Toyota Camry (2018 year). Instruction japanese — part 24

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

液面が LOW の位置に近付いたら
ウォッシャー液を補充する

ゲージの使い方

ウォッシャー液の補充

知識

ウォッシャー液の膜が張っているゲージの
穴部の位置を確認して、ウォッシャー液の残
量を判断します。

残量がゲージの先端から 2 つめの穴部より
下まわった(LOW の位置まで低下した)ら、
ウォッシャー液を補充してください。

警告

ウォッシャー液を補充するとき

ハイブリッドシステムが熱いときやハイブリッドシステム作動中は、ウォッ
シャー液を補充しないでください。
ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、ハイブリッドシステ
ムなどにかかると出火するおそれがあり危険です。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

注意

ウォッシャー液について

ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。塗装にしみが付くことや、ポンプが故障してウォッシャー液が出なく
なるおそれがあります。

ウォッシャー液のうすめ方

必要に応じて水でうすめてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッ
シャー液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

タイヤ空気圧

空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。

タイヤの亀裂・損傷の有無

タイヤの溝の深さ

タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無

図で示すようにタイヤのローテー
ションを行います。

タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。

タイヤローテーション後は、タイヤ空
気圧警 報システムの 初期化を確 実に
行ってください。

タイヤについて

タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。

タイヤの点検項目

タイヤローテーションのしかた

前側

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6-2. 簡単な点検・部品交換

ディスクホイールに装着された空気圧バルブ、および送信機が一定周期
ごとに各輪のタイヤ空気圧を監視し、タイヤの空気圧の低下を早期に知
らせるタイヤ空気圧警報システムが付いています。

タイヤ空気圧警報システムが検
知した空気圧をマルチインフォ
メーションディスプレイに表示
できます。

空気圧が一定値をこえて低下し
ている場合、画面表示と警告灯で
警報します。(→ P. 418)

空気圧バルブ/送信機の装着について

タイヤやホイールを交換するときは、付けかえたホイールにも空気圧
バルブ/送信機を装着してください。

新しいバルブ/送信機を装着する場合は専用の ID コードをコンピューターに登
録する必要があります。(→ P. 372)

タイヤ空気圧警報システム

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤ空気圧警報システムの初期化

初期化が必要なとき

タイヤサイズの変更などにより、タイヤの指定空気圧が変更になっ
たとき

タイヤローテーションを実施したとき

ID コードの登録を実施したとき ( → P. 372)

システムを初期化すると、現在のタイヤの空気圧が標準値として記憶されます。

初期化のしかた

車を安全な場所に駐車し、20 分以上ハイブリッドシステムを停止
する

車両が動いているときは、初期化できません。

タイヤの空気圧を指定の数値に調整する(→ P. 373, 478)

タイヤ空気圧の調整はタイヤが冷えた状態で行ってください。タイヤ空気圧警
報システムは、この空気圧を基準として作動します。

ハイブリッドシステムを始動する(→ P. 177)

ハンドルのメーターコントロールスイッチを使ってマルチインフォ
メーションディスプレイを操作して、

を選択する(→ P. 94)

を選択し、

を長押しする

「TPWS」を選択し、

を押す

「初期化」を選択し、タイヤ空

気圧警告灯が 3 回点滅するま

を押し続ける

タイヤ空気圧警報システム設定中の
メッセージが表示され、初期化が開
始します。

初期化中はマルチインフォメーショ
ンディスプレイのタイヤ空気圧表示
が「- -」になります。

約 40km/h 以上を維持しながら約 10 ∼ 30 分走行する

タイヤの位置判定が完了するとマルチインフォメーションディスプレイに各タ
イヤの空気圧が表示されるようになり、初期化が完了します。
約 40km/h 以上を維持できない場合でも時間をかけることにより初期化は完了
しますが、1 時間以上走行しても初期化できない場合は、安全な場所に約 20
分間停車したあと、再度走行し直してください。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

ID コードを登録するには

タイヤ空気圧バルブ/送信機には固有の ID コードが設定されており、
タイヤ空気圧バルブ/送信機の交換時は、車両のコンピューターに ID
コードを登録する必要があります。
ID コードの登録は、マルチインフォメーションディスプレイの

