Toyota Mirai (2017 year). Manual japanese — part 22
335
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
車体を下げる
図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける
締め付けトルク:
103 N・m (1050 kgf・cm)
センターオーナメントを取り付ける
すべての工具・ジャッキを収納する
警告
■
ジャッキや工具を使用したあとは
走行前に正しい位置に格納されているか確認してください。正しく格納されて
いないと、事故や急ブレーキの際、重大な傷害につながるおそれがあり危険で
す。
336
7-2. 簡単な点検・部品交換
タイヤ空気圧について
■
タイヤ空気圧が適正でない場合
適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。
●
燃費の悪化
●
乗り心地や操縦安定性の低下
●
摩耗によるタイヤ寿命の低下
●
安全性の低下
ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。
■
タイヤ空気圧の点検のしかた
タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。
●
タイヤが冷えているときに点検する
●
タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正かどうか判断できません。
●
走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。
タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。
知識
337
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
警告
■
タイヤの性能を発揮するために
適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
過度の摩耗
●
偏摩耗
●
操縦安定性の低下
●
タイヤの過熱による破裂
●
タイヤとホイールのあいだからの空気もれ
●
ホイールの変形、タイヤの損傷
●
走行時にタイヤが損傷する可能性の増大
(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)
注意
■
タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは
タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。
バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気がもれ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。
338
7-2. 簡単な点検・部品交換
エアコンフィルターの交換
パワースイッチを OFF にする
グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす
グローブボックス右側面を内側
に押して右上部のツメをはずし、
左側面を内側に押して左上部の
ツメをはずす
グローブボックスを全開位置か
らさらに下げて、下部のツメをは
ずして取りはずす
エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期的
に交換してください。
交換のしかた
339
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
フィルターカバーを取りはずす
フィルターを取りはずし、新しい
フィルターと交換する
「↑ UP」マークの矢印が上を向くよう
に取り付けます。
■
エアコンフィルターの交換について
エアコンフィルターは次の時期を目安に交換してください。
20,000km[10,000km
※
] ごと
※
大都市や寒冷地など、交通量や粉じんの多い地区
■
エアコンの風量が減少したとき
フィルターの目詰まりが考えられますので、フィルターを交換してください。
知識
注意
●
フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。
●
フィルターは交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。
340
7-2. 簡単な点検・部品交換
電子キーの電池交換
●
マイナスドライバー
●
小さいマイナスドライバー
●
リチウム電池 CR2032
メカニカルキーを抜く(→P. 116)
カバーをはずす
傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端にテープなどを巻いて保
護してください。
消耗した電池を取り出す
新しい電池は、+極を上にして取り付
けます。
取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける
電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。
用意するもの
電池交換のしかた
341
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
■
リチウム電池 CR2032 の入手
電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。
■
電子キーの電池が消耗していると
次のような状態になります。
●
スマートエントリー&スタートシステム・ワイヤレス機能が作動しない
●
作動距離が短くなる
知識
警告
■
取りはずした電池と部品について
お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
■
交換後、正常に機能させるために
次のことを必ずお守りください。
●
ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。
●
電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない
●
電極を曲げない
342
7-2. 簡単な点検・部品交換
ヒューズの点検・交換
パワースイッチを OFF にする
ヒューズボックスを開ける
X
モータールーム
ツメを押しながら、カバーを持ち
