Toyota Harrier (2018 year). Manual japanese — part 10

143

3

各部の操作

3-4. ハンドル位置・ミラー

補助確認装置

ミラーに映るおよその範囲

発進時またはごく低速時に、左側車両側面を確認するときに役立ちます。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

BTO34DP013

知識

身長・シートの位置により、確認できる範囲
は異なります。

ミラーの鏡面は固定式のため、鏡面を動かし
て確認できる範囲の調整をすることはでき
ません。

注意

補助確認装置について

補助確認装置の鏡面部に汚れが付着しているときは、やわらかい布などを使用
して汚れをふき取ってください。

車両直前・直左部や後方の確認は、直接確認するかインナーミラー・ドアミ
ラーなども併用し十分注意して行ってください。

144

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

パワーウインドウ

スイッチでドアガラスを開閉できます。

スイッチを操作すると、ドアガラスを次のように動かします。

閉める

自動全閉

開ける

自動全開

途中で停止するときは、スイッチを
反対側へ操作します。

スイッチを押すと運転席以外のド
アガラスが作動不可になります。

お子さまが誤ってドアガラスを開閉す
ることを防止できます。

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

ハイブリッドシステム停止後の作動

パワースイッチをアクセサリーモードまたは OFF にしたあとでも、約 45 秒間
はドアガラスを開閉できます。ただし、そのあいだに運転席ドアを開閉すると作
動しなくなります。

挟み込み防止機能

ドアガラスを閉めているときに、窓枠とドアガラスのあいだに異物が挟まると、
作動が停止し、少し開きます。

開閉のしかた

BTO35DP001

3

22

1

4

1
2
3
4

ウインドウロックスイッチ

知識

145

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

3

各部の操作

巻き込み防止機能

ドアガラスを開けているときに、異物がドア内に巻き込まれると作動が停止しま
す。

ドアガラスを開閉することができないとき

挟み込み防止機能や巻き込み防止機能が異常に作動してしまい、ドアガラスを開
閉することができないときは、開閉することができないドアのパワーウインドウ
スイッチで、次の操作を行ってください。

車を停止し、パワースイッチを ON モードの状態で、挟み込み防止機能や、巻き
込み防止機能が作動したあと約 4 秒以内に、パワーウインドウスイッチを「自
動全閉」の位置で引き続ける。または、

「自動全開」の位置で押し続けることで

ドアガラスを開閉することができます。

上記の操作を行ってもドアガラスが開閉できない場合、機能の初期化を次の手
順で実施してください。

パワースイッチを ON モードにする

パワーウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続け、ドアガラスを全
閉にする

いったんパワーウインドウスイッチから手を離して、再度パワーウインドウス
イッチを「自動全閉」の位置で約 6 秒以上引き続ける

パワーウインドウスイッチを「自動全開」の位置で押し続け、ドアガラスを全
開にしたあと、さらにスイッチを約 1 秒以上押し続ける

いったんパワーウインドウスイッチから手を離して、再度パワーウインドウス
イッチを「自動全開」の位置で約 4 秒以上押し続ける

再度、パワーウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続け、ドアガラ
スを閉めたあと、さらにスイッチを約 1 秒以上引き続ける

ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。
以上の操作を行っても反転して閉じ切らない、または全開にならない場合は、
トヨタ販売店で点検を受けてください。

ドアロック連動ドアガラス開閉機能

メカニカルキーでドアガラスを開閉できます。

(→ P. 413)

ワイヤレスリモコンでドアガラスを開閉できます。

(→ P. 98)

カスタマイズ機能での設定変更が必要です。(→ P. 440)

カスタマイズ機能

ドアロック連動ドアガラス開閉機能などの設定を変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 440)

1

2

3

4

5

6

146

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

ドアガラスを開閉するとき

運転者は、乗員の操作を含むすべてのドアガラス開閉操作について責任があり
ます。特にお子さまの誤った操作による事故を防ぐため、お子さまにはドアガ
ラスの操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれた
り巻き込まれたりするおそれがあります。
また、お子さまが同乗するときはウインドウロックスイッチを使用することを
おすすめします。(→ P. 144)