行うことができます。

ID コードの登録をするときは、次の手順で行ってください。

車を安全な場所に駐車し、約 20 分後にハイブリッドシステムを始
動する(→ P. 177)

ハンドルのメーターコントロールスイッチを使ってマルチインフォ
メーションディスプレイを操作して、

を選択する(→ P. 94)

を選択し、

を長押しする

「TPWS」を選択し、

を押す

「センサ登録」を選択し、タイ

ヤ空気圧警告灯がゆっくり 3
回点滅するまで

を押し

続ける

ID コード登録中のメッセージが表
示され、登録を開始します。

ID コードの登録が開始すると、タイ
ヤ空気圧警告灯が 1 分間点滅したあ
と点灯します。また、登録中はマル
チインフォメーションディスプレイ
のタイヤ空気圧表示が「- -」になり
ます。

約 40km/h 以上を維持しながら約 10 ∼ 30 分走行する

登録が完了すると、タイヤ空気圧警告灯が消灯し、マルチインフォメーション
ディスプレイにタイヤ空気圧が表示されます。
約 40km/h 以上を維持できない場合でも時間をかけることにより登録は完了し
ますが、1 時間以上走行しても登録できない場合は、最初からやり直してくだ
さい。

タイヤ空気圧警報システムを初期化する(→ P. 371)

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6-2. 簡単な点検・部品交換

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お手入れのしかた

タイヤ空気圧の数値

タイヤ関連の部品を交換するとき

タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。

ホイールごとタイヤを交換するとき

タイヤ空気圧バルブ/送信機の ID コードが登録されていないと、タイヤ空気圧
警報システムは正しく作動しません。その場合、約 10 分走行したあとシステム
異常となり、タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅、その後点灯します。

タイヤ空気圧警報システムについて

タイヤ空気圧警報システムは、日常点検の代用ではありません。
日常点検として必ずタイヤを点検してください。
タイヤの点検方法は、別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

低扁平タイヤについて(18 インチタイヤ装着車)

低偏平タイヤは、走行性能を優先したタイヤです。特に空気圧は定期的に点検
してください。2 週間に 1 回(最低でも 1ヶ月に 1 回)、または長距離ドライ
ブの前には、必ず空気圧を点検してください。

雪道や凍結路では、普通のタイヤとくらべてグリップ力が低下します。冬用タ
イヤを使用し、道路状態に応じた速度で注意深く運転するようにしてください。

知識

標準タイヤ:240 kPa(2.4 kg/cm

2

応急用タイヤ

:420 kPa(4.2 kg/cm

2

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。

タイヤが冷えているときの空気圧

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤ空気圧警報システムが正常に働かないおそれのある状況

次の場合は、タイヤ空気圧警報システムが正しく作動しない場合があります。

・ 純正ホイール以外を使用したとき
・ 純正装着タイヤ以外に交換したとき
・ 指定サイズ以外のタイヤに交換したとき
・ タイヤチェーンなどを装着しているとき
・ 電波を遮断するフィルムがウインドウに貼り付けられているとき
・ 車両(特にホイール・ホイールハウスの周辺)に多くの雪や氷などが付着し

ているとき

・ タイヤ空気圧が指定空気圧より極端に高いとき
・ タイヤ空気圧警報バルブ / 送信機を搭載していないホイールを使用している

とき

・ タイヤ空気圧警報バルブ / 送信機の ID がタイヤ空気圧警報コンピューター

に登録されていないとき

次の場合は正しい性能が確保できない場合があります。

・ 近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・

空港など、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき

・ 無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器が車両付近にある

とき

電波状況によってタイヤ位置情報が正しく表示されない場合は、走行して電波
状況がかわることで正しく表示されることがあります。

停車時は警報開始・警報解除までの時間が長くなる場合があります。

タイヤが破裂(バースト)したときなど、空気圧が急激に低下したときは、警
報できない場合があります。

初期化操作について

必ず指定空気圧に調整した上で初期化してください。
なお、空気圧の調整および初期化操作は、タイヤが冷えた状態で行ってくださ
い。

初期化中にパワースイッチをOFFにしてしまった場合は、次回ONモードにした
とき、自動的に初期化処理が再開されるため、あらためて初期化し直す必要は
ありません。

初期化の必要がない状態で誤って初期化操作を行ってしまったときは、タイヤ
が冷えている状態で指定空気圧に調整し、再度初期化操作を行ってください。

タイヤ位置判定中にタイヤ空気圧が表示されない場合でも、空気圧低下時はタ
イヤ空気圧警告灯が点灯します。

タイヤ空気圧警報システムの警報精度について

タイヤ空気圧警報システムの警報精度は、システムを初期化したときの状況に
よって異なります。このため、空気圧がわずかに低下している場合や、初期化し
たときより高い空気圧の場合でも警報することがあります。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤ空気圧警報システムの初期化がうまくいかないとき

