Toyota Hiace Wagon (2016 year). Instruction japanese — part 22
335
8
万一の場合には
8-2. 緊急時の対処法
警告メッセージが表示されたときは
★
マスターウォーニングランプ
マルチインフォメーションディスプレ
イに警告メッセージが表示されている
とき、点灯・点滅します。
マルチインフォメーションディ
スプレイ
処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡く
ださい。
マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示された
場合は、落ち着いて次のように対処してください。
1
2
警告メッセージ・警告ブザー一覧
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
パーキングブレーキが解除されていない
パ ー キ ン グ ブ レ ー キ を かけたまま、車速が約
5km/h をこえたときには
が点滅しブザーが
鳴ります。
→ パーキングブレーキを解除する
エンジンオイル圧力の異常
エンジンオイルの圧力が異常に低いと表示されま
す。
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。走行を続けると危険です。
336
8-2. 緊急時の対処法
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
ヘッドランプオートレべリングの異常
★
LED ヘッドランプシステムの異常
★
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
エンジンオイル量の不足
警告ブザーが鳴ります。
→ エンジンオイルを補給してください。
アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれ
てブレーキオーバーライドシステムが作動した
(→ P. 144)
→ アクセルペダル、またはブレーキペダルから足を
離してください。
ブレーキオーバーライドシステムの異常
警告ブザーが鳴ります。
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
シフトレバーが P 以外で運転席ドアを開けたとき
警告ブザーが鳴ります。
→ シフトレバーを P にする
(点滅)
(点滅)
(点滅)
337
8-2. 緊急時の対処法
8
万一の場合には
※
車両の状態により、エンジンが再始動できない場合があります。
警告メッセージ
警告内容・対処方法
シフトレバーが P 以外でエンジンを停止したとき
警告ブザーが鳴ります。
→ シフトレバーを P にする
車両が走行中にエンジンが突然止まったとき
警告ブザーが鳴ります。
→ 路肩など安全な場所に停車する
車両が走行中にエンジンを緊急停止させたとき
警告ブザーが鳴ります。
→ エンジンを再始動させる場合は、シフトレバーを
N にし、エンジンスイッチをまわす
※
(点滅)
(点滅)
(点滅)
338
8-2. 緊急時の対処法
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
1 回
3 回
エンジンスイッチが OFF 以外の状態
で運転席以外のドアが開閉され、
同乗者が電子キーを持ち出した
→ 電子キーを車内にもどす
シフトレバーが P の状態で、エン
ジンスイッチを OFF にせずに運転
席ドアが開閉され電子キーを持ち
出した
→ エンジンスイッチをOFFにした
あと、電子キーを車内から持ち
出す
1 回
5 秒間
吹鳴
エンジンスイッチを OFF にせず
に、電子キーを外に持ち出してド
アを施錠しようとした
→ エンジンスイッチをOFFにした
あと、再度施錠する
1 回
なし
電子キーを携帯していないか、電
子キーが正常に作動しない状態で
エンジンをかけようとした
→ 車室内に電子キーがあるか確認
する
9 回
なし
正規の電子キーが車室内にない状
態で走行をはじめた
→ 車室内に電子キーがあるか確認
する
(黄色点滅)
(交互に表示)
(点滅)(黄色点滅)
(15 秒
間黄色に
点滅)
(黄色点滅)
339
8-2. 緊急時の対処法
8
万一の場合には
連続音
なし
シフトレバーが P 以外の状態でエ
ンジンスイッチを OFF にせずに運
転席ドアを開いた
→ シフトレバーを P にする
連続音 連続音
シフトレバーが P 以外の状態でエン
ジンスイッチを OFF にせずに電子
キーを持ち出したまま運転席ドアが
開閉された
→ シフトレバーを P にする
→ 電子キーを車内に入れる
なし
5 秒間
吹鳴
車内に電子キーを置いたまま、ス
マートエントリー&スタートシス
テムでドアを施錠しようとした
→ 車内から電子キーを取り出した
あと、再度施錠する
1 回
5 秒間
吹鳴
車内に電子キーを置いたまま、フ
ロントドアを開き、ロックレバー
を施錠側にしてドアハンドルを引
いたままドアを閉めて施錠しよう
とした
→ 車内から電子キーを取り出した
あと、再度施錠する
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
(交互に表示)
(点滅)(黄色点滅)
(点滅)
(点滅)
340
8-2. 緊急時の対処法
1 回
なし
メカニカルキーで解錠してエンジ
ンスイッチを押した際、車室内で
電子キーを検出できなかった
→ ブレーキペダルを踏みながら電
子キーでエンジンスイッチにふ
れる
エンジンスイッチを押したときに
車室内で電子キーを検出できない
ことが 2 回連続で続いた
→ ブレーキペダルを踏みながら電
子キーでエンジンスイッチにふ
れる
1 回
なし
スマートエントリー&スタートシ
ステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を
受けてください。
1 回
なし
電子キーの電池残量が少ない
→ 新しい電池と交換する
(→ P. 294)
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(30 秒
間黄色に
点滅)
(15 秒
間黄色に
点滅)
(15 秒
間黄色に
点滅)
341
8-2. 緊急時の対処法
8
万一の場合には
なし
なし
・ エンジンスイッチが OFF の状態
でドアロックを解錠し、運転席
のドアを開閉した
・ エンジンを始動せずにエンジン
スイッチをアクセサリーモード
にした
→ 始動時はブレーキペダルを踏ん
でエンジンスイッチを押す
1 回
なし
電子キーが正常に働かないときの
始動の方法(→ P. 359)でエンジ
ンスイッチに電子キーをふれた
→ ブザーが鳴ってから 10 秒以内
にエンジンスイッチを押す
1 回
なし
エンジンスイッチを押してから約
3 秒以内にステアリングロックが
解除できなかった
→ ブレーキペダルを踏んでハンド
ルを左右にまわしながらエンジ
ンスイッチを押す
なし
なし
自動電源 OFF 機能が作動した
→ 次回エンジン始動時にエンジン
回転数を少し高めにし、約 5 分
間その回転数を保持してバッテ
