Toyota Harrier (2018 year). Instruction japanese — part 18

271

4-5. 運転支援装置について

4

運転

他の音波の影響

・ 他車のホーン、オートバイのエンジン音、大型車のエアブレーキ音、車両感

知器、他車のクリアランスソナーなど超音波を発生するものが付近にいたと

・ センサー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート [ 特に蛍光灯タイ

プ ]・フォグランプ・フェンダーポール・無線アンテナなど)を取り付けたとき

車両の変化

・ 車両姿勢が大きく傾いたとき
・ 積載状況などにより車高が著しく変化した場合(ノーズアップ・ノーズダウ

ンなど)

・ 衝突などで、センサーの方向ズレが発生したとき

補機バッテリーを脱着したときは

システムを初期化する必要があります。
約 35km/h 以上の速度で 5 秒以上直進走行することで初期化できます。

システムに異常があるとき

ICS OFF 表示灯が点滅し、警告メッセージが表示されます。表示された画面の
指示に従ってください。

マルチインフォメーションディスプレイに「ICS 現在使用できません」が表示さ
れ ICS OFF 表示灯が点滅したとき

センサー部に氷・雪・泥などが付着していることが考えられます。
この場合はセンサーの氷・雪・泥などを取り除けば、正常に復帰します。
また、低温時にはセンサーの凍結などにより異常表示が出たり、障害物があっ
ても感知しないことがあります。氷が解ければ、正常に復帰します。

センサーの汚れを取り除いても表示が出るとき、センサーが汚れていなくても
表示が出るときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。

バッテリーを脱着したあとにシステムの初期化がされていないことが考えられ
ます。システムの初期化を行ってください。

カスタマイズ機能

システムの停止目安距離を変更することができます。

(カスタマイズ一覧→ P. 442)

設定できる距離はあくまで目安であり、停止距離は周囲の状況や作動対象に
よって多少変化します。

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4-5. 運転支援装置について

警告

安全にお使いいただくために

システムを過信しないでください。システムを過信すると思わぬ事故につなが
るおそれがあり危険です。

安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転
に努めてください。インテリジェントクリアランスソナーは衝突緩和という支
援ができる場合がありますが、状況によっては作動しない場合もあります。

インテリジェントクリアランスソナーは、完全に車両を停止させるシステムで
はありません。また、車両を停止させることができたとしても、ブレーキ制御
は約 2 秒で解除されるため、すぐにブレーキペダルを踏んでください。

システムを正しく作動させるために

センサー(→ P. 263)について、以下のことをお守りください。お守りいた
だかないと、センサーが正しく作動せず、思わぬ事故につながるおそれがあり
危険です

改造・分解・塗装などをしない

純正品以外に交換しない

センサー周辺へ衝撃を与えない

センサーに傷を付けたりせずに、常にきれいにしておく

サスペンションの取り扱いについて

車高や車の傾きが変化すると、センサーが障害物を正しく感知できなくなり、
システムが作動しなくなったり、不要に作動してしまう場合があるため、サス
ペンションの改造はしないでください。

273

4-5. 運転支援装置について

4

運転

注意

センサーの故障を防ぐために

センサー周辺に衝撃を受けたときは、センサーの故障などにより装置が正常に
作動しなくなっているおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。

高圧洗車機を使用して洗車するときは、センサー部に直接水をあてないでくだ
さい。強い水圧により衝撃が加わり、正常に作動しなくなるおそれがあります。

スチームを使用した洗車機などで洗車するときは、スチームをセンサー部に近
付けすぎないようにしてください。スチームにより、正常に作動しなくなるお
それがあります。

不要な作動を防ぐために

次のときは、インテリジェントクリアランスソナーを OFF にしてください。
衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合があります。

点検などで、シャシーローラー・シャシーダイナモ・フリーローラーなどを使
用する場合

船舶・トラックなどへ積載する際の進入時

ローダウンサスペンションや、純正と異なるサイズのタイヤを取り付けた場合

積載状況などにより車高が著しく変化した場合(ノーズアップ、ノーズダウン
など)

けん引フックを取り付けた場合

274

4-5. 運転支援装置について

運転を補助する装置

ECB(電子制御ブレーキシステム)

電子制御により、ブレーキ操作に応じたブレーキ力を発生させます。

ABS(アンチロックブレーキシステム)

急ブレーキ時やすべりやすい路面でのブレーキ時にタイヤのロックを
防ぎ、スリップを抑制します。

ブレーキアシスト

急ブレーキ時などに、より大きなブレーキ力を発生させます。

VSC(ビークルスタビリティコントロール)

急なハンドル操作や、すべりやすい路面で旋回するときに横すべりを
抑え、車両の姿勢維持に寄与します。

S-VSC(ステアリングアシステッドビークルスタビリティコントロー
ル)

