Toyota Crown Comfort (2014 year). Instruction japanese — part 14
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
知識
■
燃料冷却システムについて
燃料冷却システムを作動させるためには、ファン調整ダイヤルとエアコン調整
ダイヤルを OFF 以外の位置にしてください。燃料冷却システムはエンジン始動
と同時に作動させると LPG タンク内の温度の上昇を防ぎます。
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5-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは
この車両には、スペアタイヤが搭載されています。パンクしたタイヤ
を、備え付けのスペアタイヤと交換してください。(タイヤについて
の詳しい説明は、P. 158 を参照してください)
■ ジャッキで車体を持ち上げる前に
● 地面が固く平らな場所に移動する
● パーキングブレーキをかける
● シフトレバーを P に入れる
● エンジンを停止する
● 非常点滅灯を点滅させる
■ 工具とジャッキの搭載位置
※
エンジンオイルフィルター交換時に使用してください。(
o
P. 235
)
BTO52AE022
スペアタイヤ
ラゲージマット
ホイールナット
レンチ
輪止め
ジャッキハンドル
ジャッキ
工具袋
ビニールホース
※
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ジャッキの取り出し方
ラゲージマットの左側をめくる
締める
ゆるめる
格納するときは、ジャッキと固定具
がかみ合うよう、確実に固定してく
ださい。
スペアタイヤの取り出し方
止め具を取りはずし、タイヤを取
り出す
ス ペ ア タ イ ヤ を 出 し 入 れ す る と き
は、タイヤの両端をしっかりと持っ
て出し入れしてください。
(スペアタ
イヤ単体重量:約 20kg)
固定具
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5-2. 緊急時の対処法
パンクしたタイヤの交換
輪止めをする
フルホイールキャップをはずす
(フルホイールキャップ装着車)
傷が付くのを防ぐため、図のように布
などを巻いて保護してください。
ナットを少し(約 1 回転)ゆるめる
パンクしたタイヤ
輪止めの位置
前輪
左側
右側後輪うしろ
右側
左側後輪うしろ
後輪
左側
右側前輪前
右側
左側前輪前
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位置
にしっかりかける
タ イ ヤ が 地 面 か ら 少 し 離 れ る ま
で、車体を上げる
ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす
タイヤを直接地面に置くときは、ホ
イールの意匠面に傷が付かないよう
意匠面を上にします。
A
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5-2. 緊急時の対処法
タイヤの取り付け
ホイール接触面の汚れを拭き取る
ホイール接触面がよごれていると、走
行中にナットがゆるみ、タイヤがはず
れるおそれがあります。
タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナットを
仮締めする
ナットのテーパー部がホイールの
シート部に軽くあたるまでまわす
車体を下げる
シート部
テーパー部
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
図の番号順でナットを 2、3 度しっ
かり締め付ける
締め付けトルク:
103 N・m (1050 kgf・cm)
フルホイールキャップを取り付け
る(フルホイールキャップ装着車)
タイヤのバルブ ( 空気口 ) に切り欠き
を合わせてフルホイールキャップを
確実に取り付けます。
すべての工具・ 輪止め・ジャッキ・パンクしたタイヤを収納する
知識
■
スペアタイヤについて
空気圧を必ず点検してください。(
oP. 237)
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5-2. 緊急時の対処法
警告
■
ジャッキの使用について
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して死亡またはけがにつながるおそれが
あります。
次のことをお守りください。
●
ジャッキはタイヤ交換、タイヤチェーン取り付け、取りはずし以外の目的で
使用しない
●
備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため他の車に
使ったり、他の車のジャッキをお客様の車に使わない
●
ジャッキセット位置に正しくジャッキがかかっていることを確かめる
●
ジャッキで支えられている車の下に体を入れない
●
ジャッキで支えられている状態で、エンジンをかけたり走らせない
●
車内に人を乗せたまま車を持ち上げない
●
車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを載せない
●
車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない
●
車の下にもぐり込んで作業する場合はジャッキスタンドを使用する
車両を下げる際は特に、ご自身や周囲の人がけがをしないよう注意してくださ
い。
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
警告
■
タイヤ交換について
けがを負う危険を減らすため、次のことを必ずお守りください。
●
ホイールキャップは直接手をかけて取らない
取り扱いには十分注意してください。けがをするおそれがあります。
●
走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれない
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているため、タイ
ヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。
●
ホイールの交換後は、すぐに 103 N・m(1050 kgf・cm)の力でナットを
締める
●
タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
●
ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異常が
ある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける
