Toyota Harrier (2018 year). Manual japanese — part 20
303
5
5-3. 収納装備
室内装備・機能
収納装備一覧
グローブボックス(→ P. 304)
ボトルホルダー (→ P. 306)
カップホルダー (→ P. 306)
小物入れ
(→ P. 304)
コンソール
ボックス
(→ P. 305)
警告
●
メガネ・ライターやスプレー缶を収納装備内に放置したままにしないでくださ
い。
放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれがあり危険です。
・ 室温が高くなったときの熱や、他の収納物との接触などにより、メガネが
変形やひび割れを起こす
・ 室温が高くなったときにライターやスプレー缶が爆発したり、他の収納物
との接触でライターが着火したりスプレー缶のガスがもれるなどして火災
につながる
●
収納装備を使わないときは、フタを必ず閉じてください。
急ブレーキ時などに、開いたフタに体があたったり、収納していたものが飛び
出したりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
1
2
3
4
5
304
5-3. 収納装備
フタを押す
レバーを引く
小物入れ
BTO53DP008
グローブボックス
BTO53DP002
カードホルダー
BTO53DP009
注意
カードホルダーには、カード以外のものを入れないでください。カードホルダー
が破損するおそれがあります。
305
5-3. 収納装備
5
室内装備・機能
ノブを持ち上げてロックを解除し
開ける
コンソールボックス
BTO53DP003
306
5-3. 収納装備
■
カップホルダー
X
フロント
フタを押す
X
リヤ
リヤアームレストを倒し、ボタン
を押す
■
ボトルホルダー
カップホルダー/ボトルホルダー
BTO53DP005
BTO53DP007
X
フロント
X
リヤ
BTO53DP010
BTO53DP011
307
5-3. 収納装備
5
室内装備・機能
■
リヤカップホルダーを収納するとき
アームレストを倒した状態で収納してください。アームレストを倒した状態にし
ないと、収納できません。
■
ボトルホルダーについて
●
ペットボトルのフタを必ず閉めてから収納してください。
●
ペットボトルの大きさ・形によっては収納できないことがあります。
知識
■
仕切りの取りはずし(フロントカップホル
ダー)
カップホルダー内を清掃するために、仕切り
を取りはずすことができます。
警告
●
カップホルダーにはカップや缶以外のものを置かないでください。また、フタ
を閉じているときでも、ものを収納しないでください。
急ブレーキや事故により落ちてけがをするおそれがあります。
●
やけどを防ぐために、カップホルダーに温かい飲み物を置くときはフタを閉め
てください。
注意
●
破損を防ぐためにリヤカップホルダーが出ている状態で、リヤアームレストを
格納しないでください。
●
ボトルホルダーには、ジュースなどが入っている紙コップ・ガラス製のコップ
などを収納しないでください。ジュースなどがこぼれたり、ガラス製品が割れ
たりするおそれがあります。
BTO53DP006
308
5-3. 収納装備
ラゲージルーム内装備
フックを使って荷物を固定するこ
とができます。
フックを起こして使用する
積荷ネットなどをかけるフックで
す。
デッキフック
警告
デッキフックを使用しないときは、けがをしないように、必ずもとの位置にも
どしておいてください。
ネットフック
309
5-3. 収納装備
5
室内装備・機能
X
前側
レバーを引き上げ、デッキボード
を持ち上げる
X
うしろ側
レバーを引き上げ、デッキボード
を持ち上げる
■
デッキボード(うしろ側)について
デッキアンダートレイ
知識
デッキアンダートレイの溝に立てることが
できます。
310
5-3. 収納装備
警告
■
デッキボードについて
●
デッキボードを開けたときは、走行前に必ずもとどおりに閉じておいてくださ
い。開けたまま走行すると、急ブレーキをかけたときなどにデッキボードや収
納していたものが飛び出し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
●
デッキアンダートレイには、転がりやすいものや、凹面からはみ出るようなも
のを置かないでください。
311
5
室内装備・機能
5-4. その他の室内装備の使い方
その他の室内装備
前方をさえぎるには、バイザーを
下ろす
側方をさえぎるには、バイザーを
下ろした状態でフックからはず
し、横へまわす
カバーをスライドして開ける
カバーを開けるとバニティミラーラン
プが点灯します。
サンバイザー
BTO54DP001
1
2
1
2
バニティミラー
BTO54DP002
注意
補機バッテリーあがりを防止するために、ハイブリッドシステムが停止した状
態で、長時間ランプを点灯しないでください。
312
5-4. その他の室内装備の使い方
ボタンを押して時刻を調整することができます。
“ 時 ” を調整する(H)
“ 分 ” を調整する(M)
“ 分 ” を 00 にする
※
(:00)
※
(例)1:00 ∼ 1:29 → 1:00
1:30 ∼ 1:59 → 2:00
■
時刻が表示されるとき
パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのとき
時計
1
2
3
知識
313
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
次の電気製品を使うときの電源としてお使いください。
アクセサリーソケット:
DC12V で最大電流 10A(最大消費電力 120W)以下の電気製品
