあります。
バックドアへのアクセサリー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用すること
をおすすめします。
■
挟み込み防止機能(パワーバックドア装着車)
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
挟み込み防止機能を故意に作動させようとして、体の一部を挟んだりしないで
ください。
●
挟み込み防止機能は、バックドアが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。指などを挟まないように注意してください。
●
挟み込み防止機能は、挟まれるものの形状や挟まれかたによっては作動しない
場合があります。指などを挟まないように注意してください。
注意
■
ダンパーステーについて
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられてい
ます。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
●
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異
物をステーのロッド部(棒部)に付着させ
ない
●
ロッド部を軍手などでふれない
●
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセ
サリー用品を付けない
●
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけ
たりしない
147
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
注意
■
バックドアイージークローザー
★
の故障を防ぐために
●
イージークローザーの作動中は無理な力をかけないでください。無理な力をか
けると、イージークローザーの故障の原因となります。
●
バックドアの開け閉めを短時間にくり返すとイージークローザーが作動しな
いことがあります。この場合、いったんバックドアを開け、少し時間をおいて
から閉めなおすと作動します。
■
パワーバックドアの故障を防ぐために(パワーバックドア装着車)
●
パワーバックドアを作動させる前に、凍結によるバックドアの貼り付きがない
ことを確認してください。バックドアに無理な力がかかっている状態で作動さ
せると、故障の原因になります。
●
パワーバックドアの作動中は、バックドアに無理に力をかけないでください。
●
パワーバックドア左右端部のセンサー(→ P. 142)を刃物などの鋭利なもの
で傷付けないように注意してください。センサーが切断されると自動で閉める
ことができなくなります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
148
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
スマートエントリー&スタートシステム
●
ドアを解錠・施錠する (
→
P. 113)
●
スライドドアを開閉する (
→
P. 121)
●
バックドアを解錠・施錠する (
→
P. 137)
●
ハイブリッドシステムを始動する(
→
P. 222)
■
アンテナの位置
■
作動範囲(電子キーの検知エリア)
電子キーをポケットなどに携帯すると、次の操作が行えます。
(必ず運転
者が携帯してください)
知識
車外アンテナ
車内アンテナ
1
2
:ドアの施錠・解錠時
ドアハンドルから周囲約 70cm 以内で
電子キーを携帯している場合に作動しま
す。
(電子キーを検知しているドアハンド
ルのみ作動します)
:ハイブリッドシステム始動時またはパ
ワースイッチのモード切りかえ時
車内で電子キーを携帯している場合に作
動します。
149
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
警告音と警告表示について
誤操作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、警告音が鳴ったり、マルチイ
ンフォメーションディスプレイに警告が表示されることがあります。
警告が表示されたときは、ディスプレイの表示をもとに適切に対処してくださ
い。(→ P. 499)
警告音のみが鳴る場合の状況と対処方法は次のとおりです。
■
マルチインフォメーションディスプレイに「スマートエントリー&スタートシス
テム故障 取扱書を確認」が表示されたときは
システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。
■
節電機能
長期駐車時に電子キーの電池と車両の補機バッテリーあがりを防止するため、節
電機能が働きます。
●
次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がか
かる場合があります。
・ 車の外約 2m 以内に電子キーを 10 分以上放置した
・ 5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった
●
14 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった場合、運
転席以外での解錠ができなくなります。この場合は、運転席のドアハンドルを
握る、もしくは、ワイヤレス機能、メカニカルキーで解錠してください。
警告音
状況
対処方法
車外から“ピー”と
5 秒間鳴る
いずれかのドアが開いて
いるときにスマートエン
トリー&スタートシステ
ムもしくは、ワイヤレス
機能で施錠しようとした
全ドアを閉めたあと、再
度施錠する
車内から“ピー、ピー”と
鳴り続ける
運転席ドアが開いている
状態でパワースイッチを
アクセサリーモードにし
た(アクセサリーモード
のとき運転席ドアを開い
た)
パワースイッチを OFF
にしたあと、運転席ドア
を閉める
150
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
電子キーの節電モードについて
節電モードに設定すると、電子キーによる、電波の受信待機を停止し、電子キー
の電池の消耗を抑えることができます。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
電子キーの
を押しながら、
を
2 回押し、電子キーのインジケータが4回光
ることを確認してください。
節電モード中は、スマートエントリー & ス
タートシステム・ウェルカムパワースライド
ドア
★
を使用できません。節電モードを解除
するには、電子キーのいずれかのスイッチを
押してください。
X
タイプ A
X
タイプ B
151
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
機能が正常に働かないおそれのある状況
スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のよ
うな場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタート
システムやワイヤレスリモコン、イモビライザーシステムが正常に作動しない場
合があります。(対処方法:→ P. 533)
●
電子キーの電池が消耗しているとき
●
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空
港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
●
電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア
●
近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
●
電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき
・ 無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器
・ 他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
・ パソコンや携帯情報端末(PDA など)
・ デジタルオーディオプレーヤー
・ ポータブルゲーム機器
●
リヤウインドウガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
●
充電器など電子機器の近くにキーを置いた場合
152
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
■
ご留意いただきたいこと
●
電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のようなときは正しく
作動しないことがあります。
・ 施錠・解錠時、電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎている、
または地面の近くや高い場所にある
・ ハイブリッドシステム始動時やパワースイッチの切りかえ時、電子キーがイ
ンストルメントパネルやフロア上、またはグローブボックス内などに置かれ
ている
●
インストルメントパネル上面・ドアポケット付近に電子キーを置いたまま車外
