Toyota Corolla Fielder (2016 year). Instruction japanese — part 12
175
4-5.Toyota Safety Sense C
4
運転
■
作動条件
プリクラッシュセーフティシステムが ON で、前方車両(オートバイ・自転車は
除く)と衝突の可能性が高いと判断したときに作動します。各機能の作動速度は
次のとおりです。
●
衝突警報
・ 車速約 15 ∼ 140km/h
・ 自車から見た前方車両との相対速度約 15km/h 以上
●
プリクラッシュブレーキアシスト
・ 車速約 30 ∼ 80km/h
・ 自車から見た前方車両との相対速度約 30km/h 以上
●
プリクラッシュブレーキ
・ 車速約 10 ∼ 80km/h
・ 自車から見た前方車両との相対速度約 10km/h 以上
ブレーキペダルを踏んでいる場合は、ドライバーに回避操作の準備ができている
と判断し、プリクラッシュブレーキの開始タイミングを遅らせる場合がありま
す。
以下の操作中はドライバー操作を優先し、システムが作動しないことがありま
す。
●
アクセルペダルを強く踏み込んでいるとき
●
ハンドルを大きくきった、または素早く操作しているとき
以下の場合、システムは作動しません。
●
補機バッテリー端子を脱着したあと、しばらく走行するまでのあいだ
●
VSC が OFF のとき(衝突警報のみ作動可能状態になります)
●
PCS 警告灯が点滅または点灯しているとき
●
シフトポジションが R のとき
■
プリクラッシュブレーキの作動解除
●
プリクラッシュブレーキ作動中に次の操作をすると、プリクラッシュブレーキ
の作動が解除されます。
・ アクセルペダルを強く踏み込んだ
※
・ ハンドルを大きくきった、またはすばやく操作したりした
※
車速が約 15 km/h 以下でアクセルペダルを強く踏み込んだ場合、誤発進操
作とシステムが判断してプリクラッシュブレーキの作動が解除されないこと
があります。
●
プリクラッシュブレーキの作動により車両が停止したときは、車両が停止して
から約 2 秒後にプリクラッシュブレーキの作動が解除されます。
知識
176
4-5.Toyota Safety Sense C
■
衝突の可能性がなくてもシステムが作動するとき
次のような場合、システムが衝突の可能性があると判断し、作動することがあり
ます。
カーブの入り口の道路脇に障害物(道路標識・ガードレールなど)があるとき
カーブで対向車とすれ違ったとき
右左折時に対向車とすれ違ったとき
先行車に急速に接近したとき
ETC ゲートや駐車場のゲートなどの開閉バーに急速に接近したとき
立体交差・道路標識・看板などが進行方向にあるとき
車両姿勢が変化しているとき
センサーへの強い衝撃などにより、センサーの向きがずれているとき
上り坂で進行方向の道路上方に構造物(看板・街灯など)があるとき
下り坂で進行方向の路面に金属物(マンホール・鉄板など)があるとき
車両に覆い被さるような障害物(垂れ幕・垂れ下がった枝など)があるとき
濃い霧や煙などがある場所を通過するときや、先行車などから水・雪などの巻
き上げがあるとき
路面上に反射物・段差・突起物などがあるとき
前方センサーの高さに突き出た障害物がある場所に駐停車するとき
障害物(停止車両・ガードレールなど)の横すれすれを通過するとき
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
177
4-5.Toyota Safety Sense C
4
運転
フロントウインドウガラスが汚れていたり、雨滴・結露・氷雪などで覆われて
いるとき
■
システムが正常に働かないおそれのある状況
次のような状況では、システムが正しく作動しない場合があります。
きついカーブや起伏がある場所を走行するとき
交差点などで、自車の進行方向に急な飛び出しがあるとき
自車の進行方向に急な割り込みがあるとき
車が横すべりしているとき
車両姿勢が変化しているとき
フロントウインドウガラスが汚れていたり、雨滴・結露・氷雪などで覆われて
いるとき
センサーへの強い衝撃などにより、センサーの向きがずれているとき
レーザー波を反射しにくい先行車(後ろ部分が極端に低い・ひどく汚れている
など)のとき
前方からの強い光(太陽光・対向車のヘッドランプ光など)が前方センサーに
直接あたっているとき
雨・霧・雪・砂嵐など悪天候のとき
トンネル内や夜間など、周囲が暗いとき
16
