Toyota Land Cruiser Prado (2018 year). Instruction japanese — part 4
47
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
※
ヘッドレストと子供専用シートが干渉して子供専用シートが正しく取り付
けられない場合、ヘッドレストの取りはずしが可能なときは、ヘッドレス
トを取りはずしてください。
子供専用シートの装着に際しては子供専用シートの取り扱い説明書もご確認くださ
い。
表に記載されていない子供専用シートを使用する場合は、子供専用シート製造業者
または販売業者にご相談ください。
ISOFIX 子供専用シートのリスト
質量グループ
サイズ
等級
固定具
ISOFIX 子供専用シート カテゴリー
O(10kg まで)
E
ISO/R1
トヨタ純正 NEO
G-Child ISO BABY
準汎用
E
ISO/R1
トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg
準汎用
O+(13kg まで)
E
ISO/R1
トヨタ純正 NEO
G-Child ISO BABY
準汎用
E
ISO/R1
トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg
準汎用
D
ISO/R2
C
ISO/R3
Ⅰ(9 ∼ 18kg)
B
ISO/F2
トヨタ純正 NEO
G-Child ISO leg
準汎用
B1
ISO/F2X
A
ISO/F3
48
1-1. 安全にお使いいただくために
■
ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーについて
この車に標準装備されている ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーは、
ECE R44 に適合している子供専用シートの取り付け専用です。それ以外のもの
を使用することはできません。
■
子供専用シートの選択、使用について
●
お子さまに最適な子供専用シートについては、子供専用シート製造業者、また
は販売業者にご相談ください。
●
お子さまが成長し、適切にシートベルトが着用できるようになるまでは、お子
さまに合った子供専用シートを使用してください。
●
体が十分に大きく、子供専用シートが不必要なお子さまは、セカンドシート、ま
たはサードシート(7 人乗り車のみ)に乗せて車のシートベルトを使用してく
ださい。
■
シートベルトで取り付けるタイプの子供専用シートの選択について
「シート位置別子供専用シート適合性一覧表」(
→
P. 44)を参照し、子供専用
シートを取り付け可能な位置と、対応する子供専用シートの種類(記号)をご確
認の上、適したものを選択してください。
■
ECE R44 適合の ISOFIX 対応子供専用シートの選択について
「シート位置別子供専用シートの適合性一覧表」
(
→
P. 46)を確認して、適切な
シートを選択してください。
お子さまの体重から、該当する「質量グループ」を確認する
(例 1):体重が 12kg の場合、質量グループは「0+」になります。
(例 2):体重が 15kg の場合、質量グループは「Ⅰ」になります。
サイズ等級を選択する
手順
で確認した「質量グループ」から該当するサイズ等級を確認します。
※
(例 1):質量グループが「0+」の場合、サイズ等級は「C」・「D」・「E」が該
当します。
(例 2):質量グループが「Ⅰ」の場合、サイズ等級は「A」
・
「B」
・
「B1」
・
「C」
・
「D」が該当します。
※
ただし、該当のサイズ等級でも適合性一覧表の「車両 ISOFIX 位置」に「×」
と記載されているものは選択できません。また、「IL1」・「IL2」と記載されて
いる場合は、「ISOFIX 子供専用シートのリスト」(
→
P. 47)で指定されてい
る製品を使用してください。
知識
1
2
1
49
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
子供専用シートに表示されているマーク/
ラベルを確認して、基準に適合したシート
であることを確認する
汎用(ユニバーサル)子供専用シートに
は、次に示すマーク・ラベル類が表示され
ています。
※
※
表示されている位置・記号などは、商品に
より異なります。
ISOFIX 対応子供専用シートであること
を示す表示
サイズ等級が示されています。(表示さ
れる文字は、製品により異なります)
手順
で確認したサイズ等級に適合し
ているものを選択してください。
汎用(ユニバーサル)子供専用シートの
認可マーク
UNIVERSAL は汎用品の認可であるこ
とをあらわし、併せて、対象となるお子
さまの体重の範囲が記載されています。
トップテザー(
→
P. 51)を示すマーク
商品の取り付け装置の位置により、意匠
は異なります。
3
1
2
2
3