に出ると、電波の状況によっては車外アンテナに検知され車外から施錠でき、電
子キーが車内に閉じ込められるおそれがあります。
●
電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でも施錠・解
錠できます。ただし、電子キーを検知しているドア以外は解錠しません。
●
車外でも電子キーがドアガラスに近付いていると、ハイブリッドシステムを始
動できることがあります。
●
電子キーが作動範囲内にあるとき、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水
がかかると、ドアが施錠・解錠することがあります。
(ドアの開閉操作がなけれ
ば、解錠されても約 30 秒後に自動で施錠します)
●
ワイヤレスリモコンなどでの施錠時にキーが車両の近くにあると、スマートエ
ントリー&スタートシステムでの解錠ができないことがあります。
(ワイヤレス
リモコンを使用すると解錠できます)
●
手袋を着用していると施錠・解錠しないことがあります。
●
ロック操作は、連続で 2 回まで有効です。3 回目以降はロック操作しません。
※
※
カスタマイズ機能により、操作方法を変更できます。(→ P. 559)
●
電子キーを携帯したまま洗車をすると、水がドアハンドルにかかったときに施
錠・解錠をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をしてください。
・ キーを車両から 2m 以上離れた場所に置く(盗難に注意し保管してくださ
い)
・ キーを節電モードに設定してスマートエントリー&スタートシステムの作動
を停止する(→ P. 150)
●
洗車機での洗車中にキーが車内にあると、水がドアハンドルにかかったときに、
マルチインフォメーションディスプレイに警報が表示され車外のブザーが吹鳴
することがあります。全てのドアを施錠すると警報は止まります。
●
ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着すると、センサーが反応しないこと
があります。その場合は氷や雪、泥を取り除いて再度操作してください。
●
すばやいドアハンドル操作や、車外アンテナの作動範囲内へ入ってすぐのドア
ハンドル操作では、解錠しないことがあります。センサーにふれ解錠したこと
を確認してからドアハンドルを引いてください。
●
作動範囲内に他の電子キーがあると、解錠に時間がかかることがあります。
153
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
3
各部の操作
■
長期間運転しないとき
●
盗難防止のため、電子キーを車両から 2m 以上離しておいてください。
●
あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができ
ます。(
→
P. 559)
■
システムを正しく作動させるために
電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合
は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、シ
ステムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ
込み防止機能が働かないこともあります)
■
スマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しないとき
●
ドア・バックドアの解錠・施錠:→ P. 533
●
ハイブリッドシステムの始動:→ P. 533
■
ウェルカムパワースライドドア
★
の作動について
→ P. 128
■
カスタマイズ機能
スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするなどの変更ができます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 559)
■
カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき
●
ドアの解錠・施錠:ワイヤレス機能、またはメカニカルキーを使ってドアの解
錠・施錠ができます。(→P. 533)
●
ハイブリッドシステムの始動・パワースイッチのモード切りかえ:→ P. 533
●
ハイブリッドシステムの停止:→ P. 223
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
154
3-2. ドアの開閉、ロックのしかた
警告
■
電波がおよぼす影響について
●
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器を装着されている方は、室内アンテナ・車外アンテナ
(→ P. 148)から約 22cm 以内に近付かないようにしてください。電波に
より植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネ
レータおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。
●
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器以外の医療用電気機器をお使いの方は、電波による影
響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波が医
療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。
スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
155
3
各部の操作
3-3. シートの調整
フロントシート
X
マニュアルシート装着車
前後位置調整
リクライニング調整
シート全体の上下調整
(運転席のみ)
X
パワーシート装着車(運転席)
調整のしかた
1
2
3
前後位置調整
リクライニング調整
クッション前端の上下調整
シート全体の上下調整
1
2
3
4
156
3-3. シートの調整
X
パワーシート装着車(助手席)
■
パワーイージーアクセスシステム
★
パワースイッチのモード切りかえ・運転席のシートベルト脱着に連動して、運転席
シートが動きます。(→ P. 173)
前後位置調整
リクライニング調整
オットマン角度調整/格納
1
2
3
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
157
3-3. シートの調整
3
各部の操作
警告
■
シートを調整するとき
●
同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。
●
シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
■
リクライニング調整について
●
走行中は背もたれを必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
シート調整後はシートが確実に固定されていることを確認してください。
(マニュアルシート)
■
運転席からの助手席操作について(助手席側面スイッチ装着車)
助手席に乗員がいるときは操作をしないでください。また、操作中は、助手席
に座らないでください。
足を挟むなどして助手席乗員がけがをするおそれがあります。
■
前後位置調整やオットマン
★
の操作をするときは
足元のスペースを確保し足を挟まないように注意してください。
■
オットマン
★
の使用について
●
走行中は角度調整をしないでください。
急ブレーキをかけたときや衝突したときなどに、生命にかかわる重大な傷害を
受けるおそれがあり危険です。
●
オットマン部分に座らないでください。
シートベルトが適切に着用できないため、急ブレーキや事故のときに体がシー
トから投げ出され、重大な傷害を受けたり最悪の場合死亡につながるおそれが
あります。
●
オットマンの上には絶対にのらないでください。
オットマンが破損し、転倒などして生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれ
があり危険です。
●
つまずいてけがをするのを防ぐため、車を乗り降りする際はオットマンを格納
してください。
●
格納するときにシートの下に手や足を入れないでください。挟まれてけがをす
るおそれがあります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
158
3-3. シートの調整
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
注意
■
運転席からの助手席操作について(助手席側面スイッチ装着車)
操作するときは助手席の上や足元に作動をさまたげるものがないことを確認し
てください。シートに無理な力がかかり故障するおそれがあります。
■
オットマン
★
の故障を防ぐために
●
足元のスペースを確保しオットマンの作動をさまたげないようにしてくださ
い。
●
オットマン部分に重いものをのせないでください。
●
オットマンを上げているときに、下にものを置かないでください。格納時にも
のを挟み破損するおそれがあります。
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