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
178
4-5.Toyota Safety Sense C
■
PCS 警告灯が点滅、およびマルチインフォメーションディスプレイに警告メッ
セージが表示されたとき
システムが一時的に作動しない、またはシステムに異常があるおそれがありま
す。
●
次のときは、状況が改善されると PCS 警告灯・警告メッセージが消え、作動可
能状態になります。
・ 炎天下に駐車したあとなど、前方センサー周辺の温度が高いとき
・ フロントウインドウガラスが曇ったり、結露したり、凍結したりしていると
き(→ P. 208)
・ ボンネットが開いているなど、前方センサーの前がさえぎられているとき
●
PCS 警告灯が点滅したままのとき、および警告メッセージが表示されたままの
ときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
TRC と VSC を停止したとき
●
TRC と VSC の作動を停止(→ P. 195)したときは、プリクラッシュブレーキ
アシスト・プリクラッシュブレーキの作動も停止します。ただし、衝突警報は
作動します。
●
PCS 警告灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「VSC が OFF
のためプリクラッシュブレーキも停止します」が表示されます。
179
4-5.Toyota Safety Sense C
4
運転
警告
■
安全にお使いいただくために
●
安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転
に努めてください。
プリクラッシュセーフティシステムを日常のブレーキ操作のかわりには絶対
に使用しないでください。本システムはあらゆる状況で衝突を回避または軽
減するものではありません。システムに頼ったり、安全を委ねる運転をする
と思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につなが
るおそれがあります。
本システムは衝突の回避を支援、あるいは衝突の被害を軽減することを目的
として設計していますが、その効果はさまざまな条件(→ P. 175)により
かわります。そのため、常に同じ性能が発揮できるものではありません。
●
プリクラッシュブレーキは運転者の操作状態によっては作動しません。運転者
がアクセルペダルを強く踏んでいたり、ハンドルを操作したりしていると、そ
の操作状態によっては運転者の回避操作とシステムが判断し、プリクラッシュ
ブレーキが作動しない場合があります。
●
プリクラッシュブレーキ作動中に、アクセルペダルを強く踏んだり、ハンドル
を操作したりすると、その操作状態によっては運転者の回避操作とシステムが
判断し、プリクラッシュブレーキの作動が解除されます。
●
走行中、システムは踏切の遮断機などの前方障害物を衝突対象物と認識し、プ
リクラッシュブレーキを作動させることがあります。万一踏切内に閉じ込めら
れた場合などは、以下の操作で車両を前進させ、状況に応じて安全を確保して
下さい。
・ 車両停止後に再度アクセルペダルを踏む
・ 減速中にアクセルペダルを深く踏み込む(→ P. 175)
・ プリクラッシュセーフティシステムを OFF にする(→ P. 174)
●
プリクラッシュブレーキ作動時は、強いブレーキがかかります。また、プリク
ラッシュブレーキ作動終了後は、クリープ現象により車両が前進しますので、
必要に応じて運転者自らブレーキをかけてください。
180
4-5.Toyota Safety Sense C
警告
■
システムの支援内容に関する注意点
プリクラッシュセーフティシステムは、警報やブレーキ制御により衝突回避支
援を行うために、運転者が「見る」・「判断する」・「操作する」過程で、支援を
行います。システムの支援には限界があるため、次の点に注意してください。
●
運転者が見る過程での支援内容
プリクラッシュセーフティシステムは、前方車両を可能な範囲で検知するのみ
であり、わき見やぼんやり運転を許容するシステムでも、視界不良時の運転を
補助するシステムでもありません。運転者自らが周囲の状況に注意を払う必要
があります。
●
運転者が判断する過程での支援内容
プリクラッシュセーフティシステムは、検知しうる前方車両の情報のみから衝
突の可能性を判断するものです。安全の確保の判断は運転者自らが行う必要が