50
1-1. 安全にお使いいただくために
■
ISOFIX 対応子供専用シートの種類(サイズ等級別)
■
助手席に子供専用シートを取り付けるとき
やむを得ず助手席に子供専用シートを取り付ける場合には、助手席シートを次の
ように調整し、子供専用シートを前向きに取り付けてください。
■
キャリコットについて
キャリコットは横向きに取り付けることのできるベビーシートのことです。
詳しくは子供専用シート製造業者、または販売業者におたずねください。
A-ISO/F3
全高前向き幼児用チャイルドシート
B-ISO/F2
低型前向き幼児用チャイルドシート
B1-ISO/F2X
低型前向き幼児用チャイルドシート
(B-ISO/F2 と別形状のもの)
C-ISO/R3
大型後向き幼児用チャイルドシート
D-ISO/R2
小型後向き幼児用チャイルドシート
E-ISO/R1
後向き乳児用チャイルドシート
F-ISO/L1
左向き位置用チャイルドシート(キャリコット)
G-ISO/L2
右向き位置用チャイルドシート(キャリコット)
●
背もたれを直立状態にする
●
シートをいちばんうしろにさげる
警告
■
子供専用シートを使用しない場合
●
子供専用シートを使用しないときであっても、シートに適切にしっかりと取り
付けた状態にしてください。ゆるめた状態で客室内に置くことは避けてくださ
い。
●
子供専用シートの取りはずしが必要な場合は、車両からはずして保管するか、
ラゲージルーム内に容易に動かないように収納してください。
51
1-1. 安全にお使いいただくために
1
安全・安心のために
チャイルドシートの取り付け
シートベルトによる取り付け
(→ P. 52)
ISOFIX 対応チャイルドシート固定
専用バー(→ P. 54)
セカンドシートの外側席に装備されて
います。
(固定専用バーが装備されてい
ることを示すタグがシートに付いてい
ます)
トップテザーアンカー(→ P. 56)
テザーベルトを固定するときに使いま
す。
トップテザーアンカーはセカンドシート
のそれぞれの座席に装備されています。
シートベルトを正しく着用できない小さなお子さまを乗せるときは、
チャイルドシートをお使いください。お子さまの安全のために、チャイ
ルドシートはセカンドシート、またはサードシート(7 人乗り車のみ)
に取り付けてください。
取り付け方法は、必ず商品付属の取り扱い説明書に従ってください。
テザーベルト
トップテザーアンカー
52
1-1. 安全にお使いいただくために
背もたれの角度を調整する
X
セカンドシート(5人乗り車)
チャイルドシートをセカンドシー
トに取り付けるときは、レバーを引
きながら、背もたれをいっぱいまで
前に起こします。(→ P. 124)
X
セカンドシート(7人乗り車)
チャイルドシートをセカンドシー
トに取り付けるときは、レバーを引
きながら、いったん背もたれを前に
倒し、一段目の固定位置まで起こし
ます。(→ P. 124)
X
サードパワーシート
チャイルドシートをサードシート
に取り付けるときは、
の上側
を押して、背もたれをいっぱいまで
うしろに倒します。(→ P. 124)
シートベルトで固定する
1
53
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
ヘッドレスト位置の指定の有無を確認する(→ P. 44)
チャイルドシートを取り付ける際に、ヘッドレストの操作が必要なシートの場合
は、表の指示に従ってヘッドレストの位置を調整してください。
ヘッドレストの操作については P. 139 を参照してください。
チャイルドシートにシートベル
トを取り付け、プレートをバック
ルに “ カチッ” と音がするまで
挿し込む。ベルトがねじれていな
いようにする
チャイルドシートに付属の取り扱い説
明書に従い、シートベルトをチャイル
ドシートにしっかりと固定させてくだ
さい。
チャイルドシートにシートベルト
の固定装置が備っていない場合
は、ロッキングクリップ(別売)
を使用して固定する
ロッキングクリップの購入にあたって
は、トヨタ販売店にご相談ください。
(ロッキングクリップ品番:
73119-22010)
取り付け後はチャイルドシートを前後左右にゆすり、しっかりと固定さ
れていることを確認してください。
2
3
4
54
1-1. 安全にお使いいただくために
背もたれの角度を調整する
X
セカンドシート(5人乗り車)
チャイルドシートをセカンドシー
トに取り付けるときは、レバーを引
きながら、背もたれをいっぱいまで
前に起こします。(→ P. 124)
X
セカンドシート(7人乗り車)
チャイルドシートをセカンドシー
トに取り付けるときは、レバーを引
きながら、いったん背もたれを前に
倒し、一段目の固定位置まで起こし
ます。(→ P. 124)
ヘッドレストをいちばん上まで
上げる
図は 7 人乗り車で代表しています。
ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バー&トップテザーアンカーで
