Toyota Coaster (2015 year). Instruction japanese — part 8

3.操作装置

111

エンジンがかからないとき、または
寒冷時の始動のときは

アクセルペダルを適度に踏んだまま、エ
ンジン スイッチを“ START ”の位
置にまわし、エンジンを始動します。
●ブレーキペダルをしっかりと踏み、ク

ラッチペダルをいっぱいに踏み込んで
行います。

●以上の操作をしてもエンジンがかからな

いときは、燃料過流防止弁が作動してい
ることがあります。燃料取り出しバルブ

(赤色)を右にいっぱいまでまわして完

全に閉めてから、再度バルブをゆっくり
と開けてください。

●寒冷時、始動に失敗したとき、または始

動後にエンストしたときは、レギュレー
ターが凍結することがあります。この場
合は、レギュレーターにぬるま湯をかけ
て暖めます。(レギュレーター以外には
ぬるま湯をかけないようにしてくださ
い。)

アドバイス

LPG車の駐停車について

長時間駐車するときは、ボンベの燃料取
り出しバルブ(赤色)を右にいっぱいま
でまわして閉めます。

レギュレーター

燃料取り出しバルブ(赤色)

3.操作装置

112

排出ガス浄化装置スイッチ

排出ガス浄化装置スイッチ

走行中、排出ガス浄化装置スイッチの作
動表示灯とメーター内の排出ガス浄化装
置表示灯(95ページ参照)が点滅した
ときは、排出ガス浄化装置スイッチを押
して排出ガス浄化装置に捕集したススを
燃焼(再生)処理(クリーニング)させ
てください。
●燃焼(再生)処理は表示灯が常時点滅

してから、約150km走行以内に行っ
てください。
燃焼(再生)処理を行わないまま走行
を続けると、ブザーが鳴ります。ブザ
ーが鳴ったときは、すみやかに燃焼

(再生)処理してください。

●ブザーを無視して、燃焼(再生)処理

をしないまま走行を続けると、メータ
ー内のエンジン警告灯(96ページ参
照)が点灯します。エンジン警告灯が
点灯したときは、ただちにトヨタ販売
店で点検を受けてください。

●ススの燃焼(再生)処理中は、アクセ

ルペダルを操作しないでください。ス
スの燃焼(再生)処理が終了する前に、
アクセルペダルを踏み込んだり、空ぶ
かししたりすると、ススの燃焼(再生)
処理が中断されます。処理中に作動が
停止してしまった場合は、もう一度操
作をやり直してください。

ディーゼル車

排出ガス浄化装置スイッチ

排出ガス浄化装置表示灯

エンジン スイッチが“ ON ”のとき、
排出ガス浄化装置スイッチを押すと点灯
します。もう一度、排出ガス浄化装置ス
イッチを押す、またはエンジンを始動し
たときにススが一定量堆積していなけれ
ば消灯します。

TOYOTA−D−CAT

車は、ススを排出

ガス浄化装置に捕集し、自動的にススの燃
焼(再生)処理するクリーニングモードと
なります。ただし、運転条件によっては、
ススの燃焼(再生)処理が完了しない場合
があります。そのときは、排出ガス浄化装
置スイッチの作動表示灯とメーター内の排
出ガス浄化装置表示灯(95ページ参照)
が点滅します。これは、排出ガス浄化装置
の機能を回復するもので故障ではありませ
ん。