ABS・VSC・TRC・EPS を協調して制御します。

すべりやすい路面などでの走行で急なハンドル操作をした際に、ハン
ドル操作力を制御することで、車両の方向安定性確保に貢献します。

TRC(トラクションコントロール)

すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力
確保に貢献します。

ヒルスタートアシストコントロール

上り坂で発進するときに、車が後退するのを緩和します。

EPS(エレクトリックパワーステアリング)

電気式モーターを利用して、ハンドル操作を補助します。

緊急ブレーキシグナル

急ブレーキ時に非常点滅灯を自動的に点滅させることにより、後続車
に注意をうながし、追突される可能性を低減させます。

走行の安全性や運転性能を確保するため、走行状況に応じて次の装置が
自動で作動します。ただし、これらの装置は補助的なものなので、過信
せずに運転には十分に注意してください。

275

4-5. 運転支援装置について

4

運転

ABS・VSC・TRC が作動している
ときは、スリップ表示灯が点滅しま
す。

ぬかるみや砂地、雪道などから脱出するときに、TRC が作動していると、
アクセルペダルを踏み込んでもハイブリッドシステムの出力が上がら
ず、脱出が困難な場合があります。

このようなときに

を押すことにより、脱出しやすくなる場合があり

ます。

TRC の停止方法

TRC を停止するには

を押す

マルチインフォメーションディスプ
レイに「TRC OFF」と表示されま
す。

もう一度

を押すと、システム作

動可能状態にもどります。

ABS・VSC・TRC が作動しているとき

TRC を停止するには

276

4-5. 運転支援装置について

TRC と VSC を停止するには

TRC と VSC を停止するには、停車時に

を押し 3 秒以上保持する

VSC OFF 表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「TRC
OFF」と表示されます。

もう一度

を押すと、システム作動可能状態にもどります。

プリクラッシュブレーキ、プリクラッシュブレーキアシスト(→ P. 218)も
停止します。PCS 警告灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイ
にメッセージが表示されます。(→ P. 228)

を押さなくてもマルチインフォメーションディスプレイに「TRC OFF」が表

示されたとき

TRC が作動できない状態になっています。トヨタ販売店にご相談ください。

ヒルスタートアシストコントロールの作動条件

次のときシステムが作動します。

シフトレバーの位置が P または N 以外(前進または後退での上り坂発進時)

車両停止状態

アクセルペダルを踏んでいない

パーキングブレーキがかかっていない

ヒルスタートアシストコントロールの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

シフトレバーを P または N のシフト位置にした

アクセルペダルを踏んだ

パーキングブレーキをかけた

ブレーキペダルから足を離して最大 2 秒経過した

知識

277

4-5. 運転支援装置について

4

運転

ABS・ブレーキアシスト・VSC・TRC・ヒルスタートアシストコントロールの
作動音と振動

ハイブリッドシステム始動時や発進直後、ブレーキペダルをくり返し踏んだと
きなどに、エンジンルームから作動音が聞こえることがありますが、異常では
ありません。

上記のシステムが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異
常ではありません。

・ 車体やハンドルに振動を感じる
・ 車両停止後もモーター音が聞こえる

ECB(電子制御ブレーキシステム)の作動音

次のような場合に ECB の作動音が聞こえることがありますが、異常ではありま
せん。

ブレーキペダルを操作したときに、エンジンルームから聞こえる作動音(“ カ
チ ”、“ シュー ”、“ ジー ” という音)

運転席ドアを開けたときに車両前方から聞こえるブレーキシステムのモーター
音(“ ジー ” という音)

ハイブリッドシステム停止後1∼2分経過時に、エンジンルームから聞こえる作
動音(“ カチ ”、“ シュー ”、“ ジー ” という音)

EPS モーターの作動音

ハンドル操作を行ったとき、モーターの音(“ ウィーン ” という音)が聞こえ
ることがありますが、異常ではありません。

TRC や VSC の自動復帰について

TRC や VSC を作動停止にしたあと、次のときはシステム作動可能状態にもどり
ます。

パワースイッチを OFF にしたとき

(TRC のみを作動停止にしている場合)車速が高くなったとき

ただし、TRC と VSC の作動を停止している場合は、車速による自動復帰はあり
ません。

EPS の効果が下がるとき

停車中か極低速走行中に長時間ハンドルをまわし続けると、EPS システムのオー
バーヒートを避けるため、EPS の効果が下がりハンドル操作が重く感じられる
ようになります。また、このあいだ LDA(レーンディパーチャーアラート [ ステ
アリング制御機能付き ])の操舵力支援が作動しない場合があります。
その場合は、ハンドル操作を控えるか、停車し、ハイブリッドシステムを停止し
てください。10 分程度でもとの状態にもどります。