次の場合は、初期化に時間がかかる場合や、初期化できない場合があります。走
行条件や走行環境にもよりますが、通常約 10 ∼ 30 分走行することで初期化
が完了します。約 30 分走行しても完了しない場合は、しばらく走行を続けて
ください。

・ 未舗装の場所では、通常よりも初期化にかかる時間が長くなる場合がありま

す。

・ 初期化中に車を後退させると、それまでのデータがリセットされ、再び初め

から初期化処理をし直します。そのため、通常よりも初期化にかかる時間が
長くなります。

・ 渋滞などで他車が併走する場合、自車のセンサーと他車のセンサーを判別す

るのに時間がかかる場合があります。

約 1 時間走行しても初期化できない場合は、安全な場所に約 20 分間停車した
あと、再度走行し直してください。

次の場合は、初期化がされておらずシステムが適切に働かないおそれがありま
すので、初期化手順を最初からやり直してください。

・ 初期化操作時に警告灯が 3 回点滅しない場合(走行中は初期化を受け付けま

せん)

・ 初期化してから約 20 分走行したあと、タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅

後点灯した場合

上記の方法でも初期化できない場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

ID コードの登録をするときは

登録操作を行う前に、車両の近くにタイヤ空気圧バルブ/送信機を装着したホ
イールがないことを確認してください。

ID コードの登録をしたあとに初期化を行ってください。ID コードの登録前に初
期化すると、初期化が無効になります。

ID コードの登録が完了したあとは、走行によりタイヤが熱くなっているためタ
イヤが十分に冷えたあとで初期化操作を行ってください。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

ID コード登録の中止について

ID コードの登録を中止するには、走行する前にパワースイッチを OFF にしてく
ださい。
走行し始めた後に登録を中止する場合は、再度 ID コードの登録操作を初めから
行い、走行する前にパワースイッチを OFF にしてください。

ID コードの登録を中止した場合、次回パワースイッチを ON モードにしたとき、
タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅した後点灯します。
タイヤ空気圧警報システムが正常に作動できるようになると、タイヤ空気圧警
告灯が消灯します。

しばらく待ってもタイヤ空気圧警告灯が消灯しないときは、ID コードの登録が
正常に中止できていないおそれがあります。正しく中止するためには、再度 ID
コードの登録操作を初めから行い、走行する前にパワースイッチを OFF にして
ください。

ID コードの登録がうまくいかないとき

次の場合は、ID コードの登録に時間がかかる場合や、登録できない場合があり
ます。走行条件や走行環境にもよりますが、通常約 10 ∼ 30 分走行すること
で登録が完了します。
約 30 分走行しても終了しない場合は、しばらく走行を続けてください。

・ 未舗装の場所では、通常よりも登録にかかる時間が長くなる場合があります。
・ 登録中に車を後退させると、それまでのデータがリセットされ、再び初めか

ら登録処理をし直します。そのため、通常よりも登録にかかる時間が長くな
ります。

・ 渋滞などで他車が併走する場合、自車のセンサーと他車のセンサーを判別す

るのに時間がかかる場合があります。

・ タイヤ空気圧バルブ/送信機を装着したホイールが車内や車両の近くにある

と、ID コードを登録できない場合があります。

約 1 時間走行しても登録できない場合は、安全な場所に約 20 分間停車したあ
と、ID コードの登録手順を最初からやり直してください。

次の場合は、ID コードが正しく登録されておらずシステムが適切に働かないお
それがありますので、ID コードの登録手順を最初からやり直してください。

・ 登録操作時に警告灯がゆっくり 3 回点滅しない場合
・ 登録してから約 10 分走行したあと、タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅後

