Toyota Mirai (2017 year). Manual japanese — part 10
143
4-3. シートの調整
4
各部の操作
■
ヘッドレストを取りはずすとき
■
ヘッドレストの高さについて (フロント席)
■
リヤ席について
使用するときは、常に格納位置から上げた位置にしてください。
知識
解除ボタンを押しながら取りはずします。
ヘッドレストが天井にあたって取りはずし
にくいときは、シートの高さや角度をかえて
ください。(→ P. 135)
必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上のあたりになるよう調整してください。
警告
■
ヘッドレストについて
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する
●
ヘッドレストを必ず正しい位置に調整する
●
ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する
●
ヘッドレストをはずしたまま走行しない
解除ボタン
144
4-4. ハンドル位置・ミラー
ハンドル
スイッチを操作すると、ハンドルを次の方向に動かします。
上方へ
下方へ
手前へ
前方へ
ハンドルの
周辺部を押すと
ホーンが鳴ります。
■
ハンドル位置調整の作動条件
パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのとき
※
※
運転席シートベルトを装着していれば、パワースイッチのモードにかかわら
ず、ハンドルの調整ができます。
■
ハンドル位置の自動調整
お好みのハンドル位置をポジションメモリーに登録すると、自動で調整されま
す。(→ P. 138)
■
パワーイージーアクセスシステム
パワースイッチのモード切りかえ・運転席シートベルトの脱着に連動して、ハン
ドルとシートが動きます。(→ P. 137)
調整のしかた
ホーン(警音器)
知識
145
4-4. ハンドル位置・ミラー
4
各部の操作
■
補機バッテリーを再接続したときは
ハンドルの位置が自動で調整されないことがあります。初期設定として、パワー
スイッチを ON モードにしてから OFF にして、もう一度 ON モードにしてくだ
さい。
警告
■
走行中
走行中はハンドル位置の調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。
146
4-4. ハンドル位置・ミラー
インナーミラー
運転姿勢に合わせてインナーミラーの高さを調整することができます。
インナーミラー本体を持って、上下
方向に調整する
後続車のヘッドランプのまぶしさに応じて反射光を自動的に減少させま
す。
自動防眩機能の切りかえ
ON/OFF
ON のときはインジケーターが点灯し
ます。
パワースイッチを ON モードにしたと
きは、ミラーは常に自動防眩機能が ON
になっています。
ボタンを押すと OFF になりインジケー
ターが消灯します。
後方を十分に確認できるようにミラーの位置を調整することができま
す。
上下調整のしかた
防眩機能
インジケーター
147
4-4. ハンドル位置・ミラー
4
各部の操作
■
センサーの誤作動防止
知識
センサーの誤作動を防ぐため、センサーにふ
れたりセンサーを覆ったりしないでくださ
い。
警告
■
走行中
走行中はミラーの調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。
148
4-4. ハンドル位置・ミラー
ドアミラー
調整するミラーを選ぶ
左
右
ミラーの鏡面を調整するにはス
イッチを操作する
上
右
下
左
ミラーを格納する
ミラーをもとの位置にもどす
スイッチを中立の位置(“A”)にすると
オート電動格納に切りかわり、ドアの
施錠・解錠と連動して自動で格納・復
帰します。
調整のしかた
3
2
1
4
ドアミラーを格納する
149
4-4. ハンドル位置・ミラー
4
各部の操作
ミラー選択スイッチの L または R どちらかが選択されているときは、後
退時に鏡面が下向きになり、下方が見やすくなります。
この機能を使用しないときは、ミラー選択スイッチを中立の位置(L・R
ともに選択していない状態)にしてください。
■
後退時に下向きになる角度を調整するとき
シフトポジションを R に入れた状態で、鏡面位置を調整することで、
下向きに動く角度を調整できます。
次回からシフトポジションを R にするたびに、その角度で作動します。
通常時(シフトポジションが R 以外のとき)の鏡面位置を基準に下向きに動く
角度を記憶するため、調整後に通常時の鏡面位置を変更すると、それに伴って
後退時の鏡面位置も変化します。
通常時の鏡面位置を変更したときは、後退時に下向きになる角度も調整してく
ださい。
■
鏡面調整の作動条件
パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのとき
■
レインクリアリングミラー
鏡面に付着した水滴を膜状に広げる親水効果を持つコーティングを施しており、
雨天時における後方視認性を向上させます。
●
鏡面に汚れなどが付着したときや、地下や屋内駐車場などの日のあたらない場
所に長時間駐車したときなどは親水効果が低下しますが、晴天時に1・2日間
太陽光をあてることで親水効果は徐々に回復します。
●
低下した親水効果を早く回復させたいときは回復作業(→ P. 315)を行ってく
ださい。
■
ミラーが曇ったとき
