Toyota Pixis Mega (2016 year). Instruction japanese — part 8
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
パワースライドドア (ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
105
各部の開閉と各部の調整
パワースライドドア
(ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
オプション/グレード別装備
パワースライドドアについて
●
スライドドアの警告および注意もお守りください。
(スライドドア→ 100 ページ)
●
乗降するときは、必ずパワースライドドアを全開にしてください。
●
パワースライドドアが完全に閉まらない状態で走行しないでください。車内の方や荷物が車
外に放り出されるなど、思わぬ事故につながるおそれがあるため、ただちに安全な場所に停
車するか、ドアハンドルやスイッチ操作により、スライドドアを完全に閉めてください。
●
パワースライドドアを自動開閉するときは、下記のことをお守りください。お守りいただかない
と、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
ドアを自動開閉するときは
●
お子さまには、パワースライドドアの開閉操作をさせないでください。
●
自動開閉している間は、同乗者や荷物など周囲の安全を十分に確認して注意してくださ
い。特にお子さまには気をつけてください。
●
ブレーキを確実にかけて、車が完全に停止している状態で行ってください。
●
自動開閉中に警報ブザーが鳴り、ドアが途中で緊急停止したときは、周囲の安全を十分
に確認して停止原因を解消し、すみやかに開閉操作をしてください。坂道などの傾斜地
の場合、停止したドアが断続的に傾斜方向に動き出すおそれがあります。
●
エンジン停止中に、パワースライドドアを途中で停止させたまま放置しないでください。スイッ
チやドアハンドルの操作で途中停止した場合は、約 3 分後(挟み込みで停止した場合は
約 30 分後)にブザーが鳴り、停止保持状態を解除して手動状態になるため、坂道など
の傾斜地の場合、停止したドアが断続的に傾斜方向に動き出すおそれがあります。
傾斜地では
●
パワースライドドアを開ける場合は、全開にして静止していることを確認してください。全開
でないと、不意に動き出すおそれがあります。
●
急な傾斜地ではパワースライドドアを開閉しないでください。自動開閉を完了できずに途中
で反転作動するおそれがあります。
タイヤ交換や洗車機を使用するときは
●
パワースライドドアメインスイッチを“OFF”にしてください。
“ON”にしていると、誤ってスラ
イドドアハンドルやワンタッチスイッチなどに触れ、スライドドアが動き出すおそれがあります。
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
106
●
スライドドアの側面部のセンサーを刃物などの鋭利なもので傷つけないでください。センサー
が切断されると自動で閉めることができなくなります。また、自動で閉めているときにセンサー
が切断されると、パワースライドドアはただちに停止します。
センサー
●
エンジン停止時の自動開閉中に、エンジンを始動しないでください。パワースライドドアが正
常に作動しなくなる場合があります。
●
eco IDLE によるアイドリングストップ中にパワースライドドアを作動させると、エンジンが再始
動することがあります。しっかりとブレーキを踏み続けてください。
(eco IDLE(エコアイドル)→ 266 ページ)
ドアが凍結しているときは
●
パワースライドドアが開閉可能かを手動で確認してから自動開閉操作をしてください。凍結し
たまま操作を繰り返すと、故障の原因になります。
●
車外または車内のドアハンドルによる自動開操作の際、ドアハンドル操作が不十分な場合
にパワースライドドア後端付近で「ガコッ」と音がしてブザーが約 10 秒間鳴ることがありま
すが、故障ではありません。もう一度ドアハンドルを引くと、パワースライドドアが正常に作
動します。
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
パワースライドドア(ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
107
各部の開閉と各部の調整
パワースライドドアの自動開閉
ワンタッチスイッチやドアハンドル、リモコンを使って開閉することができます。
車外のドアハンドルによる自動開閉
❶
❷
ワンタッチスイッチ
ドアハンドル
❶