ワイヤレスリモコンやメカニカルキーを使ってドアガラスを操作するときは、
ドアガラスに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してくださ
い。
またお子さまには、ワイヤレスリモコンやメカニカルキーによる操作をさせな
いでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれたり巻き込まれたりす
るおそれがあります。

車から離れるときはパワースイッチを OFF にし、キーを携帯してお子さまも
一緒に車から離れてください。いたずらなどによる誤った操作により、思わぬ
事故につながるおそれがあります。

挟み込み防止機能

挟み込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・頭・首などを挟ん
だりしないでください。

挟み込み防止機能は、ドアガラスが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。指などを挟まないように注意してください。

巻き込み防止機能

巻き込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・服などを巻き込ま
せたりしないでください。

巻き込み防止機能は、ドアガラスが完全に開く直前に異物を巻き込むと作動し
ない場合があります。手・腕・服などを巻き込まないように注意してください。

ドアガラスを開閉するときは、乗員の手・
腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりし
ないようにしてください。特にお子さまへ
は手などを出さないよう声かけをしてく
ださい。

BTO35DP003

147

3

各部の操作

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

パノラマムーンルーフ

開ける

閉める

途中で停止するときは、スイッチを
もう一度押します。

チルトアップ(短押し)

パノラマムーンルーフをチルトアップ
すると、電動サンシェードがルーフの
半分の位置まで開きます。

途中で停止するときは、スイッチを
もう一度押します。

チルトダウン(長押し)

パノラマムーンルーフがチルトアップ
している状態のときに、チルトダウン
できます。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

頭上のスイッチでパノラマムーンルーフを開閉・チルトアップ/ダウン、
電動サンシェードを開閉できます。

電動サンシェードを開閉する

1
2

パノラマムーンルーフをチルトアップ/ダウンする

148

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

開ける

ス イ ッ チ を 押 す と、パ ノ ラ マ ム ー ン
ルーフ と電動サンシ ェードが開 きま
す。

チルトアップした状態からでも開くこ
とができます。

途中で停止するときは、スイッチを
もう一度押します。

閉める

スイッチを押すと、パノラマムーンルーフが閉じ、チルトアップの位置でいったん
停止します。
再度スイッチを押し続けることで、全閉にできます。

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

ハイブリッドシステム停止後の作動

パワースイッチをアクセサリーモードまたは OFF にしたあとでも、約 45 秒間
はパノラマムーンルーフ・電動サンシェードの操作ができます。ただし、そのあ
いだに運転席ドアを開閉すると作動しなくなります。

パノラマムーンルーフが開いているときにパノラマムーンルーフと電動サン
シェードの両方を閉じるには

電動サンシェードスイッチの “CLOSE” を押す(短押し)

電動サンシェードがルーフの半分の位置まで閉まった後、いったん停止し、パ
ノラマムーンルーフがチルトアップの位置まで閉まり、いったん停止します。

電動サンシェードスイッチの “CLOSE” を押す(長押し)

スイッチを押し続けて、パノラマムーンルーフを全閉します。

電動サンシェードスイッチの “CLOSE” を押す(短押し)

電動サンシェードが全閉します。

パノラマムーンルーフを開閉する

1

2

知識

1

2

3

149

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

3

各部の操作

挟み込み防止機能

次の操作中に異物の挟み込みを感知すると、作動が停止し少し開きます。

パノラマムーンルーフを閉めるとき、またはチルトダウンするとき

電動サンシェードを閉めるとき

パノラマムーンルーフ開警告ブザー

パワースイッチが OFF でパノラマムーンルーフが開いていると、運転席ドアを
開けて約 6 秒後にブザーが鳴り、メーター内のマルチインフォメーションディス
プレイにメッセージが表示されます。