あります。
●
運転者が操作する過程での支援内容
プリクラッシュセーフティシステムの制動制御は、衝突の可能性が高いと判断
した段階で作動するもので、運転者の適切な操作なしに衝突を回避したり、安
全に停止させるものではありません。このため、危険性があれば自らが安全を
確保する必要があります。
注意
■
システムの誤作動を防ぐために
次のときは、プリクラッシュセーフティシステムを OFF にしてください。
衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合があります。
●
点検でシャシーローラー・シャシーダイナモ・フリーローラーなどを使用する
とき
●
船舶・トラックなどに積載するとき
●
車両姿勢が変化しているとき(メーカー指定のサイズ以外のタイヤを取り付け
ているときや、サスペンションを改造しているときなど)
●
車両けん引時
181
4
運転
4-5.Toyota Safety Sense C
LDA(レーンディパーチャーアラート/車線逸脱警報)
★
白(黄)線の整備された道路を走行中に、フロントウインドウガラス上
部の前方センサーを利用して白(黄)線を認識し、走行中の車線から車
両が逸脱したとシステムが判断した場合に、ブザーおよびマルチイン
フォメーションディスプレイ表示で運転者に警告します。
前方センサー
LDA を使用するには LDA スイッチ
を押す
メーター内の LDA 表示灯が点灯しま
す。
解除するには再度LDAスイッチを押し
ます。
LDA の ON/OFF 状態は、エンジンス
イッチ
★
を“LOCK”またはパワース
イッチ
★
を OFF 後、再始動しても継続
します。
●
車速が約 50km/h 以上のとき
●
車線の幅が約 3m 以上のとき
●
直線路またはゆるいカーブ(半径約 150m 以上)を走行しているとき
機能概要
設定のしかた
作動条件
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
182
4-5.Toyota Safety Sense C
両側の白線点灯:
左右の白(黄)線が認識されている
ことを示しています。
車両が車線から逸脱した場合、逸脱し
ている側の白線表示が点滅します。
片側の白線点灯:
左右いずれか一方の白(黄)線が認
識されていることを示しています。
認識されている側の白(黄)線から車
両が逸脱した場合、その白線表示が点
滅します。
両側の白ぬき線点灯:
白(黄)線が認識されていないまた
は LDA が一時的に解除されている
ことを示しています。
マルチインフォメーションディスプレイ表示
183
4-5.Toyota Safety Sense C
4
運転
■
機能の一時解除
次のいずれかの場合、機能を一時的に解除します。解除されたときの状況が改善
されると、作動を再開します。
●
方向指示レバーを操作したとき
●
作動条件以外の車速になったとき
●
走行中の白(黄)線が認識できなくなったとき
●
車線逸脱警報吹鳴直後
車線逸脱警報が作動してから数秒間は、再度車線を逸脱しても警報は作動しま
せん。
■
車線逸脱警報について
オーディオ・エアコン使用時は、音楽やファンの音などにより、警報音が聞き取
りづらくなる場合があります。
■
炎天下に駐車したあとは
走行開始後、しばらくのあいだ LDA は作動しないことがあります。室内温度が低
下し、前方センサー周辺(→ P. 169)の温度が適温になると作動するので、いっ
たん LDA スイッチを OFF にして、しばらくしてから ON にしてください。
■
白(黄)線が片側にしかないとき
白(黄)線が認識できていない方向への車線逸脱警報は作動しません。
知識
184
4-5.Toyota Safety Sense C
■
機能が正常に作動しないおそれのある状況
次の状況では、前方センサーが白(黄)線を正しく検知できず、車線逸脱警報機
能が正しく作動しないことがありますが、故障ではありません。
●
料金所や検札所の手前や交差点などを走行するとき
●
急カーブを走行するとき
●
車線の幅が極端に狭いときや広いとき
●
重い荷物の積載やタイヤ空気圧の調整不良などで、車両が著しく傾いていると
き
●
先行車との車間距離が極端に短くなったとき
●
車線が黄色のとき(白線にくらべて認識率が低下することがあります)
●
白(黄)線がかすれていたり、道路鋲や置き石などのとき
●
白(黄)線が縁石等の上に引かれているとき
●