※
アクセサリーコンセント:
AC100V で最大消費電力 1500W 以下の電気製品
※
電気製品の使用時は、車両に装着されているすべてのアクセサリーソケットの
合計で、最大消費電力が 120W 以下になるようにしてください。
■
アクセサリーソケット
X
小物入れ内
フタを開けて使用する
X
コンソールボックス内
フタを開けて使用する
アクセサリーソケット/アクセサリーコンセント
★
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
BTO54DP004
314
5-4. その他の室内装備の使い方
■
アクセサリーコンセント
フタを開けて使用する
●
メインスイッチ
ON にすると作動表示灯が点灯しま
す。
■
使用条件
X
アクセサリーソケット
パワースイッチがアクセサリーモード、または ON モードのとき
X
アクセサリーコンセント
READY インジケーターが点灯しているとき
■
アクセサリーソケットを使用するときは
接続する機器によっては、USB 接続端子
★
と同時に使用することができない場合
があります。
USB 接続端子については、別冊「ナビゲーションシステム取扱書」を参照して
ください。
BTO54DP006
知識
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
315
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
■
アクセサリーコンセントについて(アクセサリーコンセント)
●
使用する電気製品は、必ずAC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を
使用してください。規定容量をこえる電気製品を使用すると、AC 電源装置の保
護機能が働き、アクセサリーコンセントが使用できなくなります。
保護機能が働いたときに作動音がすることがありますが、異常ではありませ
ん。
●
メインスイッチを ON にした状態でアクセサリーコンセントに電気製品のプラ
グを挿入した場合、電気製品側の回路構成によっては大きな電流が流れること
があります。その場合、AC 電源装置の保護機能が働き、自動的にメインスイッ
チが OFF になることがありますが故障ではありません。電源プラグ挿入後、再
度メインスイッチを ON にして使用してください。
メインスイッチが OFF になる可能性がある電気製品:
IH 調理器など
●
消費電力が 1500W 以下であっても、使用中に瞬間的に大きな電流が流れる電
気製品を使用した場合など、AC 電源装置の保護機能が働き、電気製品が正常に
起動しない場合があります。
正常に起動しない可能性がある電気製品:
ブラウン管式テレビ・コンプレッサー式冷蔵庫・電気ポンプ・電動工具・IH
調理器・電子レンジなど
●
次のような機器を使用の際は注意してください。
・ タイマー設定する機器など AC 電源の出力が連続して必要な電気製品
(車両状態により一時的に AC 電源の出力が断たれることがあるため)
・ 電気毛布などの暖房機具
(車中で電気毛布などの暖房器具のみで暖を取る使用方法では、車両状態によ
り一時的に AC 電源の出力が断たれ、暖房器具の電源が切れてしまうことが
あるため)
・ コーヒーメーカー・電子レンジなど
(水平に設置しないと正常に作動しない場合があるため)
●
使用する電気製品によっては、ラジオやテレビに雑音が入ることがあります。
●
アクセサリーコンセントの電圧は、市販のテスターでは正常な電圧を計測でき
ません。電圧の確認が必要な場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
アクセサリーコンセントを使用中、リヤシートの下から冷却用ファンの音がす
ることがありますが、異常ではありません。
316
5-4. その他の室内装備の使い方
■
使用できないときは(アクセサリーコンセント)
メインスイッチの作動表示灯が消灯して、コンセントから AC 電源が出力されな
いとき、再度メインスイッチを ON にしても復帰しない場合は、保護機能が働い
ていることが考えられます。この場合は、まず次の処置を行ってください。
●
電気製品のプラグを抜き、消費電力が 1500W 以下になっているかどうかを確
認し、再度メインスイッチを ON にする
●
電気製品のプラグを抜き、製品自体が故障していないか確認して、再度メイン
スイッチを ON にする
●
マルチインフォメーションディスプレイで駆動用電池の残量を確認する
(→ P. 86)
残量表示の点灯が 1 つになっているようであれば、シフトレバーを P にして、
駆動用電池の残量を回復させ、再度メインスイッチを ON にしてください。
●
真夏の炎天下に放置した直後など、車内が高温になっている場合はエアコンを
使用するなどして、車内を十分に換気し、車内温度を下げ、しばらくしてから
再度メインスイッチを ON にする
以上の操作をしても、復帰しない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
寒冷地で使用するときは(アクセサリーコンセント)
外気温が− 15 ℃以下になるようなときは、駆動用電池を保護するため、数十分
間アクセサリーコンセントが使用できないことがあります。
この場合はエアコンを使用して車内を暖房し、駆動用電池を暖めてから使用して
ください。
■
駐車中・停車中に使用するときは(アクセサリーコンセント)
駆動用電池の残量が少なくなると、自動的にエンジンが始動し充電を行います。
一部の自治体では、駐車中または停車中にエンジンが始動した場合、アイドリン
グストップに関する条例にふれ罰則の適用を受けるおそれがあります。駐車中ま