パノラマムーンルーフが正常に閉まらないとき

次の操作を行ってください。

車を停止する

電動サンシェードスイッチの “CLOSE” 側を押し続ける

※1

パノラマムーンルーフが閉じ、再び開き、約 10 秒間停止します。

※2

その後再

び閉じ、チルトアップし、1 秒間停止します。チルトダウン後、いったん開いて
から閉じます。

パノラマムーンルーフが完全に閉まったことを確認し、電動サンシェードスイッ
チから手を離す

※1

途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。

※2

10 秒間停止したあとにスイッチから手を離すと、それ以降オート作動できな
くなります。その場合は、電動サンシェードスイッチの “OPEN” 側、また
は、“CLOSE” 側を押し続けてください。パノラマムーンルーフがチルトアッ
プし、1 秒間停止します。その後、チルトダウンし、いったん開いてから閉じ
ます。パノラマムーンルーフが完全に閉まったことを確認したら、スイッチか
ら手を離してください。

以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受け
てください。

電動サンシェードが正常に閉まらないとき

次の操作を行ってください。

車を停止する

パノラマムーンルーフを完全に閉める

電 動 サ ン シ ェー ド が 止 まっ て い る 状 態で、電 動 サ ン シェ ー ド ス イ ッチ の
“CLOSE” 側を 10 秒以上(電動サンシェードが完全に閉まるまで)押し続け

途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。

以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受け
てください。

1

2

3

1

2

3

150

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

補機バッテリーを脱着したときは

パノラマムーンルーフまたは、電動サンシェードを操作している途中や、操作直
後(約 2 秒以内)に補機バッテリーの脱着を行った場合、次の手順で初期化を
行ってください。

パワースイッチを ON モードにする

パノラマムーンルーフスイッチの “OPEN” 側を押し続けてパノラマムーン
ルーフ

・電動サンシェード

を全開にする

パノラマムーンルーフ・電動サンシェードが全開位置まで開き、その後わずか
に閉まる(閉じ方向に動く)まで、パノラマムーンルーフスイッチの “OPEN”
側を押し続ける

操作後、自動で開閉操作ができることを確認してください。
以上の操作を行っても自動で開閉操作ができない場合は、トヨタ販売店で点検を
受けてください。

カスタマイズ機能

パノラマムーンルーフ開警告の設定を変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 440)

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

電動サンシェードを開閉するときは

1

2

電動サンシェードを開閉するときは、乗員
の手・腕・頭・首を挟んだり巻き込んだり
しないように注意してください。

お子さまには、電動サンシェードの操作を
させないでください。
電動サンシェードに挟まれたり巻き込ま
れたりするおそれがあります。

BTO35DP007

151

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

3

各部の操作

警告

パノラマムーンルーフを開閉するときは

運転者は、パノラマムーンルーフの開閉操作について責任があります。特にお
子さまの誤った操作による事故を防ぐため、お子さまにはパノラマムーンルー
フの操作をさせないでください。お子さまや他の人がパノラマムーンルーフに
挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。
また、お子さまが同乗するときはウインドウロックスイッチを使用することを
おすすめします。(→ P. 144)

挟み込み防止機能

挟み込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・頭・首などを挟ん
だりしないでください。

挟み込み防止機能は、パノラマムーンルーフが完全に閉まる直前に異物を挟む
と作動しない場合があります。また、挟み込み防止機能は、スイッチを押し続
けた状態では作動しません。指などを挟まないように注意してください。

やけどやけがを防ぐために

ルーフの下側と電動サンシェードの隙間にはふれないでください。
手を挟んでけがをするおそれがあります。また、車を直射日光のあたる場所に長
時間駐車するとルーフの下側が熱くなるため、やけどをするおそれもあります。

パノラマムーンルーフを開閉や、チルトダ
ウンするときは、乗員の手・腕・頭・首を
挟んだり巻き込んだりしないように注意
してください。

車か ら離 れる ときは パワ ース イッチ を
OFF にし、キーを携帯してお子さまも一
緒に車から離れてください。いたずらなど
による誤った操作により、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。