固定する
1
2
55
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
固定専用バーの位置を確認する
X
5人乗り車
固定専用バーはシートクッション
の奥にあります。
X
7人乗り車
固定専用バーはカバーの下側にあ
ります。
図は 7 人乗り車で代表しています。
チャイルドシートをシートに取
り付ける
チャイ ルドシートの 取り付け金 具を
チャイルドシート固定専用バーに取り
付けます。
取り付け方法は、それぞれのチャイル
ドシー トに付属の取 り扱い説明 書に
従ってください。
3
4
56
1-1. 安全にお使いいただくために
フタを開けて、トップテザーアン
カーにフックを固定し、テザーベ
ルトを締める
テザーベルトをピンと張り、フックが
しっかり固定されていることを確認し
ます。
取り付けたチャイルドシートを
前後左右にゆすり、固定されてい
ることを確認する
5
6
警告
■
チャイルドシートについて
●
事故や急停止の際、効果的にお子さまを保護するために、必ずお子さまの年齢
や体の大きさに合ったシートベルトまたはチャイルドシートを使用してくだ
さい。お子さまを腕の中に抱くのはチャイルドシートのかわりにはなりませ
ん。事故の際、お子さまがフロントウインドウガラスや乗員、室内の装備にぶ
つかり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
お子さまの年齢や体の大きさに合ったチャイルドシートを使用して、セカンド
シートまたはサードシート(7人乗り車のみ)に取り付けてください。
●
チャイルドシートに座らせている場合でも、ドア・シート・フロントピラー・
センターピラー・リヤピラー・ルーフサイドレール付近にお子さまの頭や体の
どの部分ももたれかけさせないようにしてください。SRS エアバッグがふく
らんだ場合、大変危険であり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につな
がるおそれがあります。
●
チャイルドシートによっては、取り付けができない、または取り付けが困難な
場合があります。必ずチャイルドシートに付属の取り扱い説明書をよくお読み
の上、確実に取り付け、使用方法をお守りください。使用方法を誤ったり、確
実に固定されていないと、急ブレーキや衝突時などに、重大な傷害におよぶ
か、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
57
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
警告
■
チャイルドシートを取り付けるとき
●
お子さまをシートベルトで遊ばせないでください。万一、ベルトが首に巻き付
いた場合、窒息など重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれ
があります。
誤ってそのような状態になってしまい、バックルもはずせない場合は、ハサミ
などでシートベルトを切断してください。
●
シートベルトのプレートとバックルが固定されていて、ベルトがねじれていな
いか確認してください。
●
チャイルドシートを前後左右にゆすって、しっかり固定されているか確認して
ください。
●
チャイルドシートを固定したあとは、シートを調整しないでください。
●
運転席とチャイルドシートが干渉し、チャ
イルドシートが正しく取り付けられない
場合は、助手席側のセカンドシートに取り
付けてください。
●
助手席シートとチャイルドシートが干渉
しないように、助手席シートを調整してく
ださい。
58
1-1. 安全にお使いいただくために
警告
■
チャイルドシートを取り付けるとき
●
やむを得ず助手席にチャイルドシートを取り付ける場合には、チャイルドシー
トをうしろ向きに取り付けないでください。
うしろ向きに取り付けていると、事故などで助手席 SRS エアバッグがふくらん
だとき、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
助手席側のサンバイザーに、同内容のラベルが貼られています。併せて参照し
てください。
●
やむを得ず助手席に前向きにチャイルド
シートを取り付ける場合には、助手席シー
トをいちばんうしろに下げて取り付けて
ください。
助手席 SRS エアバッグはかなりの速度と
力でふくらむので、お守りいただかない
と、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。
59
1-1. 安全にお使いいただくために
安全・安心のために
1
警告
■
チャイルドシートを取り付けるとき
●
ジュニアシートを使用している場合は、肩部ベルトが常にお子さまの肩の中心
にくるようにしてください。ベルトを首から離すと共に肩から落ちないように
