Toyota Sienta (2017 year). Manual japanese — part 18
271
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
ハンドル左側にあるスイッチで、オーディオを操作することができます。
装着されているオーディオ・ナビゲーションシステムによっては、操作
が異なる場合があります。詳しくは付属の各説明書をご覧ください。
音量を調整する
電源を入れる・モードの切りかえ
CD・ラジオなどの操作
■
電源を入れる
を押す
スイッチを長押しするとオーディオの電源が OFF になります。
■
モードを切りかえる
オーディオの電源が ON のとき、
を
押す
押すごとにモード(CD・ラジオなど)が切りかわります。
■
音量を調整する
音量を大きくするには
を、小さくするには
を押す
スイッチを押し続けると、音量を連続して調整できます。
ステアリングスイッチ
★
1
2
3
警告
事故を防ぐために、運転中にオーディオスイッチを操作するときは、十分注意し
てください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
272
5-4. その他の室内装備の使い方
お手入れのしかた
6
273
6-1. お手入れのしかた
外装の手入れ. . . . . . ...274
内装の手入れ. . . . . . ...278
6-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット . . . . . . . ..284
ガレージジャッキ. . . . ...287
ウォッシャー液の補充 . . ...288
タイヤについて. . . . . ...289
タイヤの交換. . . . . . ...293
タイヤ空気圧について . . ...300
エアコンフィルターの交換. 302
フロントワイパーゴムの
交換 . . . . . . . . . ...305
キーの電池交換. . . . . ...307
ヒューズの点検・交換 . . ...310
電球(バルブ)の交換 . . ...313
274
6-1. お手入れのしかた
外装の手入れ
●
水を十分かけながら車体・足まわり・下まわりの順番に上から下へ汚
れを洗い落とす
●
車体はスポンジやセーム皮のようなやわらかいもので洗う
●
汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す
●
水をふき取る
●
水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけを行う
ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が冷えて
いるときにワックスをかける(およそ体温以下を目安としてください)
なお、ボデーコート・ホイールコート・ガラスコートなど、トヨタケミ
カル商品を施工された場合は、お手入れ方法が異なります。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
洗車時には、アンテナを脱着、または格納することができます。
取りはずす
取り付ける
格納する
ラジオ受信時は、節度感のあるところ
まで立てて使用してください。
お手入れは、次の項目を実施してください。
アンテナの取り扱いについて
1
2
3
275
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
■
自動洗車機を使うとき
●
お車を洗う前に:
・ ドアミラーを格納する
・ パワースライドドアを OFF にする(→ P. 114)
・ アンテナを取りはずす
車両前側から洗車してください。また、走行前は必ずアンテナをもとどおりに
取り付けて、ドアミラーを復帰状態にもどしてください。
●
ブラシで車体に傷が付き、塗装を損なうことがあります。
■
高圧洗浄機を使うとき
●
室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアガラスやドア枠付近に
近付けすぎないでください。
●
洗車の前に給油口が確実に閉まっていることを確認してください。
■
洗車などで車に水をかけたとき(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
電子キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠・解錠動作
をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をして、洗車などをして
ください。
●
電子キーを車両から 2m 以上離れた場所に保管する
(電子キーの盗難に注意してください)
●
電子キーを節電モードに設定し、スマートエントリー & スタートシステムの作
動を停止する(→ P. 130)
■
アルミホイール
★
●
中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。研磨剤の入った洗剤や硬
いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。
●
夏場の長距離走行後などでホイールが熱いときは、洗剤は使用しないでくださ
い。
●
洗剤を使用したあとは早めに十分洗い流してください。
■
バンパーについて
研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
276
6-1. お手入れのしかた
警告
■
洗車をするとき
エンジンルーム内に水をかけないでください。
電気部品などに水がかかると、車両火災につながるおそれがあり危険です。
■
排気管について
排気管は排気ガスにより高温になります。洗車などでふれる場合は、十分に排
気管が冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。
注意
■
塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために
●
次のような場合は、ただちに洗車してください。
・ 海岸地帯を走行したあと
・ 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと
・ コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき
・ ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行したあと
・ ほこり・泥などで激しく汚れたとき
・ 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき
●
塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。
●
ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管
してください。
■
ランプの清掃
●
注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。
ランプを損傷させるおそれがあります。
●
ランプにワックスがけを行わないでください。
レンズを損傷するおそれがあります。
■
アンテナの損傷を防ぐために
次のようなときはアンテナを格納してください
●
車庫の天井などにアンテナがあたるとき
●
カーカバーをかけるとき
■
アンテナの取りはずしについて
●
通常走行時には、必ずアンテナを取り付けてください。
●
自動洗車機などアンテナを取りはずしたときは、アンテナを紛失しないように
注意してください。また、走行前には必ずもとどおりに取り付けてください。
277
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
注意
■
高圧洗浄機を使用するときは
●
ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、
コネクタ類に近付けすぎないでください。
高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。
・ 駆動系部品
・ ステアリング部品
・ サスペンション部品
・ ブレーキ部品
・ 車両下部のゴム部品
●
車両下部を洗車するときは、ノズルの先端を車体に近付けすぎないでくださ
い。
車体の樹脂部品やシール材が変形・破損し、車内に水が入り駆動用電池の故障
につながるおそれがあります。
■
ワイパーアームを立てるときは
ワイパーアームのフック部を持って引き上
げてください。
ワイパーブレードのみを持って引き上げる
とブレードが変形するおそれがあります。
フック部
278
6-1. お手入れのしかた
内装の手入れ
●
掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布でふ
き取る
●
汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布
に含ませふき取る
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
●
掃除機などでほこりや砂を取り除く
●
うすめた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る
ウール用の中性洗剤を水で約 5% に薄めて使用してください。
●
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る
●
乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰で乾
燥させる
●
掃除機などでほこりを取り除く
●
中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る
●
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
お手入れは、次の要領で実施してください。
室内の手入れ
本革部分の手入れ
合成皮革部分の手入れ
279
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
吸入口は、目づまりしないように定期的に清掃してください。
■
吸入口の清掃のしかた
掃除機などで、ほこりや砂などを
取り除く
マルチインフォメーションディスプレイに「駆動用電池の冷却部品の
メンテナンス必要取扱書を確認」が表示されたときは、フィルターが
目づまりしていることが考えられます。フィルターを清掃してくださ
い。
■
冷却用吸入口フィルターの清掃のしかた
フィルターは助手席の下にあり
ます。
助手席をいちばん前にする(→ P. 135)
カバーを取りはずす
カバー後端を上に引き上げて、ツメ
(4 か所)をはずし、カバーを取り
はずします。
駆動用電池冷却用吸入口の手入れ
1
2
280
6-1. お手入れのしかた
掃除機などでほこりや砂など
を取り除く
吸入口も掃除機などで清掃してくだ
さい。
フィルターが破損しているときは、
トヨタ販売店で交換してください。
取りはずしたときと逆の手順でカバーを取り付ける
ハイブリッドシステムを始動し、マルチインフォメーションディス
プレイ上の「駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要取扱書を確
認」の表示が消えていることを確認する
表示が消えるまでには、ハイブリッドシステム始動後数時間かかる
場合があります。フィルターを清掃しても表示が消えないときは、
トヨタ販売店にご相談ください。
■
本革部分のお手入れの目安
品質を長く保つため、年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。
■
カーペットの洗浄
カーペットは常に乾いた状態を保つことをおすすめします。洗浄には、市販の泡
タイプクリーナーがご利用になれます。
スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り込
んでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。
■
駆動用電池冷却用吸入口の手入れについて
●
吸入口が目づまりした状態で走行しつづけると、駆動用電池が過熱したり、燃
費の悪化につながります。
●
吸入口の清掃時期は、使用環境などにより異なります。
■
シートベルト
刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布やスポンジを使って洗ってください。シート
ベルトのすり切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。
3
知識
4
5
281
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
■
スーパー UV カットガラス
★
について
●
フロントドアガラスが汚れているときは、早めに水またはぬるま湯を含ませた
布で軽くふいて清掃してください。
●
フロントドアガラスの汚れがひどいときは、フロントドアガラスの開閉をくり
返さないでください。
■
冷却用吸入口のフィルターの清掃について
●
ご自身でのフィルターの清掃に不安がある場合は、トヨタ販売店にご相談くだ
さい。誤った取り扱いをすると、カバーまたはフィルターが破損するおそれが
あります。
●
フィルターが目づまりした状態で走行しつづけると、駆動用電池が過熱するな
どして、燃費の悪化につながったり、故障の原因になります。
●
フィルターの清掃時期は、使用環境などにより異なります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
282
6-1. お手入れのしかた