BTO35DP008

152

3-5. ドアガラス・ ムーンルーフの開閉

注意

パノラマムーンルーフの損傷を防ぐために

開く前は、開口部付近に石や氷などの異物がないことを確認してください。

パノラマムーンルーフの表面・端面には、固いものをぶつけないでください。

パノラマムーンルーフが全開・全閉したあとにスイッチを押し続けないでくだ
さい。

洗車後や雨が降ったあとなどは

パノラマムーンルーフを開く前にルーフに付いた水をふき取ってください。そ
のまま開くと、車内に水が入るおそれがあります。

運転

153

4

4-1. 運転にあたって

運転にあたって . . . . . .. 154

荷物を積むときの注意. . ... 164

4-2. 運転のしかた

パワー(イグニッション)

スイッチ . . . . . . . ... 165

EV ドライブモード. . . . 171

トランスミッション. . . ... 174

方向指示レバー . . . . . .. 179

電動パーキングブレーキ. ... 180

ブレーキホールド . . . . .. 184

4-3. ランプのつけ方・

ワイパーの使い方

ランプスイッチ . . . . . .. 187

アダプティブハイビーム

システム . . . . . . . ... 190

オートマチック

ハイビーム . . . . . . ... 195

フォグランプスイッチ. . ... 200

ワイパー&ウォッシャー

(フロント). . . . . . ... 202

ワイパー&ウォッシャー

(リヤ). . . . . . . . ... 206

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方. . . . . ...208

4-5. 運転支援装置について

Toyota Safety Sense P ...212

PCS(プリクラッシュ

セーフティシステム). . ..218

LDA(レーンディパーチャー

アラート [ ステアリング
制御機能付き ]). . . . . 229

レーダークルーズ

コントロール

(全車速追従機能付き). . 239

クリアランスソナー . . . ...251

インテリジェント

クリアランスソナー . . . 262

運転を補助する装置 . . . ...274

4-6. 運転のアドバイス

ハイブリッド車運転の

アドバイス. . . . . . . 281

寒冷時の運転. . . . . . ...283

154

4-1. 運転にあたって

運転にあたって

→ P. 165

ブレーキペダルを踏んだまま、シフトレバーを D にする(→ P. 174)

パーキングブレーキを解除する(→ P. 181)

パーキングブレーキがオートモードのときは、シフトレバーを P 以外にしたとき
に、自動でパーキングブレーキが解除されます。(→ P. 180)

ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進する

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

必要に応じて、パーキングブレーキをかける

長時間停車する場合は、シフトレバーを P にします。(→

P. 174

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

パーキングブレーキをかけて(→ P. 181)、シフトレバーを P にする

(→ P. 174)

パワースイッチを押してハイブリッドシステムを停止する

電子キーを携帯していることを確認し、ドアを施錠する

坂道の途中で駐車をする場合は、必要に応じて輪止め

を使用してください。

輪止めはトヨタ販売店で購入することができます。

安全運転を心がけて、次の手順で走行してください。

ハイブリッドシステムを始動する

発進する

停車する

駐車する

1
2

3

1
2

1
2

3
4

155

4-1. 運転にあたって

4

運転

ブレーキペダルを踏んだまま、シフトレバーを D にする

パーキングブレーキスイッチを押して、手動でパーキングブレーキを
かける(→ P. 181)

ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏む

車が動き出す感触を確認したら、パーキングブレーキスイッチを引き、
パーキングブレーキを解除し発進する

上り坂発進について

ヒルスタートアシストコントロールが作動します。(→ P. 274)

燃費を良くする走り方

ハイブリッド車も急加速を控えるなど、通常のガソリン車と同様の心がけが必要
です。(→ P. 281)

雨の日の運転について

雨の日は視界が悪くなり、またガラスが曇ったり、路面がすべりやすくなった
りするので、慎重に走行してください。

雨の降りはじめは路面がよりすべりやすいため、慎重に走行してください。

雨の日の高速走行などでは、タイヤと路面のあいだに水膜が発生し、ハンドル
やブレーキが効かなくなるおそれがあるので、スピードは控えめにしてくださ
い。

ハイブリッドシステム出力の抑制について(ブレーキオーバーライドシステム)