278

4-5. 運転支援装置について

緊急ブレーキシグナルの作動条件

次のときシステムが作動します。

非常点滅灯が点滅していないこと

車速 55km/h 以上

車両の減速度から急ブレーキだとシステムにより判断された

緊急ブレーキシグナルの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

非常点滅灯を点滅させた

車両の減速度から急ブレーキではないとシステムにより判断された

279

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

ABS の効果を発揮できないとき

タイヤのグリップ性能の限界をこえたとき(雪に覆われた路面を過剰に摩耗し
たタイヤで走行するときなど)

雨でぬれた路面やすべりやすい路面での高速走行時に、ハイドロプレーニング
現象が発生したとき

ABS が作動することで、制動距離が通常よりも長くなる可能性があるとき

ABS は制動距離を短くする装置ではありません。特に次の状況では、常に速度
を控えめにして前車と安全な車間距離をとってください。

泥・砂利の道路や積雪路を走行しているとき

タイヤチェーンを装着しているとき

道路のつなぎ目など、段差をこえたとき

凹凸のある路面や石だたみなどの悪路を走行しているとき

TRC や VSC の効果を発揮できないとき

すべりやすい路面では、TRC や VSC が作動していても、車両の方向安定性や
駆動力が得られないことがあります。車両の方向安定性や駆動力を失うような
状況では、特に慎重に運転してください。

ヒルスタートアシストコントロールの効果を発揮できないとき

ヒルスタートアシストコントロールを過信しないでください。急勾配の坂や、
凍った路面ではヒルスタートアシストコントロールが効かないことがありま
す。

ヒルスタートアシストコントロールはパーキングブレーキのように車を長時
間駐車するための機能でありませんので、同機能を坂道での駐停車のために使
用しないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

スリップ表示灯が点滅しているとき

ABS・VSC・TRC が作動中であることを知らせています。常に安全運転を心
がけてください。無謀な運転は思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
表示灯が点滅したら特に慎重に運転してください。

280

4-5. 運転支援装置について

警告

TRC や VSC を OFF にするとき

TRC や VSC は駆動力や車両の方向安定性を確保しようとするシステムです。
そのため、必要なとき以外は TRC・VSC を作動停止状態にしないでください。
TRC や VSC を作動停止状態にしたときは、路面状況に応じた速度で、特に慎
重な運転を心がけてください。

タイヤまたはホイールを交換するとき

4 輪とも指定されたサイズで、同じメーカー・ブランド・トレッドパターン(溝
模様)のタイヤを使用し、推奨された空気圧にしてください。(→ P. 433)
異なったタイヤを装着すると、ABS・VSC・TRC など、運転を補助するシス
テムが正常に作動しません。
タイヤ、またはホイールを交換するときは、トヨタ販売店に相談してください。

タイヤとサスペンションの取り扱い

問題があるタイヤを使用したり、サスペンションを改造したりすると、運転を
補助するシステムに悪影響をおよぼし、システムの故障につながるおそれがあ
ります。

281

4

運転

4-6. 運転のアドバイス

ハイブリッド車運転のアドバイス

エコドライブモードの利用

エコドライブモードを使用すると、通常にくらべてアクセルペダルの
踏み込みに対するトルクの発生がゆるやかになります。また、エアコ
ン(暖房/冷房)の作動を抑え、燃費向上につながります。

(→ P. 175)

ハイブリッドシステムインジケーターの利用

メーター内のハイブリッドシステムインジケーターの針をエコエリア
の範囲に保つことで、環境に配慮した走行が可能です。(→ P. 79)

シフトレバーの操作

信号待ちや渋滞のときなどは、シフトレバーを D にしましょう。また、
駐車するときは、シフトレバーを P にしましょう。シフトレバーを N
にしても、燃費向上の効果はありません。N では、ガソリンエンジン
が回転していても駆動用電池は充電されないため、エアコンなどを使
用していると駆動用電池の残量が低下します。

アクセルペダル・ブレーキペダルの操作

急加速・急減速を控え、スムーズな運転を心がけましょう。ゆるや
かに加速・減速することで、より効果的に電気モーターを使用でき、
余分なガソリン消費を抑えることができます。

加速のくり返しは、駆動用電池の残量を低下させ、結果、燃費が悪
化するため控えましょう。走行中、アクセルペダルを少しもどすこ
とで駆動用電池の残量を回復させることができます。