白(黄)線が砂ぼこりなどで見えない、または見えにくくなっているとき
●
白(黄)線と平行に近い影があったり、白(黄)線が影の中にあるとき
●
コンクリート路のような明るい路面を走行するとき
●
照り返しなどにより明るくなった路面を走行するとき
●
トンネルの出入口など明るさが急変する場所を走行するとき
●
対向車のヘッドランプ光・太陽光などがカメラに入射するとき
●
分岐・合流路などを走行するとき
●
雨天・雨上がり・水たまりなどぬれた路面を走行するとき
●
悪路や道路の継ぎ目などを走行時に、車両に大きな上下動が発生するとき
●
夜間にヘッドランプのレンズが汚れて照射が弱いときや、光軸がずれていると
き
●
左右に傾いた道路やうねった道路を走行するとき
●
舗装されていない道路や荒れた道路を走行するとき
■
タイヤを交換したとき
冬用タイヤなど、タイヤによっては十分な性能が確保できない場合があります。
■
LDA の警告メッセージ
走行操作に関して注意が必要な場合や、システムに異常が発生したときには、警
告メッセージで注意をうながします。(oP. 298)
また、警告メッセージは表示されても通常の走行に支障はありません。
185
4-5.Toyota Safety Sense C
4
運転
■
車線逸脱警報ブザーの感度調整について
マルチインフォメーションディスプレイの設定(→ P. 81)により、LDA 警報
感度を変更することができます。
警告
■
LDA をお使いになる前に
LDA を過信しないでください。LDA は自動で運転する装置でも前方への注意
を軽減する装置でもないため、運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、
ハンドル操作で進路を修正し、安全運転を心がけてください。
適切な運転操作をしなかったり、注意を怠ったりすると、思わぬ事故につなが
るおそれがあります。
■
誤操作を防ぐために
LDA を使用しないときは、LDA スイッチでシステムを OFF してください。
■
LDA を使用してはいけない状況
次の状況では、LDA を使用しないでください。
システムが適切に作動せず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
応急用タイヤ・タイヤチェーンなどを装着しているとき
●
路側物に白(黄)線と見間違えるような構造物・模様があるとき(ガードレー
ル・縁石・反射ポールなど)
●
雪道を走行するとき
●
雨・雪・霧・砂ぼこりなどで白(黄)線が見えにくいとき
●
道路の修復で、アスファルト修復跡や白(黄)線の跡が残っているとき
●
工事によって規制された車線や仮設の車線を走行するとき
186
4-5.Toyota Safety Sense C
注意
■
LDA の故障や誤作動を防ぐために
●
ヘッドランプを改造したり、ランプの表面にステッカーなどを貼ったりしない
でください。
●
サスペンションなどを改造したり、純正品以外の部品に交換したりしないでく
ださい。
●
ボンネットやグリルの上には、何も取り付けたり置いたりしないでください。
また、グリルガード(ブルバー・カンガルーバーなど)を取り付けないでくだ
さい。
187
4
運転
4-5.Toyota Safety Sense C
オートマチックハイビーム
★
ランプスイッチを AUTO
★
また
は
にし、レバーを前方へ押す
オ ー ト マ チ ッ ク ハ イ ビ ー ム ス
イッチを押す
オートマチックハイビームが作動する
と、オートマチックハイビーム表示灯
が点灯します。
ランプスイッチがロービームの状態で
ス イ ッ チ を 押 す と、マ ル チ イ ン フ ォ
メーションディスプレイに警告メッ
セージが表示されます。
(→ P. 304)
オートマチックハイビームは、フロントウインドウガラス上部に設置さ
れた前方センサーにより対向車または先行車のランプや街路灯などの明
るさを判定し、自動的にハイビームとロービームを切りかえます。
オートマチックハイビームの使い方
1
2
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
188
4-5.Toyota Safety Sense C
次の条件をすべて満たすと、ハイビームを点灯します。
●
車速が約 30km/h 以上
●
車両前方が暗い
●
対向車または先行車が存在しない、またはランプを点灯していない
●
前方の道路沿いの街路灯の光が少ない
次の条件のいずれかのときはロービームが点灯します。