リヤウインドウデフォッガーを作動させると、ミラーヒーターが同時に作動し、
曇りを取ることができます。( → P. 253)
■
ミラー角度の自動調整
お好みのミラー角度をポジションメモリーに登録すると、自動で調整されます。
(→ P. 138)
リバース連動機能について
知識
150
4-4. ハンドル位置・ミラー
■
寒冷時にオート電動格納で使用するとき
寒冷時にオート電動格納で使用しているとき、ドアミラーが凍結すると、自動で
格納・復帰ができないことがあります。この場合、ドアミラーに付着している氷
や雪などを取り除いたあと、格納スイッチを押すか、手で動かしてください。
■
カスタマイズ機能
オート電動格納の設定を変更できます。(カスタマイズ一覧:→ P. 412)
警告
■
走行中
走行中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、運転を誤って重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
●
ミラーの調整をしない
●
ドアミラーを格納したまま走行しない
●
走行前に必ず、運転席側および助手席側のミラーをもとの位置にもどして、正
しく調整する
■
ミラーが動いているとき
手をふれないでください。
手を挟んでけがや、ミラーの故障などの原因になるおそれがあります。
■
ミラーヒーターが作動しているとき
鏡面が熱くなるのでふれないでください。
151
4-4. ハンドル位置・ミラー
4
各部の操作
注意
■
レインクリアリングミラーの取り扱いについて
親水効果には限りがあります。長持ちさせるためには次のことをお守りくださ
い。
●
シリコーン入りの撥水剤や油膜取り剤、ワックス、その他のカーメンテナンス
商品を使用する場合は、鏡面に付着させないよう十分注意してください。
●
砂の付いた布、油膜取り剤、研磨剤など、鏡面を傷付けるものでこすらないで
ください。
●
鏡面が凍結したときは、温水をかけるか、ミラーヒーターを作動させるなどし
て解氷してください。
鏡面の凍結部分はプラスチックの板などで削り落とさないでください。
●
撥水洗車を行ったときは、鏡面を大量の水で洗い、きれいなやわらかい布など
でふき取ってください。
152
4-5. ドアガラスの開閉
パワーウインドウ
スイッチでドアガラスを開閉できます。
スイッチを操作すると、ドアガラスを次のように動かします。
閉める
自動全閉
※
開ける
自動全開
※
※
途中で停止するときは、スイッチを
反対側へ操作します。
スイッチを押すと、運転席以外のド
アガラスが作動不可になります。
お子さまが誤ってドアガラスを開閉す
ることを防止できます。
■
作動条件
パワースイッチが ON モードのとき
■
FC システム停止後の作動
パワースイッチを OFF またはアクセサリーモードにしたあとでも、約 45 秒間
はドアガラスを開閉できます。ただし、そのあいだに運転席ドアを開閉すると作
動しなくなります。
■
挟み込み防止機能
ドアガラスを閉めているときに、窓枠とドアガラスのあいだに異物が挟まると、
作動が停止し、少し開きます。
パワーウインドウスイッチ
ウインドウロックスイッチ
知識
153
4-5. ドアガラスの開閉
4
各部の操作
■
巻き込み防止機能
ドアガラスを開けているときに、異物がドア内に巻き込まれると作動が停止しま
す。
■
ドアガラスを開閉することができないときは
挟み込み防止機能や巻き込み防止機能が異常に作動してしまい、ドアガラスを開
閉することができないときは、開閉することができないドアのパワーウインドウ
スイッチで、次の操作を行ってください。
●
車を停止し、パワースイッチを ON モードの状態で、挟み込み防止機能や、巻き
込み防止機能が作動したあと約 4 秒以内に、パワーウインドウスイッチを「自
動全閉」の位置で引き続ける。または、
「自動全開」の位置で押し続けることで
ドアガラスを開閉することができます。
●
上記の操作を行ってもドアガラスが開閉できない場合、機能の初期化を次の手
順で実施してください。
パワースイッチを ON モードにする
パワーウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続け、ドアガラスを全
閉にする
いったんパワーウインドウスイッチから手を離して、再度パワーウインドウス
イッチを「自動全閉」の位置で約 4 秒以上引き続ける
パワーウインドウスイッチを「自動全開」の位置で押し続け、ドアガラスを全
開にしたあと、さらにスイッチを約 1 秒以上押し続ける
再度、パワーウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続け、ドアガラ
スを閉めたあと、さらにスイッチを約 1 秒以上引き続ける
ドアガラス作動途中でスイッチから手をはなすと、最初からやり直しとなりま
す。以上の操作を行っても反転して閉じ切らない、または全開にならない場合は、
トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
ドアロック連動ドアガラス開閉機能
●
メカニカルキーでドアガラスを開閉できます。
※
(→ P. 391)
●
ワイヤレスリモコンでドアガラスを開閉できます。
※
(→ P. 119)
※
トヨタ販売店での設定が必要です。(→ P. 411)
■
オートアラーム
オートアラームがセットされているときに、ドアロック連動ドアガラス開閉機能
でドアガラスを閉めると、オートアラームが作動することがあります。
(→P. 64)