上げる
X
助手席足元
足元のカバーを取りはずす
ヒューズボックスカバーを取り
はずす
ランプがつかないときや電気系統の装置が働かないときは、ヒューズ切
れが考えられます。ヒューズの点検を行ってください。
343
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
ヒューズを引き抜く
ヒューズはずしでヒューズを引
き抜くことができます。
ヒューズが切れていないか点検
する
正常
ヒューズ切れ
ヒューズボックスの表示に従い、規
定容量のヒューズに交換します。
■
ヒューズを交換したあとは
●
交換してもランプ類が点灯しないときは、電球を交換してください。
(→ P. 345)
●
交換しても再度ヒューズが切れる場合は、トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
■
補機バッテリーからの回路に過剰な負荷がかかると
配線が損傷を受ける前にヒューズが切れるように設計されています。
■
電球(バルブ)を交換するとき
この車両に指定されているトヨタ純正品のご使用をおすすめします。一部の電球
は過電流を防止する専用回路に接続されているため、この車両指定のトヨタ純正
品以外は使用できない場合があります。
知識
344
7-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
車の故障や、車両火災を防ぐために
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。
●
規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。
●
必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。
●
ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。
注意
■
ヒューズを交換する前に
ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。
345
7-2. 簡単な点検・部品交換
7
お手入れのしかた
電球(バルブ)の交換
●
ランプ類が完全に冷えた状態で作業してください。
●
けが防止のため、手袋など保護具を使用することをおすすめします。
切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 408)
次に記載する電球は、ご自身で交換できます。部品が破損するおそれが
あるので、トヨタ販売店で交換することをおすすめします。
リヤフォグランプ
★
の電球交換は車両下側から行うことになるため、無
理な姿勢で作業しないように、十分な広さのある場所で行ってください。
また、狭いところに手を入れて作業するため、確実に取りつけることが
できない場合があります。トヨタ販売店で交換することをおすすめしま
す。
電球を交換するとき
電球の用意
バルブ位置
リヤフォグランプ
★
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
346
7-2. 簡単な点検・部品交換
■
リヤフォグランプ
★
リヤフォグランプは、リヤバンパー裏側の狭い場所に取り付けられて
いるため、次のことをお守りください。
・ 車の部品などでけがをしないように、手袋など保護具を使用する
(→ P. 349)
リヤフォグランプ下側のアン
ダ ー カ バ ー 固 定 ス ク リ ュ ー
(7 本)をはずす
アンダーカバーをめくる
ソケットを取りはずす
リヤバンパー下部から手を入
れてソケットを取りはずす
電球交換のしかた
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
347
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
電球を取りはずす
新しい電球を取り付け、ソケッ
トを取り付ける
新しい電球を取り付ける
ソケットを取り付ける
アンダーカバーをもとにもど
す
ア ン ダ ー カ バ ー 固 定 ス ク
リュー(7 本)を取り付ける
348
7-2. 簡単な点検・部品交換
■
次の電球を交換するには
次のランプが切れたときは、トヨタ販売店で交換してください。
●
ヘッドランプロービーム
●
ヘッドランプハイビーム
●
車幅灯/ LED デイライト
●
フロント方向指示灯/非常点滅灯
●
サイド方向指示灯/非常点滅灯
●
尾灯
●
制動灯
●
リヤ方向指示灯/非常点滅灯
●
ハイマウントストップランプ
●
番号灯
●
後退灯
■
LED ランプについて
リヤフォグランプ以外のランプは、数個の LED で構成されています。もし LED
がひとつでも点灯しないときは、トヨタ販売店で交換してください。
■
レンズ内の水滴と曇り
レンズ内の一時的な曇りは、機能上問題ありません。ただし、次のようなときは、
トヨタ販売店にご相談ください。
●
レンズ内側に大粒の水滴が付いている
●
ランプ内に水がたまっている
■
電球(バルブ)を交換するとき
→ P. 343
知識
349
7-2. 簡単な点検・部品交換
お手入れのしかた
7
警告
■
リヤフォグランプ
★
の電球を交換するとき
●
必ずFCシステムを停止し、ランプを消灯してください。消灯直後は高温になっ
ているため、交換しないでください。やけどをすることがあります。
●
電球のガラス部を素手でふれないでください。
やむを得ずガラス部を持つ場合は、電球に油脂や水分を付着させないために、
乾いた清潔な布などを介して持ってください。
また、電球を傷付けたり、落下させたりすると球切れや破裂することがありま
す。
●
電球や電球を固定するための部品はしっかり取り付けてください。取り付けが
不十分な場合、発熱や発火、またはランプ内部への浸水による故障や、レンズ
内に曇りが発生することがあります。
■
お車の故障や火災を防ぐために
電球が正しい位置にしっかりと取り付けられていることを確認してください。
●
車の部品などでけがをしないように手袋
など保護具を使用してください。
部品の端などでけがをするおそれがあり
危険です。
★
:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。
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7-2. 簡単な点検・部品交換
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