Toyota Aqua (2017 year). Instruction japanese — part 24
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
いったん、ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルームに
収納する
タイヤ内のパンク補修液を均等に広げるために、ただちに約5 km、安
全に走行する(速度 80km/h 以下)
走行後、ボトルのホースから空気
逃がしキャップを取りはずし、再
度応急修理キットを接続する
コンプレッサーのスイッチを約
5秒間 “ON” にし、“OFF”
にしてから空気圧を確認する
空気圧が 130 kpa (1.3
kg/cm
2
) 未満の場合:応急
修理できません。トヨタ販売
店にご連絡ください。
空気圧が 130 kpa (1.3
kg/cm
2
) 以上、指定空気圧
未満の場合:
へ
空気圧が指定空気圧(→ P.411)の場合:
へ
コンプレッサーのスイッチを “ON” にして指定空気圧まで空気を充
填し、再度約5 km 走行後にあらためて
から実施する
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6
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1
2
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3
23
22
20
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7-2. 緊急時の対処法
ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける
空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液が漏れ、お車が汚れる可
能性があります。
ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルームに収納します
急ブレーキ、急加速、急ハンドルを避け、慎重に 80km/h 以下で運転
してトヨタ販売店へ行きます
タイヤの修理・交換についてはトヨタ販売店にご相談ください。
■
空気を入れすぎてしまったときは
タイヤからボトルのホースを取りはずす
ボトルのホースから空気逃がしキャップを取りはずし、ホースを再接続する
応急修理キットのスイッチを “ON” にして数秒間経過後、スイッチを “OFF”
にして空気圧計を確認する
指定空気圧より低いときは、再度コンプレッサーのスイッチを “ON” にし、指
定空気圧になるまで空気を充填してください。
6
23
知識
ボトルのホース先端に空気逃がしキャッ
プをかぶせ、キャップの突起部をタイヤの
バルブに押しあて、空気を抜く
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1
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
応急修理後のタイヤのバルブについて
応急修理キットを使用したときは、タイヤのバルブを新品に交換してください。
■
応急修理キットの点検について
パンク補修液の有効期限の確認は定期的に行ってください。
有効期限はボトルに表示されています。
有効期限がきれたパンク修理液は使用しないでください。応急修理キットによる
修理が正常にできない場合があります。
■
応急修理キットについて
●
応急修理キットは自動車タイヤの空気充填用です。
●
パンク補修液には有効期限があります。有効期限はボトルに表示されています。
有効期限がきれる前に新しいボトルに交換してください。交換についてはトヨ
タ販売店にご相談ください。
●
パンク補修液ボトル1本でタイヤ1本を1回応急修理できます。使用したパン
ク補修液の交換は、トヨタ販売店にご相談ください。コンプレッサーは、繰り
返し使用できます。
●
外気温度が -30° ∼ 60°C のときに使用できます。
●
応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや他の用途には使用しないでください。
●
パンク補修液が衣服に付着するとシミになる場合があります。
●
パンク補修液がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などで速やかに拭き取ってください。
●
応急修理キット作動中は大きな音がしますが故障ではありません。
●
タイヤ空気圧の点検や調整には使用しないでください。
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7-2. 緊急時の対処法
警告
■
応急修理キットについて
●
応急修理キットはラゲージルームに収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。
●
応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
■
パンク補修液について
●
誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。
●
もし目に入ったり、皮膚に付いたりした場合には、水でよく洗い流してくださ
い。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
パンクしたタイヤを応急修理するときは
●
車両を安全で平坦な場所に停止させてください。
●
走行直後、ホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のホイールやブレーキまわりは高温になっている可能性があるため
手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。
●
タイヤを車両に取り付けた状態で、バルブとボトルのホースをしっかりと接続
してください。ホースの接続が不十分な場合、空気が漏れたり、パンク補修液
が飛散したりするおそれがあります。
●
パンク補修液注入中にボトルのホースが外れると、圧力でホースが暴れ大変危
険です。
●
空気充填後は、ボトルのホースを取りはずすときや空気を抜くときにパンク補
修液が飛散する場合があります。
●
作業手順に従って応急修理を行ってください。
手順どおりに行わないとパンク補修液が噴出する場合があります。
●
破裂の危険があるので応急修理キット作動中は補修中のタイヤから離れてく
ださい。タイヤに亀裂や変形が発生している場合、ただちにコンプレッサーの
スイッチを切り、修理を中止してください。
●
応急修理キットは長時間作動させるとオーバーヒートする可能性があります。
40 分以上連続で作動させないでください。
●
応急修理キットが作動すると部分的に熱くなります。使用中または使用後の取
り扱いには注意してください。ボトルとコンプレッサー接続箇所の金属部分は
特に熱くなるため、使用中または使用直後はふれないでください。
●
速度制限シールは指定位置以外に貼らないでください。ハンドルのパッド部分
などの SRS エアバッグ展開部に速度制限シールを貼ると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあります。
■
補修液を均等に広げるための運転について
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け
たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。
●
低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。
●
車がまっすぐ走行しなかったり、ハンドルをとられたりする場合は、運転を中
止し、次のことを確認してください。
・ タイヤを確認してください。タイヤがホイールから外れている可能性があ
ります。
・ 再度空気圧を測ってください。130 kPa (1.3 kg/cm
2
) 未満の場合はタ
イヤが大きなダメージを受けている可能性があります。
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7-2. 緊急時の対処法
注意
■
応急修理をするときは
●
タイヤに刺さった釘やねじを取り除かずに応急修理を行ってください。 取り
除いてしまうと、応急修理キットでは応急修理ができなくなる場合がありま
す。
●
応急修理キットに防水機能はありません。降雨時などは、水がかからないよう
にして使用してください。
●