●
ナットを取り付けるときは、必ずテーパー部を内側にして取り付ける
(
oP. 160)
●
約 1,000km 走行したあとに、再度ナットを締め付けてゆるみがないことを確
認する
上記のことをお守りいただかないと、ナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、
死亡や重傷を負う事故につながるおそれがあります。
■
スペアタイヤを収納するときは
ボデーとスペアタイヤとのあいだに、指を挟まないように注意してください。
■
スペアタイヤを使用するときは
お客様のお車専用になっているため、他の車には使用しないでください。
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5-2. 緊急時の対処法
注意
■
パンクしたままの走行について
タイヤがパンクした状態で走行を続けないでください。
短い距離の運転でも、タイヤとホイールが修理できないほどの損傷になります。
■
ホイールキャップを取りはずすときは
ホイールナットレンチ以外は使わないでください。ホイール、ホイールキャッ
プが損傷するおそれがあります。
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
エンジンがかからないときは
正しいエンジンのかけ方(
oP. 84)に従ってもエンジンがかからな
いときは、次のことをご確認ください。
■ スターターは正常にまわっているのにエンジンがかからない
場合
次の原因が考えられます。
● 燃料が入っていない可能性があります。
補給してください。
● メインバルブ、リターンバルブが閉まっている可能性がありま
す。メインバルブ、リターンバルブを開けてから、正しい手順
(
oP. 84)に従って、エンジンをかけてください。
● 燃料過流防止弁が作動している可能性があります。
(
oP. 85)
■ スターターがゆっくりまわる/室内灯・ヘッドライトが暗い/
ホーンの音が小さい、または鳴らない場合
次の原因が考えられます。
● バッテリーあがりの可能性があります。(oP. 220)
● バッテリーのターミナルがゆるんでいる可能性があります。
■ スターターがまわらない/室内灯・ヘッドライトが点灯しな
い/ホーンが鳴らない場合
次の原因が考えられます。
● バッテリーのターミナルがはずれている可能性があります。
● バッテリーあがりの可能性があります。(oP. 220)
処置のしかたがわからないとき、あるいは処置をしてもエンジンがかからない
ときは、トヨタ販売店にご連絡ください。
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5-2. 緊急時の対処法
シフトレバーがシフトできないときは
ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーがシフトできない場合、
シフトロックシステム(シフトレバーの誤操作を防ぐ装置)などの故
障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ただし一時的な処置として、次の方法でシフトレバーをシフトするこ
とができます。
パーキングブレーキをかける
エンジン スイッチを“ ACC ”にする
ブレーキペダルを踏む
シフトロック解除ボタンを押す
ボ タ ン を 押 し て い る あ い だ は レ
バーをシフトできます。
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
キーを無くしたときは
キーナンバーから、トヨタ販売店でトヨタ純正品の新しいキーを作る
ことができます。(
oP. 22)
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5-2. 緊急時の対処法
バッテリーがあがったときは
バッテリーがあがった場合、次の手順でエンジンを始動することがで
きます。
ブースターケーブルのセットと 12V のバッテリー付き救援車があれ
ば、次の手順に従って、エンジンを始動させることができます。
バッテリーの+端子のカバーを
はずす
ツメを引きながら、カバーをはず
します。
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5-2. 緊急時の対処法
トラブルが起きたら
ブースターケーブルを次の順につなぐ
赤色のブースターケーブルを自車のバッテリーの+端子につ
なぐ
赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテ
リーの+端子につなぐ
黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につ
なぐ
黒色のブースターケーブルのもう一方の端をバッテリーから離
れた、未塗装の金属部(図に示すような固定された部分)につなぐ
救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間
自車のバッテリーを充電する
自車のエンジンをかける
エンジン警告灯が点灯していないことを確認してください。
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5-2. 緊急時の対処法
知識
■
バッテリーあがり時の始動について
この車両は、押しがけによる始動はできません。
■
バッテリーあがりを防ぐために
●
エンジンがかかっていないとき(Stop & Start 作動中を除く)は、ライ
トやエアコンの電源を切ってください。
●
渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくだ
さい。
■
バッテリーがあがったときは
コンピューターに記憶されている情報が消去されます。バッテリーがあがった
ときはトヨタ販売店で点検を受けてください。
自車のエンジンが始動したら、ブースターケーブルをつない
だときと逆の順ではずす
ブースターケーブルをはずしたあとは、バッテリーの + 端子のカバー
をもとにもどしてください。
十分に暖機し、エンジンの回転数を確認する
エアコン調整ダイヤルが OFF のとき:
約 600 ∼ 700rpm であることを確認してください。
ファン調整ダイヤルとエアコン調整ダイヤルが
OFF 以外のとき:
約 600 ∼ 800rpm であることを確認してください。
ファン調整ダイヤルとエアコン調整ダイヤルの操作を繰り返し
ても、すぐに上記回転数に落ち着くことを確認してください。
エンジンがかかっても、早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。
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