リーを充電する
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(15 秒
間緑色に
点滅)
342
8-2. 緊急時の対処法
※
車両の状態により、エンジンが再始動できない場合があります。
■
警告メッセージについて
文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。
■
警告ブザーについて
状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。
1 回
なし
シフトレバーが P または N 以外の
状態でエンジンスイッチを OFF に
した
→ シフトレバーを P にする
1 回
なし
シフトレバーが P 以外でエンジン
スイッチを OFF にしたあとシフト
レバーを P にした
→ エンジンスイッチをOFFにする
断続音
なし
走行中にエンジンスイッチを押し
た
→ エンジンを緊急停止させるとき
以外は、すみやかにエンジンス
イッチから手を離す
連続音
なし
走行中にエンジンを緊急停止させ
た
→ エ ンジン を再始 動させ る場合
は、シフトレバーを N にし、エ
ンジンスイッチを押す
※
知識
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容・対処方法
(点滅)
(点滅)
(点滅)
(点滅)
343
8
万一の場合には
8-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P に入れる
●
エンジンを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 317)
●
パワースライドドアメインスイッチを OFF にする
(パワースライドドア装着車のみ:→ P. 98)
パンクしたタイヤを、備え付けのスペアタイヤと交換してください。
(タ
イヤについての詳しい説明は、P. 286 を参照してください)
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
ジャッキで車体を持ち上げる前に
344
8-2. 緊急時の対処法
工具袋の中に収納されています。(工具袋の取り出し方:→ P. 346)
※
けん引フックの搭載数は仕様により異なります。
スペアタイヤ・工具・ジャッキの位置
工具袋
スペアタイヤ
ジャッキ
工具
1
2
3
ジャッキハンドル
ジャッキハンドル延長用バー
ジャッキハンドルバー
けん引フック
※
輪止め
ホイールナットレンチ
1
2
3
4
5
6
345
8-2. 緊急時の対処法
8
万一の場合には
警告
■
ジャッキの使用について
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
次のことをお守りください。
●
ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない
●
備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり、他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない
●
ジャッキセット位置に正しくジャッキがかかっていることを確かめる
●
ジャッキで支えられている車の下に体を入れない
●
ジャッキで支えられている状態で、エンジンをかけたり走らせない
●
車内に人を乗せたまま車を持ち上げない
●
車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを載せない
●
車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない
●
車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する
車両を下げる際は特に、ご自身や周囲の人がけがをしないよう注意してくださ
い。
■
ジャッキハンドルを使用するときは
使用中、不意に分解しないように、ジャッキハンドル各部を確実に組み付け、
接続用ボルトをしっかりと締め付けてください。(→ P. 349)
346
8-2. 緊急時の対処法
ツメを引きながら、カバーを取り
はずす
ジャッキをゆるめて取りはずす
締まる
ゆるむ
使用後はもとの位置にもどし、確実
に固定してください。
固定バンドをはずす
使用後はもとの位置にもどします。
固 定バンドで確 実に固定して くださ
い。
ジャッキの取り出し方
1
2
1
2
工具袋の取り出し方
347
8-2. 緊急時の対処法
8
万一の場合には
キャップをはずす
マットの切り欠き部分をめくり、
キャップをはずす
ホイールナットレンチを使って、
スペアタイヤ格納具がフックか
らはずせる程度にボルトをゆる
める
ボルトをゆるめすぎると、格納具
が落下するおそれがあるため注
意してください。
スペアタイヤ格納具を少し持ち
上げ(
)、フックを手前に引い
てはずす(
)
格納具が落下しないように、手でしっ
かり支えてください。
スペアタイヤ格納具を地面に降
ろして、スペアタイヤを取り出す
スペアタイヤ格納具をいったんもとにもどす
格納具をフックにかけ、ボルトを締め付けてもとにもどします。
スペアタイヤを格納するときは: → P. 354
スペアタイヤの取り出し方
1
2
3
1
2
4
5
348
8-2. 緊急時の対処法
輪止めをする
ホイールキャップをはずす
(スチールホイール装着車)
傷が付くのを防ぐため、図のように布
などを巻いて保護してください。
ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める
パンクしたタイヤの交換
1
パンクしたタイヤ
輪止めの位置
前輪
左側
右側後輪の前後
右側
左側後輪の前後
後輪
左側
右側前輪の前後
右側
左側前輪の前後
2
3
349
8-2. 緊急時の対処法
8
万一の場合には
ジャッキハンドルを組み付ける
ジャッキハンドルの穴部を使
い、ジャッキハンドル延長用
バーの接続用ボルトをゆるめ
る
ジ ャ ッ キ ハ ン ド ル バ ー と
ジャッキハンドル延長用バー
とを接続する
ジャッキハンドルの穴部を使
い、接続用ボルトを締め付ける
ジャッキハンドル延長用バー
をジャッキハンドルの穴部に
確実に挿し込む
4
1
2
3
4
350
8-2. 緊急時の対処法
組み付けたジャッキハンドルをジャッキの穴部に挿し込み、ジャッキ
セット位置にジャッキをかける
タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる
ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす
タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの意匠面に傷が付かないよう意
匠面を上にします。
5
X
フロント側ジャッキセット位置
X
リヤ側ジャッキセット位置
(→ P. 355)
6
7
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