■
窓開警告ブザー
パワースイッチが OFF でドアガラスが開いていると、運転席ドアを開けたとき
にブザーが鳴り、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示さ
れます。
154
4-5. ドアガラスの開閉
■
カスタマイズ機能
ドアロック連動ドアガラス開閉機能などの設定を変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ P. 411)
警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。
■
ドアガラスを開閉するとき
●
運転者は、乗員の操作を含むすべてのドアガラス開閉操作について責任があり
ます。特にお子さまの誤った操作による事故を防ぐため、お子さまにはドアガ
ラスの操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれた
り巻き込まれたりするおそれがあります。
また、お子さまが同乗するときはウインドウロックスイッチを使用することを
おすすめします。(→ P. 152)
●
ワイヤレスリモコンやメカニカルキーを使ってドアガラスを操作するときは、
ドアガラスに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してくださ
い。
またお子さまには、ワイヤレスリモコンやメカニカルキーによる操作をさせな
いでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれたり巻き込まれたりす
るおそれがあります。
●
車から離れときはパワースイッチを OFF にし、キーを携帯してお子さまも一
緒に車から離れてください。いたずらなどによる誤った操作により、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
■
挟み込み防止機能
●
挟み込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・頭・首などを挟ん
だりしないでください。
●
挟み込み防止機能は、ドアガラスが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。また、挟み込み防止機能は、スイッチを引き続けた状態で
は作動しません。指などを挟まないように注意してください。
●
ドアガラスを開閉するときは、乗員の手・
腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりし
ないようにしてください。特にお子さまへ
は手などを出さないよう声かけをしてく
ださい。
155
4-5. ドアガラスの開閉
4
各部の操作
警告
■
巻き込み防止機能
●
巻き込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・服などを巻き込ま
せたりしないでください。
●
巻き込み防止機能は、ドアガラスが完全に開く直前に異物を巻き込むと作動し
ない場合があります。手・腕・服などを巻き込まないように注意してください。
156
4-5. ドアガラスの開閉
運転
157
5
5-1. 運転にあたって
運転にあたって . . . . . .. 158
荷物を積むときの注意. . ... 167
5-2. 運転のしかた
パワースイッチ . . . . . .. 168
トランスミッション. . . ... 175
方向指示レバー . . . . . .. 181
パーキングブレーキ. . . ... 182
5-3. ランプのつけ方・
ワイパーの使い方
ランプスイッチ. . . . . ...184
オートマチック
ハイビーム. . . . . . . 187
リヤフォグランプ
スイッチ. . . . . . . . 192
ワイパー&ウォッシャー . ...193
5-4. 燃料充てんのしかた
燃料充てん口(補給口)の
開け方. . . . . . . . . 196
5-5. 運転支援装置について
レーダークルーズ
コントロール . . . . . . 201
LDA(レーン
ディパーチャーアラート/
車線逸脱警報). . . . . ..214
クリアランスソナー . . . ...220
運転を補助する装置 . . . ...228
PCS(プリクラッシュ
セーフティシステム). . ..234
BSM(ブラインド
スポットモニター). . . ..240
5-6. 運転のアドバイス
寒冷時の運転. . . . . . ...246
158
5-1. 運転にあたって
運転にあたって
→ P. 168
ブレーキペダルを踏んだまま、シフトポジションを D にする
(→ P. 175)
シフトポジション表示灯が D であることをメーターで確認する。(→ P. 102)
パーキングブレーキを解除する(→ P. 182)
ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進する
シフトポジションは D のまま、ブレーキペダルを踏む
必要に応じて、パーキングブレーキをかける
長時間停車する場合は、P ポジションスイッチを押してシフトポジションを P に
します。(→
P. 176
)
安全運転を心がけて、次の手順で走行してください。
FC システムを始動する
発進する
停車する
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