たは停車中のアクセサリーコンセントの使用については、関係する自治体に確認
した上で、適切に使用してください。
■
アース線のある電気製品を使用するときは(アクセサリーコンセント)
ラゲージルームにあるコンセントを使用し、アース線を接続してください。
■
電源周波数について(アクセサリーコンセント)
工場出荷時の車両側電源周波数は、50Hz になっています。
電気製品によっては、電源周波数の切りかえ(50 / 60Hz)機能があるので、
車両と電気製品の電源周波数を一致させておいてください。
車両側電源周波数の切りかえが必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
317
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
警告
■
機器の誤作動を防ぐために(アクセサリーコンセント)
AC100V で最大消費電力が 1500W 以下であっても、次のような機器にはア
クセサリーコンセントを使用しないでください。機器が正常に作動しない場合
があり、思わぬ故障や事故の原因となって、重大な傷害を受けるおそれがあり
危険です。
●
医療機器(アクセサリーコンセント使用中、車両状態により一時的に AC 電源
の出力が断たれることがあるため)
●
計量器、計測器など(AC 電源電圧を基準にする機器の場合、計測精度が保証
できないため)
■
電気製品の使用について(アクセサリーコンセント)
●
走行中、次のような場合は、絶対に電気製品を使用しないでください。
また、電気製品を確実に固定できない状態で使用しないでください。思わぬ事
故の原因となって重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
・ 脇見運転など安全運転のさまたげになる場合(テレビ、ビデオ、DVD など)
・ 急ブレーキをかけたときや衝突したときなどに、固定の不完全な電気製品
の転倒、落下による事故や、発熱により火災、やけどなどのおそれがある
場合(トースター、電子レンジ、電熱器、ポット、コーヒーメーカーなど)
・ ペダルの下に電気製品が入り込み、ブレーキペダルが踏めなくなるおそれ
がある場合(ドライヤー、AC アダプター、マウスなど)
●
窓を閉めたまま、蒸気が出る電気製品を使用しないでください。ガラスが曇っ
て視界が悪化し、運転に支障が出るなど、思わぬ事故の原因となって重大な傷
害を受けるおそれがあり危険です。
また、他の電装品に悪影響を与えるおそれがあります。やむを得ず使用すると
きは、窓を開けて使用してください。
●
故障した電気製品は使用しないでください。アクセサリーコンセントが使用で
きなくなったり、感電するおそれがあります。
●
ぬれた手で電気製品のプラグを抜き挿ししたり、ピンなどをアクセサリーコン
セントに挿したりしないでください。感電するおそれがあり危険です。
また、コンセントに雨水、飲料水などや雪が付着した場合は、乾燥させてから
使用してください。
●
使用する電気製品に付属の取扱書や、製品に記載されている注意事項を必ずお
守りください。
318
5-4. その他の室内装備の使い方
警告
■
駐車中・停車中の使用について
「駐車中・停車中に使用するときは」
(→ P. 316)をお読みいただいた上で、次
のことを必ずお守りください。お守りいただかないと思わぬ事故につながるお
それがあり危険です。
●
パーキングブレーキをかけて、シフトレバーを P にしていることを確認してく
ださい。
●
電気製品を使用中に READY インジケーターが点灯した状態のまま車両から
離れないでください。
●
車庫内や雪が積もった場所などでは排気ガスが充満したり、滞留したりするお
それがあるため、絶対に使用しないでください。詳しくは、「排気ガスに対す
る注意」(→ P. 56)を参照してください。
●
状況によっては、自動的にエンジンが始動するため排気管付近に近付いたり、
荷物を置いたり、エンジンルーム内に顔や手などを近付けたりしないでくださ
い。
●
車外に電源コードを引いて使用する場合は、雨水の浸入などに注意してくださ
い。アクセサリーコンセントに雨水などが付着した場合は、乾燥させてから使
用してください。また、電源コードをドアなどに挟まないよう注意してくださ
い。
●
電気毛布などの暖房機具を使用して、車中で泊まることはやめてください。
車両状態により一時的にAC電源の出力が断たれ暖房器具の電源が切れてしま
うことがあるため、思わぬ事故の原因となるおそれがあり危険です。
●
アクセサリーコンセントは、照明機器などの電気製品と直接接続して使用する
ものであり、家屋などへ電気を供給する発電機として使用しないでください。
また、家屋などに設置されている非常時給電システム(外部電源と接続ができ
る専用設備、外部電源からの供給回路が電力会社からの電気配線と分離されて
いる設備など)に接続する場合は、当該システムの製造業者または販売業者に
ご相談ください。
■
アクセサリーコンセントについて
アクセサリーコンセントの改造や分解、修理などは絶対にしないでください。
また、絶対に車両搭載の AC100V インバーターを市販の AC インバーターに
組みかえないでください。思わぬ故障や事故の原因となって、重大な傷害を受
けるおそれがあり危険です。修理については、トヨタ販売店にご相談ください。
■
ショートや故障を防ぐために
挿し込み口に異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないように、使用し
ないときは、フタを閉めておいてください。
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