※ DーCATは、DieselーClean Advanced

Technologyの略。

知 識

作動表示灯

3.操作装置

113

エンジンを始動したとき、ススが一定量
堆積していると点滅します。
●点滅が約10秒で消灯すればクリーニン

グモードであることを示し、自動的に
ススの燃焼(再生)処理を行います。
ただし、排出ガス浄化装置スイッチを
押して燃焼(再生)処理を行うことも
できます。

●点滅が約10秒以上継続しているとき

は、排出ガス浄化装置スイッチを押し
てススの燃焼(再生)処理が必要であ
ることを示しています。

燃焼(再生)処理のしかた

車を安全な場所に停車させます。

パーキングブレーキを確実にかけ、
シフトレバーをマニュアル車は緜、
オートマチック車は綟の位置にしま
す。

●エンジンはかけたままにしておきま

す。

排出ガス浄化装置スイッチを押しま
す。

●スイッチの作動表示灯とメーター内の

排出ガス浄化装置表示灯(95ページ
参照)が点滅から点灯にかわり、アイ
ドリング回転数が上がり排気ブレーキ
が作動します。
蘆スイッチの作動表示灯とメーター内

の排出ガス浄化装置表示灯が消灯
し、アイドリング回転数がもとにも
どればススの燃焼(再生)処理は終
了です。

蘆ススの燃焼(再生)処理は約15∼

20分程

で終了します。

蘆ススの燃焼(再生)処理が終了する

まで、アクセルペダルを操作しない
でください。

※外気温により異なります。

ススの燃焼(再生)処理を行うときは、
排気管の周辺に可燃物がないことを確認
してください。排気管周辺に燃えやすい
ものがあると、火災になるおそれがあり
危険です。また、ススの燃焼(再生)処
理中は排気ガスが高温になりますので、
排気管の周辺で作業などをすると、やけ
どをするおそれがあります。

警 告

●ススの燃焼(再生)処理が自動で処理し

やすくするために、停車時はシフトレバ

ーをマニュアル車は緜

オートマチック

車は綟の位置にすることを推奨します。

●ススの燃焼(再生)処理はマフラーの中

の温度を一定の温度に上げますので、
マフラーの中の温度が高いほど早く終了
します。

●ススの燃焼(再生)処理はエンジンが冷

えているときよりも、運転直後に行うほ
うが早く終了します。

知 識

3.操作装置

114

パーキングブレーキ

レバー

ボタン

駐車するときはボタンを押さずにレバー
をいっぱいまで引きます。
解除するときはレバーを少し引き上げな
がら先端のボタンを押さえて、完全に下
までもどします。

パーキングブレーキをかけたまま走行しな
いでください。
ブレーキ部品が早く摩耗したりブレーキが
過熱し効きが悪くなるおそれがあります。

注 意

駐車時

解除時

排気ブレーキスイッチ

降坂時などにやや強めのエンジンブレー
キを効かすことができます。
●レバーを手前に引きます。

蘆作動表示灯(94ページ参照)が点

灯し作動待機状態であることを知ら
せます。

●走行中にアクセルペダルを離すと、排

気ブレーキが作動します。

●次のときは排気ブレーキは作動しませ

ん。
蘆クラッチペダルまたはアクセルペダ

ルを踏んだとき

蘆シフトレバーを緜の位置にしたとき
蘆ABSが作動したとき(ABS装着

車)

●スリップしやすい氷雪路などでは排気

ブレーキが自動的に解除される場合が
あります。(ABS装着車)

●レバーをもどすと解除されます。(作

動表示灯が消灯します。)

ディーゼル車

レバー

●排出ガス浄化のため、車両が信号待ちな

どで停車したときにアイドリング回転数
があがり、排気ブレーキが作動します。

●アイドリング状態で長時間放置すると、

白煙排出防止のためアイドリング回転数
があがり、排気ブレーキが作動すること
があります。

●オートマチック車では、排気ブレーキを

作動させると車速などに応じてシフトダ
ウンすることがあります。

知 識

冬季のパーキングブレーキの使用について
は、192ページの「駐車するときは」を
お読みください。

アドバイス

3.操作装置

115

ホーン

ハンドルの

マーク周辺部を押すと、

ホーン(警音器)が鳴ります。

3.操作装置

116

LPG車

マニュアルトランスミッション

■駐車するときは

パーキングブレーキをかけ、シフトレバ
ーを平地や下り坂では緘、上り坂では笊
の位置にします。
また、寒冷時に駐車するときは、192
ページ「駐車するときは」をあわせてご
覧ください。

車両が動いているときは、シフトレバーを
緘の位置にいれないでください。車が完全
に止まってから操作しないとトランスミッ
ションを損傷するおそれがあります。

アドバイス

駐車するときは、必ずパーキングブレーキ
をかけてください。パーキングブレーキを
かけていないと、車両が動き、思わぬ事故
につながるおそれがあります。

注 意

ディーゼル車

3.操作装置

117

(パーキング)