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたとき、ハイブリッドシステ
ム出力を抑制する場合があります。

ブレーキオーバーライドシステム作動中は、マルチインフォメーションディス
プレイにメッセージが表示されます。(→ P. 380)

上り坂の発進のしかた

知識

1
2

3
4

156

4-1. 運転にあたって

急発進の抑制について(ドライブスタートコントロール)

次のような通常と異なる操作が行われた場合、ハイブリッドシステム出力を抑
制する場合があります。

・ アクセルペダルを踏み込んだまま、シフトレバーを操作した(R から D、D

から R、N から R、P から D、P から R)とき。

(D は S ポジションを含む)

この場合、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示され
ます。(→ P. 380)

・ 後退時にアクセルペダルを踏みすぎたとき。

ドライブスタートコントロールが作動していると、ぬかるみや新雪などか
らの脱出が困難な場合があります。そのようなときは、TRC の作動を停止

(→ P. 275)することにより、ドライブスタートコントロールが停止し、脱出

しやすくなります。

運転標識の取り付け

磁石式の初心運転者標識や高齢運転者標識などを樹脂バンパーやアルミ部分に
取り付けることはできません。

157

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

発進するとき

車が動き出すことによる事故を防ぐため、READY インジケーターが点灯して
いる状態で停車しているときは、常にブレーキペダルを踏んでください。クリー
プ現象で車が動き出すのを防ぎます。

運転するとき

踏み間違いを避けるため、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を十分把握
した上で運転してください。

・ アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むと、車が急発進して思わ

ぬ事故につながるおそれがあります。

・ 後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくな

ります。ペダル操作が確実にできるよう注意してください。

・ 車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアク

セルペダルが確実に踏めるようにしてください。

・ ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急

時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

ハイブリッド車は電気モーターでの走行時にエンジン音がしないため、周囲の
人が車両の接近に気が付かない場合があります。車両接近通報装置が ON で
も、周囲の騒音などが大きい場合は、車両の接近に気が付かないことがありま
すので、十分注意して運転してください。特に車両接近通報装置を OFF にし
ているときは、注意が必要です。

燃えやすいものの上を走行したり、可燃物付近に車を停めたりしないでくださ
い。
排気管や排気ガスは高温になり、可燃物が近くにあると火災になるおそれがあ
り危険です。

通常走行時は、走行中にハイブリッドシステムを停止しないでください。走行
中にハイブリッドシステムを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能で
すが、ハンドルの操作力補助がなくなり、ハンドル操作が困難になります。安
全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。
なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、P. 370
を参照してください。

急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。
フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキが過熱して正常に機能しな
くなります。(→ P. 174)

走行中はハンドル・シート・ドアミラー・インナーミラーの調整をしないでく
ださい。
運転を誤るおそれがあります。

158

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

運転するとき

すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてくださ
い。

オフロード走行をしないでください。
本格的なオフロード走行を目的とした 4WD 車ではありません。やむをえず
オフロード走行をするときは、慎重に運転してください。

すべりやすい路面を運転するとき

急ブレーキ・急加速・急ハンドルはタイヤがスリップし、車両の制御ができな
くなるおそれがあります。

急激なアクセル操作、シフト操作によるエンジンブレーキやエンジン回転数の
変化は、車が横すべりするなどして、思わぬ事故につながるおそれがあり危険
です。

水たまり走行後はブレーキペダルを踏んでブレーキが正常に働くことを確認
してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなったり、ぬ
れていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがあります。

シフトレバーを操作するとき

シフトレバーを前進側のシフトポジションに入れたまま惰性で後退したり、R
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。
思わぬ事故や故障の原因となるおそれがあります。

車両が動いているあいだは、シフトレバーを P に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入
れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

走行中にシフトレバーをN に入れると、ハイブリッドシステムの動力伝達が解
除され、エンジンブレーキが効かなくなります。

アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

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