してください。お守りいただかないと、事故や急ブレーキの際に重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーを使用するときは、周辺に障害物
がないか、シートベルトが挟まっていないかなどを確認してください。
注意
■
トップテザーアンカーについて
使用しないときはフタを確実に閉めてください。開けたままにしておくとフタ
が破損するおそれがあります。
●
セカンドシート右側席にチャイルドシー
トを取り付けたときはセカンドシート中
央席に座らないでください。シートベルト
とチャイルドシートが干渉しシートベル
トが正しく着用できず、急ブレーキや衝突
の際に、重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
60
1-1. 安全にお使いいただくために
排気ガスに対する注意
排気ガスには吸引すると人体に有害な物質が含まれています。
警告
排気ガスには無色・無臭で有害な一酸化炭素(CO)が含まれているため、次のこ
とを必ずお守りください。
お守りいただかないと、排気ガスが車内に侵入し、多量の排気ガスが眠気を招き
事故の原因となるほか、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。
■
走行中の留意事項
バックドアを閉じてください。
バックドアが閉じているのに車内で排気ガス臭がするときは、ドアガラスを開
けて空気を入れかえ、すみやかにトヨタ販売店で点検整備を受けてください。
■
駐車するとき
●
車庫内など換気が悪い場所や囲まれた場所では、エンジンを停止してくださ
い。
●
長時間エンジンが作動したままにしないでください。
やむを得ないときは、開かれた場所に車を停め、排気ガスが車内に入ってこな
いことを確認してください。
●
降雪時や雪が積もった場所では、エンジンが作動したままにしないでくださ
い。まわりに積もった雪で排気ガスが滞留して、車内に侵入するおそれがあり
ます。
■
排気管について
排気管は定期的に点検する必要があります。排気管等の腐食などによる穴や亀
裂、および継ぎ手部の損傷、また、排気音の異常などに気付いた場合は、必ず
トヨタ販売店で点検を受けてください。
(ディーゼル車は、P. 192 の注意も併せて参照してください)
61
1-2. 盗難防止装置
1
安全・安心のために
エンジンイモビライザーシステム
エンジンスイッチを OFF にすると、
システムの作動を知らせるために
インジケーターが点滅します。
登録されたキーを携帯し、エンジンス
イッチをアクセサリーモードまたはイ
グニッション ON モードにするとシス
テムが解除され、インジケーターが消
灯します。
■
メンテナンスについて
エンジンイモビライザーシステムのメンテナンスは不要です。
■
システムが正常に作動しないとき
●
キーが金属製のものに接したり、覆われているとき
●
キーが他の車両のセキュリティシステム用キー(信号発信機内蔵キー)と重なっ
ているときや接近しているとき
キーに信号発信機が内蔵してあり、あらかじめ登録されたキー以外では
エンジンを始動できません。
車両から離れる場合は、車内にキーを残さないでください。
知識
注意
■
エンジンイモビライザーシステムを正常に作動させるために
システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しな
いおそれがあります。
62
1-2. 盗難防止装置
オートアラーム
オートアラームとは、侵入を検知した場合に音と光で警報する機能です。
オートアラームを設定すると、次のような状況でオートアラームが作動
します。
●
施錠されたドアまたはバックドアガラスが、スマートエントリー&ス
タートシステム・ワイヤレスリモコンを使わずに解錠されたり、開け
られたとき
●
ボンネットが開けられたとき
※
T-Connect をご利用のお客様へは、オートアラームが作動した場合、メー
ルや電話でお知らせすることができます。
詳しくは、別冊「ナビゲーションシステム取扱書/サービスの使い方/マ
イカー Security」を参照してください。
全ドア・ボンネット・バックドアガ
ラスを閉め、すべてのドアを施錠
※
します。
30 秒以上経過すると自動的に設定
されます。
オートアラームが設定されるとインジ
ケータ ーは点灯から 点滅にかわ りま
す。
※
メ カ ニ カ ル キ ー で 施 錠 し た 場 合、
オー トア ラーム はセ ットさ れませ
ん。
次のいずれかを行ってください。
●
スマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコンで
ドアを解錠する
●
エンジンスイッチをアクセサリーモードまたはイグニッション
ON
モードにするか、エンジンを始動する(数秒後に解除・停止します)
オートアラームとは
オートアラームを設定する
オートアラームの設定を解除・作動を停止する
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