オートマチックトランスミッション

駐車およびエンジン始動

駐車のときは必ずシフトレバーを綟の位置にしてください。(綟でのみエン
ジン スイッチからキーが抜けます。)

(リバース)

後退

ギヤが後退に固定されます。
ブザーが鳴り、シフトレバーが緘の位置にあることを運転者と車外の人に知
らせます。

(ニュートラル)

動力が伝わらない状態

シフトレバーが緜の位置でもエンジンは始動できますが、安全のため綟で行
ってください。

(ドライブ)

通常走行(前進)

スピードに応じてギヤが自動的にかわります。
蘆O/DスイッチがONのときは1速から6速まで
蘆O/DスイッチがOFFのときは1速から5速まで

(フォース)

下り坂走行(前進)

スピードや走行条件に応じて、ギヤが1速と4速の間で自動的にかわります。
エンジンブレーキが必要な場合に使います。

(セカンド・ロー)

急な下り坂(前進)

スピードや走行条件に応じて、ギヤが1速と2速の間で自動的にかわります。
強力なエンジンブレーキが必要な場合に使います。
蘆さらに強力なエンジンブレーキが必要な場合は、1速固定スイッチ(120

ページ参照)を使用してください。

34ページの「オートマチック車の取り扱いチェックポイント」、121ページの

「オートマチック車の運転のしかた」もあわせてお読みください。

各位置の働き

排気ブレーキを作動させると車速などに応じてシフトダウンすることがあります。

知 識

3.操作装置

118

シフトレバー
ボタン

シフトレバーの動かし方

シフトレバーを綟と綺の間で動かすとき
は、ブレーキペダルをしっかり踏み、車
を完全に止めてから行ってください。

シフトレバーボタンを

押さずに

操作します。

シフトレバーボタンを

押して

作します。

ブレーキペダルを踏んだまま 、

シフトレバーボタンを押して操
作します。

の操作はシフトレバーボタンを押さずに

操作してください。いつもレバーボタンを
押して操作していると意に反してシフトレ
バーを綟、緘、笘または

の位置にい

れてしまい、思わぬ事故の原因となり重大
な傷害を受けるおそれがあり危険です。

警 告

シフトロック
解除ボタン

Aタイプ

シフトレバー
ボタン

シフトロック
解除ボタンカバー ※

Bタイプ

※ シフトロック解除ボタンはカバーの下にありま

す。

3.操作装置

119

■シフトロックシステム

オートマチック車でのシフトレバーの誤
操作を防ぐシステムです。
●ブレーキペダルを踏んだ状態でなけれ

ば綟からレバー操作できません。
蘆エンジン スイッチが、“ ACC ”

または“ LOCK ”のときは、ブ
レーキペダルを踏んでも操作できま
せん。

蘆シフトレバーを運転席側に引いたま

まブレーキペダルを踏むと操作でき
ないことがあります。先にブレーキ
ペダルを踏み操作してください。

●綟以外ではエンジン スイッチからキ

ーは抜けません。
蘆エンジン スイッチからキーを抜く

ときは、シフトレバーを綟にいれて
ください。

(綟以外ではキーを“ ACC ”から“

LOCK ”の位置にまわせません。)

●緘にいれるとバックブザーが鳴ります。

蘆ブザーが鳴り、緘にあることを運転

者に知らせます。

万一、シフトレバーが綟の位置からレバ
ー操作できないときは、エンジン スイッ
チを“ ACC ”の位置にしてシフトロッ
ク解除ボタンを押しながらレバーを操作し
てください。
この場合、シフトロックシステム等の故障
が考えられますので、ただちにトヨタ販売
店で点検を受けてください。

アドバイス

Aタイプ

万一、シフトレバーが綟の位置からレバ
ー操作できないとき(センタードアが閉
まっていてもレバー操作できないとき等)
は、エンジン スイッチからキーを抜き、
以下の操作を行ってください。