●
車速が約 25km/h 以下
●
車両前方が明るい
●
対向車または先行車がランプを点灯している
●
前方の道路沿いの街路灯の光が多い
■
ロービームへの切りかえ
レバーをもとの位置にもどす
オートマチックハイビーム表示灯が
消灯します。
オートマチックハイビームにもどす
には、再度レバーを前方に押します。
■
ハイビームへの切りかえ
オ ー ト マ チ ッ ク ハ イ ビ ー ム ス
イッチを押す
オートマチックハイビーム表示灯が
消灯し、ハイビーム表示灯が点灯し
ます。
オートマチックハイビームにもどす
には、再度スイッチを押します。
ハイビームとロービームの自動切りかえ条件
手動切りかえのしかた
189
4-5.Toyota Safety Sense C
4
運転
■
作動条件
エンジンスイッチ
★
が“ON”またはパワースイッチ
★
が ON モードのとき
■
オートマチックハイビームについて
●
次の状況では、ハイビームが自動でロービームに切りかわらない場合がありま
す。
・ 見通しの悪いカーブで対向車と突然すれ違ったとき
・ 他車が前方を横切ったとき
・ 連続するカーブや中央分離帯、街路樹などで対向車や先行車が見え隠れする
とき
●
対向車のフォグランプにより、ハイビームがロービームに切りかわる場合があ
ります。
●
街路灯や信号・広告などの照明、または標識・看板などの反射物によりハイビー
ムがロービームに切りかわる場合や、ロービームが継続する場合があります。
●
次の原因により、ハイビームとロービームの切りかえのタイミングが変化する
場合があります
・ 対向車または先行車のランプの明るさ
・ 対向車または先行車の動きや向き
・ 対向車または先行車のランプが片側のみ点灯しているとき
・ 対向車または先行車が二輪車のとき
・ 道路の状態(勾配やカーブ、路面状況など)
・ 乗車人数や荷物の量
●
オートマチックハイビームは車両前方にあるランプの明るさなどで周囲の状況
を認識します。従って、ハイビームとロービームが運転者の感覚に合わず切り
かわる場合があります。
●
自転車などの軽車両は検知しない場合があります。
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
190
4-5.Toyota Safety Sense C
●
次の状況では、周囲の明るさが正確に検知されず、ハイビームが対向車や先行
車の迷惑になる場合や、ロービームが継続する場合があります。このような場
合は、手動でハイビームとロービームを切りかえてください。
・ 悪天候時(霧・雪・砂嵐・大雨など)
・ フロントウインドウガラスが汚れているときや、曇っているとき
・ フロントウインドウガラスにひび割れや破損があるとき
・ 前方センサーが変形しているときや、汚れているとき
・ 前方センサーの温度が非常に高いとき
・ 周囲にヘッドランプや尾灯などに似た光があるとき
・ 対向車または先行車のランプが無灯火のときや、ランプに汚れや変色があっ
たり光軸がずれているとき
・ 急激な明るさの変化が連続するとき
・ 起伏や段差が多い道路を走行しているとき
・ カーブが多い道路を走行しているとき
・ 車両前方に標識やミラーのように光を強く反射するものがあるとき
・ コンテナなど、先行車両の後部が光を強く反射するとき
・ 自車のヘッドランプが破損または汚れているとき
・ パンクやけん引などにより車両が傾いているとき
・ マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されている
とき
■
マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき
システムに異常があるおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
警告
■
安全にお使いいただくために
オートマチックハイビームを過信しないでください。運転者は常に自らの責任
で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけ、必要に応じて手動でハイビームと
ロービームを切りかえてください。
注意
■
オートマチックハイビームを正しく作動させるために
●
荷物を積み過ぎない
●
車両を改造しない
Нет комментариевНе стесняйтесь поделиться с нами вашим ценным мнением.
Текст