:ワンタッチスイッチを押して開閉する
●
ドア施錠時
電子カードキーを携帯し、キーフリーシ
ステムの作動範囲内でワンタッチスイッ
チを押すとすべてのドアが解錠し、スラ
イドドアが自動で開きます。
(作動範囲→ 80 ページ)
●
ドア解錠時
電子カードキーを携帯していなくてもワ
ンタッチスイッチを押すことでスライド
ドアを開けることができます。
❷
:ドアハンドルを引いて開閉する
●
ロックが解除するまで確実にドアハン
ドルを引きます。
●
自動開閉作動中にワンタッチスイッチ、またはドアハンドルを操作するとブザーが鳴り、作動
が停止します。
もう一度ワンタッチスイッチ、またはドアハンドルを操作すると、スライドドアは反対方向に作
動します。
●
ワンタッチスイッチでドアを施錠することはできません。
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
108
車内のドアハンドルによる自動開閉
❷
❶
インナーハンドル
車両前方
❶
:開く
❷
:閉じる
●
ロックが解除するまで確実にインナー
ハンドルを引きます。
●
チャイルドセーフティが施錠状態になっているときは、インナーハンドルでスライドドアを開くこ
とはできません。
●
自動開閉作動中にドアハンドルを操作するとブザーが鳴り、作動が停止します。
リモコン操作による自動開閉
❶
❷
❶
:助手席側パワースライドドアを開閉する
❷
:運転席側パワースライドドアを開閉する
●
スイッチを長押しします。
●
自動開閉作動中にスイッチを押すとブ
ザーが鳴り、作動が停止します。
もう一度スイッチを長押しすると、スライド
ドアが全開します。
●
パワースライドドアが途中まで開いた状態
から閉じる場合は、ドアを全開にした後に
スイッチを長押ししてください。
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
パワースライドドア(ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
109
各部の開閉と各部の調整
パワースライドドアスイッチによる自動開閉
❶
❸
❷
❹
❶
:開ける(助手席側)
❷
:閉じる(助手席側)
❸
:開ける(運転席側)
❹
:閉じる(運転席側)
●
スイッチを長押しします。
●
自動開閉作動中に再度スイッチを押すと
ブザーが鳴り、作動が停止します。
●
スイッチを押している時間が短いと自動開
閉できません。
●
パワースライドドアメインスイッチが“OFF”
のときにパワースライドドアスイッチを押す
と、ブザーが“ピピッ”と鳴り、パワース
ライドドアが作動しないことをお知らせしま
す。
(パワースライドドアメイン
スイッチ→ 111 ページ)
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
110
予約ロック機能
スライドドアが開いている状態で、あらかじめ全ドアの施錠を予約する機能です。次の操作
をすると、スライドドア以外のすべてのドアが施錠され、スライドドアが閉まると同時にスラ
イドドアも施錠されます。
▼
予約ロック方法
1
スライドドア以外のすべてのドアを閉じる
2
スライドドアの自動閉作動中に、電子カードキーで施錠操作を行う
●
アンサーバックでお知らせします。(ブザーと非常点滅灯の点滅が 1 回)
(リモコン操作→ 92 ページ)
3
スライドドアが閉まると同時に施錠される
●
アンサーバックでお知らせして、予約ロックが完了します。(ブザーと非常点滅灯の
点滅が 1 回)
●
予約ロックをしてスライドドアが自動閉作動中に、キーフリーシステムで解錠したり、挟み込
み防止機能が働くなどの停止操作が行われたりすると、予約ロック機能を解除してすべての
ドアが解錠されます。
●
アンサーバックでお知らせします。(ブザーと非常点滅灯の点滅が 2 回)
●
予約ロックをしてスライドドアが自動閉作動中に、運転席側ドアのロックレバーを解錠方向
へ操作したり、エンジンスイッチを“ACC”にしたりすると、予約ロック機能を解除してすべ
てのドアが解錠されます。
●
アンサーバックのお知らせはありません。
●
予約ロック機能使用時、施錠操作をしたあとに、電子カードキーを車内に戻すと、車内に
電子カードキーが閉じ込められることがあります。予約ロック機能を使用するときは、必ず電
子カードキーを携帯した状態で行ってください。
●
車から離れるときは、すべてのドアが閉まり施錠されたことを確認してください。
●
ドアのリクエストスイッチでは、予約ロックはできません。
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