砂地などの砂埃の多い場所に直接置いて使用しないでください。砂埃などを吸
い込むと、故障の原因になります。
■
応急修理キットについて
●
応急修理キットは DC12 V 専用です。他の電源での使用はできません。
●
応急修理キットにガソリンがかかると劣化するおそれがあります。ガソリンが
かからないようにしてください。
●
応急修理キットは砂埃や水を避けて収納してください。
●
応急修理キットはラゲージルームに収納し、お子さまが誤って手をふれないよ
うご注意ください。
●
分解、改造などは絶対にしないでください。また、空気圧計などに衝撃を与え
ないでください。故障の原因になります。
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P に入れる
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 321)
パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)
パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。
(タイヤについての詳しい説明は P. 292 を参照ください)
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
ジャッキで車体を持ちあげる前に
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7-2. 緊急時の対処法
※
ジャッキハンドル・ホイールナットレンチ・けん引フック
工具とジャッキ位置
フロアボード
工具袋
※
応急用タイヤ
ジャッキ
1
2
3
4
375
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
ジャッキの使用について
ジャッキの取り扱いを誤ると、車両が落下して重大な傷害におよぶか最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
次のことをお守りください。
●
ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない
●
備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車両
に使ったり他の車両のジャッキをお客様の車に使用したりしない
●
ジャッキセット位置に正しくジャッキがかかっていることを確かめる
●
ジャッキで支えられている車両の下に体を入れない
●
ジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動させたり走ら
せない
●
車内に人を乗せたまま車両を持ちあげない
●
車両を持ちあげるときは、ジャッキの上または下にものを載せない
●
車両を持ちあげるときは、タイヤ交換できる高さ以上にあげない
●
車両の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する
●
車両を下げる際は特に、ご自身や周囲の人がけがをしないよう注意してくださ
い。
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7-2. 緊急時の対処法
助手席シートをいちばん前に移
動する
ツメを内側につまみ、手前に引い
て、カバーを取りはずす
ジャッキを取り出す
締まる
ゆるむ
ジャッキの取り出し方
1
2
3
1
2
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7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
フロアボードを取りはずす
クッションを取りはずし、留め具
を取りはずす
応急用タイヤの取り出し方
1
2
警告
■
応急用タイヤを収納するときは
ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。
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7-2. 緊急時の対処法
輪止め
※
をする
※
輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。
ホイールキャップをはずす
(スチールホイールのみ)
傷が付くのを防ぐため、ホイールナッ
トレンチの先端に布などを巻いて保護
してください。
ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める
スチールホイール装着車は、ナットを
ゆるめる前にホイールキャップがはず
れていることを確認してください。
パンクしたタイヤの交換
1
パンクしたタイヤ
輪止めの位置
前輪
左側
右側後輪うしろ
右側
左側後輪うしろ
後輪
左側
右側前輪前
右側
左側前輪前
2
3
379
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位
置にしっかりかける
タイヤが地面から少し離れるま
で、車体をあげる
ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす
タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの意匠面に傷が付かないよう意
匠面を上にします。
4
5
6
380
7-2. 緊急時の対処法
警告
■
タイヤ交換について
●
走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているためタイ
ヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。
●
次のことをお守りいただかないとナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
・ ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディ
スクホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれが
あります。
オイルやグリースがねじ部についている場合は拭き取ってください。
・ ホイールの交換後は、すぐに 103 N・m(1050 kgf・cm)の力でナッ
トを締める
・ タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
・ ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異
常がある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける
・ ナットを取り付けるときは、必ずテーパー部を内側にして取り付ける。
(→ P. 295)
381
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ホイール接触面の汚れを拭き取
る
ホイール接触面が汚れていると、走行
中にナットがゆるみ、タイヤがはずれ
るおそれがあります。
応急用タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナット
を仮締めする
スチールホイールから応急用タ
イヤにかえるときは、ナットの
テーパー部がホイールのシート
部に軽くあたるまでまわす
アルミホイールから応急用タイ
ヤにかえるときは、ナットのテー
パー部がホイールのシート部に
軽くあたるまでまわす
車体を下げる
応急用タイヤの取り付け
1
2
シート部
テーパー部
シート部
テーパー部
3
382
7-2. 緊急時の対処法
図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける
締め付けトルク:
103 N・m (1050 kgf・cm)
すべての工具・ジャッキ・パンクしたタイヤを収納する
■
応急用タイヤについて
●
タイヤの側面に TEMPORARY USE ONLY と書かれています。応急用にのみ
使用してください。
●
空気圧を必ず点検してください。(→ P. 411)
■
応急用タイヤを装着しているとき
標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなっています。
■
雪道・凍結路で前輪がパンクしたときは
後輪を応急用タイヤと交換する
パンクした前輪をはずした後輪と交換する
タイヤチェーンを前輪に装着する
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