珈シフトロック解除ボタンカバーの切り欠

きに、キーを挿し込みカバーをはずす。

玳キーを、シフトロック解除ボタンの穴に

差し込み、シフトロック解除ボタンを押
しながらレバーを操作する。

シフトレバーが綟の位置からレバー操作
できないときは、シフトロックシステム等
の故障が考えられますので、ただちにトヨ
タ販売店で点検を受けてください。

アドバイス

Bタイプ

カバー

3.操作装置

120

オーバードライブ
スイッチ

オーバードライブ(O/D)スイッチ

オーバードライブをONにしておくと、
シフトレバーを綺の位置にして走行して
いるときに、6速ギヤ(オーバードライ
ブギヤ)にはいり、燃費性能と静粛性を
高めます。
スイッチを押すごとにONとOFFに切
り替わります。
●OFFのときオーバードライブOFF

表示灯(94ページ参照)が点灯しま
す。

■スイッチがONのとき

通常走行に適します。
●シフトレバーを綺の位置に し て 走行

中、6速ギヤにはいり、燃費性能と静
粛性を高めます。

■スイッチがOFFのとき

坂道走行に適します。
●下り坂では軽いエンジンブレーキが得

られます。

●上り坂では変速回数の少ないなめらか

な走行ができます。

1速固定スイッチ

シフトレバーを

の位置にして走行

しているときに、1速固定スイッチを押
すと1速ギヤにはいり、強めのエンジン
ブレーキがかかります。
スイッチを押すごとに「1速固定」と

「1・2速の自動変速」に切り替わります。

●1速固定中にはスイッチ内の作動表示

灯が点灯します。

●1速固定中にスイッチを押すと、作動

表示灯が消灯し、1速固定が解除され
ます。

作動表示灯

次の操作でも1速固定が解除されます。
●シフトレバーを

以外の位置にす

る。

●エンジン スイッチを“ LOCK ”の位

置にする。

アドバイス

3.操作装置

121

エンジンをかけるまえに

正しい運転姿勢をとります。
ペダルが確実に踏め、ハンドル操作
が楽にできるように、シートの位置
を調整してください。(46ページ参
照)

アクセルペダルの位置を確認します。

ブレーキペダルの位置を右足で確認
します。
踏み間違いを防ぐため、アクセルペ
ダルとブレーキペダルを右足で踏み、
その位置を確認し、足におぼえさせ
ておくことが重要です。

エンジン始動

パーキングブレーキがかかっている
ことを確認します。

シフトレバーが綟の位置にあること
を確認します。
緜でも始動できますが、安全のため
車輪が固定される綟で行ってくださ
い。

ブレーキペダルを右足で踏みます。

エンジンを始動します。

オートマチック車の特性

■クリープ現象

エンジンがかかっているとき、シフトレ
バーが綟緜以外の位置にあると、動力が
つながった状態になりアクセルペダルを
踏まなくてもゆっくりと動き出す現象を
クリープ現象といいます。

●エンジン始動直後やエアコン作動時お

よび排出ガス浄化装置作動時など、自
動的にエンジンの回転があがり(アイ
ドルアップ)、クリープ現象が強くな
ることがありますので、ブレーキペダ
ルはしっかりと踏んでください。

●渋滞や狭い場所での移動は、クリープ

現象を利用し、アクセルペダルを踏ま
ずにブレーキ操作のみで速度を調節す
るとスムーズに行えます。

■キックダウン

走行中にアクセルペダルをいっぱいに踏
み込むと、自動的に低速ギヤに切り替わ
り、エンジンの回転数が上昇して急加速
させることができます。
これをキックダウンといいます。

オートマチック車の運転のしかた

停車中は、平坦路であっても車が動かない
ようにブレーキペダルをしっかりと踏み、
必要に応じてパーキングブレーキをかけて
ください。

知 識

追い越し時の急加速や高速道路での合流が
楽に行えます。

知 識

●すべりやすい路面やカーブ走行中で

は、急激なアクセルペダルの操作は避
けてください。

3.操作装置

122

シフトレバー操作は、絶対にアクセルペ
ダルを踏み込んだまま行わないでくださ
い。車が急発進し、思わぬ事故につなが
り重大な傷害を受けるおそれがあり危険
です。

警 告

パーキングブレーキを解除します。

ブレーキペダルを徐々にゆるめてか
ら、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進します。
マニュアル車では、発進時のスピー
ド調節を半クラッチ操作と併用して
行いますが、オートマチック車では、
アクセル操作のみで行いますのでア
クセル操作は慎重に行ってください。