パワースライドドア(ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
111
各部の開閉と各部の調整
パワースライドドアを使用するときは
パワースライドドアメインスイッチを“ON”にします。
パワースライドドアメインスイッチ
❶
❷
オレンジ色
❶
:
ON
●
“ON”にすると、スイッチ上部にオレ
ンジ色のマークが表れます。
❷
:
OFF
パワースライドドアの作動について
●
パワースライドドアメインスイッチが
“OFF”
のときでもイージークローザーは作動します。
●
作動開始時にブザーが鳴ります。また、閉作動中はブザーが断続的に鳴ります。
●
パワースライドドアメインスイッチが“OFF”のときは、パワースライドドアは作動しませ
んが、車外または車内のドアハンドルにて手動で開閉できます。
パワースライドドア作動条件
パワースライドドアは、エンジンスイッチの位置に関係なく作動します。
以下の条件をすべて満たしているときに作動します。
●
パワースライドドアメインスイッチが“ON”の状態
●
フューエルリッドが閉まっているとき(左側パワースライドドア開閉時)
●
エンジンスイッチが“ON”のときは、車速が約 3km/h 以下で、次のいずれかの条件
を満たしているとき
●
シフトレバーが * レンジの位置
●
駐車ブレーキがかかっている
●
ブレーキペダルを踏んでいる
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
112
●
スライドドアが施錠された状態で、ワンタッチスイッチ以外の操作をしたときは、自動開作動
ができません。自動開作動の前に解錠してください。
●
ワンタッチスイッチは、解錠してドアを開くことはできますが、施錠することはできません。
●
エンジンスイッチが
“ACC”
または
“ON”
のときは、電子カードキーによる自動開閉はできません。
●
パワースライドドアメインスイッチが“ON”のとき、作動条件を満たしていない状態でパワー
スライドドアのドアハンドルを引いて手動で開けると、警報ブザーが鳴ります。その際、スラ
イドドアにブレーキをかけるためスムーズに動かないことがありますが、異常ではありません。
●
自動開閉中に作動条件を満たさなくなると、警報ブザーが鳴ることがあります。
●
下記のようなときは、パワースライドドアが作動しない場合があります。
●
バッテリーの電圧が低下しているとき
●
坂道などの傾斜地で駐車しているとき
●
以下の状態でワンタッチスイッチにバッグなどが当ってしまうと、スライドドアが自動で開くこと
があります。
●
施錠状態で電子カードキーを携帯しているとき
●
解錠状態のとき
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
パワースライドドア(ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
113
各部の開閉と各部の調整
挟み込み防止機構
センサー
パワースライドドアの自動開閉作動中に、
挟み込みを検知したドアを少し反転作動し
た後に途中で停止させる機構です。
次のような場合に作動します。
●
自動で閉めているときに、パワースライド
ドアの前端部にあるセンサーが、異物な
どの挟み込みを検知したとき
●
自動開閉中に異物を挟み込むなどして、
ドアに一定以上の負荷がかかったとき
●
挟み込み防止機構を故意に作動させようとして、体の一部を挟んだりしないでください。
●
パワースライドドアが自動開閉している間は、同乗者など周囲の安全を十分に確認し、手・
頭・首などを挟まないように十分に注意してください。特にお子さまには気をつけてください。
●
全開直前または全閉直前の位置では、挟み込み防止機構が作動しない領域があります。
●
挟まれる異物の形状、硬さ、挟まれ方によっては、異物を検知できずに挟み込み防止機
構が作動しないことがあります。
●
センサーに手などを強く触れたままにしていると、自動閉作動ができません。
●
挟み込みを検知してスライドドアが途中で停止しているときは、電子カードキーのリモコン操
作による自動開閉ができません。
●
挟み込みを検知したドアが反転作動している間に再度挟み込みを検知すると、即停止しま
す。
▼
自動開閉ができないときは
停止したパワースライドドアのドアハンドルを引いて、全閉にしてください。
●
手動で全閉にする際は、ドアにブレーキをかけるためスムーズに動かないことがありますが、
異常ではありません。
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
114
初期設定
パワースライドドアが全閉していない時に、ヒューズ切れやバッテリーあがりが起きたとき
は、パワースライドドアの初期設定をしてください。