減速時のブレーキ操作

減速時は、早めに、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。

渋滞

加速・減速のくり返しや、長い信号待ちは燃費を悪化させます。お出
かけ前に交通情報を確認するなどして、なるべく渋滞を回避するよう
にしましょう。また渋滞の際は、ブレーキペダルをゆるめて微前進し、
アクセルペダルをあまり踏まないようにしましょう。余分なガソリン
消費を抑えることができます。

環境に配慮した経済的な運転のためには、次のことを心がけてください。

282

4-6. 運転のアドバイス

高速道路での運転

速度を抑え、一定速度で走行しましょう。また、料金所手前では早め
にアクセルペダルをもどし、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。

エアコンの ON / OFF

必要時以外はエアコンスイッチを OFF にしましょう。余分なガソリン
消費を抑えることができます。

夏季:外気温が高いときは、内気循環モードに設定しましょう。エア
コンへの負荷が減り燃費向上につながります。

冬季:ガソリンエンジン・車室内が暖まるまで、ガソリンエンジンが
自動停止しないので、燃料を消費します。また、過剰な暖房を避ける
と、燃費向上につながります。

タイヤ空気圧の点検

タイヤ空気圧はこまめに点検しましょう。タイヤ空気圧が適切でない
と、燃費の悪化につながります。
また、冬用タイヤは転がり抵抗が大きいため、乾燥した路面では燃費
の悪化につながります。季節、道路状況に応じて適切なタイミングで
タイヤを交換しましょう。

荷物

重い荷物が積まれていると、燃費が悪化します。不要な荷物は、積ん
だままにせずに降ろしましょう。また、大型ルーフキャリアの装着も
重い荷物と同様に燃費の悪化につながります。

走行前の暖機運転

ガソリンエンジンが冷えているときは、ガソリンエンジンの始動/停
止を自動的に行いますので、暖機運転は必要ありません。
なお、短距離走行のくり返しは、暖機運転のためのガソリンエンジン
始動がひんぱんに行われることになりますので、燃費の悪化につなが
ります。

283

4

運転

4-6. 運転のアドバイス

寒冷時の運転

次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。

・ エンジンオイル
・ 冷却水
・ ウォッシャー液

補機バッテリーの点検を受けてください。

冬用タイヤ(4 輪)やタイヤチェーンを使用してください。

タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一銘柄のものを、タイヤチェーンは
タイヤサイズに合ったものを使用してください。

(タイヤについて:→ P. 337)

状況に応じて次のことを行ってください。

ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせず、ぬ
るま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分にふき取って
ください。

フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もっていると
きは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を取り除いて
ください。

外装ランプ・車両の屋根・タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷が付
いているときは、取り除いてください。

乗車する前に靴底に付いた雪をよく落としてください。

ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行して
ください。

寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切に
運転してください。

冬を迎える前の準備

運転する前に

運転するとき

284

4-6. 運転のアドバイス

パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除できな
くなるおそれがあります。パーキングブレーキはかけずに、シフトレ
バーを P に入れて駐車し、必ず輪止め

※1

をしてください。

輪止めをしないと、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあり危険
です。

パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、シフトレバーを P に
入れた状態でシフトレバーが動かないこと

※2

を確認してください。

パーキングブレーキがオートモードのときは、シフトレバーを P に入
れたあとにパーキングブレーキを解除してください。(→ P. 180)

※1

輪止めは、トヨタ販売店で購入することができます。

※2

ブレーキペダルを踏まないで P からシフトロックするときにロックがかかり
ます。シフトできる場合は、シフトロックシステムなどの故障が考えられま
す。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

タイヤチェーンについて

取り付け・取りはずし・取り扱い方法については次の指示に従ってください。

安全に作業できる場所で行う

前輪に取り付ける

タイヤチェーンに付属の取扱説明書に従う

取り付け後約 0.5 ∼ 1.0km 走行したら締め直しを行う

寒冷地用ワイパーブレードについて

降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐために
金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードをお求
めください。

高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスがふき取りにくくなること
があります。その場合には速度を落としてください。

駐車するとき

知識

285

4-6. 運転のアドバイス

4

運転

警告

冬用タイヤ装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

指定サイズのタイヤを使用する

空気圧を推奨値に調整する

装着する冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しない

冬用タイヤを装着する際は、必ず 4 輪とも装着する

タイヤチェーン装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは 30km/h のどちらか低い
方をこえる速度で走行しない

路面の凹凸や穴を避ける

急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避ける

カーブの入り口手前で十分減速して、車のコントロールを失うのを防ぐ

注意

タイヤチェーンの使用について

トヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。
トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると車体にあたり、走行
のさまたげとなるおそれがあるものもあります。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

フロントウインドウガラスに付いた氷を除去するとき

たたいて割らないでください。
ウインドウガラスの内側(車内側)が割れるおそれがあります。

286

4-6. 運転のアドバイス

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