発 進

ブレーキペダルを右足でしっかり踏
みシフトレバーを操作します。
ブレーキペダルをしっかり踏んでい
ないとクリープ現象により、車が動
くことがあります。
とくにエンジン始動直後やエアコン
作動時などはクリープ現象が強くな
るため、よりしっかりとブレーキペ
ダルを踏んでください。

走 行

■通常走行

シフトレバーを綺の位置にしたまま走行
します。アクセルとブレーキの操作だけ
で、加速・減速します。

■急加速

アクセルペダルをいっぱいに踏み込みま
す。キックダウンし、急加速します。

■上り坂走行

上り坂でスピードを保つためにアクセル
ペダルを踏み込んでいくと、意に反して
キックダウンし、急にエンジン回転が上
がることがあります。このようなときは、
あらかじめシフトレバーを笘にしておく
と、エンジン回転数の変化が少ない、な
めらかな走行ができます。

■下り坂走行

シフトレバーが綺のままでスピードが出
す ぎ る と き は 、 坂 道 に 応 じ て 笘 ま た

にいれエンジンブレーキを併用

します。
オーバードライブスイッチをOFFに
することによっても軽いエンジンブレ
ーキが得られます。フットブレーキを
使いすぎると、ブレーキの効きが悪く
なるおそれがあります。

急な坂道では、1速固定スイッチを使用す
ると低速で登板、降坂をスムーズに行えま
す。

アドバイス

■上り坂の発進

シフトレバーの位置を目で確認しま
す。

アクセルペダルをゆっくり踏みます。

車が動き出す感触を確認してから、
パーキングブレーキを解除し、発進
します。

3.操作装置

123

シフトレバーを緜の位置にしたままで走行
するとトランスミッションの故障の原因と
なるおそれがあります。

アドバイス

●走行中にはシフトレバーを緜の位置にし

ないでください。緜にすると、エンジン
ブレーキがまったく効かないため思わぬ
事故につながるおそれがあります。

●前進で走行中はシフトレバーを緘にいれ

ないでください。車輪がロックして思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。ま
た、トランスミッションに無理な力が加
わり、故障の原因となるおそれがありま
す。

●ブレーキペダルはアクセルペダルと同じ

右足で操作してください。左足でのブレ
ーキ操作は、緊急時の反応が遅れるなど
思わぬ事故につながるおそれがあります。

注 意

坂道などでは、シフトレバーを綺、笘また

の位置にいれたまま惰性で後退し

たり、緘にいれたまま惰性で前進すること
は絶対にやめてください。
エンストして、ブレーキの効きが悪くなっ
たり、ハンドルが重くなったりして、思わ
ぬ事故や故障の原因となるおそれがありま
す。

警 告

アクセルペダルとブレーキペダルを同時に
踏んだり、上り坂でシフトレバーを綺の位
置のままアクセルをふかしながら止まらな
いでください。トランスミッションが過熱
し、故障の原因になります。

停 車

シフトレバーを綺の位置にしたままブ
レーキペダルをしっかり踏みます。
エアコンは温度変化により断続的に
作動します。作動中は自動的にアイ
ドルアップし、クリープ現象が強く
なりますので、車が動き出さないよ
うにとくに注意してください。

必要に応じてパーキングブレーキをか
けます。
上り坂の停車はクリープ現象で前へ進
もうとする力よりも、車が後退しよう
とする力の方が大きくなり、車が後退
することがあります。
ブレーキペダルを踏み、しっかりとパ
ーキングブレーキをかけてください。

停車時間が長くなりそうなときは、
シフトレバーを綟または緜の位置に
いれます。

停車中の空ふかしはしないでください。
シフトレバーが綟緜以外の位置にはいっ
ていると車が急発進し、思わぬ事故につ
ながり重大な傷害を受けるおそれがあり
危険です。