▼
初期設定のしかた
パワースライドドアのドアハンドルを引いて全閉にすると、初期設定が完了します。
●
手動で全閉にする際は、ドアにブレーキをかけるためスムーズに動かないことがありますが、
異常ではありません。
●
パワースライドドアが初期設定されていないと、下記の機能が作動しません。
●
パワースライドドアの自動開閉
●
挟み込み防止機構
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
パワースライドドア(ワンタッチオープン・予約ロック機能付)
115
各部の開閉と各部の調整
自動開閉中の緊急停止について
以下のような状態になると、警報ブザーが鳴り、ドアが途中で緊急停止します。
●
パワースライドドアメインスイッチを“OFF”にした
●
フューエルリッドを開いた(左側パワースライドドア開閉時)
●
自動開作動中に車速約3km/h 以上になった
▼
緊急停止後に自動開閉を再開するには
停止したパワースライドドアのドアハンドルを引いて、全閉にしてください。
●
自動開閉中にパワースライドドアメインスイッチを“OFF”にしたり、フューエルリッドを開いた
りしたときやセンサーなどが故障したときは、警報ブザーが鳴り、スライドドアが途中で緊急
停止して、約 3 秒間停止を継続します。その後、坂道などの傾斜地の場合、停止したド
アが断続的に傾斜方向に動き出すおそれがあるため、周囲の安全を十分に確認して停止
原因を解消し、すみやかに開閉操作をしてください。
●
自動開作動中に車速が約3km/h 以上になったときは、警報ブザーが鳴り、ドアが途中で
緊急停止して、そのまま停止し続けます。車内の方や荷物が車外に放り出されるなど、思
わぬ事故につながるおそれがあるため、ただちに安全な場所に停車するか、ドアハンドルや
スイッチ操作により、スライドドアを完全に閉めてください。
●
手動で全閉にする際は、ドアにブレーキをかけるためスムーズに動かないことがありますが、
異常ではありません。
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
116
バックドア
走行するときは
●
走行中はバックドアを閉じてください。開けたまま走行すると、ドアが車外のものに当たった
り、荷物が道路に落下したりするなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。また、
排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害や死亡につながるおそれがあり危険です。走
行する前に必ずバックドアが閉まっていることを確認してください。
●
走行前はバックドアを軽くゆすり、ドアが確実に閉まっていることを確認してください。走行
中に突然ドアが開き、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
荷室には絶対に人を乗せないでください。急ブレーキをかけたときや衝突したときなどに、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり危険です。
お子さまを乗せているときは
●
お子さまにはバックドアの開閉をさせないでください。不意にドアが動いたり、閉めるときに頭
をぶつけたり、首や手を挟んだりするなどして、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。
●
荷室でお子さまを遊ばせないでください。誤って閉じ込められた場合、熱射病になるなどして
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
バックドア
117
各部の開閉と各部の調整
バックドアを開閉するときは
●
バックドアの開閉や荷物の出し入れをするときは、下記のことをお守りください。ドアで頭を
ぶつけたり、首や手を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。
●
バックドア周辺の安全を十分確認してください。
●
周りに人がいるときは、動かすことを知らせる「声かけ」をしてください。
●
バックドアのふちやその周辺に手をかけずに開閉してください。
●
バックドアは必ず全開で静止させてください。開け方が不十分だと、ドアが不意に閉まるお
それがあります。
●
バックドアを閉めるときは自分や周りの人の指などを挟まないよう、十分に注意してください。
●
強風時の開閉には注意してください。風にあおられて、ドアが勢いよく開いたり閉じたりする
おそれがあります。
●
傾斜地での開閉には注意してください。平坦な場所よりもバックドアが開閉しにくかったり、