警告
■
車両への水の浸入
●
床・ラゲージルーム内・駆動用電池冷却用吸入口など、車内に水をかけたり液
体をこぼしたりしないでください。
駆動用電池や電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれ
があり危険です。
●
SRS エアバッグの構成部品や電気配線をぬらさないでください。
(→ P. 32)
電気の不具合により、SRSエアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)
艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思
わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。
■
シート周辺の注意
車内を清掃するときや、シートの下に落としたものを拾うときなど、シートの
下に手を入れるときは十分注意してください。シートレール、シートの土台部
分などにあたり、けがをするおそれがあります。
■
駆動用電池冷却用吸入口およびフィルターの手入れをするときは
●
水や液体などで清掃しないでください。駆動用電池などに水がかかると、故障
や車両火災につながるおそれがあり危険です。
●
助 手 席 の 下 の カ バ ー を 取 り は ず す と き は、必 ず エ ン ジ ン ス イ ッ チ
★
を
“LOCK” またはパワースイッチ
★
を OFF にしてハイブリッドシステムを停
止してください。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
283
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
注意
■
清掃するとき使用する溶剤について
●
変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。
・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル
カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤
・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール、その他のアルカリ性や酸
性の溶剤
●
艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあり
ます。
■
革の傷みを避けるために
皮革の表面の劣化や損傷を避けるために、次のことをお守りください。
●
革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く
●
直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する
●
ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革
に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない
■
床に水がかかると
水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品・駆動用電池に水がかかると、
車の故障の原因となったり、ボデーが錆びるおそれがあります。
■
リヤウインドウガラスの内側を掃除するときは
●
熱線を損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線に
そって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。
●
熱線を引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。
■
スーパー UV カットガラス
★
を清掃するときは
フロントドアガラスを清掃するときは、コンパウンドまたは研磨剤入り用品(ガ
ラスクリーナー・洗剤・ワックスなど)を使用しないでください。コーティン
グを損傷させるおそれがあります。
■
運転席下側のカーペットについて
カーペットのマジックテープがはずれたときは、確実に貼り付けてください。
駆動用電池に水がかかると、故障の原因となるおそれがあります。
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
284
6-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット
ボンネット解除レバーを引く
ボンネットが少し浮き上がります。
レバーを左方向に押して、ボン
ネットを開ける
ボンネットステーをステー穴に
挿し込む
室内からロックを解除して、ボンネットを開けます。
1
2
3
285
6-2. 簡単な点検・部品交換
6
お手入れのしかた
■
補機バッテリーについて
知識
この車両の補機バッテリーはラゲージルー
ム(左側)にあり、エンジンルームには搭載
されていません。
補機バッテリーがあがってしまったときは、
エンジンルーム内にある救援用端子を使用
して、処置を行います。(→ P. 378)
警告
■
修理・車検・整備点検をする場合は
整備モードに切りかえる必要がありますので、必ずトヨタ販売店にご相談くだ
さい。高電圧システムを使用しているため、取り扱いを誤ると、重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
エンジンルーム点検後の確認
エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。
286
6-2. 簡単な点検・部品交換
警告
■
走行前の確認
ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
けがを防ぐために
走行後のエンジンルーム内は高温になっています。熱くなった部品にさわると
やけどなどの重大な傷害を受けるおそれがあります。
■
ボンネットを閉めるとき
■
補機バッテリーの取り扱いについて
→ P. 383
■
補機バッテリーを交換するときは
→ P. 384
注意
■
ボンネットへの損傷を防ぐために
ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。
■
ボンネットを閉めるときは
ボンネットステーをステー穴から取りはずし、クリップに正しくもどしてくだ
さい。
ステーを正しくもどさない状態でボンネットを閉めると、ボンネットやステー
が損傷するおそれがあります。
手などを挟まないように注意してくださ
い。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険で
す。
Нет комментариевНе стесняйтесь поделиться с нами вашим ценным мнением.
Текст