警 告

停車後再発進するときはシフトレバーが
綺の位置にあることをしっかり確認して
から、発進してください。

アドバイス

3.操作装置

124

駐 車

車を完全に止めます。

ブレーキペダルを踏んだまま、パー
キングブレーキを確実にかけます。

シフトレバーを綟の位置にいれます。
駐車時には必ず綟にあることを確認
してください。

エンジンを止めます。
車を離れるときは必ずエンジンを停
止してください。

エンジンをかけたままにしておくと、万一、
シフトレバーが綟以外の位置にはいっていた
場合、クリープ現象で車がひとりでに動き出
したり、誤ってアクセルペダルを踏み込んだ
とき、急発進するおそれがあります。

注 意

車輪が完全に止まらないうちに、シフト
レバーを綟の位置にいれないでください。
トランスミッションに無理な力がかかり、
故障の原因となるおそれがあります。

アドバイス

走行状態に応じてサスペンションの硬さ
と車高を自動的に制御する装置です。

縁石乗り上げ時、脱輪時、ジャッキアッ
プ時、レッカー車等で車両を持ち上げて
けん引してもらうときなどは、必ずエン
ジンを止めてください。エンジン スイッ
チを“ ON ”の位置のままにしておく
と、車高がかわり思わぬ事故につながる
おそれがあります。

エアサス作動警告灯

エンジン スイッチを“ ON ”の位置に
すると点滅し、数秒後に消灯します。
エンジン回転中、4輪エアサスペンショ
ンシステムに異常があると点滅します。

駐停車するときは、ルーフと建物などとの
すき間には十分注意してください。人の乗
りおりや荷物の積みおろしなどで車高が変
化し、ルーフを建物などにぶつけるおそれ
があります。

注 意

エンジン回転中に点滅したときは、装置の
異常が考えられます。ただちにトヨタ販売
店で点検を受けてください。

アドバイス

警 告

印はグレード等により装着の有無が異なります。

4輪エアサスペンション

4

快適装備

4

125

空調 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 126

エアコンインデックス . … 126
吹き出し口(フロント) . 127
吹き出し口(リヤ) . . 129
オートエアコン . . . 132
マニュアルエアコン . . 136
エアフィルター . . . 140
ルーフベンチレーター . … 141
換気扇 . . . . . 141

オーディオ ‥‥‥‥‥‥‥ 142

オーディオインデックス . 142
オーディオの上手な使い方 … 144
アンテナ . . . . … 146
AUX端子/USB端子 . 146
CDプレーヤー

一体AM/FMラジオ . 148

標準マイク . . . . 169
マイクアンプ . . . … 170
リヤモニター . . . … 171

室内装備 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 176

サンバイザー/お客様表示板 . 176
室内灯 . . . . . 176
スポットランプ . . . 177
時計 . . . . . … 177
シガレットライター . . 178
灰皿 . . . . . … 178
カップホルダー . . . 179
カードケース . . . … 180
シートアンダートレイ . … 180
床洗い用水抜き穴 . . … 181
ロープフック . . . … 181
ラゲージルーム

セパレーター . . . 182

セパレーターカーテン . … 183
冷蔵庫 . . . . . 184
カーテン . . . . … 187
フロアマット . . . … 188

4.快適装備

126

エアコンインデックス

吹き出し口(フロント). . . . . . . . . 127ページ

●吹き出し口の調整 . . . . . . . . . . . …127ページ
●吹き出し口表示と使用目的 . . . . . . . . . …128ページ

吹き出し口(リヤ)

. . . . . . . . . 129ページ

●吹き出し口の調整 . . . . . . . . . . . …129ページ
●吹き出し口表示と使用目的 . . . . . . . . . …130ページ

オートエアコン

. . . . . . . . . . 132ページ

●通常の使い方 . . . . . 133ページ
●フロントガラスの曇りを取るには …133ページ
●各スイッチの使い方 . . . …134ページ

マニュアルエアコン

. . . . . . . . . 136ページ

●フロントガラスの曇りを取るには …137ページ
●各スイッチ・レバーの使い方 . …137ページ

エアフィルター

. . . . . . . . . . 140ページ

ルーフベンチレーター

. . . . . . . . …141ページ

換気扇

. . . . . . . . . . . . 141ページ

空調

印はグレード等により装着の有無が異なります。

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