急にドアが閉じたり開いたりするおそれがあります。ドアを開けたときは必ず全開で静止して
いることを確認してください。
●
バックドアを開ける前に、ドアに貼りついた雪や氷などの重量物を取り除いてください。開い
たあとに重みでドアが閉まるおそれがあります。
●
エンジンをかけたまま荷物の出し入れをするときは、排気管の後方に立たないでください。排
気熱でやけどをするおそれがあります。
●
バックドアを支えているダンパーステーを持ってドアを閉めたり、ぶら下がったりしないでくださ
い。手を挟んだり、ステーが破損したりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
●
バックドアにトヨタ純正用品以外のアクセサリーを取り付けないでください。ドアの重量が極
端に重くなると、開けた時にステーが支えきれなくなり、不意にドアが閉まるおそれがあります。
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
118
ダンパーステーについて
●
バックドアには、ドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられています。ステーの破損
や作動不良を防ぐため、下記のことをお守りください。
●
ステーに手をかけたり、横方向の力を加えたりしないでください。
●
ビニール片、ステッカー、粘着材などの異物をロッド部(メッキの棒部)に付着させないで
ください。
ダンパーステー
ロッド部
●
繊維などの付着を防ぐため、ロッド部を軍手などで触らないでください。
ストライカーバーについて
●
バックドアを閉めるときはストライカーバーに異物がかみ込まないようにしてください。バーが
破損し、バックドアが閉まらなくなるおそれがあります。
ストライカーバー
各部の開閉と各部の調整
X 車体各部の開閉
XX
バックドア
119
各部の開閉と各部の調整
バックドアの施錠/解錠
以下の方法で施錠・解錠ができます。
●
キーレスエントリー
(キーレスエントリーによる施錠・解錠→ 90 ページ)
●
キーフリーシステム
(キーフリーシステムによる施錠・解錠→ 91 ページ)
●
キー(運転席ドア)
(車外からキーを使用した施錠・解錠→ 89 ページ)
●
パワードアロック
(パワードアロック→ 95 ページ)
バックドアを開けるときは
アウターハンドル
アウターハンドルを引いて、バックドアをゆっ
くりといっぱいまで持ち上げる
バックドアを閉めるときは
バックドアインナーハンドル
1
バックドアインナーハンドルを持ってバッ
クドアを途中までゆっくりと下げる
2
ハンドルから手を離して、バックドアを上
から手で押さえつけるように閉める
3
半ドアでないことを確認する
●
バックドアインナーハンドルで直接バックドアを閉めないでください。手や腕を挟み、けがをす
るおそれがあります。バックドアは、必ず外から押して閉めてください。
各部の開閉と各部の調整
車体各部の開閉
120
パワーウインド
けがや事故を防ぐために
●
パワーウインドは大変強い力で開閉しますので、開閉するときは、ほかの人の手・腕・頭・
首などを挟んだり巻き込んだりしないよう注意してください。重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあり危険です。
●
お子さまにパワーウインドの操作をさせないでください。開閉するとき、手・腕・頭・首など
を挟んだり巻き込んだりして、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれ
があり危険です。お子さまを乗せているときは、パワーウインド OFF スイッチを“OFF”にし
てください。
故障を防ぐために
●
以下のことをお守りください。お守りいただかないと、故障の原因となります。
●
運転席スイッチとほかのスイッチを同時に逆方向へ動かさない
●
ドアガラスを完全に開閉した状態でウインドスイッチを押し続けない
●
ガラスが凍りついて固着したような状態でウインドスイッチの“開”または“閉”を連続操作
しない
バッテリーあがりを防ぐために
●
パワーウインドの開閉はなるべくエンジン回転中に行ってください。
●
エンジンスイッチを“ON”にすると、運転席ドア側ウインドスイッチの照明が点灯します。
パワーウインドモーターの過熱保護機能について
●
パワーウインドモーターには、過熱保護機能を内蔵しています。パワーウインドモーターの負
荷が大きい状態が続いたときなどは、過熱保護機能が作動し一時的にパワーウインドが停
止することがあります。数十秒経過すると、通常どおり使用できるようになります。
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