点灯した場合

上記の方法でも ID コードを登録できない場合はトヨタ販売店にご依頼くださ
い。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

点検・交換時の警告

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する

メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない

ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない

サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない

他の車両で使用していたタイヤを使用しない
以前どのように使用されていたか不明なタイヤは使用しない

異常があるタイヤの使用禁止

異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルを取られたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

破裂などの修理できない損傷を与える

車両が横すべりする

車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない

異常があるホイールの使用禁止

亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。
走行中にタイヤの空気が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

タイヤ空気圧警報システムを初期化するとき

必ず指定空気圧に調整してから初期化操作をしてください。
お守りいただかないと、タイヤ空気圧が低下してもタイヤ空気圧警告灯が点灯
しない、または適切な空気圧でもタイヤ空気圧警告灯が点灯してしまうことが
あります。

タイヤ交換時の注意

ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあり
ます。オイルやグリースがねじ部についている場合はふき取ってください。

必ずテーパー部を内側にして取り付けて
ください。テーパー部を外側にして取り付
けると、ホイールが破損しはずれてしま
い、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。

テーパー部

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

注意

タイヤ・ホイール・空気圧バルブ/送信機・バルブキャップの修理・交換

タイヤをホイールから脱着する際は、空気圧バルブ/送信機が損傷しないよう
注意してください。脱着手順の詳細は、トヨタ販売店へご相談ください。

トヨタ指定の純正ホイールを使用してください。
トヨタ指定の純正ホイール以外を使用すると、空気圧警報システムが正しく作
動しないおそれがあります。

ホイールを交換したときは、空気圧バルブ/送信機を装着してください。空気
圧バルブ/送信機が装着されていないと、タイヤ空気圧警告灯が消灯しませ
ん。

バルブキャップを必ず取り付けてください。バルブキャップをはずしている
と、水が浸入してバルブが固着する場合があります。

バルブキャップを交換するときは、金属製などの指定以外のバルブキャップを
使用しないでください。バルブキャップが固着するおそれがあります。

パンク修理剤を使用したとき

空気圧が正確に計測できなくなることがあります。できるだけ早くトヨタ販売
店で点検を受け、空気圧バルブ/送信機を交換してください。

悪路走行に対する注意

段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。

低扁平タイヤについて(18 インチタイヤ装着車)

低偏平タイヤのホイールは、路面から衝撃を受けたとき、ホイールに通常より
大きなダメージを与えることがあります。そのため次のことに注意してくださ
い。

適切なタイヤ空気圧で使用する
空気圧が低すぎると簡単に損傷することがあります。

段差や凹凸のある路面、路上に空いた穴、平らでない舗道・縁石や他の障害物
を避ける
タイヤおよびホイールがひどく損傷することがあります。

走行中に空気もれが起こったら

走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤ空気圧が適正でない場合

適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。

燃費の悪化

乗り心地や操縦安定性の低下

摩耗によるタイヤ寿命の低下

安全性の低下

ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。

タイヤ空気圧の点検のしかた

タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。

タイヤが冷えているときに点検する

タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正かどうか判断できません。

走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。

荷物を積んだり、多人数で乗車するときは荷重を不均等にかけないようにする

タイヤ空気圧について

タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。低偏平タイヤの場合、2週間に 1 回、または
長距離ドライブの前には必ず空気圧を点検してください。(→ P. 478)

知識

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6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

タイヤの性能を発揮するために

適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

過度の摩耗

偏摩耗

操縦安定性の低下

タイヤの過熱による破裂

タイヤとホイールのあいだからの空気漏れ

ホイールの変形、タイヤの損傷

走行時にタイヤが損傷する可能性の増大

(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)

注意

タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは

タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。

バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気が漏れ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。

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6-2. 簡単な点検・部品交換

パワースイッチを OFF にする

グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす

グローブボックス側面を内側に
押して上部のツメを片側ずつは
ずし、下部のツメをはずして取り
はずす

フィルターカバーを取りはずす

フィルターカバーの固定を解
除する

フィルターカバーを矢印の方
向にずらし、ツメからフィル
ターカバーを抜く

エアコンフィルターの交換

エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期的
に交換してください。

交換のしかた

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